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2005年02月28日

久しぶりにキレました

私「あんたじゃ、話にならない。局長を呼びなさい!」(大声で)

 郵便局の窓口の女性の対応に、久しぶりにキレました。まわりの客もびっくりした顔でこっちを見ていました。

 今日は、土曜日の「一日参観日」の振替休業でした。この日を利用して、研究会の会費自動振込制度の手続きに郵便局に出かけました。行く度に必要書類が足りなくて、今回で三度目です。
 
 今度こそと、9時に郵便局が開いたと同時に駆け込んで、前回必要だと言われた三点セットを持って窓口に行きました。

 ところが、

「住所の変更には、代表者の保険証、または免許証が必要です」

などと、またまた今までにないことを言い出したので、久しぶりにキレました。

私「前回来た時は、そんなことは聞いていない」
係「いや、言ったはずです」
私「あんたじゃ、話にならない。局長を呼びなさい!」(大声で)

 私の剣幕に驚いたのか、窓口の女性は駆け足で奥に走っていきました。

 すると、局長ではなくて、やさしそうな課長が出てきて、相談窓口に案内されました。私は、

・今日で、3回目の来局であること。
・来るたびに、言うことが違っていて、いいかげんにしてほしいこと。
・今日は、手続きをしてくれるまで帰らないこと。

の三つを強く抗議しました。

 課長は、手続きを明確に伝えなかったことを平謝り。

 しばらく、抗議を続けましたが、文句ばかり言っていても建設的ではないと判断し、再度手続き上必要な書類を箇条書きにして、それに局長、または課長の印鑑を押して私に出すように要求しました。

 私がキレたのは、窓口の女性の「言ったはずです」という対応です。この言葉には「郵便局には責任がない」という意味が含まれています。

 私の一番の要求は、手続きをスムーズに済ませたいということであって責任論を問いただしに来たわけではないのです。それを「こっちには責任がないので、出直してください」などという対応に腹が立ったわけです。

 これは学校にも言えますね。

 指導内容や学校の安全管理面について、それを「責任問題」にすりかえてはいけません。アリバイ作り・証拠づくりの教育行政では、真に子どもたちや保護者のみなさんの要求に応えたことにはならないのですから。

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2005年02月27日

一枚の写真「インドから50ルピー」

indo_pengin.jpg

 全国的な人気を集める北海道旭川市の旭山動物園に、インドから「このお金をペンギンのえさ代にして」という手紙と一緒に、50ルピー紙幣1枚が届いた、という記事がありました。

 しかし、日本円で約120円では、えさは賄えません。

 フリーデーの二日目、この写真を使って授業をしてみました。

 まずこの写真には何が写っているのかを聞きました。

 次に、インドの子どもたちがどんな気持ちで送ったのかとか、届いたときに動物園の人たちはどんな気持ちになったかとか、この120円はどうするべきだとか、いろいろ子どもたちに意見を出してもらいました。

 最後に、ペンギンの飼育委員の立場や、インドの子どもたちの立場にたったりして、手紙を書きました。

 一枚の写真の授業は、その日に最新の写真をさがして、急いで授業を組み立てる必要があり、ぶっつけ本番みたいな部分もあるので難しいのですが、子どもたちは生き生きと自分の意見を発表し、お金の価値や、人と人との「思い」のコミュニケーションについて真剣に考えることが出来ました。

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2005年02月26日

2日連続のフリーデー

 昨日(金)と本日(土)、2日間連続のフリーデーでした。

 「フリーデー」とは、一日参観日のことで、一日のうち、いつ来校してもいい参観日です。もちろん一日ずっといてもいいわけです。それが2日間連続でありました。しかも、2日目の午後は、保護者会がありました。

 正直言いまして、今はグッタリしています。

 この2日間、参観日であったことをここで公開しなかったのは、学校の安全管理を配慮してのことでした。こういう形の参観日ですので、誰でも出入りできる状態になるわけです。(もちん、昇降口で受付管理をするなどの安全確保体制をしきました)

 他校の保護者の方にとっては「うらやましい」と感じるのでしょうね。

 逆に他校の教師たちからは「信じられない」「大変すぎる」という声がほとんどです。

 来週から、地獄の学年末事務処理が始まるというのに、今は何もやる気がおきません。

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2005年02月25日

漁業権全面放棄にもかかわらず…

kuromizu.jpg

 昭和33年6月に発行された「週刊新潮」に掲載された写真です。今日の社会科の授業で使いました。なんの写真だかわかりますか?

