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2007年03月31日

学校経営方針は校内人事に表れるはず

ほとんどの学校で、新年度の学年が発表されているのではないでしょうか。

前にも書きましたが、校内人事を見れば、その学校の運営方針…、つまり、新年度どのように学校を運営していこうとしているのか(または、ことなかれ主義で何もしようとしていないのか)がわかる、と考えています。

校長が決めるにしても、職員で話し合いで決めるにしても同様です。

そういった目で、職員の学年配置や、校務分掌をぜひ読み解いてほしいと考えています。

保護者のみなさんも、自分のお子さんの担任だけでなく、始業式の日には、ぜひ他の学年の担任配置についても目を向け、学校理解につとめてみたらいかがでしょうか。今まで見えなかったものが見えてくるかもしれません。

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2007年03月30日

教師の「仕事おさめ」

本日、今年度最後の出勤日です。

新年度は週明けの月曜日から。つまり、異動する職員とは今日でお別れです。

学年教師集団7人(担任4人、専科2人、少人数教育推進委員1人)のうち、4人が異動してしまいます。やはり寂しいですね。

子どもたちも、体育館で離任式があるので登校します。卒業生も担任2人が異動なので出席します。

別れは新しいスタートの第一歩ですね。異動される先生たちも、そして残る私たちも、今日の日を新たなスタートとして位置づけて、これからも前向きにがんばっていきたいものです。

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2007年03月29日

教師 最後のプライド

子どもたちによって教師の人間としての尊厳までが傷つけられる…。そんなケースが全国的に広がってきている。

勝手に教師の持ち物がのぞかれたり、机の引き出しが平気であけられる……。

子どもたちのためにと用意した教材もその日のうちに壊される。

教師の給食は準備されず、勝手に先に食べだす子どもたち。

目が合うたびに「キモイ」を連呼し、つま先で教師を蹴飛ばす子どもたち。

デブ、ハゲ、奥さんに逃げられただろ…エトセトラ。

気に入らないことがあると、「死んでろ」と教師に向かってはきすてる。「死ね」ではない。「死んでろ」である。まるで、「死ぬことさえもお前にはもったいない」といった意味にも聞こえる。

指導の過程でその教師とすれ違いがあったわけではない。最初の状態がここからスタートしなければならないケースが増えてきているのである。

そんな中で教師たちの精神的な疾患が急増している。それを「教師の力量」の問題として済ませていいのだろうか。

しかし、そんな中でも教師としての最後のプライドがある。

たとえば私の場合は、これらの状態をけっして「子どものせい」「親のしつけのせい」にしないことが最後のプライドである。

たとえその原因が、子ども自身や家庭にあったとしても、それを責めずに一緒になって解決していこうとするスタンスを持ち続けたいと思っている。それが私にとっての教師としての最後のプライドなのである。

その最後のプライドを捨てなければならない時…、つまり、うまくいかない時に「子どものせい」「親のせい」にしてしまうことが続いた時が、自分が教師を辞めなければならない時なのかもしれない。

※そんなプライドを持っているから苦しいのかもしれません。

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2007年03月28日

異動の季節

教師の人事異動の季節です。

私たちは、各都道府県の職員ですが、千葉県ではほとんどが市町村内の異動です。ただここ数年、他市町村にも異動、環境の違うところでいろいろ経験をつむことが進められています。しかしそれもまだ少数です。

私の場合、もうこの歳ですから市外に移動することはないでしょう。学校も今の学校で終わるか、異動があってもあと一校くらいでしょうか。

さて…、この時期、職場の職員とお別れするのはやはり寂しいです。そこで、同じ学年関係で異動する職員には、個人的に色紙を渡すことにしました。

その色紙には、「その先生を漢字一文字で表すとしたら…」、と考えて、その漢字を筆ペンで真ん中に書きました。

字は下手くそですが、気持ちが伝わってくれればと思います。

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2007年03月27日

豊かな教育実践を創る江戸川の会「春のつどい」

29日(木)に東京都江戸川区に呼ばれています。以下、ビラを引用いたします。

↓-----ビラここから-----↓
「豊かな教育実践を創る江戸川の会『春のつどい』」

年々学校現場の多忙化が激しくなり、教職員にとって一番大切な教材研究さえ満足にできない状況が生まれています。また、それに比例するかのように、日々いろんな問題行動を起こす子どもや保護者への対応も増え続けています。そういう状況が、私たちに、今、大変なストレスを生み出しています。

