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川柳の授業(下)
いよいよ今度は一人で川柳を書いてみます。
その前に歌を歌います。久しぶりにしおちゃんマンのギターの伴奏です。
「みんなで作ろう」(作詞:山上路夫 作曲:いずみたく)の替え歌で、
♪川柳つくろう 川柳つくろう
♪とっても 「あるある」な
♪川柳つくろう
♪ヤヤ ヤンヤンヤン
♪ヤヤ ヤンヤンヤン
♪ヤヤ ヤンヤン ヤンヤン ヤン
ここで、川柳とは、「そうそう」「あるある」と思えることを書くんだよ、と教えました。3年生なので、この意味でいいと思っています。
以下、みんなで選んだ、3年1組の最初の川柳大賞です。
大賞
石ころを けってみたらば 犬の糞
金賞
タマゴッチ 自分の前で 売り切れる
銀賞
習い事 行きたくないのに 行かされる
銅賞
サンタさん みんなにあげる プレゼント
あるある賞
写真撮り キャップがついてて まっくらだ
いかがでしょうか。
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川柳の授業(上)
昨日、川柳の授業に挑戦してみました。本当は高学年の課題なのですが、経験上、中学年の子でもとてもするどい川柳を書くのです。
1)宿題で、5文字(あえて文字数で。「音節」は後で指導)の言葉を15個考えてくる。
2)五七五ゲームをする。
<ルール>
・教師が「上五」を考えておく。しかし子どもたちにはまだ見せない。
・子どもたちがグループごとに一つ、「下五」(座五)を発表する。
・教師が考えていた「上五」を発表する
・「上五」と「下五」を、「中七」で上手につなげられたグループに得点が入る。
<例>
・教師は「さびしそう」という「上五」を考えておき、かくしておく。
・グループごとに「下五」を発表する。
[ランドセル][ドラえもん]…等々。
・教師が「上五」の「さびしそう」を発表。ここで盛り上がる。(笑)
・グループで、自分たちで考えた「下五」と、「さびしそう」がつながるように「中七」を考える。
「さびしそう つかわれていない ランドセル」
「さびしそう 一人ぼっちの ドラえもん」
慣れてきたら今度は逆に、教師が「下五」を考えてかくしておくパターンで同様にやってみます。
このゲームで、文字数ではなく、音節でのリズムで「感じる」ことを教えていきます。
このゲームで出来上がった作品例です。
(上五「ほんとかな」)
ほんとかな とても楽しい 浦安市
ほんとかな サンタさんから プレゼント
(上五「くるしいよ」)
くるしいよ 少ししかない おこづかい
(上五「うんわるく」)
うんわるく お休み中の 遊園地
(下五「母の声」)
すばらしい とてもきれいな 母の声
ハプニング こえがかれたよ 母の声
(下五「父の顔」)
ありがとう 元気にさせる 父の顔
しおちゃんマン あこがれている 父の顔
(下五「ジャンジャカジャン」)
モンスター おどりをおどって ジャンジャカジャン
さようなら アンガールズの ジャンジャカジャン
楽しくゲームをやって、五七五の音節に慣れてきたら、次はいよいよ一人で川柳を作ってみます。その授業については次回に。
(つづく)
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どっちだ?
輪ゴムを切って、両端をもって、どちらかの手を離してどちらかの手にすいこませます。それで、
「どっちの手に入っているでしょう?」
という遊びを、なにかの拍子に教えたら、その日はこの遊びが流行ってしまいました。
やったことがある人が多いと思うのですが、今の子どもたちにとって、こういった身のまわりの簡単な物を使っての遊びは新鮮なようです。
子どもは本当はこういった簡単な遊びが大好きなはずなのです。
テレビゲーム等々…、子どもたちに与えていったのは、実は私たち大人だったということをもう一度確認した方がいいと思いました。
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気づかい世代
数年前の話になりますが……、
6年生を担任していた時に、ある女の子が、
「友だちといると…、疲れる」
「仲良しを続けなければならないのが…、きつい」
と言い出して、驚いたことがありました。
なぜならその子は、普段はとても明るい子で人気者、たくさんの友だちがいた子だったからです。
しかし実は、とてもまわり(友だち)に気をつかっていたことがわかったのです。
先日、「野ブタ。をプロデュース」を観ました。
実は過去2回しか見ていないので、話の前後関係がまったくわからないのですが、印象としては、
「みんな、なんて孤独でさびしがり屋なんだろう」
「今の若者は、友だちにとても気をつかって生きているんだなあ」
「なぜ、あんなにも自分を責めるのかなあ」
という感じでした。
しかし、彼らがみせてくれる、「ひとりぼっちの、悲しいほどのやさしさや気づかい」に今の若者は共感し、かっこいいと感じるのかもしれません。
きっと、今の中・高校生は「気づかい世代」なのだと思います。
そしてその「必死の気づかい」が、ある時ふとすれ違ってしまうと、必要以上に自分を責めてしまうのかもしれません。
「人のせいにしてしまう」…、ある意味、いい意味でのふてぶてしさがなくなってきたように感じています。
そんな傾向がいいことなのか、逆に問題なのか、実はまだよくわかりませんが……。
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PHS機種変更(WX310K)
日曜日に、PHSの機種変更をしてきました。
WILLCOM(旧DDIポケット)のPHS、「WX310K」(京セラ)です。
しおちゃんマンは、ノートPCでモバイルするので、以前からデータ通信の速いPHSを使ってきました。
今回の機種では、128kの速度が出ます。もちろんつなぎ放題です。
他にも、フルブラウザ「Opera」搭載でPC向けサイトの閲覧可能。カメラは約130万画素CMOS、エトセトラ……。
……ということですが、しおちゃんマンの場合、電話機能の他には、PCにつないでのデータ通信と、PHS本体でのメールしか使わないので、説明書を読んでもなんのことやら。
ただ、カメラ機能は便利かもしれないです。
これからの携帯は、自分で機能が選べるようになればいいなあと思ってます。んっ?もう、そういう取り組みをしている携帯はあるのかな?
