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2008年09月19日

学校訪問と修学旅行と小中音楽会と

タイトルの三つの取り組みを同時平行で指導しているので、私たちも子どもたちも頭の中を整理するのが大変です。

本日、教育委員会のみなさんが本校を訪問します。教師一人ひとりが授業をして、指導主事が個別について、子どもたちが帰った午後に指導してくれるといった内容です。

他にも学校運営全体についてのチェックも行いますが、私たち担任にとってはやはり授業の準備が大変です。

ただ私の場合、指導主事のほとんどが年下であったり、元同僚であったりで、ほとんど指導されるということはなくて、
指導主事「最近の文科省は〜のように考えているから、〜してください」
私「ああ、そうですか。変ですねえ〜。」
みたいな話で終わってしまいます。

二つ目は修学旅行の準備。各クラスごとに部屋割りやグループ活動の編成が終わっているので、現在しおりの完成に向けて動いています。しおりができたら、再度日程と係活動の確認を子どもたちと一緒にします。

三つ目は、小中音楽会に向けての練習。10月8日(水)に、市内の6年生が市の文化会館大ホールにて、合唱の発表会をします。その発表会に向けた練習も日に日に緊張感を帯びてきています。

教師ではないみなさんには、担任がこういった取り組みを進めつつ、一方で教科の授業を進めているといったイメージがわくでしょうか?イメージはできなくても、物理的にも精神的にも追いつめられることはわかっていただけると思います。

これだけの内容を進めるためには、職員が足りないのです。教師一人当たりの子どもの人数が多すぎるのです。

団塊の世代が子どもの時の学校のように、のんびり、のびのびやっていた頃の学校とはまったくその様子が違ってきていることを理解していただき、とりあえず学級定数の引き下げの運動にご理解とご協力をいただければと思います。

教育実践交流・悩み相談はゲストブックにどうぞ。

wrote by しおちゃんマン

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コメント

どうもです。

うちの地区の小学校は今度の土曜日に
運動会をやるようです。
天気が心配だなと思います。
音楽界は6月の末にいつもやります。
修学旅行は、入学式が終わって
すぐくらいに行くのかな?
千葉方面に行きます。
地区によって行事の予定が違いますが、
やることは変わらないので、
確かにめちゃくちゃだなと思います。
ご苦労様です。

うちの旦那さんは、父親が高校教師
でしたが、父親の仕事を見ていて、
自分には無理だと思って会社員に
なりました。
職業選択の自由はありますが、
親の仕事を好しと思えないのは
教師不足の原因にもなりますね。

うちの家庭も遠からずそうなのですが、
教師の家庭のお子さんが不登校に
なっていて、苦しんでいます。
案外多いのです。
いろいろ事情は違いますが、偏見が
怖いのです。
わかっていただきたいと思います。
私のお願いを書いてみました。


投稿者 とんきち [TypeKey Profile Page] : 2008年09月19日 08:33

やはり,今の時期大変ですね。私の学校では,修学旅行が先週でしたが,音楽文化祭に出演するのは,比較的時間にゆとりのある,3,4年生ということになっています。それでも,音楽文化祭が10月初めで,中旬に学習発表会(学芸会)もあり,たまたま指導主事の学校訪問が10月10日ということで,今先生方は指導案と,学習発表会の練習の段取り,3,4年生は連日の合奏練習,と大変な毎日です。その忙しさの中で,子供にしっかりとした何かが残れば,それでいいのですが,何かを残すためにはいい加減な取り組みではだめ,というわけで,私たちはついつい無理をしてしまう,ということになります。それが私たちの仕事・・なのでしょうね。

投稿者 rusie [TypeKey Profile Page] : 2008年09月20日 10:43

●とんきちさん
教師の仕事を、後輩たちに、やりがいのある仕事だよと胸をはって言えないことがつらいです。

●rusie さん
教師になる人たちは、まじめな人が多いです。そのまじめさが、無理をしたり、真実を見る目を逆にふさがれたりしてしまうのだと思います。いい意味で遊び心を持ち続けたいといつも思います。

投稿者 しおちゃんマン [TypeKey Profile Page] : 2008年09月21日 08:02

お邪魔します。

ここで泣きごとを書いてもと
思いましたが。

うちの旦那さんのお父さんは
高校教師在職中にガンで亡くなりました。
60歳にはもう少しあったようです。
一生懸命働いていたようです。
せまい地区なので有名な人です。

が、しかし

なんで孫が学校になじめずに
不登校になったのでしょう。
理屈はわかるのですが、
悔しいです。
変に頑張った私もいけなかったので
私は今自分を癒しているところです。
子供は子供なりに、動き出したのが
うれしいです。

投稿者 とんきち [TypeKey Profile Page] : 2008年09月21日 09:51

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