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2006年01月08日

同じ時代に生きている者として

全生研(全国生活指導研究協議会)の北関東地区学校の合宿が終わり、さきほど帰ってきました。

この研究会は、それぞれが実践レポートを持ち寄って、その実践を分析する形で行われます。

そして、いくつかのレポートを読んでみて、日本の学校の教室が予想以上に大変な状況になっていることがわかりました。

荒れている中学校が増えてきていることもわかりました。

小学校でも、低学年から教室で暴れまわる子どもたちの様子がリアルに報告されていました。

そんな中で、学校・教師と保護者の関係がさらに悪化してしまうといった悪循環。

多くの教師が「教師でいることがつらい」と訴えていました。

また、リストカットや摂食障害の経験がある女性が1割を超えそうであるという講座での話にはショックを受けました。

今教師にとって大切なことは、子どもたちや保護者、そして職員室の仲間と、同じ時代に生きる者としてその悩みや課題を共有することであるとつくづく感じました。

wrote by しおちゃんマン

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» 1月30日(月)教師にとってのサークル活動 from 若手研
今、サークル活動について原稿をまとめている。 あなたは、何かサークルをしてみえますか。 最近は、個人の時間を大切にして、仕事以外で教育にかかわるサークルを... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2006年01月30日 15:05

コメント

 子供の非行や問題行動が多いのは、親たちが自分たちで対処できる問題ではないと投げ出している、学校依存の人が多いからでしょう。子供への躾はもちろん、教科教育も親が主体になってやり、学校はそれを補助しているだけという認識が今後必要になってくるように思います。
 そのためには、こういう合宿へも何らかの形で保護者も参加できるようにするといいと思います。普段の学校生活の中でも、カリキュラムをできるだけ細かく事前告知(週間スケジュール等)していただきたいと思います。

投稿者 Y : 2006年01月08日 16:08

はじめまして。中3の娘を持つ母親です。
公立小学校は、「あれもこれも」とかかえこみすぎているのではないでしょうか?
もっと親を、保護者を信頼して、まかせてほしいのです。

うちの娘は私立小から中学受験で別の私立へ行き、いろいろあって昨年9月から公立中学に転校しましたが、本来なら親の役割と思われることまで、公立中がお膳立てしてしまうことに、違和感を感じています。
娘がまだ小学生だったころ、地元の公立小学校の校長が「私たちは地域の人たちに期待されているから」とおっしゃったのも忘れられません。

たしかに、負担に思う親もいるでしょうが、子を思う親の気持ちに「期待」してほしいのです。
講座でも話に出たという摂食障害ですが、娘は中1のときに、それで学校へ行けなくなりました。
食事のコントロールをするのに、私は仕事をやめることはできないけど、娘といっしょにお昼を食べることはできる。そう思って、お昼休みに職場近くに来てもらい、数ヶ月、毎日いっしょに食事をしました。
「今のあなたでいい」。毎日毎日、言葉を尽くして娘と話をしました。

ほとんどの親は、子どもについてのことなら、何でもしたいと思ってますよ。
ちょっとバトンをこちらに渡してみてほしいのです。

投稿者 とり : 2006年01月08日 20:32

>Yさん、とりさん
コメントありがとうございます。
家庭にタスキを渡していくこと、基本的に賛成です。
そのために、何をどうすればいいのかの対話が大切ですね。
今は残念ながら、その対話が成立していない状況なので、まずは信頼関係をつくっていくことを当面の私の仕事にしてみたいと思っています。

PS:私たちの研究会(全生研)には、教師以外のみなさんとも学習を進めていくものもありますので、そういったイベントがありましたら、ここでもみなさんにお知らせしていきます。ありがとうございました。>Yさん

投稿者 しおちゃんマン : 2006年01月09日 20:44

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