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長音の指導(中)
さて、問題なのは、「え段」と「お段」の長音表記です。
先週子どもたちに(小3)、この□の中に何を入れたらよいかと質問してみました。
え□ご け□さつ せ□せき て□でん へ□たい め□れい れ□てん
3年生ですから、ほとんどの子は「い」と答えました(正解)が、やはり何人かの子どもたちが、いくつかの言葉に「え」をつけてしまいました。
「え段」をのばす時には、のばした時の母音をつけるのではなく、「い」をつけるのです。つまり、
<え段では「い」をつける>
えいご けいさつ せいせき ていでん へいたい めいれい れいてん
ということになります。
ところが、ここで困ることは、「え段」には発音通りに書く特例があることです。その言葉を子どもたちに考えさせて見ました。
<「え段」で発音通りに書く特例>
ねえさん ねえ
現在、広告表示などで、「え段」の長音表記をわざと「え」と表示することが目立ってきました。子どもたちの混乱の原因の一つになっているようです。
さて次回は、最大の難関…、高学年でも間違える「お段」の長音についてです。
今週の金曜日に「お段の長音の授業」を、教育実習生の前でやる予定なので、みなさんにお知らせするのはそのあとになりそうです。もう少々お待ちください。
(つづく)
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長音の指導(上)
子どもたちの作文を読んでいると、まだ「長音」の表記が正確にできていない子が何人かいたので、1年生の時を思い出して、「長音」の表記について復習しました。
まず、あ段、い段、う段については、のばした時に出てくる母音をつければいいことを確認しました。つまり、
<あ段の長音表記>
かあさん さあかす たあざん なあに? はあもにか らあめん わあるど
<い段の長音表記>
きい しいと ちいず にいさん ひいらぎ みいら りいだあ
<う段の長音表記>
くうき すうじ つうしん ぬうどる ふうせん むうど ゆうれい
ここまでは、どの子も理解できていました。
しかし、問題なのは、「え段」と、「お段」です。
実は、子どもたちがいまだに間違えているのは、この「え段」と、「お段」なのです。
「え段」の長音表記については、次回に書いてみます。
(つづく)
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大学生からの取材
今日は、卒論を書くのにぜひ私の話を聞きたいという大学生の取材を受けました。わざわざ神戸から千葉まで取材に来てくれました。
全生研(全国生活指導研究協議会)で出している月刊誌「生活指導」(明治図書)の私の教育実践を読んで、しおちゃんマンに興味を持ったとのことでした。
いくつか質問項目が事前に用意されていたのですが、ほとんどが雑談になってしまい、参考にならなかったのではないかと、申し訳ない気持ちです。
その最後の質問で、
「今、求められている教師の指導性とは」
というのがあったのですが、ここで答えにつまってしまいました。しばらく考えて、
「一緒に悩めること…、そしてそこから一緒に何かを創りだしていけること」
と答えました。
今、子どもも親も、そして教師も孤立し、悩み、自分を責めているのだと思います。実は私もそのうちの一人です。
そのような状況に対して、「上からモノを言う」スタンスが「指導性」ではないと考えています。大切なことは、その状況の中に自ら入っていって一緒になって頭を抱えて悩めることがまず大切なのではないでしょうか。
しかし悩んでばかりでは始まらないわけで……、ぜひそこから一緒になって新しい何かを創りだしていきたいと思っているのです。そしてその過程でこそ、真の意味での指導性が発揮できるのではないかと思っています。
その学生さんは、来年度から広島で小学校の教壇に立つそうです。ぜひがんばってほしいと思っています。
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PCインストラクターの授業
さて、昨日はパソコンインストラクターの授業がありました。3年生は、キーボードの使い方を学びながら、ワードで文章を書く練習をしました。文章は縦書きで書きました。しおちゃんマンは、T2として授業を補助しました。
私は、最近はWin機使っていますが、実はもともとMac使いです。さらにはキーボードは「かな打ち」です。
パソコンの使い方はほとんど「自己流」なので、どうしても子どもたちに指導するときに「クセ」が出てしまいます。
ということで、子どもたちにはインストラクターからはクセのない「素直な使い方」を学んでほしいと思っています。
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昭和レトロ(ブタの蚊取線香)
しおちゃんマンWorldのキャラクターを子どもたちと一緒に考えているときに、なぜかブタの蚊取線香の話になりました。ところが、子どもたちは「ブタの蚊取線香」を知らないのです。
「なにそれ?」
「貯金箱?」
といった感じです。ということで、写真で紹介しましょう。
ところで、どうして「ブタ」のデザインにしたのでしょうね。他のデザインもあるのでしょうか?
