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けっこう、やることある……
林間学校の下見の日以外は、平日は毎日学校に出勤しています。つまり、今のところ私の場合、研修も出張もありません。
昨日は午前中は水泳指導だったのですが、天候の関係で中止。ということで、1日デスクワークの日になりました。
午前中は、書星会(県の習字のコンクールのようなもの)に提出した作品と賞状が返ってきていたので、その賞状に子どもの名前をプリントしました。けっこうきれいな書式ができたので、自分の学年だけでなく、全校分の賞状をプリントしました。
次に、林間学校に関して、教育委員会に提出する書類作り。これがけっこう大変で、午後までかかりました。
目的や日程、下見の報告や、会計処理計画、子どもたちは何人参加して、職員は何人引率してそれぞれどのような仕事をするのか、保護者のみなさんにどのように承諾を得るのか等々、A4で五枚にわたる書類を作ります。
一方で、同学年の職員が、旅行業者選定に関わる書類作り。複数の業者に見積もりを出したいきさつ、業者選定にいたる報告等々、たくさんの書類を書いています。
担任がこういった仕事をしていることはあまり知られていません。たまたまこの仕事が、今年は子どもが登校しない夏休みの時期になったのでなんとかできていますが、普段はこういった種類の仕事を子どもたちを指導しながら進めていることもぜひご理解いただければと思います。
書類作りが終わったら、次は、二学期に入ってすぐに予定されている、林間学校保護者説明会の資料作りをしました。私は、パワーポイントに下見で撮ってきた写真を貼り付けながら、プレゼンの準備をしました。ただこの仕事は終わらなかったので、本日も出勤して続きをするつもりです。
他の職種の方々の中には、私たち以上に大変な仕事をしている人たちの方が多いことも承知しています。
ただ、「教師は楽をしている」という誤解だけは解いてほしいと思っています。私以上に仕事を抱え、研修に追われている若い職員のためにも。
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教育政策に新しい風は吹くのか?
今回の参議院選挙で、野党が過半数を確保するばかりか、民主党が参院第1党になるようです。
年金問題やお金の使い方、相次ぐ閣僚の失言等々が自民党惨敗の原因としてあげられていますが、教育基本法の改悪、教育関連三法案の強引な決定…等々、教育関係の動きについても、現政権に対する国民の声は厳しいものになったと言えるのではないでしょうか。
さて、民主党が政権をとったわけではないのですが、ここにきて、民主党の教育政策についても今後、注意深く見ていかなければならないと思いました。
さらには、憲法改正についての民主党のスタンスはどうなのでしょうか?むしろ公明党よりも自民党よりのような気がしてなりません。
私の場合、あくまでも「現場主義」です。現場のリアルな声を無視した政策を進められては困るのです。また、憲法についても、人権と平和と民主主義を守ってほしいと考えています。それはすべて、今、目の前にいる子どもたちの未来のためです。
新しい風が吹くのであれば、子どもたちやその保護者にとって、やさしい追い風になる風が吹いてほしいものです。
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マインド・マップで原稿作り
現在、三冊の本の執筆原稿に追われています。
以前にも書きましたが、しおちゃんマンは一人で本を出すことには拒否反応がありまして、本はすべて「共同執筆で」ということにしています。理由については、下記のページに書いてあります。
⇒ TV取材再度断る
そのうちの一冊の原稿作りに、久しぶりに「マインド・マップ」を利用してみることにしました。マインド・マップの利用については、下記のページの下の方に書いてあります。
⇒ しおちゃんマンの仕事術(2)
また、今回はマインドマップは手書きではなく、ソフトを使って書いてみることにしました。
どんな原稿になるか、楽しみです。
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しおちゃんマンテニススクール
昨晩は(夜の6:30~8:30)、学校の職員8名が集まって、「しおちゃんマンテニススクール」を実験的に開きました。