 浦安名産「焼蛤(やきはまぐり)」の学習をしていますが、その発展教材としての資料です。

 浦安は、昭和46年に漁業権を全面放棄しています。昭和20年以降、東京湾に流れ込む河川への工場廃棄液タレ流しや糞尿の海洋投棄などで年々海の汚れがひどくなっていったことが発端です。

 にもかかわらず、焼蛤(やきはまぐり)屋さんの「さつまや」さんは、70年にわたってお店を続けているのです。

 蛤がとれないのに、どうやって素材を調達しているのかとか、多くの焼蛤(やきはまぐり)屋さんが閉店していく中で、どうして続けているのかなどを考える学習です。

 写真は、昭和33年に本州製紙工場に漁民達が乱入し、8名の逮捕者を出してしまった「黒い水事件」を扱った記事での写真です。

 子どもたちはこの漁師さんの写真をみて「寂しそう」「元気がない」と言っていたので、それはどうしてかを考えるところから授業を始めてみました。

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2005年02月24日

『夢』をの種をまいているか

 「六年生を送る会」の全校のテーマが決まりました。

  六年生、空高く夢に向かって帆をあげよう
   ~ありがとう、またあそぼうね~

 各学年からテーマを募集して、児童会の役員で話し合って決めました。

 さて、今の子どもたちって、どんな「夢」を持っているのでしょうか。

 昨年度、卒業生一人ひとりに将来の「夢」をインタビューしたことがあるのですが、けっこう具体的な職業まで言える子がほとんどでした。ある意味、現実的に「将来」をえがいているのが今の子どもたちなのかもしれません。

 一方、私たち大人は、子どもたちに「夢」を与えるような仕事ぶりをしているのかと振り返ると、私自身はちょっと自信がないです。

 たとえば、「教師を目指しています」といったメールをたくさんいただくのですが、それに対して「教師ってこんなにすてきな、『夢』のある仕事だよ」と答えるのに、けっこうエネルギーを使います。

 それでも「やめた方がいいよ」と返信するわけにはいきませんので(笑)、教師の仕事の「やりがい」みたいなことを一生懸命書いて返信します。

 「今の子どもたちは『夢』がない」とか言う人がいますが、それは私たち大人の責任でもあるわけで……、子どもたちや若者に、もっともっとすてきな『夢』をもってもらうために、まずは自分の足元に『夢』の種をまいてみたいと思いました。

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2005年02月23日

「ゆとり教育」なんて存在したの?

 「学力低下」が話題になり、「ゆとり教育」を見直す動きがあるようです。しかしここで疑問。

 この間(かん)、本当に「ゆとり教育」なんか存在したのでしょうか?

 五日制になり、土曜日が休みになったように見えますが、そこに習い事(スポーツも含む)や塾などが入り込んできました。

 一方、学校では、土曜日の分の授業時間数を確保するために平日の時間数を増やさなければなりませんでした。授業時数を減らすほど学習内容が減らなかったからです。

 それで、学校によっては、6校時を増やした所が多く、子どもたちの放課後はますます「ゆとりのない」ものになっていきました。

 さらに、総合的な学習が正式に時間割の中に組み込まれ、パソコンや英語、環境や福祉等々の学習が増えました。
 そしてこの総合的な学習は、その準備が大変で(校外に出たり、社会人の方を招いたり)、その準備の時間に子どもも教師も追われることになりました。

 ということで、この間(かん)の現場は、「ゆとり教育」ではなくて、子どもにとっても教師にとっても、そして親にとっても「ゆとりのない教育」だったのです。

 したがって、もし「学力低下」の問題があるとするならば、「ゆとり教育」だったからではなくて、上記のような「ゆとりのない教育」が問題だったのだと思っています。

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2005年02月22日

六年生を送る会の練習

okuru_ren.jpg

 3月4日…、来週の金曜日は「六年生を送る会」です。この会は、卒業していく六年生を送る、児童会の行事です

 各学年ごとに、15分以内の演技をします。今週はその演技の練習をがんばっています。

 3年生(本校は全学年単学級)は、劇あり、クイズあり、合唱ありの、大スペクタクル、ということになっています。(笑)

 内容はまだ秘密です。

 そう言えば、六年生を送る会で、またまた教師の合奏があります。

 しおちゃんマンはまたドラムをやる予定ですが、先日そっとやってみたら、打ち方をすべて忘れていました!足と手が一緒に動いてしまいます(涙)。

 また最初からやりなおさなければならないようです。

 覚えるのは大変だけど、忘れるのはアッというまですね。フ~。

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2005年02月21日

学校づくりに向けて保護者とつながる

● 四つの困難

 学校づくりにむけて保護者とつながることが年々困難になってきています。

 その原因の一つは、保護者が学校をサービスを提供するものとしてとらえ、それが細かい要求として学校に向けられ、教師にとってはそれが理不尽な要求に聞こえることが多いからです。

 二つ目は、習い事や塾など、学校以外の場で子どもを「教育」させることが広がり、学校そのものに「期待」を持たない保護者が増えているように「見える」からです。

  三つ目は、子どもたちへの指導が年々難しくなっていることと、にもかかわらず現場はますます多忙化し、教師が子ども一人ひとりと向き合う時間が保障されず、そのことが保護者の不満につながることが多いからです。