ブタのデザインにした理由や他のデザインがあることを知っている方がいらっしゃいましたら、コメントしてくださいね。
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単年度毎の学級編成
参加している某MLで「単年度毎の学級編成」が管理職から提案されたというメールが流れて、そのことについて賛否両論の論議がなされていました。
私はその論議には参加しませんでしたが、この場をかりて私の考えを述べてみると、
1)担任の役割・仕事について、あらためて論議していくこと。
2)職員の合意、保護者との合意が大切。
3)学校の方針として、ずっと続けてていったり、どの学年にも同様に取り組むのではなく、子どもたちの状況によって、その都度話し合いながら進めていくこと。
が基本かと思います。
そして、上記のことを抜きにしたとして、私の考えは…、
今の学校体制や子どもたちの様子、さらに保護者のみなさんの様子を考えてみると、単年度ごとの学級編成や、一年ごとの担任交代に賛成です。(ブーイングが聞こえてきそうですが(汗;;)
実はこのことは、すでに今から5年前に、私はエッセイで書いています。下記のページです。
5年前ですから、このエッセイに対してかなり批判的な意見を…、むしろ「民主的」陣営の側の教師のみなさんからいただきました。
しかし今読み返してみても(自分で言うのもなんですが)、新鮮に読めましたし、今も当時と考えは変わっていません。また、5年たって、私の意見に賛同してくれる人がやっと増えてきたように思います。
さらに付け加えるのであれば、今の時代、同じ学校に長く勤務することについても反対です。
同じ学校には、3年が限度ではないでしょうか。(さらに大きなブーイングが…(冷汗;;)
※かつては、同じ学校に長く勤務して、地域に根ざした学校づくりを進めていくことが大切であるというのが、民主的教師陣営の側の考え方でしたので。
ただし、これは地域によってかなり状況が違うので一概には言えません。あくまでも私のまわりでは、ということです。
このことについてはいつか機会があればくわしく書いてみたいと思っています。
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赤青鉛筆の真ん中は?
さて、写真はご存知「赤青鉛筆」です。
この赤青鉛筆の中央はどうなっているんだろう??
と知りたくなったので、最後まで使い切って調べてみることになりました。
子どもたちによると、一本の芯になっているという意見と、別々に分かれていて単にくっつけてあるだけだという意見がありました。
実際に見ることができることを私も子どもたちも楽しみにしています。
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「ず」と「づ」
教師なので誤字脱字は恥(ず)かしいと思いつつ、読み返してみると、かなりの量の誤字脱字があって、恥(ず)かしい思いをしています。
特に「ず」と「づ」の使い分けについては、最近「あれ?どっちだっけ?」と迷ってしまうことが多いです。キーボードで文章を書くことがほとんどなので、その影響があるのかもしれません。
みなさんは下記の「〜zurai」は、それぞれ「ず」なのか「づ」なのかすぐにわかりますか?
分かり○らい、見○らい、聞き○らい、話し○らい、読み○らい、書き○らい、歩き○らい、動き○らい、し○らい
正解は、すべて「づ」です。
「〜づらい」という言葉は、動詞の連用形に続いて、その行為が困難である様子を示します。つまり漢字で書くとしたら「辛い」となるわけですね。(^^)
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青春アミーゴ
「青春アミーゴ」という曲がたくさん売れているらしいです。「野ブタ。をプロデュース」の歌ですが、実はこのドラマは2回しか観ていないのでよくわからないのです。また、本も話題になっているようですが、まだ読んでいません。
ということで、遅まきながらまず、「青春アミーゴ」という曲に興味を持って聴いてみました。どうしてこの曲が今の若者にウケるのかな?って。
聴いてみてびっくりというか、ナルホドというか、ヤラレタというか……、つまりこの曲は私たち中高年向きのメロディなのです。もしかしたら、売れているのは私たち中高年がそっと買っているからではないかと思いました。レコード会社に世代別の売り上げを聞いてみたくなりました。
それを意識してつくったのか、それとも偶然なのか……、いずれにしても女の子たちへのジャニーズ人気と(最近では主婦層にも人気があるようですが)、話題の原作本、そしてこの曲がセットになってドラマも含めて総体的に「売れて」いるのだと思いました。
今後日本は、ますます高齢化していきますので、市場のターゲットは、中高年に向くのかもしれないと、ふと思いました。
さて、本を買ってこようと。f(^^;;汗
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個人面談
昨日から個人面談が始まっています。保護者のみなさんに学校に来てもらって、個人的に面談をします。
実は、しおちゃんマンは「メモ魔」でして……。子どものことはポストイットを使ってかなりの量、記録をしているんです。
また、学習記録(テストの点数)についても、エクセルを使って、平均点を項目別にこまかく出しています。(これはどの教師もやっていることですね)
ただ、それらを保護者のみなさんにどう伝えたらいいのかをいつも悩みます。どの子もいいところがたくさんあるので、そういったことをたくさん伝えたいのですが…、う~ん、あまりうまく伝えられません。
逆に課題もあるわけですが、課題をお話しすると、保護者のみなさんの元気がなくなっていくような気がして、ついつい遠慮してしまいます。
それで結局、中途半端になってしまうことが多くて…、どうも個人面談は苦手です。
あまり考えすぎないで、スパッと学習面だけにしちゃおうかと思ったりするのですが、さすがにそういうわけにもいかず、今回もあいかわらず悩みながらお話させてもらってます。
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教師ブログの規制は近い?
