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2006年01月31日

【絵本】おにたのぼうし


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おにたのぼうし
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国語で、「おにたのぼうし」という物語の学習に入りました。

実はこの「おにたのぼうし」…、しおちゃんマンの中では、好きな物語のうちの一つです。

さてさて、この物語は、「おにたのぼうし」という題名です。つまり、「ぼうし」がタイトルになっているわけですね。とするとこのぼうし…、いったい何を意味しているのでしょうか。

最初は、おにたが自分の「つの」をかくすためにこのぼうしをかぶっています。

そして最後の場面では、おにたがいなくなり、ぼうしだけがのこっていた…、そしてそのぼうしの下には、あったかい、くろいまめがあった…というお話です。

さて、この最後の場面をどう読んだらいいのでしょうね。

おにたのメッセージで、伝わったものは何か、そして伝わらなかったものはなんなのか等々…、いろいろ考えさせられる物語です。

子どもたちには、その子なりの多様な読みをしてくれるといいなあと思っています。

おにたはいったい、どこに行ってしまったのでしょうか……。

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2006年01月30日

「小・中」一緒の学校

本市教職員組合発行の新聞によると、教育委員会学務課長は、新設校について以下のように回答したそうです。

○新設校は3校。

○そのうち
A小……11学級、特学有。
B中…… 4学級で3年生はゼロ。2年生は1学級
※上記2校は同じ敷地にでき、施設を共有。
C小……10学級

○新採用教師は、28名。

まず、子どもが少なくなってきている時代に新しい学校が3校もできることに驚かれている方が多いと思います。

ただし、本校のように駅前の地域の学校はどんどん子どもの数が少なくなってきていることは事実。一方で新しい埋立地の方にマンション等が建っていき、新しい学校が必要になってきているということです。ある意味、ドーナツ現象と言えると思います。

次に、小学校と中学校が同じ敷地内にできて、一部施設を共有する学校ができることが注目点です。

教育委員会は「小・中一貫校」という言葉は…、確か使っていなかったと思いますが、現場の我々はその言い方をしています。

ただ、この学校の情報がなかなか現場の私たちにはあがって(おりて)こないのです。

今年度、小・中連携の授業を準備委員会に所属した職員が模索してきたのは知っていますが、その結果がどうなったのか……。

つまり、教科カリキュラム等、新しい試みをするつもりなのかどうか……。

まだそこまで準備ができていなくて、模索しながらのスタートになるのかどうか。

それとも、施設の共有のみで、そこまで考えていないのか……。

人事異動の季節になってきましたので、そろそろ現場の私たちも気になるところです。

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2006年01月29日

【本】博士の愛した数式


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博士の愛した数式
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話題になっている映画には行けそうもないので、単行本を買って、一気に読みました。記憶が80分しか持たない数学者、そしてその家政婦、さらにその家政婦の息子の、暖かい物語です。

しおちゃんマンは、数学が苦手です。しかしこの物語の中では、数式が一遍の詩のように「美しく」登場してきます。

また、阪神タイガースと江夏投手の登場?が、この話の大切なキーワードになっています。

※小学校の教師としては、博士の、算数の文章問題の解かせ方に、ナルホドと思ったりしました。

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2006年01月28日

全校でお別れ会

音楽の先生が産休に入るので、金曜日の昼休みに体育館に全校児童が集まって「お別れ会」をしました。写真は体育館に全校児童が集まっているところです。

5,6年生が中心となって企画しました。

テーマは「S先生にコウノトリがやってきたかい」。

内容は、合唱あり、寸劇ありの、各学年からの3分以内の発表でした。

S先生も、子どもたちも、涙ナミダの感動的な会になりました。

3年生はグリム童話の『ブレーメンの音楽隊』の劇をやりました。

歳をとって、主人に家を追い出された動物たちが、それぞれ自分たちの特長をいかして、協力しながら、どろぼうを退治するというお話です。

しおちゃんマンは、合唱かリコーダーでいいんじゃないかなあ…と思っていたのですが、子どもたちが自主的に劇を準備し、シナリオも書いてきたので、今回は子どもたちにまかせてみようと思いました。

写真は、劇を終えて、S先生にプレゼントを渡している3年生です。

S先生も喜んでくれたし、発表も子どもたちだけの力でできたし、とてもいい会になったと思いました。

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2006年01月27日

千葉県の子どもなのに……

給食で「落花生」が出ました。

ところがなんと、子どもたち(3年生)の中に「落花生」を知らない子が……。

どうやって食べるの?だとか、中に何が入ってるの?だとかの質問が出たので、目がテンになってしまいました。

どうやら殻つきの落花生に、初めてお目にかかった子がいたようです。

殻や皮がむけている、いわゆるバターピーナッツならいつも見ているようなのですが……。

職員室に帰ってそのことを他の先生に話したら、低学年の子はやっぱり知らなかった子が多かったようです。

あと、笑ったのが、二つ入っていることを得をしたと喜んでいた子がいたという話。

千葉県の子どもたちなのに、なんたること…(笑)