公営のテニスコートは、なかなかとれません。そこで、かなり値段は高くなってしまうのですが、テニスクラブのナイターコートをかりました。一時間4200円。2時間やったので、8400円になってしまいました。ただ、人数が多かったので、一人千円程度。それでも、公営テニスコートに比べれば、10倍高くなってしまいます……。
ボールは、大学の同期で、テニスクラブを運営している友人から、たっぷりと送ってもらいました。
足りないラケットは、硬式テニスクラブがあった前任校から借りてきました。
スクール内容ですが、運動量、技術面、共に満足してもらったと思っています。定期的にぜひ開いてほしいという声があったので、気持ちに余裕が持てるときにぜひ続けてみたいと思っています。
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林間学校下見より
[キャンプ場]
[ウォークラリーコース]
[民宿]
[尾瀬のハイキングでニッコウキスゲを見つけた]
[尾瀬のニッコウキスゲ]
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全農の方と語り合う
さきほど(夜の7:30頃)、林間学校の下見から帰宅しました。
詳しい報告は後日いたします。
バスの手配や現地でのお世話を、農協の担当の方にしていただく予定なので、昨晩はその方といろいろお話をさせていただきました。
まずは食育について。
たとえばお肉など、国産だの、外国産だのと言われていますが、大切なことは、それらが何をエサとして食べているのかということだそうです。
日本で育てている牛にしても、そのエサが中国産であったら、果たして国産牛と言えるのかどうかということ。
次に、パン食が増えているけれど、パンはお米に比べて塩分が強いことを認識しているのかということ。
その他いろいろ「食」についてのお話を伺いました。
ちなみにその方は、温暖化問題を考えるために、割り箸は使わないそうです。この日も「MY箸」を持参していました。
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林間学校の下見へ
今日から一泊で林間学校の下見に行ってきます。場所は、群馬県片品村&尾瀬方面です。
5クラスあるので、担任5名で行くのですが、出張費は3人分しか出ません。公務も自費でやらなければならない時代になってしまいました。
教育予算のお金の流れを変えていかなければ、現場はますます疲れていくばかりです。
さて、下見では、地元農協の人たちとの打ち合わせ、キャンプ場の視察、宿泊する民宿の確認、ハイキングコースの安全点検等々を予定しています。
新しいデジタルムービーも買ったので、写真や動画をたくさん撮ってこようと思っています。掲載できるものは、このブログでも紹介しますね。
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打ち水と風鈴
本市でも、昨日23日~一ヶ月間、「打ち水大作戦」を市民に呼びかけるようです。
昨年、駅前広場に打ち水をしたところ、気温が一度下がったそうです。また、気温だけでなく、ほこりっぽさがなくなったり、涼しい風を感じたりしたという感想もあったとか。
呼びかけ文によると、打ち水をすると
・クーラーの設定温度を27度から28度にすると、CO2排出量がマイナス10.9kg。
・冷房時間を1日1時間短縮すると、CO2排出量がマイナス5.9kg。
ということでした。
こうした「昔ながらの知恵」について、私たちはもう一度見直さなければならないし、子どもたちにも伝えていかなければならないと思いました。
さて、風鈴の音はどうして涼しさを感じるのか、調べてみました。
聴覚で涼しさを感じるというのは、どうやら世界でも日本人にしかない発想のようです。
風鈴が鳴る→風が来ている、という連想で日本人は涼しさを感じることができるということでした。
他にも、涼しさを感じる音としては、鈴虫の鳴き声や水琴窟の音などがあるようです。
また、音だけてなく、視覚的にも(「透ける」状態)、日本人は涼しさを感じることができるようです。
心配なことは、こうした日本人の感性を、今の子どもたちは受けつぐことができているのかということですね。
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あめあがりの会サイト運営ブログ
「非行」と向き合う親たちの会~あめあがりの会~のサイト運営に関するブログを「しおちゃんマンCafe」ブログと統一させました。
教師の立場で、「非行」に関するサイトを運営していることについては、以下のページから私の思いを読み取っていただければと思っています。