近い将来ネットは規制されていくだろうということに関して、やはり最初に規制されるのは教師だと思っています。
学級通信一つにしてもチェックが入る学校社会において、教師個人のホームページやブログに対していつまでも寛容であるわけがないと思うからです。
「あれは個人で主催しているものです。『学校』にはいっさい関係ありません。」
といったスタンスをいつまでとってくれるのかということですね。
たとえば、教師の誰かがネットを利用しての問題を起こしてしまったとき…、さらにはそのことに関して学校の管理責任が問われる事態が発生したときなど、簡単に教師のブログやホームページは消えていってしまうような気がしてなりません。
そうならないためにも、私たち教師はどのようなスタンスでブログと向き合っていくのかが問われているのだと思っています。
個人的には、教師個人の意見表明権を守るべきであると考えています。これはネットに限らずです。
ということで、私自身が本名明記でブログを書いているのは、ある意味「教師個人の意見表明権」を守る闘いでもあると、ずっと以前から考えています。
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保健室の鍵問題から
腰痛で今日は勢いよく起きられませんでした。座った状態から立つのにも苦労しています。
実は昨日から埼玉で全生研の全国委員会の研究会議が開かれています。昨日はなんとか行きましたが、今日は勘弁してもらいました。尿管結石のこともあるので、腰周りには注意しないといけないと思ったので……。欠席、申し訳ありません。
さて、カッシー05さんのブログに、養護教諭(保健の先生)が保健室に鍵をしめてしまったことが書かれていました。原因は、休み時間に子どもたちがたくさん保健室に遊びに来てしまうことが原因のようです。
詳しくは、カッシー05さんのブログをお読みください。養護教諭の役割や、その仕事の大変さ等々、多様な視点からコメントもされているのでとても参考になります。
保健室に鍵が閉まってしまうことは、実は本市での中学校では過去によくあったこと(今でもあるのかな?)なのです。それにはまた別な理由もあるようなのですが、それはさておき……、
しおちゃんマンは「子どもたちはどうして保健室に行くのか」ということに注目しています。
スクールライフアドバイザー(スクールカウンセラー)が配置されている学校が全国でも増えてきていますが、そこでいきなり相談するのではなくて、子どもたちはまず「保健室」で心を開く子が多いのはなぜなのでしょうか。
※不登校の子も「保健室だったら登校できる」という事例もたくさんありますね。
女の子だったら、体の悩みもあるのでしょうが、どうやらそれだけではないのだと思います。
そこには、雑談することの大切さや、雑談の過程でお互いの信頼関係が築かれていくことが示されているのではないかと思うのです。
重要な会議でなかなか発言がなくて、休憩時間になって、立ち話の中でその会議についての本音が出ることもありますよね。
※子どもたちが保健室に行くことの理由はもちろんそれだけではなくて、保健の先生は「自分を評価しない大人」である、ということを、以前どこかで聞いたことがあります。
子どもとおしゃべりをすることを…、たとえそれが他愛もないことでも、私たちはもっと積極的に(大切に)していく必要があるのだと思っています。
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【本】アルファブロガー
アルファブロガー 11人の人気ブロガーが語る成功するウェブログの秘訣とインターネットのこれから
「アルファブロガー」とは、ネットでの世論形成に大きな影響力を持っているようなパワーブロガーを指すそうです。この本では、日本で「アルファブロガー」と呼ばれている11人のインタビューが掲載されています。
しおちゃんマンは、「これからのインターネットはどこへ向かうのか」というテーマでの、山本一郎氏の発言に注目しました。
一つは、ブログはピークを超えて普及期に入っているということ。検索エンジン経由での「一見さん」の比率が高くなるにつれてトラックバックの送り合いのようなものが薄れてきているということです。
さらには、ブログは動画や画像に対する親和性が低いことがわかってきたので、テキストを読み解くリテラシーの高い人しか読み手にならない状況も広がってきており、結局は特定の定番サイトだけが発展する世界になっていくのではないかというシナリオを提起しています。
二つ目に注目したのは、コミュニケーションツールとしてのインターネットは、今後確実に規制・制限されていくだろうということです。
このような見通しの中で、一つは我々自身のリテラシーをどうやって構築していくのかという問題…、つまり価値ある情報かそうでないのかを見分ける力を構築していくことを考えなければならないということです。
そして、我々が「インターネットをどういう状態にしなくてはならないのか」ということをどれだけ多く自問するかが大切であるということでした。
さてここで、「教師がブログを書く」という意味について考えなければならないと感じはじめています。
教師であるという立場から、ここに書かれていることはすでに自主規制・自主制限している内容です。つまり、ここまでは書けるけどこれ以上は書けないということがたくさんあるわけです。特にこのブログは私自身の本名が明記されているブログですからなおさらです。
だとしたらば「教師のブログ」というのは、知らず知らずのうちに読み手により高いリテラシーを要求してしまっているのかもしれないと思いました。
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「どんぐり」という名前
昨日は1年生の生活科の研究授業でした。秋の素材で「遊ぶ」授業でした。
素材は、「どんぐり」が多かったです。
ところで、「どんぐり」って、あらためて考えてみると、変な名前ですよね。それで、さっそく調べてみました。すると、名前の由来には三つの説があるようです。
一つは、「団栗(どんぐり)」と漢字で書いた時の「団」は、丸いという意味で、丸くて栗のような形からという説。
二つ目は、古い韓国語で「ドングル・イ」という丸いものをさすことばから、という説。
三つ目は、使いにくい栗ということから、どんな栗、どんぐりという風に変化したという説です。
下記の本を参考にしてみました。
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2年生の九九の取り組みで
2年生がドドドッと職員室に入ってきたので、なんだと思ったら、一人ひとりの教師に九九を聞いてもらって、合格したらサインをもらうという取り組みでした。全学年単学級の小さい学校だからできる取り組みですね。
「しおちゃんマン先生も聞いてください」
というので、
「先生はきびしいよー」
と言うと、
「何が?」
と聞くので、
「まず、先生のひざの上に座って言わなければなりません。それで、つっかえたら、ガクガクってひざが揺れるよー」
と言ってみたら、誰も来なくなってしまいました(笑い)。
ドキドキハラハラの楽しい演出をしたつもりだったのになあ……。
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敬語の使い方は難しい
「紀宮さま結婚」の報道を聞いていて、アナウンサーのみなさんが、敬語の使い方にとても気を使っているのがわかりました。
しかし、報道各社によって、文章表現は若干違うようです。たとえば、
○~と新生活への決意を語られた。(読売新聞)
○新生活について~と抱負を語った。(時事通信社)
一方、日常的にも、尊敬語、謙譲語、丁寧語の使い分けは本当にむずかしいですね。教えるのはもっと難しい。
お二人が記者会見でよく使っていた言葉、「存じる」「まいる」は、それぞれ『思う』『いく』の謙譲語です。
とても美しい日本語だったと、どこかの解説委員が言っていましたが、尊敬語や丁寧語との違いはわかりますか?
