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修学旅行を動画で
11月に「ふれあい祭り」という行事があります。高校の文化祭のようなものだとイメージして下さい。
6年生の出し物は修学旅行をテーマにしたものということになっています。そこで子どもたちと相談し、修学旅行の様子を動画で撮り、ふれあい祭り当日「6年4組シアター」として発表することになりました。
今はテレビで、旅行レポートみたいな番組が多いので、子どもたちもイメージしやすいようです。
私も初めての取り組みなので、まず私自身が明確なイメージをもちたいと思っています。
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4連休……
金曜日が網膜剥離の手術説明、月曜日が心筋梗塞の定期検診と、結果的に4連休になってしまった。もちろん意図的に4連休にしたわけではなくて、それぞれの病院の日程の指示に従ったまでです。
それに病院通いはまったくうれしくないし、休みにもなりません。さらには、昨日から熱っぽくて体調が悪い……。
学校を休む時は、代わりに指導してくれる職員にお願いすることになるのですが、本来は担任をやっていない方なので、かなりのストレスになるのではないかと、申し訳ない気持ちです。
ただ、10月8日から一ヶ月間、その先生にお願いすることになるので、金・月の2日間で、しおちゃんマン学級にも慣れてくれればと思っています。
さて今週末はいよいよ修学旅行。この修学旅行があるので手術を伸ばしてきました。
子どもたちとの最高の思い出にしたいと思っています。
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担任がお金を立て替えるのはおかしい
学校の集金が滞る家庭……、たとえば不登校や経済的に厳しい家庭について、その集金を担任が立て替えるのはおかしいといつも思います。
多い時には数万円にもなることがあるし、一時的に立て替えるのならまだしも、戻ってこないことの方が多いです。
運動会のお弁当を教師が作ってあげた……、みたいな美談?がどこかの本に書いてありましたが、それとはまったく意味が違います。
給食費がまだ担任が手作業で集金していた頃(今は口座振り込み形式)、担任がすべて立て替えていて、首がまわらなくなり教師を退職したという笑えない話もありました。
以前、こういった場合、担任が自腹で立て替えるべきではないということを管理職を通して教育委員会にお願いしたことがあります。
すると教育委員会は、それは学校裁量のお金を利用してほしいということ。
ところが学校は学校で、そういったお金(予算)は想定されていないので使えないということでした。
現実的には、私も立て替えます。
しかし学校運営的におかしいと思っているということです。
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そんなことのために学テを?
昨日は、網膜剥離手術の説明を聞きに行ってきました。その手術内容に、かなりヘコミました。くわしくはこちらで。
⇒ 手術説明
そんなヘコンだ気分の時に、さらにヘコむ記事を発見。中山国交相発言です。問題になっている「単一民族発言」ではなくて、学力テストのくだり。
毎年70億円もかけて実施することになった学力テスト。その学力テストを提唱した理由は、
◎「日教組の強いところは学力が低いんじゃないかと思ったから」と実施の背景を説明。
◎その仮説が証明されたとして「テストの役目は終わった」とも述べた。
そんなことのために学力テストを導入したというのでしょうか。このために私たち現場がどれだけ振り回されてきたのか。
日教組に文句があるなら、きちんと向き合って批判すればいいじゃないか!!表向きはさんざんなれあっておいて、なんだ!?この言い草は!という感じ。
学力テスト導入によって子どもたちや保護者、現場の教師が今でもどれだけ大変な思いをしているのか……。
こんなことのために、こんなことのために……。許せません……。
怒りを通り越して、力が抜けて行くのがわかります。
私たちはいったいなんのために、現場にたっているのか…、わからなくなってきました。
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卒業制作
卒業制作というのがあります。
昔は校庭にトーテムポールや日時計等々を作ったものですが、最近ではその管理が大変なのと、場所がなくなってきたこと、さらには、子ども一人ひとりを大切にするといった風潮が強くなり、オルゴールのような個人制作に変わってきました。
本校でもここ数年、オルゴールを作ることになっています。
曲は校歌にする予定です。
ちなみに私は、一人ひとりを大切にすることと、卒業制作を個人制作にすることとはまったく意味が違うと思っています。こうやって、子どもたちの共同の場が奪われていくのが残念です。
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体力テスト
昨日、高学年の体力テストでした。写真は、反復横跳び。
種目は、握力、上体起こし、長座体前屈、反復横とび、20mシャトルラン、50m走、立ち幅跳び、ソフトボール投げ、です。
昨日はそのうち、上体起こし、反復横とび、50m走、立ち幅跳び、ソフトボール投げを行いました。
子どもの体力の格差が大きくなってきています。
ソフトボール投げて、60m近く投げる子と、10mくらいしか投げられない子がいます。