今年も全生研全国大会の「子どもの「非行」問題を、親とともに考える」の分科会で世話人をする予定です。
その「分科会基調」では、今年は「教師の苦悩」について書いてみました。全文は紹介できませんが、以下の視点で書いてみました。
「問題」行動を起こしてしまう子どもたちやその親に共感しながら実践を進めていくことは、これまで以上に困難な状況になってきています。
最近では以下のような傾向があります。
一つは、放置・放任。たとえば学校を抜け出し、タバコをすいながら学校のまわりを徘徊していても、それを知っていながら何もしない、できない状況があります。
二つ目が、小さなことでも、すぐに警察に通報してしまうこと。教師に暴言をはいたことでその教師が「身の危険を感じた」という理由で警察に通報し、その子どもが補導されてしまったという事例も最近では増えてきています。
三つ目が、「ダメ親」論の広がりとあきらめ。あの親は何を言ってもダメだといったあきらめと「逃げ込み」がどんどん広がっています。
こうした中で、学校と保護者との溝は深まるばかりです。親の思いや悩み、そして教師の苦悩との間の「溝」を、今こそ埋めていかなければならないと考えています。
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全生研全国大会に参加しよう
全生研(全国生活指導研究協議会)第45回全国大会が、8月4日(土)~6日(月)に、國學院大學横浜たまプラーザキャンパスで開かれます。
予約申込みは終了していますが、当日参加も受け付けております。
今年も全国から、1000名近い仲間が集まります。みなさんもぜひご参加ください。
全生研大会のすばらしさは、子どもたちの「真実」と誠実に向き合った実践報告がたくさん報告されることです。
そしてその報告は、教師自身の自己変革の記録でもあります。
教師として、もう一つ殻を破りたいと思っている若い人たちにもぜひ参加してほしいと思っています。
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新システムの疑問点
本市のネットワークシステムが一新されるようです。説明文書が学校に届いたのですが、多くの職員は(私も含めて)、なかなか理解できませんでした。
何度も読み返してみて、ようやく下記のように理解しました。
1.個人情報に関するファイルは、すべて市役所の本庁サーバーで管理する。
2.職員は、学校内のパソコンから、IDとパスワードを使って本庁のサーバーからファイルを取り出して仕事をする。
3.本庁のサーバーからは、USBメモリー等を使って、ファイルの出し入れはできない。
4.以上、8月23日以降、システム構築作業を開始する。
※本市では各学校に、クラス数分のノートパソコンが用意されています。もちろん学校内でしか利用できないシステムになっています。
このシステムの目的は、
1)個人情報流出の防止。
2)効率的な校務処理の推進
だそうです。
しかしここでいくつかの問題点が見えてきます。
1.「個人情報に関するファイル」とはどこまでを指すのか。考えようによっては、私たちが作り、利用している情報は、すべて子どもの情報につながるものである。
2.学年便り、学級通信、さらには、教室に掲示するつもりの子どもたちの写真なども個人情報に関するファイルと考えられるが、そういったファイルもすべて本庁のサーバーに入れなければならないのだろうか。
3.教師の雑用が年々増えていく中、もはや学校だけでは仕事が終わらない場面が当たり前になってきている。この状況を改善しないで、「学校でしか仕事ができない」ことになるこの取り組みは、逆に「そっと、仕事の持ち出しをしてしまう」ことを生み出すことにつながらないか。
4.ゆえに、今まで、個人情報流出といった事故がなかった本市で、この取り組みをしたがゆえに、初めて「流出」といった問題が起きてしまう可能性がある。
5.IDとパスワードを職員に与えるということは、結局は、個人情報を守る責任は、市にあるのではなく、教師個人にあるという宣言としてとらえることができる。教師個人の精神的な負担は、ますます増えることになる。
6.そもそも、本庁のサーバーから情報が流出する可能性もあるのであって、そういった問題を完全にクリアしないで、責任のみを教師個人に課すのは問題があるのではないだろうか。