  そして四つ目が、保護者同士が警戒と不信の関係にあり、信頼をベースにした対話が成立することが困難となり、その不安と孤立が学校批判に向けられることが増えてきたからです。

● 批判の中にこそ願いを読み取る

  このような状況の中で私たちはどのようにして保護者とつながり、学校づくりを進めていけばよいのでしょうか。

  まず大切なことは、学校や教師に向けられる批判の中にこそ、保護者の願いや要求があるというとらえかたを持つことです。

  確かに教師にとっては理不尽な批判や要求があるかもしれません。

 しかし学校や教師に期待しているからこそそうした批判があるととらえれば、そういった声は真摯に受け止めなければならないのではないでしょうか。

● 現場の事情を理解してもらうこと

  次に、そうした批判や要求があった時には、教師は現場の「事情」を理解してもらうことにつとめることです。

  私たちがおかれている現状はますます厳しくなるばかりです。しかしそういった事情を多くの保護者は知らないことの方が多いのです。したがって、足りなかったところは素直に詫びつつ一方で、そういった事情・現状を理解してもらい、一緒になって子どもたちを育てていくことを呼びかけていく必要だと考えています。

  すると、そうした対話の中で、学校の課題が見えてくることがあります。そしてその時にこそ、その課題解決のための「参加」を保護者に呼びかけ、一緒になって学校づくりを進めていけばよいのではないでしょうか。

  たとえば、子どもたちの登下校時や放課後の安全確保のために学校として取り組んでほしいという要求が出たとします。。しかし今は、その要求は「学校として何もしていない」「子どもたちの安全確保を軽視している」といった学校批判の形で出ることが多いのです。

 一方学校は多忙化の中にあるので、そういった「声」に対して、理不尽な要求としてとらえ、これもまた批判的につきはなしてしまうケースが多いのではないでしょうか。

  しかしここでは先に述べたように、まずそういった「声」を真摯に受け止め、多忙化の中でなかなか手が回らない現状を理解してもらいつつ、同時に、子どもたちの安全確保のために協力してもらうことを呼びかける必要があるのです。

  こうした対話の中で、PTAのパトロールを強化するとか、父親の会をつくって、パトロールをしようとかの新しい提案が生まれたりする例もたくさんあるのです。

● 子育て共同のセンターとしての学校

 一方で、授業をきっかけに協力を呼びかけることも考えられます。保護者の中には、専門的な知識や技術を持つ人がいるので、そうした人たちに積極的に授業参加を呼びかけ、協力してもらうのです。

  しかしここで大切なことは、こういった取り組みが教師の「仕事放棄」につながってはいけないということです。大切なことは、お互いの役割を果たしつつ足りない面をカバーし、共同して子育てを進めていくことなのです。

  つまり学校づくりとは、学校が、子育て共同のセンターとしての役割もあるということをイメージしながら実践を進めていくことであると考えています。

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2005年02月20日

エレベーターでの悲哀

 しおちゃんマンはエレベーターのあるマンションに住んでいますが、時々、そこに住んでいる子どもと二人っきりでエレベーターにのる場面にでくわします。ところがそのとたん、その子はサッと降りてしまうのです。

 おそらく学校で「エレベーターには、知らない大人と二人でのらないこと!」といった指導がなされているのだと思います。しかし、エレベーターに残された私としては、なんとも言えない寂しいというか、悲しいというか、恥ずかしさというか、そんな思いになってしまいます。

 しおちゃんマンは夫婦共稼ぎで昼間はいなくて、息子も大きくなって独立して家を出ていますから、ご近所づきあいがほとんどできません。ということで、そのマンションに住む子どもたちにとっては、「知らないおじさん」「アブナイおじさん」なのだと思います。

 「知っている」というのは、顔を見たことがあるとか、あいさつをしたことがあるとか、そんなことではないのだと思います。何をしていて、どんな人で、話しかけるとどんな反応をしてくれて…、といったことが「わかっている」ということだと思います。

 そういった意味で、昔の日本のご近所づきあいはそういったことがわかっていたのかもしれません。ゆえに、昼間は鍵をかける習慣がなかったというのもうなづけるのです。

 地域での「つながり」がなくなって(うすくなって)しまった中で、今では誰もが「不審者」になってしまいました。

 また、ご近所でのトラブルも、自分達で解決したり、中にはいって仲裁してくれる人がいなくなったので、すぐに裁判で解決、といったことも増えてきました。

 そろそろこういったことに歯止めをかけるような地域の再生問題を考えなければならないのかもしれません。

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2005年02月19日

あめあがりの会の掲示板再開!