60m近く投げる子は、地域の野球チームに入っています。以前は、そんなに遠くに投げる子はめったにいませんでした。そして一方で、10mしか投げられない子もめったにいませんでした。
学力格差、そして体力にまで格差……。
自己負担・自己責任を強いる教育政策は、こういった現象を生み出しているということです。
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ザ・教室 blogの新バナー
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チェーンメールでいじめ
一人の子の悪口をメールで流して、それをつなげていくといったいじめが中学校で普通にあるわけで、そんな事件に対してどのような指導を進めたのかの実践を聞きました。
そこで感じたこと。
●お金をかけてまで傷つけ合わなければ生きていけない子どもたちの悲しさというか、寂しさ。つまり、いじめの背景にお金を儲けているところがあるという、この社会のおかしさ。
●新たないじめの場を子どもたちに与えてしまった我々大人の責任。そしてその責任を感じながら指導しなければならないという矛盾と難しさ。
●「誰かがやめればいい」という、子どもたちのおかれた立場をまったく見ようとしない無責任な意見。そして「勇気を持とう」と熱く呼びかける無神経な教師。
●携帯の使い方やマナーを教えるべきだという、教えればなんでも言うことをきくと思っている勘違い。つまりそういう問題ではないこと。(教えてます!と大声で叫びつつ)
●まさかうちの子は加わっていないと本気で思っている保護者。つまり、被害者よりも加害者になってしまう確率の方がはるかに高いことのイメージが持てない保護者。
●加害者・被害者の関係では指導できないこと。誰もが加害者に、被害者になる可能性があることのイメージを持つならば、そこから指導の糸口が見えてきそう。
以上、メモより。
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子どもを大切にしない国は滅ぶ
小さな子どもたちの命が失われていくといった事件が続いています。
お隣中国では、汚染ミルクにより、これまた小さな命が失われました。日本への影響が心配されています。
子どもを大切にしない国は滅びます。「大切にする」とは、まずは安全を保障すること。そしてその発達を機会均等に保障することだと思います。
そしてそれは国の責任として取り組まなければなりません。民間に丸投げしてはならないし、ましてやお金儲けの道具にしてはならないのです。
日本は残念ながら、「子どもを大切にする」といった国としての仕事をお金儲けと結びつけながら考えているフシがあります。
ゆえに、逆に、お金を払わなければならないことはできるだけ安上がりにしていこうとします。しかし安上がりにしようとすればするほど子どもたちの安全や発達は保障されないのです。
構造改革の正体とその結果が日々明らかになってきた気がします。
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10月に再度入院
本日51歳の誕生日です。
そんな日に、自分としてはとても悔しくて、申し訳ない事態になってしまったことお知らせしなければなりません。(すでに子どもたちにや保護者のみなさんにもお知らせしましたので、ここでも報告できます)
この夏休み…、心筋梗塞で倒れてさんざんな夏休みをすごさなければならなかったのですが、その後の検査で、目の病気「網膜剥離(もうまくはくり)」が見つかりました。
それで手術をしなければならなくなり、10月8日(水)から再び入院し、仕事を休みます。
診断書によると「入院10日間、自宅療養2週間」ということですので、10月8日から11月7日まで療養休暇をもらいました。
この間、子どもたちや保護者のみなさん、そして代わりに担任をつとめてくれる先生や学年の先生方には大変な迷惑をかけてしまうことになります。申し訳ない気持ちでいっぱいです。
実は、網膜剥離は8月の後半にみつかっていて、失明の恐れがあるということで、すぐに手術・入院するように医者に言われました。
しかし、9月は修学旅行の準備、そして10月は修学旅行があって、とても仕事は休めないので、医者に叱られながら、修学旅行が終わるまで手術を伸ばしてもらいました。(修学旅行は10月3,4日です)
卒業式で、この両目で子どもたちの卒業していく姿をしっかりと見るためにも、思いきってお休みをいただくことにいたしました。
心筋梗塞に網膜剥離……。50歳の年は、今までの無理が体にきてしまったという感じです。
しっかりとメンテナンスをして、51歳から新しい体で心機一転のつもりでがんばりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
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食育の授業
19日(金)の教育委員会の学校訪問で食育の授業を展開しました。写真が撮れなかったのが残念ですが、簡単に流れを報告しておきます。
子どもたちが自分の「食」について、健康を意識しながら目を向けることことができることがめあてです。
(1) 10年後の今日の夕食を想像して画用紙に描く。
・具体的な食材を尋ねる。
・健康を考えた部分について詳しく聞く。
・自分で作れるようになる理由も考えさせ、自然にできるようになるものではないことを確認する。
(2) 生活習慣病について考える。(班対抗クイズ形式)
Q.日本人の死因ベスト3は?
