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2008年09月24日

チェーンメールでいじめ

一人の子の悪口をメールで流して、それをつなげていくといったいじめが中学校で普通にあるわけで、そんな事件に対してどのような指導を進めたのかの実践を聞きました。

そこで感じたこと。

●お金をかけてまで傷つけ合わなければ生きていけない子どもたちの悲しさというか、寂しさ。つまり、いじめの背景にお金を儲けているところがあるという、この社会のおかしさ。

●新たないじめの場を子どもたちに与えてしまった我々大人の責任。そしてその責任を感じながら指導しなければならないという矛盾と難しさ。

●「誰かがやめればいい」という、子どもたちのおかれた立場をまったく見ようとしない無責任な意見。そして「勇気を持とう」と熱く呼びかける無神経な教師。

●携帯の使い方やマナーを教えるべきだという、教えればなんでも言うことをきくと思っている勘違い。つまりそういう問題ではないこと。(教えてます!と大声で叫びつつ)

●まさかうちの子は加わっていないと本気で思っている保護者。つまり、被害者よりも加害者になってしまう確率の方がはるかに高いことのイメージが持てない保護者。

●加害者・被害者の関係では指導できないこと。誰もが加害者に、被害者になる可能性があることのイメージを持つならば、そこから指導の糸口が見えてきそう。

以上、メモより。

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