そういう時だからこそ、私たちにはエネルギーを与えてくれる場が必要です。その一つとして、「豊かな教育実践を創る江戸川の会」では、今年も下記のように「春のつどい」を計画しました。

ここでの教育研究・交流が、4月からの私たちの力になるよう、皆さんの要求に応えられるような講演会と講座を用意しました。

ぜひ、おさそい合わせの上、本研修会にご参加ください。

■日時 3月29日(木) 9:00~16:30

■場所 江戸川グリーンパレス
・地下鉄東西線西葛西よりバス「新小岩駅」行「区役所前」下車、徒歩3分。
・JR新小岩駅より「葛西駅」「西葛西駅」行バス「区役所前」下車、徒歩3分。

●午前の部
(9:30~)
「学級づくりに役立つ、子どもと楽しむゲーム」
講師 荒巻光子さん(全レク常任委員・遊び塾主宰)

(10:30~12:00)
講演 「教育基本法改悪時代に教師として生きる」
★ここで、しおちゃんマン登場!!

●午後の部
(13:30~16:30)
分科会(1)
小学校低学年学級づくり
講師 吉野久子さん(東葛西小学校)

分科会(2)
小学校高学年学級づくり
★ここで、しおちゃんマン再登場!!

分科会(3)
中学校
・学校全体で取り組んだ授業づくり
・今年の入試を振り返る

●参加費 1000円 当日受付可

●主催
豊かな教育実践を創る江戸川の会

代表世話人 川尾哲也(第六葛西小)
・「豊かな教育実践を創る江戸川の会」とは、江戸川区の教職員が自主的に研修・交流できる教育研究団体です。教職員・保護者・地域住民のだれでもが参加できます。
↑-----ビラここまで-----↑

よろしかったらご参加ください。

保護者の方も参加できる学習会のようです。

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新年度の不安と恐怖

昨日は一人で教室の大掃除をしました。

卒業式に向けてきれいにしたつもりでしたが、実際にやってみると汚れていたり、壊れていたり……。

掃除をしながら、この一年間のことが次々と浮かんできました。大変な一年間でしたが、4人の担任とも本当によくがんばったと思いました。

そんなことを考えていたら、突然大きな不安が湧き上がってきました。4月からの不安です。

この学校で教師をやっていけるのだろうか。

他の職員とはうまくやっていけるのか。

子どもたちに反抗され、保護者からの信頼も失い、今年こそ学級崩壊になってしまうのではないか……。

そんな不安が…、いや、不安というよりも「恐怖」と言ってもよいでしょう。そんな思いがわきあがってきて、手が震えてきました。

先日学年の職員と、この一年間の心のリハビリが必要だと冗談で話していたのですが、それが冗談ではなくなっている自分に気がつきました。

いまだに4月からの学年が発表されないことも、新年度への不安を大きくしているのかもしれません。

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2007年03月26日

今日は教室の大掃除

今日は教室の大掃除をする予定。

六年生だったので、終わりはバタバタしていて、教室のこまかいところの掃除が行き届きませんでした。来年度使う人のために、きれいにしなければなりません。

例年は来年度の準備をしている時期なのですが、まだ次の学年が決まっていません。この時期、来年度の準備ができないのは、ちょっときつい。

学校だけでなく、他の民間でもそうだと思うのですが、内部人事というのは、学校をどのように運営していくのかが問われ、それが表れるものだと思っています。つまり、管理職による私たちへの最初のメッセージです。

注目して、待ってみたいと思っています。

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2007年03月25日

春休みの講座のスタンス

山形に来ています。

以前、講座はしばらくひかえるつもりであることを書きましたが、春休みになったので、三つほど引き受けました。

★25日(日) 山形

★29日(木) 東京都江戸川区

★4月3日(金) 千葉県柏市

ただし、これまでの反省と私自身の思いにより、話しっぱなしの講座はもうやらないつもりです。対話集会的な学習会にできたらいいなあ、と思っています。

教育関係の研修会や講座は、とかく「ありがたい話」を聞きっ放しの形で進められることが多いです。そして、終わり頃のわずかな時間に質問コーナーがあっても、ほとんど質問がないことが多いのです。もうそういった古い形での学習会はヤメにしたいです。