はい、千葉県はいわずと知れた落花生の名産地です。

国内では、なんと77%が千葉県で生産されています。

もっとも、浦安市の場合は、「千葉都民」などと呼ばれているように、千葉県人としての意識はあんまり……。他県からの新しい住民の方もどんどん増えている市ですので。

市内にあるディズニーランドも「東京ディズニーランド」と、「東京」がついちゃってるしなあ。

で、落花生のことですが、知らなければ教えてあげればいいと思っています。

いけないことは、「子どもが知らないということを、おとなが知らないでいる」ということだと、いつも思っています。

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あやとりは奥が深い

低学年の先生が「あやとり」に取り組んでいたので、あやとりを得意とするしおちゃんマンがいくつか教えてあげました。若い先生はしらない人が多いようです。

ところがこの「あやとり」…、とっても奥が深いのです。

19世紀末期に始められた調査で、オーストラリア、太平洋諸島、極北圏、南北アメリカ、アフリカの人々がたくさんの種類のあやとりを伝えていたことがわかっています。

また、150年以上前、ニュージーランドのマオリの人たちは神話・伝説を語り、あるいは歌いながら、その情景を表すあやとりを次々と作っていたそうです。

さらには、豊かな農耕収穫を祈願する儀式の中で成人男性があやとりを演じた例や、「癒し」の儀式の中に「あやとり」が用いられた例も報告されています。

このようにあやとりは、遊びだけでなく、宗教的・芸術的にとても貴重な世界遺産と言えるわけです。

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2006年01月26日

ピーター・フランクルさんの講演

昨日は、市内全職員対象の講演会。講演は、ピーターフランクルさんでした。

数学者にして大道芸人、11ヶ国語をあやつる方です。

印象的だった話は、日本人が英語ができないのは、日本語をしっかりと教えていないからだという話。

まず、世界で一番むずかしい言語は日本語だそうです。

漢字、ひらがな、カタカナの三つの表記……。

さらには、「百」という漢字一つにしても、「ひゃく・びゃく・ぴゃく」と読むし、「百合、百恵、百舌、百足、百日紅、八百長……」と様々な読み方を覚えなければなりません。

そんな難しい言語を使っている日本人が、英語ができないのは、しっかりとした日本語で自己表現をすることを教えていないことと、結果重視の学力評価(述べる、説明するの過程を評価していない)のせいだということでした。

「英語より日本語を」そして「英語より考える算数を」というメッセージが、とても新鮮に伝わってきました。

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2006年01月25日

トリノ出場選手はブログ禁止?

帰りの車の中でラジオで聴いたのですが…、

トリノオリンピック出場選手でブログを書いている選手は、大会期間中はブログを書くことが禁止されたそうです。

理由は、下記のオリンピック憲章に違反したとみなされて、資格を取り消されるおそれがあるからだとか。

いかなる事情があっても、オリンピック競技大会の開催期間中は、いかなる選手、コーチ、役員、プレス・アタッシェもしくはいかなる他の資格認定を受けた参加者もジャーナリストとしての認定を受けたり、もしくはなんらかの他のメディアの資格において行動したりしてはならない。

ラジオでも、ブログが「なんらかの他のメディアの資格においての行動」にあたるのか大いに疑問であると言っていましたが、まさにその通りだと思います。

JOCは選手に禁止を伝える前に、IOCに確認するべきだと思います。

こういうことがあると、文科省などはすぐに影響されて、似たようなことをしようとするからやっかいです。

[しおちゃんマンの関係記事]

教師の意見表明権を守る年に(06/1/1)

懲戒処分の指針(06/1/22)

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2006年01月24日

「うなぎ文」と「こんにゃく文」

国語の主語と述語をどのように教えようかと教材研究していると、「うなぎ文」と「こんにゃく文」という言葉に出会いました。

高校時代、教えてもらったような記憶がかすかにあるのです。

しかしそれはなぜか、国語の授業ではなくて、英語の授業だったような気がするのです。

ということで、あらためて調べてみると、

●うなぎ文
「ぼくはウナギだ」

たとえば、食堂でウナギを食べようとして、「僕はウナギだ」と言ったとします。

「我輩は猫である」は「I am a cat」ですが、この場合の「僕はウナギだ」は「I am an eel」という意味ではありませんね。つまりこの場合は、「僕はウナギにする」という意味です。

日本語の場合、このように述語を省略しても意味が通じる(通じてしまう)場合があるわけです。

●こんにゃく文
「こんにゃくは太らない」

英語にすると、Konnyaku does not grow fat.

