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[大分教員汚職]6人採用取り消し決定、14人の退職認める
大分県の08年度教員試験にからむ不正合格者21人(1人は既に退職)の採用取り消しで、県教育委員会は7日、6人の採用取り消し処分を決め、14人の退職を認めた。8日に辞令を交付する予定。20人のうち18人はクラス担任をしており、11人が臨時講師として担任を続ける。7クラスでは担任が代わることになり、教育現場の混乱は続きそうだ。
どうもこのニュースがよくわからないのです。
(1) このような不正を生んだ土壌についての分析が公開されていない。どのような総括をしたのだろうか。
このような風潮は、「管理職採用」も含めて(むしろこちらの方があやしい)、おそらく全国的に広がっているのではないか…、というのがしおちゃんマンの予想。
ゆえに、今回の分析と反省、さらには具体的な対策を示さないと何の意味もないのではないでしょうか?
(2) この事件は「風潮・習慣」になっていたことが原因。だとしたら、この年度の採用をとりけせばいいという問題ではないのではないだろうか?
どうも今回の処分には不公平感が残ります。何もしなくていいというわけではありませんが、自分には覚えがないのに退職をしなければならない若者たちもいたのではないでしょうか?
(3) そもそもこの処分は、誰がどのような機関で決めたのだろうか?処分をした「主語」は誰?
第三者的な立場に立てたのだろうか?現場の厳しい処分に比べて、役所内の処分はどうなっているのか?ここでも不公平感と理不尽感が残ります。
いずれにしろ、子どもたちや保護者の声が聞こえてこないことも、すごく気になっています。
wrote by しおちゃんマン
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コメント
松戸市の教員をしています。この件はほんとうにいかりをおぼえます。特に自分では、不正をした覚えがないのに採用取り消し処分を受けることになる若者は納得いかないでしょう。頼みもしないのに、本人が知らないところで、容疑者がかってに合格させたのだから。全てその責任は、教育委員会の担当者、
およびその監督をすべき上司、幹部、教育長にあると思う。先ず、ここから真実の解明と処分をしていくべきだ。地元の世論はどうなっているのだろうか。千葉のわが教育委員会も事実調べや管理職採用、選考など事例調査、内部から、外部からの意見聴取を進めて欲しい、全教千葉の教組はそういう問題提起を県の教育委員会にしたそうである。
投稿者 藤木義博 : 2008年09月09日 21:47
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