一方で、ワークショップのような、参加者体験型のものもあるのですが、これは私自身が苦手なのです。なぜ苦手かというと、私自身が参加者の立場だったら、「子どもになって」「子どもを演技して」体験するのは恥ずかしくてできないからです。ただしこれは、個人的に嫌いなのであって、その効果について否定するものではありません。

そこで、上記二つの「あいだ」に位置するスタイルで学習が進められないかなあ、と考えています。

そのために、大まかに以下のような流れを考えています。

○私自身の話は、一コマ一時間以内。
○その後、三つ以内のテーマを決めて、参加者に大いに発言してもらう。
★それらの発言を、どう回していくのかが難しくて、おもしろいところ。
○まとめを上手に整理すること。

ある意味、話しっぱなしよりも難しいかもしれませんね。でもチャレンジしていきたいと考えています。

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2007年03月24日

かぶりものパート2

キン肉マン

ウルトラマンに続くかぶりものシリーズとして「キン肉マン」を購入しました。

ウルトラマンは運動会、六年生を送る会の教師演技で活躍しました。

キン肉マンのデビューはいつにしようか、考えています。

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2007年03月23日

中学校の先生はすごい…

昨日は、学区の中学校との引継ぎ。そこで、子ども一人ひとりについて、こまかく引継ぎをしてきた。私の経験の中でも一番丁寧に引継ぎをしたのではないかと思う。

それにしても中学校の先生は大変だ。

思春期に入って、とても難しい時期の子どもたちを必死になって指導していこうとしている。目が真剣だし、難しい課題について、常に前向きに考えていこうとする姿勢が伝わってきた。

もしかしたら、そういった姿勢・指導も、難しい時期の子どもたちによって簡単にはね返されてしまうことの方が多いのかもしれない。それでも、誠実に子どもたちに向き合おうとしていた。いつもすぐに弱音をはいてしまう自分が恥ずかしかった。

このブログを市内の中学校の先生達も読んでいるのかもしれない。というのは、学区外の中学校二校から昨日電話があって、一つは電話で、もう一つは本日直接出向いて引継ぎができることになったからである。

今日が修了式。

他の学年も今年度が終わります。

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2007年03月22日

進学先は20校を超えた

今日の午後は、学区の中学校との引継ぎがあります。

平行して、子どもたちは国語と算数のテストを受けます。クラス編成の資料にしたり、子どもたちの様子をつかむためです。ということで、今日は学区の中学校に行く子を中学校まで引率します。

ただ、今年度の子どもたちが進学する中学校は、なんと20校を超えました。(卒業生143名)

私立中学校をはじめ、公立も学区がある程度自由化されているためです。

これは本校だけではなく、全県的、全国的な傾向のようです。

さて、子どもたちの進学先、すべての中学校に、直接引継ぎをするのは無理なので、引率するのは8割の子が進学する学区の中学校だけです。あとは、特別な事情がない限り「書類で引継ぎ」という形になります。

学校が選択できる時代になっているわけですが、一方でそのための環境・システムが追いついていない気がします。すべての子について、直接顔をつき合わせての引継ぎができなくなっているのもそのうちの一つかもしれません。

また、地元の中学校に行く子がだんだん減ってきているという現実をもっと真剣に考えなければならないのだと思っています。

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2007年03月21日

まだまだ忙しい

19日が卒業式ですが、他の学年は23日の修了式まで子どもたちが登校します。

つまり、19日から23日まで、6年生の担任は子どもがいないので、職員室で仕事ということになります。

楽でいいのではないかという声もありますが、実は山のように仕事があります。

簡単に言えば、中学校に送る書類作りです。しかも最近は学区が自由化されているので、私立中学だけでなく、公立中学も何校かにわかれます。[作って⇒分けて]の作業が大変なわけです。

書類作りはあいかわらずアナログです。何年か先にはすべてパソコンに入力になるようですが、私が教師をやっている時期には変更はないでしょう。

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2007年03月20日

卒業式(07/3/19)

18年度卒業式

この子たちの未来に幸多かれと祈ります。

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2007年03月19日

卒業式の日に思うこと

●子どもの「事情」を聞くことから

今日が、本校の児童143名の卒業式です。

今の小学校に赴任していきなり6年生の担任・学年主任になりました。前任校とはまったく違った環境に戸惑うばかりで、十分な仕事ができなかったこと…、子どもたちや保護者のみなさんには申し訳ない気持ちで一杯です。