サーバーの不具合により、書き込むと最新ログがすべて消えてしまうといったトラブルがあり、一時閉鎖していた、あめあがりの会の掲示板「広場(1)」を昨日から再開しました。

▼あめあがりの会の掲示板
http://shiochanman.com/hikou/bbs.html

不具合の原因は、大量のスパムメールがサーバーに流されたことにあります。そこで、そういったスパムメールにも耐えられるサーバーに移転しました。

さらに、外付HDDを購入し、掲示板のバックアップを毎日とることにしました。

今後は、おそらく作業が大変になるので、手を広げすぎた部門を少しずつ削っていこうと思っています。とりあえず、「稲毛海岸Navigator」を廃止しました。自動的にサイトが登録できるCGIでしたが、最近、出会い系のサイトが登録され始めたので、思い切って廃止しました。

同時に、サーバーのイディレクトリを節約する必要も出てきました。今後もし、新しい何かを始めることになったら、無料サイトを利用しようと考えています。

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2005年02月18日

授業づくりネットワーク2005春

3月28日(月)の授業づくりネットワークの学習会の講師の一人として呼ばれたので引き受けることにしました。

▼授業づくりネットワーク2005春
http://www.jugyo.jp/yotei/20050328haru.html

上記の学習会の12:30〜14:30に行われる、「ワークショップ1」の4分科会「基礎からの学級づくり入門」というところです。

私は他の団体(全国生活指導研究協議会以外)の学習会はできるだけ断ってきました。理由は、私の話は、研究内容で共通の土台にたっていることが前提なので、なかなか他の研究団体のみなさんには私の実践が理解してもらえないだろうという思い込みがあるからです。(「思い込み」と書いたのは、やったことがないので本当にそうなのかどうかがわからないからです)

にもかかわらず今回引き受けたのは次のような理由からです。

(1) 全国的に若い教師が増えてきて、この学習会は若い人たちがたくさん参加するということを聞いたから。
(2) 私の世代は、これからの若い人たちに、教師の仕事をしっかりと伝える義務があると考えたから。
(3) 私自身、新しい風にあたることが必要な時期であることを感じているから。

そして「引き受けてみよう」と思った最大の理由は、会場が成蹊大学だったからです。

実は、私の本籍は、この「成蹊大学」がある場所なのです。理由は、祖父がかつて、ここの大学の教授(保健体育)をしていまして、その敷地内に住んでいたので、ここが本籍になりました。

祖父は、もう十年以上も前に亡くなってしまったので(大学を辞めて引っ越したのはもっと前なので)、そこを本籍にしている理由はないのですが、いちいち変えるのも面倒なのでそのままにしてあります。

ということで、久しぶりに吉祥寺の街を見てみたいと思ったのが、引き受けた第一の理由です。(「そんなことでか!」…と、つっこまれそうですが<笑>)

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2005年02月17日

大阪寝屋川の事件…

 大阪、寝屋川の小学校の事件……、なんともやりきれない事件です。

 また…、この事件をきっかに再び学校の安全管理の問題が話題になっています。

 安全管理は、以前から私もホームページなどで主張しているように、私立学校なみに警備員をつけることがいいと思っています。そしてあとは、それを可能にする人員を確保する予算を使うことの「本気」が、行政にあるのか・ないのかという問題だと思っています。(渋谷区では、この「本気」をようやく出したようですが…)

 さて、私は、上記のような「ハード」の問題とは別に、「ソフト」の面を考えてきました。理由は、いくら「ハード」の面を強化しても、人間の意志を超えることが出来ないと思うからです。力を力でねじ伏せようとすることには限界があると思っているからです。

 つまり、少年がどうしてこんな犯行に及んでしまったのか…、そういったことを考えて学校教育や家庭での子育ての教訓にしなければならないと考えています。

 報道では、「不登校」と「テレビゲーム」をキーワードにして報道をしています。しかし、テレビ報道というのは、自分達の報道方針で、いくらでも「事件」を創ることができますから、それに振り回されないように注意しなければなりません。

(少年は「いじめ」についての教師の対応を問題にしていたようですが、それはどうも違うようです)

 ましてや、あたかも「不登校」であったことが事件の原因の一つのような見方をしてしまうような報道のあり方には大いに疑問を感じています。

 このことがきっかけで、不登校の子までも、警察の「リスト」に載せられてしまうようなことが絶対にないようにしなければなりません。

 ちなみに私は、不登校が問題なのではなく、不登校に対するまわりの「見方」が問題だと考えています。

 さて、事件の原因ですが、これから警察の取調べや、鑑別所での観察、さらに精神鑑定などが進められていき、長い時間をかけて調べが進むことになりますので、安易に結論を出すことはひかえなければなりません。

 それでも、報道姿勢に振り回されないように注意深く、関係者や知り合いの人たちのインタビューを聞いていて、気になったことが二つありました。

 一つは、兄弟で、上の子は大学にしっかりと進学しているという事実です。

(報道では、上の子はしっかりとしているのになぜ?というスタンスで報道されていましたが)