1位[がん]
2位[心疾患(心筋梗塞)]
3位[脳血管疾患]
(3) 心筋梗塞について、しおちゃんマンの体験を聞きながら学ぶ。
※ここでプレゼンテーションソフト「Keynote」大活躍。
○冠動脈がつまってしまい、心臓の筋肉が死んでしまう病気。
○つまるしくみ
・脂質(コレステロール)が血管にたまってせまくなってしまった。(悪玉コレステロール)
・どろどろ血で血管が傷つき、血栓(かさぶた)ができて道をふさいでしまう。
○カテーテル治療
※人体模型大活躍。
・右手首動脈から針金を心臓の血管(冠動脈)まで通して、その先についた風船を膨らませて、上下にステントという板を貼り付ける。
○つまってしまった原因
※[○×△]はしおちゃんマンにあてはまるのかの評価。
食生活の乱れ(○)
ストレス(○)
喫煙(△)
運動不足(×)
(4) 食生活の乱れとはどういったことでしょう?
○かたよった食事により、コレステロールのとりすぎや太り過ぎ。
・野菜を食べない。
・脂肪、塩分をとりすぎ。
・スナック菓子(塩分や油)や、甘いおやつ(糖分)をよく食べる。
(5) 「食育テスト」の学習プリントの質問事項に回答し、採点して自分の食に対する意識を明らかにする。
その後子どもたちの中にどのような疑問点や課題が浮かび上がってくるのかはこれからの課題。
お米の事件や、その他食に関する不正事件も多いので、そのことと食の問題を結びつける子も出てくるかもしれません。
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3つ目のブログ
3つ目のブログを作りました。
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携帯で見る場合は、
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このブログは、プライベート的な内容中心に書いていくつもりです。
じっくり教育関係について考えたい方は、この「ザ・教室 blog」の方におこしください。
ちなみに、もう一つのブログは、
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です。バナーは下記です。
こちらの方もよろしく。
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学校訪問と修学旅行と小中音楽会と
タイトルの三つの取り組みを同時平行で指導しているので、私たちも子どもたちも頭の中を整理するのが大変です。
本日、教育委員会のみなさんが本校を訪問します。教師一人ひとりが授業をして、指導主事が個別について、子どもたちが帰った午後に指導してくれるといった内容です。
他にも学校運営全体についてのチェックも行いますが、私たち担任にとってはやはり授業の準備が大変です。
ただ私の場合、指導主事のほとんどが年下であったり、元同僚であったりで、ほとんど指導されるということはなくて、
指導主事「最近の文科省は〜のように考えているから、〜してください」
私「ああ、そうですか。変ですねえ〜。」
みたいな話で終わってしまいます。
二つ目は修学旅行の準備。各クラスごとに部屋割りやグループ活動の編成が終わっているので、現在しおりの完成に向けて動いています。しおりができたら、再度日程と係活動の確認を子どもたちと一緒にします。
三つ目は、小中音楽会に向けての練習。10月8日(水)に、市内の6年生が市の文化会館大ホールにて、合唱の発表会をします。その発表会に向けた練習も日に日に緊張感を帯びてきています。
教師ではないみなさんには、担任がこういった取り組みを進めつつ、一方で教科の授業を進めているといったイメージがわくでしょうか?イメージはできなくても、物理的にも精神的にも追いつめられることはわかっていただけると思います。
これだけの内容を進めるためには、職員が足りないのです。教師一人当たりの子どもの人数が多すぎるのです。
団塊の世代が子どもの時の学校のように、のんびり、のびのびやっていた頃の学校とはまったくその様子が違ってきていることを理解していただき、とりあえず学級定数の引き下げの運動にご理解とご協力をいただければと思います。
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森と湖と星と
直感的な表現力を育てるために「5分間スケッチ」という指導に取り組んでいます。やり方は簡単。あるテーマについて5分間で絵を描いて、発表するといった流れです。
今までのテーマは、
「先生の10年後の顔」
「自分の子ども」
「行ってみたい場所の風景」
「昨日の給食」
等々です。
三つ目の「行ってみたい場所」の絵を描かせていた時に気がついたのですが、ほとんどが森と湖と星と…みたいな癒し系の場所なのです。中には、宇宙や外国などの子どもらしい場所を書いた子もいましたがそれは少数でした。
もしかしたら今の子どもたちはとても気疲れしているのかもしれないと、あらためて思いました。