これでは、こんにゃくが太ったりやせたりするみたいになってしまいますね。

しかしこの場合はもちろん、「こんにゃくは、食べても太らない」という意味です。

英語の授業で教わったような記憶があるのは、きっと日本語と英語の違いについての学習の時に、英語の先生が雑談的に話してくれたのを覚えていたのかもしれません。

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2006年01月23日

体内時計の睡眠時間

どうやら私の体内時計では、睡眠時間は5時間のようです。

昨晩は、疲れていたので、なんと9:00に寝てしまったのですが、夜中の2:00に目が覚めてしまいました。

がんばって二度寝したのですが、それでも3:30が限界。

しかたなく、今パソコンに向かっています。

さて今週は、音楽部の見学があったり、集団下校のグループ作りがあったり……。

さらには、今月の集金事務、研究紀要の原稿作り、学習発表会の準備、送る会のテーマづくりの指導計画、送る会の学年の演技の準備等々……。

今週もあっという間におわってしまうのかなぁ……。

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2006年01月22日

懲戒処分の指針

いきなり「懲戒処分の指針」という文書が千葉県教育委員会から出ました。

2月1日から施行されるそうです。

まず、今までこのような指針が成文化されていなかったことについて驚きました。

ということは、今まではその都度処分を決めていたということなのでしょうか?

では、なぜ今年になって急に成文化されて県内全職員に配布されたのでしょうか。

それは、県内の職員の不祥事が後を絶たないから……、ということらしいです。

ただ、気になるのが以下の二つの項目です。

(5)職場内秩序びん乱
 イ 上司等に対する暴言により、職場の秩序を乱した職員は、減給又は戒告とする。

[つっこみ_1]
上司って誰のことを指すのでしょうか。

学校現場は、校務分掌によって職員の仕事が配置されており、複数の分掌を一人が兼ねていることが多いのです。

ということで、ある分掌では主任だけど、別の分掌では主任ではない……、といったことがたくさんあります。

学年主任であっても、別の分掌では、同じ学年のメンバーがその分掌の主任になっていることもあります。

ということで、学校現場には「上司」という言葉はあまり使わないし、少なくとも私のまわりではなじみのない言葉です。

こう考えると「上司」とは、現実的には「管理職(校長・教頭)」のことを指すと考えてもいいようです。

つまり、管理職には「暴言」をはいてはいけない…ということでしょうね。

[つっこみ_2]
「暴言」って、どこまでを指すのでしょうか?

どうやら、正当な意見を言っても、上司?がそれを「暴言」と受け取れば、処分の対象にできるということらしいです。

恐ろしい時代になってきました。

[つっこみ_3]
逆のパターン…、

つまり、上司?が職員に暴言をはいたときの記述が、なぜかありません。

けっこう、こっちのケースの方が多いのですが……。

はい、こうなってくると、ますます職員会議で意見が言いづらくなってきますね。

上からの指示を、何も考えずに無批判に受け入れるだけの教師が、今後ますます増えるでしょう。

(8)秘密漏えい
 職務上知ることのできた秘密を漏らし、公務の運営に重大な支障を生じさせた職員は、免職又は、停職とする。

確かにその通りであり、まっとうな項目だとは思うのですが、この解釈が難しい…というか、いくらでも拡大解釈できるんですね。

この条項を利用して、こんなブログなんか、簡単につぶせてしまえるわけです。

当然、処分決定までには、事実確認や話し合いが持たれるとは思うのですが、こうやって懲戒処分の指針が成文化され、県内全職員に配布されることにより、多くの教師は自主規制していくことになると思います。

もしかしたら、そういったことをねらったのかもしれません。

さて、今年のお正月のメッセージで、私は以下のように書きました。

 さて、今年(2006年)はどのような年になるのでしょうか。
 まず、「学校の説明責任」という理由で、教師個人の意見表明権が規制されていくことが予想されます。
 いやこれは「規制」を超えて、権利の剥奪…、弾圧に近い形で進められる恐れもあります。

そうならないように祈るばかりです。

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2006年01月21日

雪の日

朝起きてみたら、雪が降っていました。

しかもこちら(千葉県)にしてみたら、けっこうの積雪量になりそう。

本校は、市内で一番人数が少なくて(全校161名)、しかも市内で一番校庭が広い学校です。

今日はお休みだけど、学校に来て、広い校庭で遊ぶ子もいるのかなあ……と

ただ、雪の災害でたくさんの方が亡くなっているので、子どもたちには、雪が降ってうれしい…ということだけでなくて、そういったことにも目をむけてほしいと思ったしだいです。