さて、職員室に子どもが来て、教師の所在を確かめる時は、
「○○先生はいらっしゃいますか」
くらいは言ってほしいです。
「○○先生、いる~?」
は、やっぱりマズイと思うし、
「○○先生はいますか?」
でも、何か足りないような気がします。
でも、
「先生、給食を召し上がってください」
などと言われたら、気持ち悪く感じてしまうので、
「先生、給食を食べてください」
でいいですよね。
ここらへんは、どう教えたらいいんだろう……。
関係性に加えて、使用する「場」について教えることも大切なのかもしれませんね。
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朝寝坊(あさねぼう)
今日は朝寝坊(←寝過ごすこと)をしてしまいました。
いつもは5:30に起きて、6:15頃に家を出ます。学校に着くのが、7:10くらいです。
ところが今日は、6:20に目が覚めてしまいました。あわてて準備をして、6:40頃に家を出ました。それでも学校に着いたのが、7:30頃でした。道路がすいていたおかげです。
土曜日に、息子が働く店で、朝の5:00まで飲んでいたのが、生活のリズムを崩しているのかも。
仕事には支障はないのですが、体からのメッセージだと思って、修正していきたいと思いました。
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癒し系の作品
今日は、癒し系の作品の写真を4枚紹介しますね。
まずは、1年生の生活科で作る、どんぐりを素材にした作品です。ただし、これは教師作品。
次は、うちのクラスの「くぎうちトントン」の工作。カッパと、おしゃれな魔女です。
※子どもの作品の掲載については、本人の了解を得ています。また、作品の著作権は児童本人にあります。
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町田女子高校生殺人事件
静岡の母親毒殺未遂事件に続いて、また、やりきれない事件が起きてしまいました。
東京都町田市で15歳の女子高校生が刺殺されてしまった事件です。何十箇所も刺し傷があったとか…。
発見したお母様の気持ちを思うと……。
そして容疑者は、被害者と同級生の少年とのこと……。
動機は、報道によると「小、中学からの同級生だったのに、高校に入ると急に冷たくなったから」……。
なんなんだ……、この「動機」は?
こんなことが動機として認められるのか?と疑ってしまうほどの幼い価値観。
そんなことでは人は殺せないはずです。
という、私たち大人の価値観の崩壊。
そんなことで、人を殺してはいけません。
と、私たち大人が声をからして、繰り返し繰り返し叫ぶことの敗北感。
もう「この事件は、特殊な個人が起こした事件です」と片付けてはいけないと思います。「うちの子に限って」はもう通用しないのですね。今回の二人だって、つい最近までは普通の高校生だったのですから。
とりあえず深呼吸して、今目の前にいる子どもたちと、もう一度真正面から向き合っていく必要があるのだと思います。
親御さんたちはもちろん、私たち教師も、もう一度足元を見直そうではありませんか。
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修学旅行引率中に飲酒
「MSN-Mainichi INTERACTIVE 教育ニュース」(2005年11月9日)に以下のような記事がありました。
IT企業「楽天」の元副社長で、横浜市立東山田中学校の本城慎之介校長(33)が6月、修学旅行の引率中に教諭と飲酒していたことが分かった。市教委は校外学習引率中の飲酒を禁止しており、減給または停職の懲戒処分の対象になる。市教委は「好ましいことではない」と話し、調査結果を踏まえて処分を決める。本城校長は今春の公募で採用された。
市教委によると、修学旅行は6月4~6日の2泊3日で京都、奈良など4府県を回る日程。本城校長ら教諭10人が3年生157人を引率した。宿泊先の京都市内のホテルで生徒の部屋を見回るなどした後の5日午前3時半ごろ、本城校長と教諭数人がホテルの一室に集まって缶ビールやウイスキーなどを約30分間飲んだ。本城校長も350ミリリットルの缶ビール2本を飲んだという。本城校長は「禁止は知っていたが、認識が甘かった」と話しているという。
この記事で、驚いたのは、
一つは、楽天の元副社長が公立中学校の校長になっていたこと。しかも33歳ですごく若いことです。世間では民間校長に対する期待が大きいようですが、大切なことは「民間から来たこと」ではなく、現場でいかに、職員や生徒達の目線にたてるかだと思っています。
二つ目が、いまだに、宿泊学習でお酒を飲む習慣が残っていること。しかもそれを市教委が減給または停職の懲戒処分の対象にする「禁止事項」として正式に通達していたことです。そんなに横浜市では宿泊学習での飲酒が多かったのでしょうか??
宿泊学習での飲酒は、教育委員会に禁止されるまでもなく、少なくとも私のまわりでは、もう十数年前に自主的にやめています。たとえそれが子どもたちが寝静まった深夜でもです。
そもそもそんな余裕はないのです。小学校の修学旅行や林間学校でも、子どもたちを寝かせたら、もう職員はバタンキューです。それでも深夜にトイレに起こさなければならない子がいたり、喘息をもっている子を気にかけて定期的に見に行ったりします。つまり、校外学習はいわば24時間勤務なのです。
もっとも、これらの時間は正式な「勤務時間」としては扱ってくれていませんが。
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アクセス数と検索語句
スローブログ宣言!