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センテンスを短く
20代の若い先生たちには、可能な限りセンテンスを短く話すようにお願いしています。
ついつい説明が長くなりがちなのは、どうして長くなってしまうのか、一度考えてみるといいかもしれません。そして具体的に自分の話を振り返ってみると、そのほとんどが自分への言い訳であることに気がつくでしょう。
つまり子どもに対してではなく、自分に向かって
「自分がこう言っているのは、こういう理由からだ」
ということを延々と言い訳しているだけなのです。繰り返しますが、子どもに理由を説明しているのではありません。自分を納得させるために長いセンテンスで話しているのです。
短いセンテンスで話すことに慣れたら、結論を先に述べて、その理由や意味を短く説明できるようにしていくといいと思います。
とにかく私たちは、集団に対して一斉に話をすることがほとんどなのですから、当然その話し方について研究しなければならないと考えています。
「上」の言うことに対して素直であれ!みたいなことばかり教えている教育委員会の研修では、そういった力は永遠につかないと思っています。
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学力テストの目的は?
ドサクサにまぎれていつのまにかやることになっていたという感じがする学力テスト。
その学力テストの結果を公開するだのしないだのやってますが、そもそもこの学力テストというのは何を目的に始めたのでしょうね。
都道府県に順位をつけるためですか?
地域・学校によって格差があることを示すためですか?
なかなかそれに……、学力が向上しないで苦労している地域や学校には、国からなんらかの支援があるのかと思いましたが、どうやらそれもないようです。
順位が下の地域・学校は、ただ責められるだけだということもわかってきました。
以前にも書きましたが、この学力テストの毎年の予算約80億円はいったいどこに流れているのでしょうか?どこが儲けているのか……、私はそちらの方が興味があります。
儲かると言えば、小学校で英語を始める件についてですが、どうやらこの件に関してもどこかが儲かる仕組みになっているようです。
純粋に学力を向上させること、純粋に英語を学ぶことについて、国はもっと誠実に取り組んでほしいと、強く思います。
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納得安心情報と行動支援情報
昨日の札幌からの帰りはさんざんでした。というのは、ANA・ADOの飛行機が2時間半も遅れたからです。原因はシステムトラブルとしか説明がありませんでした。
利用者はそんな情報では納得できないばかりか、どうしていいのかわからなくて、一部で職員にくってかかる人もいました。
さて、ここではどういった情報が必要だったのでしょうか?しおちゃんマンの造語ですが、2つの情報が必要だったと思っています。
一つは、「納得安心情報」。
システムトラブルというのは、何がどのようになってしまったのかをもう少し詳しく説明するべきです。飛行機会社側からすれば利用者に説明してもしかたがない、あるいは専門的な問題なので理解できないのではないかという考えがあるのかもしれません。
しかし利用者からすれば、説明してくれれば「だったらしかたがない」「おまかせしよう」といった納得と安心の気持ちが生まれるのです。
二つ目は、「行動支援情報」です。
利用者はいつまでにどのような行動をとればいいのかを求めています。事態がはっきりするまで具体的なことは言えないという事情もわかりますが、だったら現時点でどうすることがベストであるのかの情報、または次の行動を判断できる情報を、トラブルを起こしてしまった側の責任として発信するべきではないでしょうか。
以上の2種類の情報を発信してくれないと、何度頭を下げられても、利用者としては納得できないのだと思いました。
12:20発の予定が15:00に。家に着いたのは、19:00近くになってしまいました。せっかく快適な2日間だったのに、最後に疲れがどっと出てしまいました。
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今求められているのは悩むことができる教師だ
札幌での学習会を終えて、本日お昼の飛行機で千葉に帰ります。日程はけっこうハードでしたが、まったく疲れを感じなかったのはなぜだろう??おそらくとっても充実した時間がおくれたからだと思います。
ホテルの朝食はバイキングで、カロリー計算をしなければならない身なのに、ついつい食べ過ぎてしまいました。お昼はみなさんが気を使ってくれて和食のランチにしましたが、これがまた贅沢な内容でした。夜は、居酒屋さんでごちそうになりましたが、さすが北海道の海の幸はおいしくて、これまたついつい食べ過ぎてしまいました。
食べたことばかり書いてしまいましたが、学習内容もとても充実していたと思います。