7.ここまでやるのであれば、各学校に、システムを管理する人間を配置する必要があるのではないだろうか。それをしないでこの取り組みを進めると、サーバートラブルが起きたときなど、逆に現場に混乱を生み出すことになる恐れがある。現に、今の段階でも、学校のサーバートラブルで仕事が滞ることが多い。
以上、今の段階での疑問点です。
今後、夏休みを利用して説明会、研修会が開かれると考えられますが、私たち現場のこういった疑問や不安に応えてほしいと思っています。
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今日が1学期終業式
今日で一学期が終了します。授業日数は、69日でした。
毎度の事ながらこの日は、子どもたちや保護者のみなさん方に対して、申し訳ない気持ちになってしまいます。一生懸命やってはいるのですが、やはりうまくいかなかったことの方が多かったです。
この夏休みは、一学期の大きな反省の上にたって、たくさん勉強しておきたいと思っています。
ただ、ここ数年の夏休みは、上からの研修や出張が多くて自らの課題に向けての勉強ができにくくなっていることも事実なのですが。
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三すくみ鬼
体育の時間に体育館で「三すくみ鬼」をやってみました。
●やり方・ルール
1.3チームに分かれる。
[3チームに分かれる方法]
・3人組を作る。
・グー・チョキ・パーを出して3チームに分かれる。
2.グーチームは赤帽子、チョキチームは白帽子、パーチームは帽子なしにする。
3.赤→白、白→黒、黒→赤→・・・と、追いかける。
4.捕まえたら、自分の陣地に連れていく。
5.時間内に捕まった人数が多いチームか、早く全員を捕まえたチームが勝ちです。
「助け」(味方にタッチしてもらつたら逃げられる)を、ルールに入れてもOKです
●指導のポイント
・捕まえて、自分の陣地に連れて行くときはゲームオフなので、敵にタッチされないルールを作っておこう。
・守り役と攻め役など、話し合いを大切にして作戦をたてさせること。
・校庭でやるときは、基地作りなども工夫させるとさらに盛り上がる。
子どもたちは、頭を使いながら走らなければなりません。まさに、オシムジャパン状態になります。
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まるいものは、まるくふく
一学期も今週で終わり。大掃除の時期になりました。
さて、子どもたちの掃除の仕方(ふきそうじ)を見ていると、すみの方がなかなかきれいになりません。
昔から、
丸いものは、丸く ふく 四角いものは、四角く ふく
..と言われていますね。
これは、すみの部分をきれいにするための知恵だと思います。
先日、子どもたちにそのことを教えました。
一方、「今の子どもたちは、ぞうきんがしぼれない」と言われてきて、久しいのですが、学校で一時(いっとき)教えても、日常的に「しぼる」という作業をしていない子どもにはなかなか身につきません。
家庭でも、床をぬれ雑巾でふくことは少なくなってきても、テーブルなどをぬれたものでふくことはたくさんあると思います。
そのさい、子どもたちにぜひ、しぼる作業をさせてみてほしいと思っています。
体を動かすことは、脳を活性化させることにつながりますね。
この夏休みに、ぜひこういった「仕事・作業」についても見直してみるといいかもしれませんね。
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5年4組「夏の川柳・俳句」展
夏休みをテーマにして川柳・俳句を作りました。
「夏の季語」が入りましたので、川柳ではなくて、俳句になりますね。
指導し始めたばかりなので、まだまだのできですが、これから上手になってくると思います。とりあえず何点かを紹介します。
夏休み 宿題いっぱい さぼりたい ~春
夏休み 終わりが早い 短すぎ ~エッコ
日焼けして ビリーのように なりたいな ~なっキ
夏はもう 早く過ぎるよ すごくやだ ~青
夏休み いつしか学校 わすれてる ~アルス
食べたいな 冷やしソーメン 野菜だけ ~たっくマン
夏の空 花火まんかい きれいだな ~クーさんA
きれいだな 線香花火 落とさない ~むーさん
あついのに 宿題やらなきゃ 怒られる ~チャンピョン
夏風邪で 終わってしまった 夏休み ~ポッキー
いなか行き カブトクワガタ 取り放題 ~ドラ悟空
夏休み いっぱい寝たいね 眠れない ~サム
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自分のことが好きですか?