ただ一つ…、子どもたちとの信頼関係だけは崩さないように努力してきたつもりではいます。

子どもたちには、それが良いことであれ悪いことであれ、子どもたちなりの「事情」があるのだと思います。その事情をまず聞くこと、指導はそれからだと自分に言い聞かせてきました。

(事情を聞くことも「指導」に含まれると考えていますが)

しかし、こうしたあたりまえのことが、(成果主義・結果主義・見栄え主義)の今の教育現場にはかなり厳しいことも自覚しました。しかし教師がそれをやらなかったら本当の指導は成立しないのではないでしょうか。

●何から卒業するのだろう

子どもたちは卒業していきます。しかし何から卒業するのでしょうか。もちろん小学校を卒業するわけですが、長い人生の中でこの「卒業」の日はどのように位置づくのでしょうか。

それはおそらく、子どもたち一人ひとりがもう少し大きくなってから振り返るものなのかもしれません。

これから思春期に入り、自分をもう一人の自分で見つめる時期に入ります。今までの自分が嫌になってくることもあるでしょう。そんな自分を導いてきたまわりの大人や社会に対して、不信感を持つことが多くなってくるのだと思います。

もしかしたらこの「卒業」というのは、今までの自分からの「卒業」なのかもしれません。そしてそれは、新しい自分への第一歩なのかもしれません。

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2007年03月18日

学級通信最終号

今年度も学級通信を日刊で発行し続けることができました。

授業日数が196日ですので、最終号は、196号になりました。

明日の卒業式でこの最終号を配布します。そこには、以下のように書きました。

-----↓ここから↓-----
◆ザ・教室2006[2007年3月19日(月曜日) NO.196]

[失敗こそが人生の学校]

若い時は、失敗が多いほうがよいのです。

どうして失敗したのか、失敗の原因はなんだったのかを考えて、

次への宝物にできるからです。


若い時は、遠回りした方がよいのです。

遠回りした方が、いろいろな経験ができるからです。


大きな失敗をしたときでも、落ち込む必要はありません。

そんな時にこそ、大切な友だちが寄り添ってくれるでしょう。


失敗なしで、器用に生きるより

失敗を覚悟で何事にもチャレンジし、

不器用に、そして前向きに生きてみようではありませんか。


失敗こそが人生の最高の学校であることを心にとめて


by しおちゃんマン
-----↑ここまで↑-----

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2007年03月17日

卒業式前の職員へのスピーチ

金曜日は全校をあげて、卒業式の準備をしました。それが終わってから、私たち6年生職員が準備のお礼としてのスピーチをすることになっています。私が代表して話をしました。

どんな話をしようかと、かなり前から考えていたのですが、結局話をする準備が整わず、その場のアドリブで挨拶をさせてもらいました。

内容は、この一年間を振り返りつつ、月曜日の卒業式は、子どもたちを送り出す日であると同時に、私たち教師が、教師としての誇りを手に入れる日にしましょう、ということ。

年々難しくなっていく子どもたちの指導、そして学校・教師に対するバッシング。

そんな中で私たちはいつのまにか教師としての誇りを失い、胸をはって子どもたちの前に立つことができなくなっているような気がしています。

そんな時代であるからこそ、学校みんなで育てた子どもたちを送り出す日にこそ、もう一度胸をはってみようではないかということです。

話が終わってから、こんな話をあの場で聞いたのは初めてだったという声を聞きました。実は私も初めてです。普通、あの場では準備のお礼と、当日はよろしくお願いしますという簡単な挨拶ですませるものなのです。