の著者、鈴木芳樹氏によると、望ましいアクセス数は、500から3000だそうです。
500アクセスを下回ると、どうしても張り合いがなくなってしまい、逆に3000を超えると、「招かれざる客」(悪意のある「荒らし」等)が登場してきてしまい、どうしても「楽しめなく」なるといいます。
現在このサイトのアクセス数は、1日300から、多いときでも500でしょうか。そういった意味で、もう少しアクセス数を増やしたいところです。
さて、さきほど、この一ヶ月、このサイトに来てくれるときの「検索語句」を解析してみました。
第1位…しおちゃんマン
第2位…ザ・教室
第3位…母親毒殺未遂事件
第4位…しおちゃんまん
第5位…母親毒殺未遂
第6位…教師
第7位…ザ教室
第8位…教師 ブログ
第9位…教育ブログ
第10位…小学校教師
変わったところでは、「教師 裏世界」「わたしを待つ人がいる」「キモイ」「尿管結石 体験」などもありました。
「しおちゃんマン」で検索してくる人が多いということは、どう判断したらいいんだろうか。もともと私を知っている人が、私のホームページをさがしているということかなあ??
ちなみに、しおちゃんマンは「マン」だけカタカナが正しい表記です。(笑)
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未来を創る子どもたち
ドラえもんの道具を一回だけ使えるとしたら何を使うかという話を子どもたち(小3)としました。
子どもたちの中では「どこでもドア」があいかわらず一番人気なのですが、一回だけしか使えないので、どこでもドアを使うと帰れなくなってしまう…、ということになって、結局タケコプターで、地球一周すればいいという話になってオチがつきました。
さて、そんな話の中で、今現在、あったらいいなあ…とか、あればたくさんの人が助かるなあ…とか考えていることを実現するのは、君たちなんだよっていう話をしました。
考えてみたら、携帯電話なんか、私たちが子どもの時から考えると夢のような道具ですものね。
今の子どもたちが大人になる頃には、どんな社会になっているんだろう…、と時々考えます。
そして、その社会を作っていくのは、間違いなく今の子どもたちなんですよね。
その子どもたちを育てる責任の一端を担っている仕事をしていることにもっと誇りを持たなければならないとあらためて思いました。
だから元気を出していきましょうよ。教師のみなさん!
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昭和レトロ(氷冷蔵庫)
自分自身が小さい頃、かすかに「氷冷蔵庫」の記憶があるのです。
木の箱のようなもの(確か二段になっていた)の中に、氷を入れて冷やします。氷は上の段に入れて、ものは下の段に入れていたと思います。
その氷は氷屋さんが持ってくるのですが、その氷屋さんは冬はいったい何をしていたんだろう??炭を売っていたのかなあ??
確かに昔は、冷たいもので冷たくしていたのです。
しかし今は、電気で冷たくしています。
昔の方が「わかりやすかった」と思いませんか?
これは一つの例ですが、今の生活の「わかりにくさ」と「学力低下」の問題はけっして無関係ではないと本気で思っています。
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学級PTA活動05
今日は、学級PTA活動でした。クラスのPTA役員さんが中心となって、子どもたちと保護者のみなさんが一緒に行う活動を企画してくれました。
テーマは、『クラスの子どもたちの名前と顔を一致させよう』にしてみました。
まず、体育館で風船バレーボール大会を開きました。
27名のクラスなので、まず子どもたちを3名ずつ、9チームにわけました。そこに、保護者の方に2,3名入ってもらって、1チーム5,6名のチームが9チームできました。
その9チームを三つのブロックにわけて総当り戦。それぞれのブロックで優勝したチームで、点数を一番多く取ったチームを総合優勝としました。
大人にとっては運動量が少ないかな?と思ったのですが、予想以上に盛り上がって、保護者のみなさんにも、子どもたちに楽しくプレーさせてあげようという心遣いをしていただいて、とても楽しい大会になりました。
お昼は、お待ちかね、バイキングの食事会です。
それぞれのご家庭から食事を持ち寄り、みんなでバイキング形式で食べました。メニューが偏らないように、役員さんが中心となって調整してくれました。
いやあ…、その豪華さにびっくりです。子どもたちも、もちろん大喜びでした。
食事の途中で、保護者のみなさんを対象に、『この子はだあれ?』というクイズをしました。
今回のテーマが『クラスの子どもたちの名前と顔を一致させよう』ですので、そのテーマにちなんだゲームを私が企画してみました。
子どもたちの数は27名。そのうちの16名が同じ幼稚園からずっと一緒です。しかし残り11名は、保育園やいろいろな幼稚園からきた子どもたちです。
1学期の保護者のみなさんとの懇親会の話題の中で、「同じ幼稚園以外の子どもの名前と顔がまだ一致していない」というお話を聞いていたので、この11名の子どもたちに前に出てもらって、その子たちのフルネームを当てるクイズをしてみたわけです。
単学級とはいえ、忙しさの中でなかなかご近所づきあいが希薄になりがちです。こういった機会を生かして、ぜひ地域に横のつながりをもってほしいと思いました。
役員さんはもちろん、お仕事の関係で参加できなかった保護者の方もふくめて、すべての保護者のみなさんの協力に、感謝の気持ちで一杯です。
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昭和レトロ(ガリ版)
「三丁目の夕日」の映画化に関連して「昭和レトロ」という言葉が流行しつつあるとか。
それで思い出したのですが、最近再び、謄写版(ガリ版)を子どもたちに使わせる学校が増えてきたそうです。ただしその理由は不明です。どなたか知っている人がいたらコメントしてくださいね。
しおちゃんマンは、教師一年目から日刊の学級通信を出し続けていますが、当事はガリ版で書いていたんです。かろうじてガリ版に間に合った教師の世代ということですね。
しかし数年後には、ボールペン原紙になり、ファックス印刷(今のFaxとは違います)になり、ワープロになり、そしてパソコンになりました。
