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2006年01月27日

あやとりは奥が深い

低学年の先生が「あやとり」に取り組んでいたので、あやとりを得意とするしおちゃんマンがいくつか教えてあげました。若い先生はしらない人が多いようです。

ところがこの「あやとり」…、とっても奥が深いのです。

19世紀末期に始められた調査で、オーストラリア、太平洋諸島、極北圏、南北アメリカ、アフリカの人々がたくさんの種類のあやとりを伝えていたことがわかっています。

また、150年以上前、ニュージーランドのマオリの人たちは神話・伝説を語り、あるいは歌いながら、その情景を表すあやとりを次々と作っていたそうです。

さらには、豊かな農耕収穫を祈願する儀式の中で成人男性があやとりを演じた例や、「癒し」の儀式の中に「あやとり」が用いられた例も報告されています。

このようにあやとりは、遊びだけでなく、宗教的・芸術的にとても貴重な世界遺産と言えるわけです。

wrote by しおちゃんマン

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