 二つ目は、引きこもり気味であった少年が、外に出られるようになったという事実の背景についてです。

(報道では、せっかく外に出られるようになって、大検も合格したのになぜ?というスタンスで報道されていましたが)

 つまり、少年が外に出るようになったきっかけは、「近所から何を言われるかわからない」といった、親の強い要望があったからだということです。

 一瞬で、わずかな情報でしたが、私はこのことから、この事件の背景に、「追いつめられ」があるのだと思いました。

 地域(近所)の中で、子育てをめぐって「比べられ」があり、そのことがそれぞれの親を追いつめていく……、家庭の中では、兄弟の中で「比べられ」があり、そのことがそれぞれの子どもを追いつめていく……、誰もそうしようと思っているわけではないし、自分でも追いつめられている自覚はないのだけれど、自然にそういった精神状態になっていく……、そういった構造の中で、親も子どもも、精神的に不安定になっていく……。そんな流れがあるような気がしてなりません。

 だとしたら、こういったことは別な世界の話ではないわけで、身近な問題としても考えていかなければならないのだと思いました。

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2005年02月16日

もうすぐ復旧

サーバーのトラブルであめあがりの会の掲示板が消えてしまったことを先日書きました。

▼あめあがりの会掲示板
http://shiochanman.com/hikou/bbs_2.html

この件をレンタルサーバー会社に相談してみたところ、最新鋭の(会社自称)サーバーに無料で移行してもらうことになりました。

今度のサーバーは、大量のスパムにも耐えられるとのこと。

一昨日データの移行をやってもらって、あとはDNSの書換が完全に反映されるのを待つだけです。どのくらいの時間がかかるのかなあ。

一方で、バックアップのための外付HDDの購入も申し込みました。
http://www.logitec-direct.jp/product/productDetail.cfm?pno=LHD-HA120FU2

早く、掲示板を復旧させたいです。

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2005年02月15日

フック

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廊下に「フック」をつけてもらいました。

以前、日刊通信に以下のようなことを書きました。。

---「ザ・教室2004」NO.138(12月13日)-----

机の横に、大荷物をぶらさげている子も何人かいます。あの小さなロッカーには、ランドセルを入れればいっぱいになってしまいます。真冬になって、上着・コートを着るようになると、お手上げ状態になってしまいます。上着・コートに関しては、他の職員と相談しながらなんとかしたいと思います。もしいいアイデアがあったら教えてください。

----↑ここまで↑------------------------

私からも、学校にお願いしたところ、さっそくつけてもらうことができました。

fukku-2.jpgfukku-3.jpg
(写真:すべてロッカーにつめこんでいた物が、フックにかけられるようになりました)

現在、体操袋と、上着をかけています。これで、ロッカーから物が落ちることもなく……、また、ロッカーに入りきらない物を机の横にたくさんかけている状態もなくなると思います。

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2005年02月14日

卒業生が……

大阪の寝屋川で、少年に職員室で職員が刺され、教職員が一人が死亡するといった事件がおこってしまいました。

少年は、17歳で、その学校の卒業生だということです。

卒業生であれば、職員室に案内する場合もあるわけで、このような事件が起きてしまうと、卒業生を校内に入れることさえも、注意しなければならないような感じになってしまいそうで、なんとも悲しくてやりきれない事件です。

亡くなられた教員の方のご冥福を、心からお祈りいたします。

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キツネとネクタイ

kitune-1.jpg kitune-2.jpg

国語の「わすれられないおくりもの」の学習で、あなぐまがキツネにネクタイの結び方を教える文章が出てきます。(P.82)

『はばの広いほうを左に、せまいほうを右にして首にかけてごらん。それから、広いほうを右手でつかんで、せまいほうのまわりにくるりと、わを作る。わの後ろから前に、広いほうを通して、むすび目を、きゅっとしめるんだ』

という文章です。

文章だけでは読み取ることが難しい文章ですね。そこで、実際にネクタイを持ってきて、みんなでこの文章の通りにやってみることにしました。

実際のネクタイを見てみると、文章のように「はばの広いほう」と「せまいほう」があることがわかりました。また、「せまいほうのまわりにくるりと、わを作る」や「わの後ろから前に、広いほうを通してきゅっとしめる」という意味も、これでわかりました。

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2005年02月13日

外付けハードディスク

掲示板のトラブルは、私にも責任があるわけで…、つまりバックアップをとっていなかったということです。ただ、複数の掲示板を運営しているので、すべてのバックアップをとるのはけっこう大変でして、それに、あめあがりの会の掲示板のように書き込みがたくさんある掲示板では、毎日バックアップをとらなければトラブルに対応できず意味がありません。