他の国の子どもに比べて、日本の子どもたちは、高学年になればなるほど、自尊感情が極端に弱くなると言われています。そしてそれが、自分を大切にしないことにつながっているとも言われているようです。
道徳の時間に、自分のことが好きですか?というアンケートをとってみました。ほとんどの子が「好き」と答えてくれたので、少し安心しました。(5年生)
ただ少数ですが、やはり何人かの子は、「嫌い」と答えました。子どもが書いたアンケートの文をそのまま載せると、
[嫌いな理由]
・わがままだから。
・言いかえされるのがこわくて、友達に「だめだよ」と言えないから。
・あたまわるいから。
・自分に自信が持てないから。
・勉強ができないから。
・ひとのやくにあんまりたてていない気がするから。
・勉強に集中できないから。
さらに年齢が上がると、上記のように考える子が増えてくるのではないかと考えられます。
「あなたには、こんなすばらしい力がある」
「そこがあなたのすばらしいところじゃないか」
日本人はこういったことをついつい恥ずかしくて、子どもにも面と向かって言えない人が多いとのこと。
しかし、言い方を変えるにしても、子どものすばらしいところをほめて、伸ばしてあげる声かけは、やはり大切なのかもしれません。
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休日出勤が増えた
三連休ですかが、昨日は出勤して仕事をしました。
やはり何人かの職員が出勤していました。
年々休日出勤する日が増えてきています。
原因の一つは、仕事そのものが増えていること。しかもそれらは、説明責任のためだけの仕事で、子どもに直接関係しない仕事が多いです。
あまりにも「忙しい」ので行事をなくしたり精選したりしていく学校が多いのですが、その忙しさがまったく解消されないのはそのためです。
子どもとは直接関係のない仕事が多いこために、子どもに直接関係する行事などを減らさなければならない矛盾に対してはあまり語られていません。
二つ目は、ミスが許されない雰囲気になってきていること、以前は、そんな小さなことなら子どもには影響ないので許されたり、やりなおせばいい、という雰囲気があったりしたのですが、最近ではそれがないこと。
ゆえに教師は必要以上に神経を使うことになり、仕事のペースが遅くなるということです。
そして三つめが、学校でなければできない仕事が増えてきていること、このことは先日このブログにも書きました。
パソコン中心に仕事が動くようになってきて、効率的になったように思うのですが、現実は逆の方向に進んでいるということです。
こういった多忙化が年々進んでいるにもかかわらず、学級定数は減らさない、現状にあった職員を増やすことをしない、逆にどんどん余計な仕事を増やして教師を管理していく教育行政の行き着くところはどこなのでしょうか。
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動画テスト「ヨシムネ」
初めて動画をエンテリーしてみます。
テストなので、ヨシムネに出演してもらいました。
YouTube だとこうなります。どっちがいいかなあ。
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仕事を学校外に持ち出してはいけないということ
子どもたちの成績はもちろん、子ども個人の情報、学校の情報等は持ち出してはいけないことになっています。
メモリースティック等にパスワードをかけておけばいいのではないかと思っていたのですが、どうやら、持ち出すことそれ事態がダメなようで、困っています。
※これは現場の自主規制なのか、正式に「ダメ」であったのかあいまいです。
教師の仕事は、すべて子どもの個人情報を扱っているといっても過言ではありません。
つまり、成績や住所等の情報だけでなく、たとえば、行事の計画書に子どもの名前が掲載されていた場合、それも個人情報として扱われます。
児童会や生徒会行事の司会に、何年何組の誰々と、子どもの名前が掲載されることがありますが…、というよりも、掲載しなければ計画文書にならないわけですが、そういった文書も持ち出し禁止ということになると、手も足も出ません。
仕事はすべて学校内で、というスタイルになるのでしょうか。それは残念ながら、今の状況ではあまりにも非現実的です。
※この「非現実的」ということが、なかなか教師以外の方には理解してもらえません。
情報管理の重要性が強く叫ばれる時代です。しかしそのことに学校現場が追いついていけていない……。
教師の仕事の内容やスタイル、そして情報の管理システム、すべてにわたって発想を転換しつつ、整備していかなければ、結局は、子どもたちが泣くことになってしまうことを行政は考えてほしいです。
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早口言葉をつくってみよう
子どもたちは、早口言葉が好きなので、自分たちで早口言葉を作ることに挑戦してみました。
まずは、次の早口言葉を視写します。
●かえるぴょこぴょこ 三(み)ぴょこぴょこ 合わせてぴょこぴょこ 六(む)ぴょこぴょこ
●武具馬具武具馬具 三(み)武具馬具 合わせて武具馬具 六(む)武具馬具
次に、上手に言えるかどうかの発表。
さて今度は、三(み) 合わせて 六(む) という言葉に注目し、四文字の言葉を入れて、実際に作ってみます。
○桃のみ桃のみ 三(み)桃のみ 合わせて桃のみ 六(む)桃のみ
○みかづきみかづき 三(み)みかづき 合わせてみかづき 六(む)みかづき
○パピポパパピポパ 三(み)パピポパ 合わせてパピポパ 六(む)パピポパ
○鳥がパタパタ 三(み)パタパタ 合わせてパタパタ 六(む)パタパタ
作ってみると、簡単に言えるものと、難しいものに別れることがわかってきます。
実は、言いにくいものには、ある決まりがあります。その決まりは、たくさん作っていく中で発見できればいいのではないかと思います。
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微熱からの解放
ここ数日続いていた微熱からようやく解放された感じがしています。
この微熱は、飼い猫に手首を噛まれてリンパ腺が腫れて続いていたものです。
手首の方のリンパ腺の腫れは数日でひいたのですが、今度は右足の脛(すね)が同じように腫れてきました。
先日、痛みに我慢できなくなって、、給食の時間に病院に行って点滴を打ってもらいました。
帰ってきたら、給食はすでになかったです。(笑)
昨日から、点滴と新しい薬のおかげで、ようやく微熱が下がってきたように思います。
学期末の仕事は、早めに進めておいてよかったです。
さあ、一学期も来週で終わります。もうひとふんばりです。
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学年ドッジボール大会優勝!