私自身が参加者のみなさんから学んだのはまず、経済的な不況の中でそれがそのまま教育問題に直結しているということ。
その中で北海道の教師たちは正直すぎるくらいのまじめさで子どもたちにきちんと向き合っていること。ゆえにその分、悩みが大きいこと。
悩みが大きいことは恥ずかしいことではないし、むしろ子どもたちと一緒に、そして職員室の仲間たちと一緒に悩むことのできる教師こそ、今求められている教師ではないでしょうか。堂々と、子どもたちと、仲間たちと一緒に悩み続けようではありませんか。
悩みなどないような顔をしている名人やカリスマなどと呼ばれている教師は必要ないのです。「できる教師」なんかにならなくていいのです。教師はかっこ悪い方がいいに決まっています。そんな教師にこそ、子どもたちや保護者は信頼を寄せてくれるのです。
北海道の全生研のみなさんお世話になりました。ありがとうございました。
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思いは届きません
昨晩から札幌に来ています。今日は午前中に講演を一本。午後は実践レポートを受けてのコメントをする予定。もう一泊して、日曜日に帰ります。
さて話はまったく変わりますが……、自分は教師なんだから、子どものことを愛して、子どものことを思ってさえいれば、自分の思いが届くと思っている人が多いです。しかし残念ながらそれだけでは思いは届きません。
教師は自分の思いが届かない時、それを子どものせいにしたり、親のせいにしたり、まわりのせいにしたりします。私もそういった面があります。また最近では、必要以上に自分を責める教師が増えていることが気になっています。
誤解を恐れずに書けば、そもそも教育は「教師の思いは届かない」というところからスタートしなければなりません。つまり、そこをスタートにするからこそ私たちはいろいろ研究したり工夫したりするわけです。
教師の仕事は、その教師の「人柄」で勝負するものではありません。確かに人柄に負うところがあるかもしれませんが、それ以上に、実は科学的な面が大切であることを多くの若い教師のみなさんに知ってほしいと思っています。
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今晩、北海道入り
昨日は、朝食後の薬を飲むのを忘れて1日中胸が重く感じた。
心筋梗塞で倒れてから1ヶ月しかたっていないことを実感。まだ薬にたよっている状態なのかもしれない。それとも気分的なことなのだろうか?
さて本日は、授業参観→修学旅行説明会→臨時学級懇談会→そのまま羽田から札幌へとハードスケジュール。その後1泊して、明日は教育講座。
ゆっくりはできそうにもないけれど、参加者から逆に元気をもらってきたいと思う。
自分なりの明日のテーマは、「遊び心とメリハリ」。
今の教師にとって……、特に若い人たちには意識してほしいこと。
では、行ってきます!!
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寝坊すること
寝坊しました。
いつもは5:30に起きて、6:30すぎに家を出て、7:15頃学校に着くのですが、その寝坊した日は、6:30に目が覚めました。
私は基本的に目覚まし時計は使いません。体内時計で起きられるタイプです。そしてめったに寝坊しません。寝坊するのは何年かで一回、または年内に一回くらいでしょうか。
それが寝坊するということは、体内時計のどこかが狂っているということだと思いました。寝坊するということは、体の調子や生活リズムを点検してくれという、体からのメッセージだと思いました。
ただ、今回は思い当たることがない。保護者会や教育委員会の学校訪問、修学旅行の準備等々、忙しいことは確かであるが、それは今に始まったことではないし。
おそらくカロリー計算とウォーキングで体重がどんどんおちていることに、体がついていけていないのかもしれません。
ちなみに、この寝坊した日は、6:40に家を出て、コンビニでサンドイッチを買って朝食代わり。高速道路を利用して、7:15に学校に着いて、ことなきをえました。
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教卓の周りの子どもたち
休み時間に、教室前方の教師の机、または教卓の周りに子どもがたくさん集まっている風景、つまり教師のまわりに子どもたちが集まっている風景を見るとホッとします。
子どもたちと担任の関係を見るのは、そういった風景からでありまして、授業ばかりを見ていては、教育の本質的な部分を見逃すのであります。
教師は授業が命だ、などと教育委員会も、カリスマなどと呼ばれている教師たちがよく言いますが、私はそうは思わないのです。
もちろん授業は大切ですし、そこにこそ力をそそぐのが私たちの仕事であることは間違いありません。
しかしその背景…、つまり教師と子どもたちとの関係性に目を向けなければ授業は語れない、というあたりまえのことをいつのころからか忘れてはいないでしょうか?