しかし、多くの方が「心のよりどころ」として期待してくれている掲示板です。ということで、毎日バックアップをとることを決意しました。

今、バックアップのための外付けのハードディスクをさがしています。MacにもWinにも対応していて、120GBくらいあればいいかなあ…、と思ってます。安い買い物ではないので、慎重に選びたいと思っています。

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2005年02月12日

掲示板が消えてしまって……

shiochanman.com でレンタルしているサーバーが、最近調子悪いと感じていたのですが、とうとう、私が一番力を入れている、あめあがりの会の掲示板、広場(1)の最新ログが消えてしまいました。

▼あめあがりの会掲示板
http://shiochanman.com/hikou/bbs_2.html

レンタルサーバー屋さんに問い合わせたところ、次のような回答でした。

-----↓ここから↓-----

この度はCGI・FTP・メールのご利用に不具合が発生し、大変ご迷惑をお掛け致しました。

shiochanman.com にてご利用頂いておりますサーバを確認致しましたところ、昨晩0時頃、大量のスパムメールが配信されたために一時的にサーバ自体のディスクスペースが圧迫され、各サービスにて不具合が発生してしまった模様です。

現在はディスクスペースに充分空きがございますので、各種サービスは従来通りご利用頂ける状況となっております。誠に申し訳ございませんでした。

-----↑ここまで↑-----

ということで一時的に復旧したので再開したところ、昨日再び不具合がおこり、再度消えてしまいました。現在問い合わせていますが、まだ返事がありません。

これを機会に、複数置いてある掲示板のファイルのバックアップをすべて毎日とることを決意しようかと……。ただ、そうなってくるとかなり大変な作業になるので、しおちゃんマンのインターネット部門は少し縮小しなければと思っています。

私にとってかなり重要な決断になるので、もう少し考えてみます。(外付けHDDも購入しないと……)

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2005年02月11日

焼蛤屋さんの見学

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10日の木曜日に、焼蛤屋さんの「さつまや」さんにおじゃましました。

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貝を串にさす場所では、アサリとハマグリの二種類を刺していました。大きいほうがハマグリで、小さいほうがアサリでした。一日に千本くらい売れるそうですから、手作業で刺していくのは、大変ですね。刺すときの工夫を質問していた人もいましたね。貝柱に刺すことがコツだそうです。

この材料は、中国から「むきみ」の状態で船で送られてくるそうです。どうして日本でとったものを使わないのかなあ…。だれか質問してみた人いましたか?

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焼く場所は、焼き鳥屋さんのように串を並べて焼いていました。秘伝のタレをつけていましたね。中身は、醤油、ミリン、砂糖をベースにしています。そして何回も使っては、たしていくので、貝の味もしみているそうです。

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途中、一人ひとりにアサリの串焼きをいただきました。みんな、おいしいおいしいと、一口で食べていました。

さて、できあがった焼蛤(やきはまぐり)は、全国から注文があるそうです。送る方法は、クール便を使うそうです。つまり、焼蛤(やきはまぐり)は、要冷蔵食品なのです。

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壁に、創業70年の表示に気がついた子もいました。浦安にはもう二件しか焼蛤屋さんがないのですが、どうして70年も続けられているのでしょうね。お店の人の気持ちについてもこれから勉強していきたいですね。

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2005年02月10日

大きな大きな数

そろばんの先生から、大きな大きな数について教えてもらいました。

しおちゃんマンは、それぞれの言葉(数詞)にどういう意味があるのかを調べてみました。

一、十、百、千

万<まん>(10の4乗)

億<おく>(10の8乗) ………………人民の意。

兆<ちょう>(10の12乗)……………亀甲を焼いてできる割れ目。墓場の境界。人口の多い街。

京<けい>(10の16乗)………………盛んなる街。そこに住む人口の多いこと。

垓<がい>(10の20乗)………………国土の果て。土地の広いさま。極土の意。

じょ(10の24乗)……………………土地の広いさま。中国数詞の「禾市」の写し誤りが定説化した?

穣<じょう>(10の28乗)……………穀物が限り無く実った土地の広いさま。

溝<こう>(10の32乗)………………流れる水の多いさま。到達しがたいどこまでも続く流れの意?