夜までずっと降り続けていました。

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大人と子どもの関係

地域に、いい意味で「こわいおとな」がいた方がいい…、他の家の子どもでも悪いことをしていたら叱れる地域であってほしい…、というのが、しおちゃんマンがずっと言い続けてきたことでした。

ところが、こういった関係を結ぶことが、ますます難しくなってきたことを実感しています。

他市では、道に横ならびに歩いていた高学年の子どもたちを注意したところ、逆に「不審者」として通報されてしまったという笑えない話もあり、全国のあちこちでも似たような事例が出てきているようです。

以前、「知っている人でもついていかない」という手紙を配布しなければならなくなってしまったことを書きました。

子どもたちの安全を守ることと、子どもたちを育てることとは本来矛盾するはずがないのですが、実際には矛盾が出てきてしまっています。

私たちは何か、根本的なことを忘れてしまっているような気がしてなりません。それがなんなのかをもう一度考えて見たいと思っています。

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2006年01月20日

浅草紙と浅草海苔そしてティッシュ

4年生の研究授業が先日行われました。

浦安(東京湾沿いにあります)の海苔作りについての学習でした。

その授業の事前の検討会をしている時に、「海苔すき」と「紙すき」は関係があるんじゃないかなあ……と、個人的にずっと思っていたのですが、最近その詳しいことがわかりました。

まず、浅草海苔と呼ばれている海苔の大きさは、19×21の大きさです。

実はこの大きさは、江戸時代の再生紙として有名な「浅草紙」と同じ大きさなのです。

つまり、浅草海苔は、浅草紙と同じ大きさの木枠で作っていたということです。(浅草紙が先です)

ちなみに、19×21の大きさは、現在のティッシュの大きさと同じです。

また、21センチというのは、A4の横の長さと同じです。

こうやって考えていくと「なぜ?」「どうして?」と、きりがないのですが、とりあえず「海苔すき」と「紙すき」が関係があったのではないかという個人的な疑問がとけて、やっとすっきりしました。

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2006年01月19日

食べ物を投げるな

最近の子どもは、食べ物を平気で投げるので気になっています。先日も注意しました。

たとえば、給食のパンを残してしまったときに、そのパンを入れ物に投げて戻す子どもたち。

床に、ソースの袋が落ちていたので、「お前が捨てろ」と投げる子。そして「ぼくじゃない」と投げ返す子。

食べ物を投げるというのは、人を傷つけることと同じくらい、いけないことだったはずです。ところが…、最近の子どもたちは、平気で食べ物を投げるんですねえ。

こういったことにウルサク言う、私のような大人が少なくなってきてしまったからでしょうか。

もしかしたら、私たち大人が注意することに躊躇しているのかも……。

誤解を恐れずに書くと、ある意味、大人は、
「自分のことはタナにあげて、子どもたちに注意しても良い存在」
くらいに考えていいのかもしれません。(大人がえりを正さなければならないことは言うまでもありませんが)

学力向上も大切なことですが、こういったことにも目を向けていかないと、将来の日本は大変なことになってしまうような気がします。

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2006年01月18日

背中ゴリゴリ

最近また異常に肩がこっています。首が少しまがっているのかもしれません。いつか整体というのに行ってみようかと思っています。

それで、給食が終わる時間に、子どもたちが数人集まってきて、肘で背中をゴリゴリしてくれます。

中にはすごく上手な子がいて、
「お父さん、お母さんにもやってあげてるの?」
と聞くと、得意そうに「うん」と答えてくれます。

すると次々に他の子も、「ぼくもやってあげてる」「私も~」と話をしてくれます。

そうか、この歳の(3年生)子どもたちにとって、親に何かしてあげているっていうことは、自慢の一つになるんだなあ…、と思った次第です。

この子たちも、これから高学年になるにつれて、親とのこういった関係が少なくなってくるのですね。

少し寂しい感じがしますが、その代わりにできるようになることや、新しい親子の関係をつくっていくのだと考えると、寂しく感じるのではなくて、楽しみにしなければならないのかもしれません。