しかし、あえて空気を読まずにあんな話をさせてもらったのは、私自身のこの一年間の思いでもあります。

職員に伝わったのかどうかはかなり不安なのですが。

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最後の授業

金曜日は、教室での最後の授業でした。

と言っても、1~4年生とのお別れ会や、卒業アルバムの配布や、通知票の配布などをしていたらあっというまに時間がすぎてしまい、話ができたのは20分くらいでした。

内容は、「失敗」について。

小さな失敗は、大きな教訓を残すので、若いときは大いにした方がいいということ。

遠回りの人生は、たくさんの経験ができるので、挫折と考えないで、前向きに遠回りしてほしいこと。

大きな失敗は、大切な友だちがきっと寄り添ってくれるので、落ち込まないでがんばってほしいこと。

そんな話をしてみました。

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2007年03月16日

卒業式予行

昨日は卒業式の予行。本番に近い形で式を流します

放課後その反省会をもち、本番に向けて修正した方がいい点を出し合います。

こまかいところでいくつか修正点が見つかってよかったです。

ただ、最後に私がお願いしたのは、確かに出来栄え・見栄えはそんなに良くないかもしれないけれど、指導の難しい6年生をここまでできるようにしてきた過程を理解してほしいということです。

来賓や保護者の方にはそこまで要求しませんが、少なくとも同じ学校の職員は、私たち6年生職員の思いに共感してほしいということをお願いしました。

実は、あまりにも出来栄え・見栄え重視の意見ばかり出たので、しおちゃんマンはカチンときていたのです。

しかし反省会終了後、同じ学年の先生から、
「みんな、私たちの苦労を十分わかっていますよ」
と言われて、カチンときてしまった自分に反省しました。

同じ学年の職員はすべて私よりも経験が少ないのですが、またまた逆に教えられました。さらに反省です。

今日は教室での最後の授業。

どんな話をしようか、考えています。

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2007年03月15日

夜中にジムへ

今は、小学校6年生の教師にとって一番忙しい時期です。

卒業式の準備、通知票、指導要録、中学校に送る資料の作成…エトセトラ。

ということで最近はなかなかトレーニングジムに行けなかったのですが、昨晩あえてこの時期に、ジムに行ってきました。(通っているジムは夜中の12時までやっているので)

理由は、朝起きたときの自分の顔を見て愕然としてしまったからです。

顔はムクミ、髪の毛は白髪がたくさん……。

太ったわけではないのに、お腹の肉はたるみ、太ももの裏がなぜかパンバン。

おまけに、寝ちがえて首が回らないというおまけつき。

最近急に、体も心も老け込んでしまっていることに気がつきました。

とりあえず、白髪が目立たないように髪を短くしました。そして体をできるだけ動かして、しぼられなければと思ったのです。体育会系なのでまずは体から、と考えたのかもしれません。

一日行ったからといってすぐにどうなるわけでもありません。ただ、気持ちがすっきりしたような気がしました。

さあ、教室での学習は今日と明日を残すのみです。週明けはいよいよ卒業式です。

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2007年03月14日

1年生とお別れ交流会

1年生との交流

昨日は、1年生の兄弟学級との最後の交流会でした。

残念だったのは、1年生との春の遠足が雨で中止になってしまったこと。

でも6年生は、1年生といる時が一番素直で子どもらしい顔をしてくれます。

いろいろお世話をさせてもらいましたが、逆にたくさん教わったのは、6年生なのかもしれません。

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2007年03月13日

また学校評価の時期

また学校評価の時期になりました。保護者のみなさんが、学校の教育活動をいくつかの項目ごとに四段階で、アンケートに答える形で評価します。

このブログでは毎年のように、この「学校評価」の問題点を書き続けてきたので、もう今年はあまり書きません。ただ、毎年多くの教師が、返ってきたアンケートを読んで不愉快な思いをしていることだけはお伝えしておきます。

もちろん、保護者の皆さんには罪はありません。学校から「書いてくれ」と言われたからアンケートに答えているだけですから。

学校(教師)と保護者の関係が、いつから、評価し評価される関係になってしまったのでしょうか。

私は今でも「共同」(一緒に)の関係だと考えているので、こういったことを進めようとしている人たちとは、根本的に考え方が違うのだと思っているので、論議になりません。

お互いに不愉快な思いをして、どうしてこんなことをしているのか、不思議でなりません。

関連する過去のエントリー

2005年12月20日 保護者による学校評価

2005年01月14日 学校評価

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2007年03月12日

今週で終わりかあ……

来週の月曜日が卒業式ですので、今週で教室での学習はおしまいです。というよりも、今週はほとんど卒業式の練習だったり、短縮授業なのですが。

ここにきてやはり、この一年間で私自身が学んだことを一つずつ整理しておかなければならないと感じています。この一年間は学ぶことが多かったのでなおさらです。

ということで、以下の三つのことを学んだような気がします。

●保護者のみなさんと一緒になってやっていかなければ、教育・子育ては成り立たない。

日本の多くの教師は、保護者との関係で悩んでいますので、このことをあらためて感じたことは、私自身にとって重要でした。

●子どもから学ぶことこそ、真の研修。

なぜこの子はこういった行動をとるのだろう…ということを考えることこそ生きた研修であることをあらためて学びました。そういった意味で、この一年間で私自身が学んだことは、文科省や教育委員会がグタグタいう内容よりも、はるかに尊いものでした。

