卒業式前の職員へのスピーチ
金曜日は全校をあげて、卒業式の準備をしました。それが終わってから、私たち6年生職員が準備のお礼としてのスピーチをすることになっています。私が代表して話をしました。
どんな話をしようかと、かなり前から考えていたのですが、結局話をする準備が整わず、その場のアドリブで挨拶をさせてもらいました。
内容は、この一年間を振り返りつつ、月曜日の卒業式は、子どもたちを送り出す日であると同時に、私たち教師が、教師としての誇りを手に入れる日にしましょう、ということ。
年々難しくなっていく子どもたちの指導、そして学校・教師に対するバッシング。
そんな中で私たちはいつのまにか教師としての誇りを失い、胸をはって子どもたちの前に立つことができなくなっているような気がしています。
そんな時代であるからこそ、学校みんなで育てた子どもたちを送り出す日にこそ、もう一度胸をはってみようではないかということです。
話が終わってから、こんな話をあの場で聞いたのは初めてだったという声を聞きました。実は私も初めてです。普通、あの場では準備のお礼と、当日はよろしくお願いしますという簡単な挨拶ですませるものなのです。
しかし、あえて空気を読まずにあんな話をさせてもらったのは、私自身のこの一年間の思いでもあります。
職員に伝わったのかどうかはかなり不安なのですが。
wrote by しおちゃんマン
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コメント
>教師としての誇りを手に入れる日にしましょう
本当に、今の現場の教師は
自信や誇りを失っているような気がします。
驕り高ぶらずに学ぶ姿勢、
子どもや保護者の願いを受け入れる姿勢も大事ですが、
自信をもって子どもの前に立つ教師であること、
これが必要とされる資質の大前提だと思います。
投稿者 きゃる : 2007年03月17日 23:16
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