最近、こういった「親子の関係のつくりなおし」ができなくて悩んでいる保護者の方が多いような気がしているのは私だけでしょうか。

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2006年01月17日

六年生を送る会に向けて

そろそろ「六年生を送る会」の準備を始めようと思っています。

「卒業式」は儀式的な行事ですが、「六年生を送る会」は児童会主催の行事です。

結婚式と披露宴みたいな関係?…、ちょっと違うけど、そのように考えればわかりやすいかも。

司会進行も子どもたちの手で行われ、各学年の発表も楽しく、感動的なものになります。

過去、しおちゃんマンが取り組んできた「六年生を送る会」の様子は、下記のページにまとめてあります。

六年生を送る会(2004)
六年生を送る会(2003)
6年生を送る会2001
6年生を送る会2000
6年生を送る会99
6年生を送る会98

さて、今年はどんな発表にしようかなあ。

発表内容については子どもたちと相談しなければならないのですが、今の六年生は、しおちゃんマンが本校に来たときに最初に担任した子どもたちなんです。

何かいいメッセージを送ってあげたいと思っています。

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2006年01月16日

リコーダー講習会

リコーダーの指導で全国を飛び回っている、ご存知、北村正彦先生を招いて、リコーダー講習会を行いました。

対象は、しおちゃんマンの学年の3年生26名です。

北村先生のすてきな演奏…、そして子どもたちとの軽快なトークの中に、リコーダーのすばらしさ・楽しさ、そして演奏するときのポイントを指導していただきました。

印象的だったお話は、

(1) リコーダーは、吹き方(息の入れ方)によっていろいろな音が出ること。

(2) つっかえても、間違えても気にしないで。

(3) 自分の出した音に感動すること。

(4) 目、口、音を意識して演奏。特に上唇と下唇の役割を考えてみよう。

(5) タンギングは、おしゃべりするようなイメージで。

他にもたくさんキーワードがあったのですが、お話が楽しくてついついメモをおこたってしまいました。

きっと子どもたちの中に、「リコーダーって楽しいな」「自分で、もっと吹いてみたくなった」という気持ちが育ってくれたと思いました。

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バッテン箸チェック


※鉛筆ではありません。鉛筆の形をしたお箸です。

給食に大豆が出たので、「バッテン箸チェック」をしてみました。

ほとんどの子は正しく持てていましたが、時々崩れてしまう子も多かったです。

しおちゃんマンのクラスは3年生です。

箸の持ちかたのしつけは、もしかしたら最後のチャンスかもしれません。

この時期に(高学年になる前に)、もう一度ダメ押しをしておくといいかもしれませんね。

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2006年01月15日

学習指導の外注化

学校と塾の連携というテーマで、学習指導の外注化が予想以上に広がっているようです。

asahi.comによると、高校や中学だけでなく小学校でも行われていることが報道されていました。

江東区立八名川小では昨年度から高学年の算数の正規授業で塾の先生が教える。中小塾の団体「全国学習塾協会」からの派遣。主に三つの習熟度別授業で1クラスを任されている。年間の算数の授業のうち半分近い。

習熟度別授業は、その多くの場合、教室が一つ増えるケースが多いです。

たとえば、2クラスの学年の場合、習熟度別にその時間だけ3クラスに編成します。つまり、少人数教育としても機能させようというわけです。

となると教師がもう一人必要です。

しかし文科省はこうした習熟度別の授業や少人数教育をやりなさいと言っているわりには、教師の数を増やしてくれません。なにしろ、義務教育費国庫負担金8千5百億円の削減ですからね。

となると、学校側としては、区のお金を使って塾の先生を派遣してもらったほうが安上がりということになるわけです。しかも、塾の先生だと、学力向上の期待に応えることもできるということなのでしょう。

塾の先生にも、すばらしい指導力を発揮する方がいらっしゃいます。

ただ「塾の先生の起用=学力向上」とは必ずしもならないのですね。残念ながら。

今後はその指導内容や方法、そして子どもとの関係、さらには職員との関係のあり方も含めて十分検討していく必要があると考えています。

ちなみに、私が勤務している市では、少人数教育を推進するために、市が学校規模に合わせて講師を常勤で配置しています。

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2006年01月14日

ブログランキング卒業

すべてのブログランキングをはずしました。

ブログランキング卒業です。(^_^)

[理由1]
記事の中にワンクリックをお願いする言葉を入れることに抵抗を感じるようになりました。もっと記事の中身を読んでもらうことに力を入れるべきだと思いました。

今まで1日ワンクリックにご協力いただいたみなさん、本当にありがとうございました。これからは記事の中身をじっくり読んでいただけるとうれしいです。

[理由2]
ランキング上位のブログが、必ずしもすばらしいブログであるとは限らないことに気がつきました。(もちろんすてきなブログもあります)

刺激的なブログが上位をしめる傾向の中、そういったブログとワンクリックでの順位を競うことに疑問を感じるようになりました。

[理由3]
アクセス解析を見てみると、お気に入りに入れていただいていたり、RSSリーダーで巡回してくれているみなさんが50%、ランキングから来てくれている方が50%です。したがって、アクセス数は半分に減ってしまうかもしれません。