●職員室の仲間、特に若い人たちからこそ学べる

今年はヨレヨレになりがらのゴールインです。しかしそれでもゴールインできそうなのは、学年の職員、職員室の仲間の力が大きいのです。特に本校は若い人たちが多いのですが、彼らから学んだことは大きかったです。最近は、とかく上からものを言うベテランが多いような気がします。しかしそれでは、自分自身が学べません。

「教えたつもりはない」という若い人たちがいると思うのですが、そうではないのです。

「はたらきかけるものが、はたらきかけられる」のです。大切なことは、それが意識されているのかどうかです。

この一週間は、上記のことをもう少し具体化していきたいと思っています。

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2007年03月11日

座り方~卒業式の練習より~

昨日は、子どもたちの歩き方について書きましたが、今日は座り方についてです。

卒業式は長時間、姿勢よく座っていなければなりません。これが今の子どもたちにとってはかなり苦痛です。

最近の子どもたちの座り方の傾向は以下の二つのようです。

○へそ天井・足投げ出し型。

両足を前に投げ出して、おへそを天井に向けるようにして座る。今までの経験で、授業中こういった座り方をしてしまう子はいましたが、卒業式でこれをやられたのは初めての経験でした。(苦笑)

○前のめり型

これはゲームの影響なのでしょうか。最近の傾向です。体が前に傾いて、それを両手で支えている姿勢です。

子どもたちのすわり方がおかしいといわれてきたのは、実はかなり前からです。これは、子どもたちの背筋力が弱くなってきたからだそうです。

重いものをもった経験がない、日常的に背中の筋肉を使って生活していない……、たとえば、ふとんをヨイショっと、上に持ち上げるとかですね。

歩き方同様、座り方も子どもたちの健康につながる大切なことのようです。

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2007年03月10日

歩き方~卒業式の練習より~

7日から体育館で卒業式の練習が本格的に始まっています。

入場、退場や、証書授与の時に子どもたちは会場を歩くわけですが、今日は子どもたちの歩き方について考えてみました。

私も大いに人のことは言えないわけですが、子どもたちの歩き方にも以下のような傾向があります。

○視線が落ちている。
○背中がまるまっている。
○腕が横で振れていない。
○つま先が横に向いていたり、逆に内側に向いていたりする。
○肩をゆらして歩く子がいる。

視線をやや上にあげて歩きなさい、と指導すると、かなり改善されます。
 
私もこの歳になって、姿勢よく歩くことの大切さを実感しています。

たかが姿勢・歩き方、と考えていたのですが、これは健康にも影響するとのことでした。

胸をはって、さっそうと歩くことは、自分の健康を維持するためにも大切なのですね。

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2007年03月09日

タイムカプセル

タイムカプセル

本校の創立40周年事業の一つとして、タイムカプセルが埋められることになりました。

中には、10年後の自分に対して出した手紙が入れられる予定です。

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2007年03月08日

お別れスポーツ

本校には、ミニバスケット(男女)とサッカー、そして吹奏楽の部活動があります。早朝と放課後練習しています。

昨日は、ミニバスケットの六年生チームと、教職員チームが、卒業を祝う意味もかねて対戦しました。

子どもたちのスピードにびっくりしました。若い職員が出ても、もう子どもたちにはかないませんでした。あんなにレベルが高いとは思っていませんでした。指導している職員、コーチの方には頭が下がりました。