昨日は学年PTA活動としての「クラス対抗ドッジボール大会」でした。
5年4組はその大会で優勝できました。おめでとう。
優勝カップを掲げる5年4組のメンバー
優勝の瞬間
対戦成績は、四勝一敗でした。最後の5組との試合は、勝った方が優勝という、緊張した試合でした。
対 3組 ○
対 親チーム ○
対 1組 ●
対 2組 ○
対 5組 ○
優勝できたのは、
1.レク係が中心となって毎週計画的にクラス練習を続けたこと。
2.二つの作戦が徹底できたこと。
・とにかく外野から当てる。
・上手な人は、ねらわない。
学年PTAの役員のみなさんが、すてきな手作りトロフィーを作ってくれました。
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今日は学年ドッジボール大会
今日の午後は、学年PTA活動としてのクラス対抗ドッジボール大会です。
午後から天気が悪くなりそうで、心配しています。
さてドッジボールについて調べていておもしろいことがわかりました。
ドッジボールは、最初は「デッドボール」と呼ばれて、内野のキャッチは認められていなかったとのこと。
明治42年に日本に伝わってきて「円形デッドボール」。大正6年に四角いコートになって「方形デッドボール」になった時にも内野のキャッチは認められていなかったそうです
大正15年、欧米留学から帰朝した東京高等師範学校の大谷武一教授により「ドッジボール」と改名され、より積極的にする意味でようやく内野にボールをキャッチすることが許されるようになったということでした。
もしかしたらこの競技は、まだまだ進化していくのかもしれません。
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「上」から「下」の教育行政
教育改革関連三法が強引に成立させられ、今後ますます「上」から「下」への教育行政が進められることになりました。
「上」は、そもそも「下」(子どもと直接関わっている最前線の現場)のことなど勘定にいれていません。ということで、今後ますます現場は厳しい状況に追い込まれるでしょう
さて、そのことによって生まれてくる我々「下」の意識として注意しなければならないことがあります。
それは、自分たちがやっていることなど大したことではない、といった気持ちになることです。実は、私たち「下」がやっていることこそ、教育の「真実」であることを忘れてしまうことです。
そうならないために、教育実践記録の大切さをもう一度見直してみたいと思っています。
ちまたでは、「こうすればこうなる」といった、「誰でもできる指導法」みたいな本がたくさん出ています。
そういった情報も必要かとは思いますが、今、大切にしなければならないことは、私たち自身が記録する実践記録だと思います。
一言で「実践記録」といっても、いろいろあります。たとえば、学級通信も、このブログもその一つだと思います。
子どもたちとの真実の出会いと私達の指導の事実を、ぜひ記録しておくことを全国の教師のみなさんに呼びかけてみたいと思っています。
私たち「下」の記録こそが、教育の真実であることを伝えていくためにも。
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ヨシムネの尿検査
昨日は、自分の体調が悪いこと、にもかかわらず夜に研究会の会議があることなど、どうせ学期末の仕事はできないだろうとあきらめていました。
午前中は、黒猫ヨシムネの尿を持って動物病院へ。
先日は、触診では膀胱炎ではないだろうとのこと。ただ、念のために尿検査をしたい、ということだったのですが、暴れ猫なので、尿は家でとってくることになっていたわけです
尿検査の結果は、トイレ以外でしてしまうことと、尿道結石や膀胱炎とは無関係であるという診断をいただきました。
ただ、PHが高めであること、リン酸アンモニアマグネシウム結晶が2+であることがわかり、食事療法をしてみることになりました。
また、水をあまり飲まないので、水を飲むような、なんらかの工夫をしてあげてほしいということでした。
それにしても、猫の尿検査も、人間並みにこまかく結果が出ることに驚きました。
さて、しおちゃんマンの方は腕の腫れも少しずつですがおさまってきたので、今日はテストの丸つけでもやろうかと思っています。