しかし今後は、記事の中身でつながること……、具体的にはトラックバックを送ってリンクさせてもらうことでつながりを広げていきたいと考えています。

そのためには、もっと記事の中身を充実させなければなりません。しかしそのことが自分を鍛えることにつながると考えました。

ということで、今後とも「ザ・教室blog」をよろしくお願いいたします。

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2006年01月13日

「ストレーター」発想

全生研の仲間であり、フリー教育研究者の浅野誠氏は、月刊誌「生活指導」(2月号)の中で教師の生き方について、

教師の道一直線でいくことが肯定的に受けとめられ、途中でやめることは「挫折」のように受けとめられやすい。

と指摘。そしてさらには、

このことは、私がこのところいいつづけている「ストレーター」発想に共振しやすく、子どもに対してもそうしたことを期待するメッセージをひそませやすい。だから、フリーターとかニートとかを、社会的風潮と同じように、思わず否定的にとらえてしまう傾向をもっているともいえよう。教師という存在自体が歴史的に「モデル」的役割をになわされてきたことに加えて、大半の教師が「モデル」としての教師一直線的な発想のなかに生きているためであろうか。

なるほどと思う。

「とても停年まで続けられそうにない」と多くの教師が思いながらも、結局多くの教師は停年まで働いている。

まず教師自身が自分の生き方の幅を豊かに持ちたいと思った。

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2006年01月12日

インターネット不調

自宅のインターネット接続がつながらなくなってしまいました。

自宅の接続は、ADSLの8Mを使っています。古くて速度は遅いのですが、それでも、PHS接続よりは速いわけで……。

ということでブログへのコメントの返信ができない状況で申し訳ないです。新しいエントリーを投稿するのがやっとという状況でして……。

と思っていたら、今度は、一つのメールアドレスがつながらなくなってしまいました。(メールアドレスは複数持っているのですがそのうちの一つ)

このアドレスは、メインアドレスなので困っています。

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2006年01月11日

ストーブ端会議

職員室にストーブがなくなり、エアコン暖房になった学校が増えてきました。

いま思えば、ストーブは職員室の「井戸端会議の場」としても大切なものだったのですね。

ストーブのまわりに集まって、子どものこと、授業のことを語り合い、公的な会議とはまた別なコミュニティーの場として「ストーブ端会議」が成立していたのです。

それに、この「ストーブ端会議」って、けっこう大切で、元気がもらえた場でもありました。

今はエアコンで、職員室全体が暖かくなり、職員はそれぞれの机で、黙々と仕事をするようになってしまいました。

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2006年01月10日

書き初め会(05年度)

本日の3,4校時、体育館で4年生と一緒に「書き初め」をしました。

4年生は「わたり鳥」、そして3年生は「春かぜ」と書きました。

12月に一度練習しましたが、今回、子どもたちの字を見ていると、上手になっていた子がたくさんいました。

さて、この「書き初め」の意味・由来は……、

正月2日を一年のことはじめとし、その年の心構えや抱負などを書き記し、精進するとうまくいくということから続いてきているものです。

また、習い事なども、2日に始めると、一年間うまくいくとも言われています。

つまり、大事なことは正月2日から取り組むくらいの気持ちがないとうまくいくはずがない…、という意味があるということらしいです。

一年の計は元旦にあり。

そしてその実行は、ことはじめの2日から……、ということが昔から言われていたのですね。


  力強く!


  堂々と!


  気持ちをこめて!

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テンションあげないと

6日が始業式でしたが、3学期の本格的なスタートは今日からです。

ただ、なぜか今回はテンションがあがらない……。なぜだ?