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[大分教員汚職]6人採用取り消し決定、14人の退職認める
大分県の08年度教員試験にからむ不正合格者21人(1人は既に退職)の採用取り消しで、県教育委員会は7日、6人の採用取り消し処分を決め、14人の退職を認めた。8日に辞令を交付する予定。20人のうち18人はクラス担任をしており、11人が臨時講師として担任を続ける。7クラスでは担任が代わることになり、教育現場の混乱は続きそうだ。
どうもこのニュースがよくわからないのです。
(1) このような不正を生んだ土壌についての分析が公開されていない。どのような総括をしたのだろうか。
このような風潮は、「管理職採用」も含めて(むしろこちらの方があやしい)、おそらく全国的に広がっているのではないか…、というのがしおちゃんマンの予想。
ゆえに、今回の分析と反省、さらには具体的な対策を示さないと何の意味もないのではないでしょうか?
(2) この事件は「風潮・習慣」になっていたことが原因。だとしたら、この年度の採用をとりけせばいいという問題ではないのではないだろうか?
どうも今回の処分には不公平感が残ります。何もしなくていいというわけではありませんが、自分には覚えがないのに退職をしなければならない若者たちもいたのではないでしょうか?
(3) そもそもこの処分は、誰がどのような機関で決めたのだろうか?処分をした「主語」は誰?
第三者的な立場に立てたのだろうか?現場の厳しい処分に比べて、役所内の処分はどうなっているのか?ここでも不公平感と理不尽感が残ります。
いずれにしろ、子どもたちや保護者の声が聞こえてこないことも、すごく気になっています。
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今日は眼科検診
今日は、目の一日検診で学校をお休みします。
血管系の病気と目の病気はリンクしているようです。特に血糖値が高いしおちゃんマンは注意しなければなりません。
最近ウォーキングで、稲毛浅間神社まで歩いています。早起きできた時は、お参りしてきます。
ただ、昨日は財布を忘れてお賽銭を払えませんでした。神様、ごめんなさい。
体を壊した時には、ついついこうして神様の力にたよってしまうようです。
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今週末は北海道
13日(土)に、札幌市北区民センターにて教育実践講座に出かけます。12日の夜から北海道入りする予定です。
テーマ:子どもが輝く学級づくり、授業づくり
日 時:9月13日(土)10:00〜16:30
場 所:北区民センター( 集会室、和室、会議室 )
子どもが輝くためには、教師が輝ける職場でないといけないのではないでしょうか。
このあたりまえのことが最近オエライさんは理解できない人が多いようです。教師だけが生き生きとしていていいのか?などと、わけのわからない意見を言う人さえいます。
ストレスをため、つくり笑いで子どもたちに接しろとでもいうのでしょうか?
