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学級PTA活動の準備
音楽会、バス遠足といった大きな行事が終わり、ホッとするまもなく、今度は学級PTA活動の準備に入ります。
学級PTA活動とは、各学年の(うちの場合は単学級なので各学級の)保護者のみなさんの主催で、子どもたちと保護者のみなさんとが一緒に活動します。
今回のテーマは「子どもの顔と名前を一致させよう」にするつもりです。
本校は単学級でずっとクラスが一緒ですが、幼稚園や保育園から一緒だと子どもの顔と名前は一致するようなのですが、そうでないお子さんは難しいようです。
活動の中身は、
(1)親子で風船バレーボール大会。
(2)おかず持ちよりのバイキング形式の食事会。
です。
取り組みの様子は、後日このblogでもお知らせできると思います。
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生涯一教師
金曜日の夜、あと一年で停年退職を迎えられる市内の先輩教師の講座を聞きました。中学校の先生です。
その先生が教師として生きてきた時代は、「落ちこぼれ(し)問題」からはじまり、すさまじい校内暴力の嵐が吹き荒れ、それを管理主義で押さえ込み、その結果、いじめ問題・不登校問題が広がり、大きな学校改革の中で組合も分裂し、そして今、学力低下問題が叫ばれている…、いわゆる教師受難の時代だったと思います。
そんな時代の中で、多くの教師は大きな挫折感を感じながら、ある者はやめていき、ある者は管理職になったり教育委員会に入って我々現場に理不尽な要求を平気でつきつけてくる者も少なくありません。
しかしそんな中で、生涯一教師を貫こうとしている方ですので、いつかまとまったお話を聞きたいと思っていました。
話の内容は、失礼ながら、けっしてかっこいい、すばらしい教育実践をしてきたわけではないことがわかりました。しかし、生徒を見る目、社会を見る目が常に純粋で、まっすぐにぶつかってきたのだと思いました。
校内暴力の時代にあっても、暴れている生徒や親に対して怒りをもつのではなく、それを生み出してしまった、自分も含めた社会のあり方について、ずっと怒りと疑問を持ち続け、それをどうにかしたいと考え、はたらきかけ続けてきたのです。
団塊の世代の先輩達が辞めていく時代になろうとしています。私たちは、その先輩達の声や思いから、もっとたくさんのことを学ぶことが大切だとあらためて感じています。
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楽しかったバス遠足
3,4年生の金曜日のバス遠足。天候にも恵まれて、とても楽しいバス遠足になりました。
※本校は全学年単学級ですので、3,4年生合同で校外学習を行います。
行きのバスでは、遠足班対抗なぞなぞ大会をしましたね。しおちゃんマンが予想していたよりも盛り上がって、子どもたちの準備に感心しました。
もの知りしょうゆ館では、日ごろなにげなく、あたりまえのように使っているしょうゆが、どのようにして作られていくのかがよくわかりました。
そしてみんなが楽しみにしていた、清水公園のアスレチックタイム。そのアスレチックでは、まずその広さにびっくり。冒険コースでは、初めて体験するアスレチックがたくさんありました。
そして、これまた広い広い水上コースでは、ドキドキハラハラのチャレンジができました。水の中に落ちてしまった子どもたちもたくさんいましたが、みんなニコニコ顔でした。
今回の遠足でよかったことは、保護者のみなさんにも参加を呼びかけてみたことです。3,4年生合わせて、十数名の保護者の方が参加してくれました。アスレチックで、子どもたちへの応援や水にぬれてしまったときの着替え、安全面の呼びかけ等、いろいろな面で参加していただきました。
こういった取り組みは、子どもたちを集団的に見てもらえることと、保護者のみなさんの学校参加のあり方を今後イメージしていくためにも、とても有意義な取り組みだったと思います。
ただ、これは今年度、バスの定員に子どもたちの人数が足りなかったことなど、いろいろな条件があってできた取り組みです。来年度以降は保護者のみなさんの参加はむずかしいかもしれません。ちょっと残念です。
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最近気になる言葉遣い
まわりの人や、テレビなどでよく聞く言葉遣いで気になっているのが以下の二つです。
一つ目が、
「あっ、ハイ」
と、「ハイ」の前に、必ず「あっ、」をつけること。
この「あっ、」の意味は、なんなのでしょうか。
「今気がつきました。すみません」
という意味でしょうか。それとも、
「一応、返事だけはしておきますよ」
という意味なのでしょうか?