あっ、ガリ版を知らない人がいるかな?下記のページに絵があります。
このような印刷方法は、日本や中国で多く使われたそうです。理由は、日本や中国は文字の数が数千から数万種類あり、すべての種類の活字を活版印刷用にそろえるのが困難だったためだとか。
久しぶりに、鉄筆で文字を書いてみたくなりました。
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05年度全校歩き遠足
本日は、全校歩き遠足でした。
本市は人口が急増し、子どもたちの数も増え、新しい学校も次々とできている地域です。
ところが本校の児童数は161名。市内の中でも一番小さな学校です。ということで「全校」といっても、他の学校の学年の数よりも少しだけ多い…、といった人数でしょうか。
今日の遠足は、1年生から6年生までを縦にわったグループで活動しました。一つのグループ20人前後、9グループでの活動です。
目的地までを三つのコースにわけて、事前に抽選でどのコースを歩くのか決めておきます。6年生がリーダーとなり、途中のチェックポイントの「記号」をみつけながら目的地を目指します。
目的地に着いたら、お弁当を食べて、縦割りグループでたっぷり遊んで帰ってくるといった活動です。
時間は、10:30から14:30の活動です。
この行事の主催は児童会なのですが、なかなか子どもたちの声で企画するのは難しいのが現状で、どうしても教師の側での準備が多くなってしまいます。
そんな中にいかにして子どもたちのアイデアや要望を入れていくのかが難しいし、そこが大切なのだと考えています。
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さあ今週は忙しいぞ!
さあ、今週は特に忙しいぞ。がんばらねば……。
月曜日…生徒指導部会議
火曜日…全校歩き遠足
水曜日…学級PTA活動
木曜日…音楽指導案検討会議
金曜日…教科領域会議
土曜日…学級PTA懇親会
また、火曜日から一週間、学校公開日になります。この期間は、1日のうちいつ授業を参観してもいいことになっています。
10月の公開日は、学校選択制のため。今回のは、2学期に授業参観日がとれなかったので、それに代わってということです。
また、再来週に個人面談があるので、その予定をたてることと、先日のバス遠足の集金作業もあります。
しかし、全校歩き遠足や学級PTA活動は、指導は大変ですが、私自身も楽しみにしている取り組みです。その様子は、このblogでも紹介できると思います。
そして、土曜日に予定されている、保護者のみなさんとの懇親会は、
「大きな行事が終わってホッとした時期に」
ということで企画してもらったのですが、結局学校というのはホッとできる時期などないことをあらためて思い知らされています。(苦笑)
でもこの懇親会は、しおちゃんマンは楽しみにしています。(^^)
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目にとまったCM
親子関係のことを考えていたからでしょうか。JACCS(だったと思うのですが…)のCMが目にとまりました。
年頃になり、父親とのすれ違いを気にする息子。
ある日、ツーリングに行こう、と父親を誘ってみる。
ツーリングでの、最後の父親の笑顔が印象的…。
といったCMだったと思います。
子育てにおいて、父親の存在や位置ってなんなんだろう…、と時々思います。
とても大切な位置にあることはわかっているのですが、あらためて問われると難しいです。
同時に、母親がいて父親がいて子どもがいるのが標準家庭…、といった見方には、以前から疑問をもっています。指導が難しい子どもに対して「あそこは片親だから」などと言って解決しようとしている教師と、激しく言い争ったこともあります。
家族って何?
親子関係って?
そんなことを考え始めています。
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母親毒殺未遂事件から
静岡の女子高校生が起こしてしまった事件。この事件についてのコメントを求めるメールが何通か来ているのですが、正直…、この事件そのものについては、しおちゃんマンにはよくわからないのです。
ただ、最近は「キレる」対象が親に向いていることに危惧を感じています。少し前に中学生が親を殴り殺してしまった事件もありましたし……。
子どもは本来、親を「心の杖」「心の相談相手」として内面にとりこむもの…、つまり自分のありのままを共感的に受けとめてくれる他者として、また自己を実現していくことを支え、はげましてくれる他者として親を内面に取り込もうとするのだと思うのです。
ところが最近は反対に、親は自分を支配するもの、その支配にしたがわないと、かならずなんらかの罰を加えるもの、さらには、自分を心理的に捨て去るものとして親を内面に取り込んでいる疑いがあるのです。
そのために子どもたちは、自己を表現すると、親の期待に反するのではないかという罪悪感や不安を抱え込むことになり、自分の自発性をよこしまなものとして疑い、自分をも信頼できないでいるのではないでしょうか。
そしてそのまま思春期に突入し、親をのりこえながら自立を試みようとした時に、子どもの中にパニックが発生するのではないかと……。
もちろん親はそんなつもりはないのですが、幼児期からの過干渉や、理屈っぽく干渉してしまう子育てが子どもの自立への試みを結果的にねじふせてしまっていることがあるのではないかと心配しています。
幼児期や少年期初期の子どもの権利である、甘えや依存に対して、理屈でわからせるのではなく、失敗も含めてそれらを大きく受けとめて、子どもの自立の試みをはげましていく必要があるように思うのです。
タリウムを使ったことや、blogに記録していたこと等々、異常な行動して報道されていますが、私たちはもう一度、今の「学力向上」や「技の取得(スポーツ含む)」を軸とした子育て、そしてそこから発生する親子関係について、見直す時期に来ているのかもしれません。
この事件もまた、私たち親や教師に対する多くの子どもたちからのメッセージとして受けとめなければならないのだと思っています。
<参考にした本>
学級集団づくり入門小学校 全生研常任委員会編
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grassとglass
