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休日出勤が増えた
三連休ですかが、昨日は出勤して仕事をしました。
やはり何人かの職員が出勤していました。
年々休日出勤する日が増えてきています。
原因の一つは、仕事そのものが増えていること。しかもそれらは、説明責任のためだけの仕事で、子どもに直接関係しない仕事が多いです。
あまりにも「忙しい」ので行事をなくしたり精選したりしていく学校が多いのですが、その忙しさがまったく解消されないのはそのためです。
子どもとは直接関係のない仕事が多いこために、子どもに直接関係する行事などを減らさなければならない矛盾に対してはあまり語られていません。
二つ目は、ミスが許されない雰囲気になってきていること、以前は、そんな小さなことなら子どもには影響ないので許されたり、やりなおせばいい、という雰囲気があったりしたのですが、最近ではそれがないこと。
ゆえに教師は必要以上に神経を使うことになり、仕事のペースが遅くなるということです。
そして三つめが、学校でなければできない仕事が増えてきていること、このことは先日このブログにも書きました。
パソコン中心に仕事が動くようになってきて、効率的になったように思うのですが、現実は逆の方向に進んでいるということです。
こういった多忙化が年々進んでいるにもかかわらず、学級定数は減らさない、現状にあった職員を増やすことをしない、逆にどんどん余計な仕事を増やして教師を管理していく教育行政の行き着くところはどこなのでしょうか。
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wrote by しおちゃんマン
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コメント
小さな市の議員です。
教師の忙しさについては、日ごろから危機感を持っており、行政に対しても分析と対策を求めていますが、なかなか動きません。
子どもが好きな先生が教壇を去らざるを得ないような現状を早急に変えなければならないと思います。先生方も発信して欲しいと思います。モンスターペアレンツなどについては、教育委員会が事例を集めて、公表するなどして、市民に実態を知らせ、歯止めをかけるなどを提案しているのですが。(もちろんそれで済むはずはありませんが)
投稿者 yocchan : 2007年07月15日 08:43
●yocchanさん
コメントありがとうございました。
現場では、多忙化の他にも、指導のむずかしい子どものことで悩んだり、保護者との関係で悩んだりで、体調を崩したり、精神的にまいってしまっている教師が続出しています。
しかし、多くの問題は、学級定数を引き下げたり、教師の数を増やすことで解消されることが多いです。
昔も子どもたちの数が多かったとよく言われますが、子どもの様子や職場環境がまったく変わってしまっていることを理解していただければといつも思います。
投稿者 しおちゃんマン : 2007年07月15日 19:23
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