しおちゃんマンも、5分間だけ出してもらいましたが、数分走っただけで息がきれました。当たり前ですが、テニスとまったく動きが違うので、何倍も疲れるのだと思いました。

今日は、サッカー部と対戦します。学年末の仕事をするエネルギーを残しておかないと……。

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2007年03月07日

経験した学年

来年度の校内人事を考える時期になりました。

多くの学校では、「何年生を希望しますか?」といった希望をとります。

かつて民間の方から、

○そういった希望を取ること自体が民間では考えられない。
○だから教師は甘い…。

といったご批判をいただいたことがありますが、子どもたちを指導するという仕事はそれだけデリケートな仕事なのだと考えていただくしかありません。

もっとも最近では、ほとんど希望が通ることはありません。特に若い人たちがどんどん入ってくる時代になりましたので、私たちベテランは自分だけのことだけを考えているわけにはいきませんし……。

さて、その希望票の中に、「今までの学年経験の数」を書く欄がありました。しおちゃんマンは、以下の通りでした。

1年生担任…4回。
2年生担任…3回。
3年生担任…6回。
4年生担任…5回。
5年生担任…2回。
6年生担任…6回。

6年生の経験が多くて、5年生の経験が極端に少ないのは、いわゆる「飛び込み」で6年生を担任したことが多かったからだと思います。時々こうやって振り返ってみることも大切かもしれません。

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2007年03月06日

卒業式の教師の服装

卒業式の教師の服装は、地域によって違いがあるようです。

こちらでは、男性の担任は礼服(白いネクタイ)、女性はスーツ、または袴が多いです。

担任外の教師は、男女とも普通のスーツです。

ただ最近では、担任の男性教師が袴をはいてくるケースも増えてきたようです。レンタルで。

主役は子どもですが、失礼のない程度で、教師も個性的な服装をしてきてもいいのではないかと思っています。

ちなみに、しおちゃんマンは、礼服(白いネクタイ)を着る予定。本当は普通のスーツがいいのですが、なかなかそうもいかないようです。

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2007年03月05日

答辞→門出の言葉

今週から卒業式の練習が本格的に始まります。

ところで、卒業生が在校生や職員に対して発信するメッセージですが、昔は「答辞」、多くの学校は「別れの言葉」、そして本校では「門出の言葉」となっています。言葉の違いで、その内容や意味も微妙に変わってきているように思えるのです。

「答辞」と言っていた時代は、在校生からの「送辞」に対しての「答辞」だったのでしょうか?また、その方法も、代表の子が一人で読んでいたイメージがあります。ドラマ「金八先生」の卒業式ではこの方法をとっていますね。

しかし最近ではほとんどの学校が、一人の子ではなく、郡読風に、文章ごとに分担された一人が読んだり、全員で一斉に言葉を言ったりの方法がメッセージを述べるやり方に変わってきています。また、その途中で合唱を入れたり、在校生のメッセージや合唱がが途中で挿入されたりの方法をとる学校も増えてきました。

この方法だと、「送辞」に対する「答辞」の意味合いは薄れてきます。在校生と共同してつくりあげるイメージが強いです。

さて本校では「門出の言葉」という言い方をしているようです。(しおちゃんマンは本校一年目なので初めての卒業式です)

「別れの言葉」と「門出の言葉」では、微妙に意味が違ってくるように思いました。同じ「さようなら」という言葉でも、その言葉にこめる意味が違ってくるように思うのです。

そんなことを考えながら、今週は指導してみたいと思っています。

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2007年03月04日

「送る会」の教師の演技

「六年生を送る会」で、教師も、演技をしました。「世界にひとつだけの花」の合奏と合唱です。

そんな声が他の学年の先生方からあがったとき、正直、あまり気乗りがしませんでした。本校では今までそういったことをしたことがないということと、この忙しさの中で練習をする時間がないと感じたからです。

だも、他の学年の先生方が六年生の子どもたちのためにそういった企画をしてくれることを担任としてしっかりと受け止めなければならないと思いました。子どもたちは、私たち六年生の教師だけでなく、全校の職員で育ててきたことをあらためて考えなければならないと思いました。ということで、教師の演技に参加することにしました。

合奏と合唱とどちらを担当しますか?と聞かれたので、前面に出て歌を歌うと、しおちゃんマンは「挙動不審」になってしまいます。それで、楽器の担当にしてもらうことにしました。楽器は何にしますか?と聞かれたので、楽器の中でも一番後ろのドラムをやらせてもらうことにしました。(結局、前列の真ん中になってしまいましたが)