そんな話もしたいと思っていますか。つまり、教師がこの仕事を生き生きと続けていくためにはどうしたらいいのかを。
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「飲み」のリハビリ
昨晩は、しおちゃんマンの復帰祝いということで、職場の男性同僚6名と飲みました。退院後、飲み会は初めてで、リハビリも兼ねてということで……。
幸い体は快調でした。なんともなかったです。
一緒に飲んでくれたのは、20代、30代の若い人たちです。私は50代ですから、一緒につきあってくれただけでうれしいわけです。
日本の教師の平均年齢が過去最高になったという報道がありましたが、私の身の回りではどんどん若い人たちが増えてきています。
都市部はこういった現象がおきているのに、ああいった報道があると、かなりの誤解をうけるのではないでしょうか。
少なくとも、私のまわりでは確実に平均年齢は下がっています。報道はあくまでも、全国を平均しての話であることをお伝えしておこうと思います。
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立ちくらみ
2学期はじめての体育は体育館で行いました。
実は、子どもたちに柔軟運動を指導している時に立ちくらみがきて、倒れそうになりました。でも、すぐに床にすわりこんでごまかしました。
体が慣れていないのかなあ。前の日まで午前中授業で、この日にいきなりの6時間授業ですから。
文科省も、なりふりかまわずとった感じで、授業時数ばかりを確保しようとしています。
そんな中で、教師も子どももふらふらです。
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「日光」の修学旅行
10月3,4日の、日光の修学旅行の準備に追われています。
日光は、紅葉の季節には多くの人が訪れる場所です。また、最近では穴場の温泉地としても注目されてきています。
すでに何度か日光修学旅行に行っていますが、2002年度と、2005年度のものをホームページにまとめてあります。
⇒ 修学旅行2002
⇒ 修学旅行2006
よろしかったらご覧ください。
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身長についての悩みから
2学期がスタートしたとたん、「声がれ」が治りました。体的に、根っからの教師なのかもしれません。
1日の始業式で体育館に並んでいる子どもたち(小6)を見て、背の順の並び順が変わってきていることに気がつきました。
さて、男の子の場合、思春期到来前の11歳半前後がいちばん伸びないときです。いちばん伸びるのが思春期到来後の2年間くらい。一般的に12歳、13歳が急激に背が伸びるときで、思春期到来から成長が止まるまでに平均で25cmくらい伸びます。しかし、これはあくまで平均的なお話。どの時期にも個人差はかなりあります。
一方、女の子の思春期到来は平均で10歳ですが、思春期到来前の10歳前後がいちばん伸びないときです。いちばん伸びるのが思春期到来後の2年間くらい。11歳がピークで平均で年間の伸びは8cm。思春期到来から成長が止まるまでに平均で20cmくらい伸びます。しかし、これもあくまで平均的なお話。どの時期にも個人差はかなりあります。
さてここからが大切なお話。
男の子で、身長がなかなか伸びないで悩んでいるとか。逆に女の子で、身長が高すぎて悩んでいるとか、そういった声が聞こえてくるようになりました。
みんなの年頃は、こういったことで大いに悩んでもいいと思っています。そして、そういったことに対して、多くの大人たちの意見を聞いてみてほしいと思っています。そんな人生の先輩たちの意見の一つひとつが子どもたちを成長させてくれるのではないでしょうか。
ちなみにしおちゃんマンは、身長が小さいからそれをカバーするためにいろいろな工夫や努力をすることができたというスポーツ選手をたくさん知っています。
また、せが高すぎて悩んでいた女の子が、モデルになったという話も知っています。
大切なことは、何事に対しても前向きに取り組んでいくことだと思っています。
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ケースバイケースこそ大切に
ケースバイケースで考えたり行動したりすることを軽視してはいけないのではないかと、ふと思いました。
しかし最近は責任問題が問われることが多いので、「こういう時にはこうする」とあらかじめ決めてしまって、それをどんな時にも、どんな事情があろうとも、その事前の決めごとを優先する風潮が広がっているような気がします。
しかし、教育の場合、その「事情」から指導をスタートし、「事情」によって指導内容が変わっていくのは当然なのです。
「ケース」の背景・事情にこそ目を向けることが大切なのだと思っています。
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さあ2学期だ
さあ、今日から2学期が始まります。テンションをあげていかないと。
2学期はまず10月のアタマにある修学旅行に取り組みます。
本校は今まで2泊の修学旅行だったのですが、今年度から1泊になりました。宿泊場所も変わったので、イチから準備をしなければならないので大変です。
しかし、今年しっかりやっておけば、来年からの6年生もスムーズにできるだろうし、何よりも子どもたちにとって、おそらく小学校時代の最大の思い出になるであろう行事です。私たちとしてもしっかり準備をしていきたいと思っています。
また、子どもたちはおそらくこの夏休みで、心も体も大人にむかって大きく一歩を踏み出し、今までとは違った雰囲気になっているはずです。
そういった意味で、子どもたちの思いをしっかり受け止めながらの指導が求められると思います。ある意味、勝負の時期だと考えています。
私自身の体がどこまでもつかわかりませんが、常に前向きに、一方で肩の力をぬいて、ゆっくりとていねいに指導していきたいと考えています。
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