本校では全学年(1~6年生)、週に1時間英語の時間があります。と言っても教科として取り組んでいるのではなく、総合的な学習の時間の中で「国際理解教育」の一環として取り組んでいます。実際にALTが来てくれています。
昨日は「grass」と「glass」の違いを学習しました。
まず、ALTが二つの言葉を言って、その違いに気づかせます。最初は違いがわからなかった子どもたち(小3)でしたが、しだいに聞き取れるようになってきました。
次に、子どもたちが実際に「RとL」の違いに気をつけながら発音してみます。舌の使い方を教えてもらいながら発音していました。しかしこれはさすがに難しかったようです。
これからの時代は、海外に出る機会も多いだろうし、外国の人と接する機会も増えるのでしょう。ゆえに小さい頃から英語に親しむことが求められているのでしょう。
さて、学校では英語しか使わない学校が話題になっていますが、しおちゃんマン的には、その学校の子どもたちの中にどんな「文化や価値観」が生み出されているのかに興味があります。
つまり、言葉というのは「やりとりをする」ということにとどまらず、そこに「遊び」であったり「流行・約束事」であったり「ユーモア」であったり……、そういった「文化」や「価値観」を子どもたちの中に生み出すものだと考えているからです。
簡単に言えば、日本語でやりとりする友達関係と、英語でやりとりする友達関係の「関係の質」は当然違ってくるのだと思います。集団であれば、「力関係の質」も違ってくるでしょう。
これからの「英語教育」はどこに向かっていくのか…、注目していきたいと思います。
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くぎを打つ(図工)
図工で、くぎを打ちながら作る工作に取り組んでいます。
基本のキットに、自ら準備した材料を加えながらデザインし、完成させていきます。
くぎを打つ(抜く)技術と、デザイン力、創造力を育てる学習です。
ちなみに、「とんかち」という呼び方は広辞苑によると「かなづち」の俗語で、擬声語だそうです。
他にも、「玄翁(げんのう)」といった言い方がありますが、これはなんと、玄翁和尚の名前からきていまして、能「殺生石」で、中世に玄翁和尚が殺生石の祟りを納めようと巨大な鎚で殺生石を打ち砕いた事にあやかり、同じ型の鎚を玄翁と呼ぶようになったということでした。
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高い高~い
朝起きたら、左ひじに激痛。
ジムで、重いバーベルを上げすぎたからかな?と思ったけど、今までそんなことはなかったし、最近バーベルを重くした覚えもないので変だなあ??と思っていました。
ふと思いついたのが、昨日、何人かの1年生を連続して「高い高い」をしたことが原因だとわかりました。それだけで筋肉痛とは、なんともなさけない……。
それにしても、今の子どもたちは、高い高いをとっても喜んでくれますね。
ただ、肩車をしてあげたら、逆に泣かれたことがありましたが……。
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モブログ設定しました
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タングラムの授業
算数(小3)の長方形・正方形・直角三角形の発展学習として、「タングラムの授業」をしました。補助教員(少人数教育推進委員)の先生と教務の先生が準備をしてくれました。しおちゃんマンは、T3(3番目の補助教員)として授業に参加しました。
まず、7枚の図形をすべて使って、正方形を作ります。正解はこちらです。
次に、その正方形から2枚だけ動かして、長方形を作ります。
そして、その長方形から1枚だけ動かして、直角三角形を作ります。
最後に、この7枚の図形を使っていろいろな形を作ってみます。
解答用紙は、こちらです。
子どもたちは、計算は速くても、こうした学習はなかなか苦手なようで、とても苦労していました。でも、できた時の達成感がすごくて、とびあがって喜んでいました。
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車から煙が…
昨日の夜、勉強会に行くために車で高速で走っていたら、焦げ臭いにおい。
外のにおいかと思っていたのですが、しばらくするとボンネットから煙が出てきたので、あわてて路肩に停車してしばらく様子をみました。
前をあけてみると、さらに煙が出てきたので、これはダメだと思って、その日の勉強会はあきらめて帰宅しました。だましだまし運転しながら、やっと家の近くのガソリンスタンドまでたどり着いて、車はそのまま入院いたしました。
エアコンのファンと、エンジンのどっかが抵抗しあって、こげついてしまったとか…(ヨクワカラン)
愛車はすでに13万キロ走っています。20万キロまでがんばってほしかったのですが、もう無理かもしれません。
今年は、車も(実はテレビも)私自身の体もいろいろガタがきてるなあ…と、なぜかしんみりしてしまいました。
あっ、体の方ですが(尿管結石)、まだ石は出ていないのですが、痛みはまったくありません。ご心配をおかけしています。知らないうちに石が出てしまっていたらうれしいのですが、時々背中が凝ったような感じになるので、まだ完治していないのかもしれません。
これからは、病気をはじめ、いろいろなことと上手につき合っていかなければならないのかなあ。
ただ…、「上手につきあう」というのは、しおちゃんマンの一番の苦手分野なのですが……。
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児童誘拐を装う振り込め詐欺
本市で「児童誘拐を装う振り込め詐欺」が多発しているようです。
聞くところによると、ニセの子どもの声まで電話で聞かせるという悪質な手口。親が学校に子どもが登校しているのかを確認して、詐欺だとわかったとか。
でも、子どもの声まで聞かされたら、パニックになってしまうかもしれませんね。許せない犯罪です。
ところで、こういった個人情報(電話番号やその家の子どもの名前まで)は、どのようなルートで漏れてしまうのかなあ。残念です。
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