砂<かん>(10の36乗)………………尽きぬ谷川。渓流の水のとどまらないさま。

正<せい>(10の40乗)………………まっすぐ限りないさま。

載<さい>(10の44乗)………………地球上に銭を積んでのりきる最大限の意。

極<ごく>(10の48乗)………………中国数詞の最大数。無限大。宇宙の果ての意。

恒河沙<こうがしゃ>(10の52乗)…仏教用語より。ガンジス河の砂沙のごとく多数の意。

阿僧祇<あそうぎ>(10の56乗)……インドの数量単位。極めて巨大で数えきれないという意。

那由他<なゆた>(10の60乗)………インドの数量単位。那だけでも大きいこと。きわめて大きい数の意。

不可思議<ふかしぎ>(10の64乗)…言い表わしたり心で推し量ることのできない境界。

無量<むりょう>(10の68乗)………仏教用語より。空間的に限られていない無限。

大数<たいすう>(10の72乗)………小数に対する大数の総称。大きい数の意。

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2005年02月09日

そろばんの学習(1時間目の様子より)

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火曜日から、そろばんの先生に実際に来てもらって、そろばんの学習が始まりました。


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まず、そろばんの歴史や、そろばんにはいろいろな種類があることを勉強しました。日本で初めてのそろばんや(写真上)、中国のそろばん(写真下)、目の見えない方が使うそろばんなど、実物や写真を見せてもらいながら勉強しました。

続いて、実際にそろばんをさわっての学習。まず、一だま、五だま、定位点の三つの名前は絶対に覚えるようにお話がありました。

次に、使う指の練習です。そろばんでは、人差し指と親指を使います。実際にたまをはじきながら練習しました。

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そしていよいよ計算です。くりあがり、くりさがりのない計算を実際にやってみました。

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子どもたちは、どんどんおもしろくなってきたようで、時間がきて「やめなさい」と言っても、「もっとやりたい」という声がたくさんあがりました。

そろばんは、今週3時間、来週2時間の、計5時間の指導を予定しています。

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2005年02月08日

つなげて切りぬく

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国語の学習で、「わすれられないおくりもの」(物語)の学習をしています。その中で、もぐらが、亡くなったあなぐまのことを回想する場面で、次のような文章が出てきます。

-----↓ここから↓-----<教育出版「ひろがる言葉」小学国語3下、P.81>

 もぐらは、はさみを使うのが上手です。一まいの紙から、手をつないだもぐらが切りぬけます。切りぬき方は、あなぐまが教えてくれたものでした。

-----↑ここまで↑-----

写真は、あなぐまが「手をつないだもぐら」の作り方を教えている挿絵です。そしてこの授業をしていて、「こんな作品を作ってみよう」ということになりました。

まず、一枚の紙から、同じ形が連続したものを作るためにはどうしたらいいかを考えました。二つ連続させるものはすぐにできたのですが、たくさん連続した作品の作り方がわかりません。

そこでこの日は、作り方を考えてくることを宿題にしました。

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そして次の日、ほとんどの子が、連続した形を作ることが出来ていました。

そして図工の作品として完成させてみることにしました。いろいろなアイデアとデザインの、楽しい作品がたくさん完成しました。

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2005年02月07日

新人事評価案(1)

千葉県教育委員会は、教職員の新しい人事評価制度を2ヶ月後の4月から正式に導入します。正式名称は、

「教職員の新しい人事評価制度(案)」

となっています。

その目的は、
1)教職員が自主的・意欲的に職務に取り組むことによって、能力開発・人材育成を図る。
2)職務遂行状況(プロセス)や達成結果等を評価することによって、学校組織の活性化を図り、教育力の向上や信頼される学校づくりに資する。
としています。

具体的な日程は、

[目標申告制度]…この4月から実施。
[業績評価制度]…この4月からモデル校などで試行実施、2006年度から実施。

となっています。

一件、もっともなことのように思えますが、果たして……。
今後、時々、この問題について考えていきたいと思います。

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2005年02月06日

千生研県学校(学習編)

この土日で、千葉県白子町(外房)で県の生活指導研究協議会の合宿学習会に参加してきました。白子はテニス合宿で何度か行ったことがあり、テニス村としても有名です。

さて、私が参加したのは、小学校5年生の実践の分析と、2日目の中学校の実践の分析です。両方に共通していたのは、子どもの「暴力」についてです。小学校の報告では暴力的な言動を繰り返す子の指導、そして中学校ではタバコや器物破損、仲間や教師に対しての暴力を繰り返す子どもたちの指導についてでした。

なぜ今の子どもたちは、あれほど暴力(言動も含む)を繰り返すのでしょうか。かつての校内暴力の時代の「暴力」とは何か質が違っているように感じています。そして最悪の場合は、最後はそれが家族に向いて「殺人」という形にまでいってしまう事件が続いています。そこでまず、今の子どもたちの「暴力」の背景には何があるのかを論議しました。

一つは、家族関係に対する「苛立ち」と「不安」です。母親と父親の関係、そして親と自分の関係で、自分が受け入れられていないことを感じ、常に否定され続けてきた子が「暴力」を繰り返しています。それは「もうこれ以上、自分を保つことが出来ない」「自分が自分でいることに耐えることが出来ない」といった子どもたちの悲痛な「叫び」であり「哀しみ」でもあります。