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この土日が勝負なんだけど……
学期末です。
忙しさの中に突入しなければなりません。そしてその勝負の日がこの土日なのですが、猫に噛まれた傷がなかなか完治せずに何もやる気が起きません。
一昨日病院に行ったのですが、昨日になってさらに悪化していて、リンパ腺の腫れが広がっていました。そこで昨日再度病院に。今度はやっと注射をしてくれました。
ただその注射もなんだか、きいていないみたいで、腫れもひかないし、関節のあちこちが痛いです。
ということで、今日のブログはここまでにしておきます。早くなおして、学期末の仕事に突入したいです。
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猫に噛まれたしおちゃんマン 2007
学習能力がないのかと、自分ながらあきれます。
昨年、飼い猫ヨシムネに足を噛まれて、松葉杖でさんざんなめにあったにもかかわらず、またやってしまいました。
今度は右の手首です。
さらに悪いことに、その噛まれた患部から、わきの下にかけてのびているリンパ腺が炎症を起こし、赤く腫れ上がってくっきりと見えています。
お医者さんいわく、この炎症がわきの下まで行ったら危なかった……。
えっ?、危ないって何が危ないの?
保護者会だったのですが、ずっと微熱が続いています。
そのヨシムネの方ですが、動物病院に連れて行ったところ、触診により膀胱炎の疑いはなし。尿管結石は尿をとらないとわからないので、家でとってくること。
おそらくストレスが原因ではないかというお医者さんの診察でした。
ヨシムネより、しおちゃんマンの方が重症でした。
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それでも話を聞こう
市内の低学年の親子の事例。
子どもが友だちから遊びを断られて落ち込んで帰ってきたそうです。
母親はなんと声をかけてあげればいいのかわからなくて担任に相談。
……といった事例です。
今ではこういったことは珍しい話ではなくなってきました。
子どもは、遊びを断られることもあるでしょう。逆に断ることもあるでしょう。そんな中で一つひとつ、いろいろなことを経験して大きくなっていくのではないでしょうか。
しかし、子ども自身が悩み、そして考える前に、親の方が先に不安になってしまう。そして、なんと声をかけていいのかわからなくなってしまう……。
ひと昔前なら、お母さんたちは地域の井戸端会議の中で「そんなこと、よくあるわよ。気にしない、気にしない」といった会話の中でその不安が解消されていったのかもしれません。しかし今はそういった場が少なくなりつつあるし、親もまた、誰に相談したらいいのかわからなくなっているというのが現実です。
そんな時学校は、「最近の親は、本当に困ったものだ」「こんなので、子育を続けていけるのだろうか」などといわないで、それでも話を聞くべきではないかと考えています。
教師も孤独の中で一人で悩みを抱えています。そして親もまた同じ状況ではないかと思うわけです。
だとしたら、その親の孤独や不安にしっかりと向き合いつつ、逆にこちらからも悩みを打ち明け、子育ての共同的な関係をつくっていくべきだと思います。
話を聞いて、「心配しなくて大丈夫ですよ」と声をかけていきたいものです。
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ヨシムネ(黒猫)の様子がおかしい
最近、しおちゃんマンのペット、黒猫ヨシムネ(オス2歳)の様子がおかしいです。
あたりかまわず、おしっこをするようになってしまいました。
mixiのコミュニティで相談させてもらったり、ネットで調べたりしてみたのですが、どうやら尿道結石ではないかと思いました。
急に死んでしまう場合も多いようなので、明日、夜までやっている病院をさがして連れて行くつもりです。
ネコはもちろん言葉が話せませんので、言葉以外の行動や様子からメッセージを受け取らなければならないのですね。
言葉でメッセージを伝え合っている人間は、その言葉そのものが自分の命も守っているということを知りました。
言葉の指導は、子どもたちの命を守っていることでもあることをヨシムネから教わりました。