それはきっと、「やりたいこと」の前に「やらなければならないこと」ばかりが頭の中に浮かんできているからだと思う。

それに「やらなければならないこと」は、本当に「やらなければならないことなのか?」と疑問符がつくことばかり。

これまでは、そんなものふきとばして、子どもたちのためになると考えたことを優先してやってきたはず。それができなくなったのはなぜだろう。

もう一度、今年度のラストスパートをかけるパワーを持ちたいと思っているのです。そのためにはどうしたらいいんだろう。

とりあえず、ここに正直な自分の思いを綴りつつ、もう一人の自分で自分をチェックしながら、パワーを再生していくしかないですね。

ふ~っと、深呼吸してから、少しずつテンションを上げていくつもりです。

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2006年01月09日

mixiに登録

遅まきながら、mixiに登録してみました。

積極的には活用していないのですが(というよりも、まだ使い方がよくワカラン)、今なぜ「ソーシャルネットワーキング」が伸びているのかに興味がありました。

ということで、ニックーム「しおちゃんマン」でmixiで検索していただき、マイミクシィーに入れていただけるとうれしいです。

今日は、久しぶりにゆっくり休んで、明日からの本格的な3学期のスタートにそなえたいと思っています。

喫茶店で本でも読もうかな……。

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2006年01月08日

同じ時代に生きている者として

全生研(全国生活指導研究協議会)の北関東地区学校の合宿が終わり、さきほど帰ってきました。

この研究会は、それぞれが実践レポートを持ち寄って、その実践を分析する形で行われます。

そして、いくつかのレポートを読んでみて、日本の学校の教室が予想以上に大変な状況になっていることがわかりました。

荒れている中学校が増えてきていることもわかりました。

小学校でも、低学年から教室で暴れまわる子どもたちの様子がリアルに報告されていました。

そんな中で、学校・教師と保護者の関係がさらに悪化してしまうといった悪循環。

多くの教師が「教師でいることがつらい」と訴えていました。

また、リストカットや摂食障害の経験がある女性が1割を超えそうであるという講座での話にはショックを受けました。

今教師にとって大切なことは、子どもたちや保護者、そして職員室の仲間と、同じ時代に生きる者としてその悩みや課題を共有することであるとつくづく感じました。

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2006年01月07日

ぐったり疲れた

6日の始業式の一日は、3時間授業だったのにぐったり疲れました。

体育館で始業式を終えた後教室に戻り、通知票を集めたり、書初め展に出品する子の名前を確認してその参加費を集めているうちに1時間目が終了。

2時間目は、3学期のテーマの一つである「話し方」の訓練。冬休みの生活の報告も兼ねて子どもたちと楽しく話をしました。

休み時間には、教材屋さんに教材の注文。そして学年便りの印刷。

3時間目は班づくり。いわゆる席替えですね。

11:30に子どもを帰して、職員室で書初め展の集金の計算と集計。ここまでで午前中が終わり。

午後は、職員会議と、校内研究の指導案の検討会。

気がついたら5:00を過ぎていました。早くこの忙しさに体と頭を慣らさなければ。

今日は、午後から全生研の北関東地区の合宿研究会に出かけます。

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2006年01月06日

【本】先生の元気のモト


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先生の元気のモト 生徒に一歩近づく高校教育実践
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久しぶりに本の紹介をします。

全国高校生活指導研究協議会大阪支部の仲間が作った新刊本です。

以下、紹介文をそのまま引用させていただきます。

 学園ドラマが人気を集め、超人的な熱血教師の本が売れる一方で、"教育実践の本は売れない"と出版の世界では言われているそうです。でも、私たちはあえて、学校・地域・人と人とのつながりにこだわって教育実践の本をつくることにしました。
 それは、<教育改革>に追われ、生徒の理解に苦しむような言動に振り回されて、実際にヘトヘトになっている教師たちに、「一緒にがんばろうや」とエールを送りたいという強い思いがあったからです。そして、学校や教師が取材の対象となるのかは、何かの事件とその謝罪の場面といった状況かを見るにつけ、「学校は捨てたもんじゃないよ、元気な教師らもいるよ」と伝えたかったからです。
 その名も『先生の元気のモト 生徒に一歩近づく高校教育実践』(12月9日、青木書店刊)。「24時間闘えない、フツーの教師」たちによる、笑いあり、涙ありのハートウォーム教育実践です。
 特筆したいのは、これが教諭だけで書かれたものではないということ。養護教諭、実習教員、賃金職員、常勤講師など、さまざまな立場-最近は外部講師として学校に関わる方や学齢期の子をもつ保護者の方まで-で学校に関わる人が集まり、同じ土俵でホンネの議論を繰り広げる中でできあがった本です。この本が従来の実践記録集とちがって「教師=指導する立場、生徒=指導される立場」に収まりきらない微妙なおもしろさをかもしだしているとしたら、きっとそのためだと思っています。

 高校教諭だけでなく、小・中教師のみなさんにもお薦めです。

 よろしかったら、このページからセブンアンドワイを利用してぜひご購入ください。

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冬休みを終えて

昨日で冬休みが終わりました。

今日(6日)が始業式の学校は全国でも少ないせいでしょうか。実は明日からまた全生研(全国生活指導研究協議会)の北関東地区の合宿が始まります。

幸いに今年は千葉県が当番になっていて、しかも宿泊するのが私の家の近くなのでそんなに大変ではないのですが……。

この冬休みは、明日の合宿を入れて合計三回の合宿に参加することになりました。この三回の勉強会で、知的に学習しようと心に決めていたのですが、残念ながらその中身がまだ私の中で整理できていません。ということですごく焦っています。

国が推し進めようとしている教育改革で、教師も親も、そして子どもたちも、どんどん苦しくなっていくことはわかっているのです。今年はさらにいろいろな悲しい事件が起こってしまうかもしれないのです。うん、それはわかっている……。

