【本】先生の元気のモト
久しぶりに本の紹介をします。
全国高校生活指導研究協議会大阪支部の仲間が作った新刊本です。
以下、紹介文をそのまま引用させていただきます。
学園ドラマが人気を集め、超人的な熱血教師の本が売れる一方で、"教育実践の本は売れない"と出版の世界では言われているそうです。でも、私たちはあえて、学校・地域・人と人とのつながりにこだわって教育実践の本をつくることにしました。
それは、<教育改革>に追われ、生徒の理解に苦しむような言動に振り回されて、実際にヘトヘトになっている教師たちに、「一緒にがんばろうや」とエールを送りたいという強い思いがあったからです。そして、学校や教師が取材の対象となるのかは、何かの事件とその謝罪の場面といった状況かを見るにつけ、「学校は捨てたもんじゃないよ、元気な教師らもいるよ」と伝えたかったからです。
その名も『先生の元気のモト 生徒に一歩近づく高校教育実践』(12月9日、青木書店刊)。「24時間闘えない、フツーの教師」たちによる、笑いあり、涙ありのハートウォーム教育実践です。
特筆したいのは、これが教諭だけで書かれたものではないということ。養護教諭、実習教員、賃金職員、常勤講師など、さまざまな立場-最近は外部講師として学校に関わる方や学齢期の子をもつ保護者の方まで-で学校に関わる人が集まり、同じ土俵でホンネの議論を繰り広げる中でできあがった本です。この本が従来の実践記録集とちがって「教師=指導する立場、生徒=指導される立場」に収まりきらない微妙なおもしろさをかもしだしているとしたら、きっとそのためだと思っています。
高校教諭だけでなく、小・中教師のみなさんにもお薦めです。
よろしかったら、このページからセブンアンドワイを利用してぜひご購入ください。
wrote by しおちゃんマン
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少し遅いエントリーになってしまったが、大阪高生研の総会で講演をする機会をいただき... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2006年01月15日 00:58
コメント
はじめまして。大阪高生研の井沼といいます。
佐藤の友だちです。
先生の元気のモト、ご紹介ありがとうございます。教育ブログナンバー1のここに、こんなに大きく載せていただけて光栄です。
いま、ほんとに現場の教師は元気を失っています。同僚の入院や病気休職、あるいは早期退職。あいついでいます。気の持ち方とか個人の技術の問題じゃない。じゃどうすればいいか?みんなで考えるきっかけにしたい。
そんな思いで、この本使ってみんなで何ができるか、これから作戦練ろうと思っています。
投稿者 井沼淳一郎 : 2006年01月07日 20:04
>井沼淳一郎さん
コメントありがとうございました。
全国の教師の元気のモトになる本になるといいですね。こういった実践集が待たれていると思いました。今後ともよろしくお願いいたします。
投稿者 しおちゃんマン : 2006年01月08日 14:59
トラックバックありがとうございます。
青森高生研の事務局をしています。
12月に東京で大阪の先生がたと会いました。
パワフルな先生方のエッセンスがこの本にはありますね。
2月に青森で学習会を開く予定でいます。
いろんな人と出会うこと、知り合うことで元気になりますね。
私もmixiにハイっています。
「よしべえ主夫」です。
マイブログ(よしべえ主夫の自然いっぱい遊びもいっぱい http://plaza.rakuten.co.jp/pamashunryu/)をはじめ、臨時教職員を応援するブログ(先生になりたい 応援します 青森発 http://plaza.rakuten.co.jp/sannkyoso05/)などもやってます。
よろしかったら覗いてみてくださいね。
これからもよろしくお願いします。
投稿者 よしべえ主夫 : 2006年01月09日 06:59
>よしべえ主夫さん
まだまだ元気にがんばっている教師が全国にたくさんいることに元気付けられます。
今後ともよろしくお願いいたします。
投稿者 しおちゃんマン : 2006年01月09日 20:45
しおちゃんマン、ご紹介ありがとうございます。「全国高校生活指導研究協議会大阪支部の仲間」と言ってもらえてうれしいな。
大阪高生研の総会もきのう行われ、おおさか生研の東稔先生に中学校の状況を語ってもらいました。子どもたちを介してみんな「仲間」、これからもどうぞよろしく。
(PS)私の弟は浦安市の明海に住んでます。おい、めいはしおちゃんマンの近くの学校かな。またお会いしたいものです。
投稿者 おまかせ・サトウ : 2006年01月09日 23:31
しおちゃんマンさん、こんばんは。
そして、井沼先生、佐藤先生、大阪高生研の総会ではお世話になりました。とても楽しい時間でした。夜の韓国料理もおいしかったし…
僕が、総会でしゃべる機会を与えてもらったのも、このブログで小野田先生の紹介に絡んだからです。
人のつながりって、面白いですね。
大阪高生研の集会は、ハートフルでパワフルでした。
もともと、一つだった全生研と高生研の、新たな共同を作っていく時期かも知れませんね。
ではでは。
投稿者 Haru : 2006年01月10日 00:53
>おまかせ・サトウ さん
あの本で、ぜひ元気をわけてもらおうと思っています。浦安のサークルでも宣伝しますね。
> Haruさん
全生研と高生研は、意外に交流がないような気がします。こうしてネットでつながることも大切ですね。今後ともよろしくお願いいたします。
投稿者 しおちゃんマン : 2006年01月12日 19:28
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