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桃太郎作文
桃太郎作文というのを考えつき、さっそくやってみました。
●やり方
1.6人グループで行います。
2.順番に、物語を一人一文書いてまわして、最後の6人目の人がまとめ、ストーリーになっていたら合格です。
3.慣れてきたら、二周まわします。
●作品例
『むかしむかしあるところに、おじいさんとおばあさんがいました。』
この文章につなげます。
最初の文章は教師が作ります。今回は初めてということで、昔話の最初の文章を使いました。
さっそくグループで話をつなげていきます。たとえば…、
[一人目] おばあさんは川へせんたくに、おじいさんは、山にしばかりにいって、そして昼になりました。
[二人目] おじいさんは、おにぎりを出したら、おにぎりがころがり、穴に入ってしまいました。
[三人目] すると中から、神様が出てきて、「あなたのおにぎりは、この金のおにぎりか、それともふつうのおにぎりですか?」
[四人目] そして、そのおじいさんが、金のおにぎりを選んでしまったので、天罰がくだりました。
[五人目] おじいさんは、穴に落っこちてしまいました。
[六人目] 一方、おばあさんは、川に流されてしまい、おじいさんのもとへ着きました。
なお、楽しく作文を書くためのネタを下記の場所にまとめてあります。今後も少しずつ増やしていく予定です。
⇒ 作文 お絵かき しおちゃんマン World 「作文の書き方」
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[書籍]僕はパパを殺すことに決めた
僕はパパを殺すことに決めた 奈良エリート少年自宅放火事件の真実
ウォーキング出勤を始めてから、電車で本を読むことができるようになりました。
今回紹介するのは、奈良県で自宅を放火し、継母、兄弟二人を結果的に焼死させてしまった事件についての本です。
父親自身のコンプレックスや離婚の原因。そして少年に対する暴力。
また、少年自身の「広汎性発達障害」という特質の問題など、丁寧な取材で、説得力のある本でした。
今、しおちゃんマンはある雑誌に、「子どもの側からのぞいてみる」というテーマで文章を書いています。
子どもたちが表出してくる問題行動は、得てして私たち大人社会への異議申し立てである場合が多いのです。しかしその異議申し立ては「問題行動」としてしか見られることがないので、本当の子どもたちの思いを私たちは見落としてしまうのではないかということが一つ。
二つ目は、子どもの側から社会や学校、教室をのぞいてみると、今まで気がつかなかった子どもの姿が見えてくるということ。たとえば不登校の子。その子にとって、学校・教室がどのようにうつっているのかをぜひ考えてみてほしいということです。
今回の本を読んでいて、筆者と共感できる部分もあったので、一気に読むことができました。
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クール・ビズ
昨日に引き続き「所長訪問」の話題です。
この日は、放課後に管理職、養護教諭、事務職員、そして学年主任が集められて、教育委員会の指導をあおぐ会議がありました。
管理職からは「正装で会議にのぞむように」という連絡がありました。具体的には、男性はネクタイをするようにということでした。
40分の会議で、わざわざ、ふだんしていないネクタイをする必要があるのか……、失礼のない服装であればいいのではないかと思っていました。
すると直前になり今度は、
「本市は、クールビズの取り組みをしているので、ネクタイをしないように」
という連絡がはいりました。
いったい私たちは、どこに目を向けて仕事をしているのかと。そんなことで振り回されている自分たちがバカらしくなりました。
この日はネクタイをして出勤したのですが、しかたがないのでその会議の時はネクタイをとって出席しました。
すると、教育委員会のみなさんは、所長をはじめ、数人がネクタイ。その他はネクタイをしていなくて……、つまりばらばらでした。よっぽど教育委員会のみなさんの方がまともだち思いました。
さて今日は、PTAのスポーツ大会です。出勤します。
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