しかし、そういった政策に対抗しうる、子どもたちの側から考えた学校づくりのイメージが私の中で整理できないでいます。

そんなグラグラした状態で、また現場の忙しさの中に突入していくことにとても不安を感じています。

とりあえず明日からの勉強会で、基本的なスタンスは固めたいと思っています。

けっこう必死です……。

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2006年01月05日

始業式前日

いよいよ始業式前日になりました。

今日は年休(有給休暇)をとっているのですが、印刷物もあるので出勤しようかと思っています。

さて、3学期は「別れ」が大切なテーマになります。

6年生とのお別れ。異動する職員とのお別れ。いろいろな「別れ」があるのが3学期です。クラス編成替えのある学校は友だちとの「別れ」もありますね。

この「別れ」をどのように「くぐり」ながら、新しい「出会い」につなげていくのかが大切な指導になってくるわけです。

具体的には、「六年生を送る会」の学年発表の取り組みを大きな指導重点にしていくつもりです。そしてこの指導は、この一年間で学んできたことの集大成としても位置づけたいと考えています。

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2006年01月04日

さあ、3学期の準備だ!

さあ、お休みも今日まで。学校も今日から職員が出勤しています。

私も6日の始業式に向けて準備を始めるつもりです。

まずは、日刊通信の3学期第一号の作成。そして学年便りの作成。その前にワークテストや教材の注文リストも作らなければ。六年生を送る会の学年発表の内容も考えておくつもり。

3学期はあっというまに終わってしまうので、早目の準備が必要です。

同じ県内でも、私のところのように、6日から始まるところと、10日からのところがあるようです。

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2006年01月03日

頑張れ明治!

昨日からの箱根駅伝に、わが母校、明治大学が出場しています。

明治大学の陸上部は「競走部」といいまして、しおちゃんマンが所属していた硬式テニス部やラグビー部などと同じ世田谷区八幡山に合宿所があります。(今もそうなのかな?)

「合宿所」というのは、スポーツクラブごとの寮です。4年間そこに住み込んで、大学にもそこから通います。

当時は陸上グランドが草ボウボウで、これでは「競走部」はかわいそうだなあと思っていました。今はそんなことはないと思うのですが、当時から他の大学の陸上部に比べて環境的には恵まれていなかったと思います。

それでも箱根駅伝には時々出場して健闘しています。昨日の往路では、1区では6位とがんばりましたが、最後は16位でした。今日の復路ではどうでしょうか。がんばってほしいです。

明治大学は、ここのところラグビーや野球をはじめ、スポーツ関係ではいまひとつです。(大晦日には、柔道部OBの、吉田選手と小川選手が闘ったりしていましたが……)後輩達にはぜひがんばってほしいです。

さて、これからの日本のスポーツはどうなるのかなあ。ヨーロッパ型のクラブ組織に移行していくのでしょうか。

それはそれでいいと思うのですが、学校を中心としたスポーツも大切にしながら、誰もがスポーツできる場を国民に保障してほしいと思っています。お金をあまりかけないで、しかも高齢者でも好きなスポーツができる国になるといいなあと思っています。

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2006年01月02日

おせち料理

今の子どもたちって「おせち料理」って食べるのかなあ。

確か…、おせちの料理の一つひとつに意味があるんですよね。

さっそく代表的なものを調べてみると、

黒豆…黒は健康を表し、まめに暮らせるようにという意味。
数の子…子孫繁栄の縁起言葉から正月料理の祝肴となった。
たつくり…田作りは小さくても尾頭付きで縁起の良い料理。豊年、健全、家内安全の祈りを込めた料理。
昆布巻…昆布は「養老昆布」と書いて「よろこぶ」と読ませ、不老長寿とお祝いの縁起物。
栗きんとん…栗きんとんは黄金の塊を意味し、商売繁盛、金運をもたらす縁起の良い福食。
はぜ甘露煮…すばやく目標を達成させると縁起物。
お多福豆…福を招来するという縁起物。
蒲鉾…形が日の出に似ていることから祝膳に使うようになった。
伊達巻…巻物なので文化や勤勉を意味。
だいだい・橙…代々家が続くという縁起から正月の鏡餅に飾られる。

ということだそうです。

昔の人は、おせち料理を出しながら、その一つひとつの意味を子どもたちに教えていったんでしょうね。

縁起物を信じるとか信じないということではなくて、家族の中でそういった文化的な会話が成立していたことが大切だと思いました。

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2006年01月01日

あけましておめでとうございます!

2006年が明けました。

あけましておめでとうございます。

旧年中は大変お世話になりました。

新年のご挨拶もかねて、今年の決意として下記のページを作りました。

★教師の意見表明権を守る年に

今年も「ザ・教室 blog」をよろしくお願いいたします。

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