ゆえに、自分につながっている学校も含めたあらゆるものに対して、敵意を持つことはあっても、和解し、共同的に生きることができないのです。なのに親や学校は、「しつけ」「教育指導」という名の「暴力」を繰り返してしまっているのではないかということです。そして今では、親を殺すことでしか自分が自分でありえない状況にまで追い込まれてしまっている子が出てきています。

小学校の実践報告では、親の強い要求で、Jリーグの下部組織に入っていたり、地域の野球チームに入っていたり、テニスクラブに入っていたりする子が、教室では暴力的な言動を繰り返している様子がリアルに報告されています。

彼らは、練習の場では、罵声をあびながら常に否定され続けている子たちでした。そして彼らは、スポーツ能力主義の中で生きていて、挫折寸前の不安の中にいることがわかってきました。つまり、一生懸命つぱったり、不適な態度をとりながら、自分を偽装することでしかその不安からのがれられないような精神状態になっているかもしれないということです。そして残念なことが、親はそのことに気がついていないということです。そればかりか、親の願いをさらに強引に子どもに押し付けてしまっている状況さえあるようです。

中学校の報告では、父親の母親に対する暴力を小さいときから見ていた子、その中で自分がここにいてはいけないのではないかという不安、そして学校でも冷たく「切られて」いく中で、タバコ、対教師暴力を繰り返しています。

それでは、私たちは、こういった子たちとどのようにかかわっていけばよいのでしょうか。

一つは、暴力を繰り返すことでしか自分を保てない子でも…、いや、そういった子であるからこそ、自分を受け止め、包んでほしいという願いや、自分と一緒にいてくれる存在を欲しているということです。

だとしたらまず、教師はこういった子たちの思いや願いに応答できる対話やケアが必要なのではないでしようか。そして、そういった子たちと他の子どもたちをどのように「つないでいくのか」の実践構想が必要なのではないでしょうか。

今の子どもたちの「暴力」があらゆる「関係性」の中で生まれているのだとしたら、「関係性」の中でしか癒せないし、解決できないのだと思いました。

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2005年02月05日

千生研県学校

この土日は、千葉県生活指導研究協議会の合宿です。今日の午後から明日のお昼までかんづめ状態で学習してきます。

泊まる所は、千葉県白子町の、ホテルカアナパリ。ホームページで見た限りでは、きれいなお風呂もあるようです。

しかし心配なのは、PHSが圏外になってしまうこと。南房総は圏外になってしまうことが多いのです。白子町はどうでしょうか?

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2005年02月04日

雛人形

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節分も終わり、次はひな祭りですね。本校の事務室には、立春の今日、すてきなお雛様が飾られていました。飾る日にちは、立春の他に、「雨水の日」(今年は2月18日)に飾ると良いとされているようです。

雛人形の由来は、平安時代、紙や草、木で作った人形(ひとがた)に自分の厄や災いを移して川に流した「流しびな」と、当時、宮中女の子が紙の着せかえ人形で遊んだ「ひいな遊び」の二つの流れがあるようです。

その二つが結びついたのが雛人形のルーツと云われています。

また、鳥の雛(ひな)と書き、生まれたばかりのヒナが「ヒー」と鳴き、「ナ」は鳴くから「ヒーナ」→「ヒナ」という説もあって、おもしろいなと思いました。

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2005年02月03日

焼蛤(やきはまぐり)の授業

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本日、しおちゃんマンが行った、本校の授業研究「焼蛤(やきはまぐり)の授業」のページを作りました。

小学校3年生の社会科の授業です。

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2005年02月02日

クラブ見学

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(写真):小学校ではめずらしい、硬式テニスクラブ。

今日は3年生の「クラブ見学」でした。本校は、テニス、ソフトボール、卓球、家庭科、表現の五つのクラブがあります。来年度から3年生は全員どれかのクラブに参加しますので、今年度のうちにクラブの見学をするわけです。

本校の特徴として、地域の方がクラブの指導のお手伝いをしてくれていることがあげられます。しおちゃんマンが担当しているテニスも、地域のテニスクラブの方がコーチをしてくれています。

しおちゃんマンのテニス歴は、こちらです。

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2005年02月01日

木曜日は研究授業

明後日の3日は、私の研究授業です。本校は社会科の研究をしていて、全クラスが順番に社会科の授業をします。他の担任は全員終わっていて、私が最後の授業者ということになります。講師は筑波大学付属小の先生が来てくれて、全職員で授業を見て、その後、その授業について協議します。

しかし、今回ほど準備が思うようにならなかったのもめずらしいです。原因は、教育委員会の合同学校訪問授業があり、みんなそちらにかかりっきりになってしまったこと、そして3月のはじめにある、六年生を送る会の準備を始めなければならない時期だったりすることです。私も,研究授業が明後日にせまっているのに、今日は「六年生を送る会」の学年の演技の配役を決めたりしていました。

とりあえず今晩と明日の早朝、そして放課後に研究授業の準備をしなければ……。

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