しかし、このblogの古い読者の方はご存知のように、ドラムは、2年前に初めて経験しました。

2004年09月09日 ドラム……

2004年10月22日 音楽会前日

一年に一回しかスティックを握ったことがありません。久しぶりにやってみると、案の上、うまくできません。「合唱にすればよかった」と後悔しました。

練習をしなければならないと思って、休み時間に練習をしようとしたのですが、子どもたちに秘密ということなので、休み時間に練習はできませんでした。しかたがないので、放課後、教師練習の時間に、少し早めに音楽室に行って練習させてもらいました。

本校は、楽器経験のある若い先生たちが多いです。さわったことがあるとはいえ、しおちゃんマンのドラムは思いっきり足をひっぱることになってしまいました。

ただ、私たちの「気持ち・思い」が子どもたちに伝わってくれればと思いました。

送る会07のウルトラマン

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2007年03月03日

六年生を送る会07

3月2日は「六年生を送る会」でした。各学年の演技をプログラム順に、写真で紹介します。

[4年生 「生きる」の郡読とリコーダー奏]
六年生を送る会07-4年生の演技

[1年生 歌と寸劇「思い出のアルバム」]
六年生を送る会07-1年生の演技

[3年生 モチモチの木&リコーダー奏]
六年生を送る会07-3年生の演技

[2年生 合唱「ありがとう」&合奏「シンコペーデットクロック」]
六年生を送る会07-2年生の演技

[5年生 6年生に聞きました「パネルでドン」]
六年生を送る会07-5年生の演技

[教師演技 「世界に一つだけの花」
※しおちゃんマンは、ウルトラマンのドラム演奏で登場]
六年生を送る会07-教師の演技(1)

六年生を送る会07-教師の演技(2)

[6年生 ボディーパーカッション「キッズウェーブ」&合唱「SmileAgain」]
六年生を送る会07-6年生の演技

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2007年03月02日

目標申告の校長面接で話したこと

こちらの教師評価制度は、自分で目標を申告し、年度の途中と終わりに、その目標についてどのくらい達成できたかを自己評価し、校長面接をする、というスタイルをとっています。現在はこの形で進めている地域が多いと聞いています。

その面接で校長先生に話をしたことは、今年度は本当に学年の先生方や、保護者のみなさんに支えられた一年間だったということです。

本校に来て、いきなりの六年生の主任というのは、かなり厳しいものがありました。しかし、学年の先生方の支えがあって、なんとかあと少しでゴールインできそうです。

一人ひとりの子どもをとても丁寧に指導している先生、分析力と構想にすぐれた先生、常に先を見通して仕事をしてくれる先生、何事にも誠実に取り組む先生、高い理想を常に持ち続けている先生、常に明るく前向きな先生……、そんな学年集団に支えられながらの一年間でした。

学年の先生方は、それぞれ個性があって、その個性を存分に発揮してくれました。みなさん私よりも若いのですが、私が学年の先生方から学ぶことが本当にたくさんあったと思っています。

振り返るのはまだ少し早いかもしれませんが、教育の仕事は、集団的な取り組みであることを、今さらながら実感しています。

※同じ職場の職員を、「先生」「先生方」と文章で表現するのは抵抗があったのですが、わかりやすさを優先して、そのように表現しました。ご理解ください。

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2007年03月01日

明日、六年生を送る会

明日、六年生を送る会です。他の学年の子どもたちが、六年生のためにいろいろな演技をしてくれます。どんな演技をしてくれるのか、楽しみです。

六年生のお返しの演技は、

○ボディーパーカッション
○合唱「SmileAgain」

です。また、家庭科の時間に作った「ぞうきん」も届けます。

ぞうきんを作ることになった時に、次のような意見をもった子もいたようです。たとえば、「めんどうくさい」「こんなの作っても意味がない」。

実は、ぞうきんだけに意味があるのではないのです。ぞうきんを作っている時の気持ちに意味があるのだと思います。

具体的な「物」は、届いたかどうかわかりやすいですが、長持ちしません。

逆に、「気持ち」のような、目に見えないものは、届いたかどうかわかりにくいのですが、一度届いたら、いつまでも心に残るものです。

……、そんな話を学年全体の子どもたちにもしました。

明日の演技も、他の学年の気持ちを受け取めてほしいです。そして、六年生の気持ちも、しっかりと届けたいものです。

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