どなたか、ご存知の方は教えてほしいです。
二つ目が、
「すご(い)うれしい」
という言い方です。
「すご(く)うれしい」
が正しい使い方じゃないのかなあ。宮里藍選手や、卓球の愛ちゃん、フィギアスケートの選手達…、若い有名選手がみんな使うので、逆にこっちが間違えているのかな?と思ってしまうほどです。
んっ?やっぱり「すごい」でもいいのかな?
ほら、よくわからなくなった。
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成人式のメッセージ
本市(千葉県浦安市)の成人式は、ディズニーランドで行われることは、かなり有名になりました。また、実行委員会が組織されて、プログラム作りやホームページ作りなどの活動も進められているようです。
その実行委員会から先日、しおチャンマンのメッセージがほしいと連絡がありました。そうか…、しおちゃんマンの卒業生が来年の成人式に参加するんだとあらためて気づきました。メッセージは、ホームページに掲載されたり、プログラムに載ったりするそうです。
それで昨日、そのメッセージをメールで送りました。
息子よりも年下の若者達に、どんなメッセージを送るか、少し悩みましたが……、
テーマは、「夢を持ち続けてほしいこと」「失敗や挫折を生きるエネルギーに変えてほしいこと」「遠回りこそ人生の宝にしてほしいこと」などを書きました。
ホームページができあがったら、またみなさんにも紹介してみたいと思います。
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意外に知られていないこと(2)
意外に知られていないことの余談編です。それは「給与の渡し方」です。
給与の渡し方は、各自治体によって多少の違いはあるようですが、本県の場合は、「全額銀行振込みパターン」「全額現金手渡しパターン」「振込みと現金手渡し両方利用パターン」の三種類が選択できます。
※つい最近までは「全額現金手渡しパターン」のみでした。まだそういった自治体が多いのではないでしょうか。
また、全額振込みの場合でも、給与明細は手渡しされるわけですが、その明細や現金を校長が直接渡す学校と、県の事務職員が渡す学校とがあります。
今までは、どの学校でも校長が渡すことはありませんでした。なぜなら私たちは県の職員であり、校長にやとわれているのではないという意味だったようです。
しかし最近では、校長が渡す学校が増えてきました。どうしてそういった学校が増えてきたのかはよくわかりませんが、「校長が責任をもって渡すべし」といった指導が「上」から来ているようです。
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意外に知られていないこと
給与引き下げの件では、しおチャンマン的には、給与は下がっても頑張れるけど、教師の働く環境はもう「無理」の限界を超えているということです。
逆に言えば、このままの仕事環境で、いくら給料を上げてくれるといっても、そんなことはいいから…まず職員定数を増やしたり、施設設備を充実させたり、そういったことをしてほしいと言うでしょう。
さて、教師の仕事の仕方として意外に知られていないことがたくさんあります。
一つは、我々も給食費を払っているということ。当然知られているのだと思ったら、初めて聞いた、という人が多いことに驚いたことがあります。
もう一つは、今回の給与引き下げの話題に関係しているのですが、私たちはタイムカードではなくて、出勤簿に印鑑を毎日押しているということです。教員以外で知っている人は、もしかしたら少ないのかもしれない……。
ということで、私たちは「残業」という概念がそもそもないのであります。
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教員給与引下げ報道に関して
SakeiWebによると、
財政制度等審議会(財務相の諮問機関)は20日、財政制度分科会合同会議を開き文教予算などについて議論、小中学校教職員の給与(本俸)の水準が一般行政職員より約11%高く、校長経験者の年金額が事務次官経験者を上回るなどの優遇措置をなくし、給与水準を引き下げる必要があるとの意見で一致した。
ふ~ん、一般行政職員より約11%高いんだ……。
…で、一般行政職員ってどんな仕事してるんだろう……。我々と同じレベルで比べる職種なのかなあ??よくワカラン。
西室泰三分科会長(東京証券取引所会長)は、記者会見し「(人材確保法などで)教職員をあまりに優遇し過ぎだ。この制度は現実離れし、既得権益になっている」と強調した。
優遇?
私たちは、たとえ給与を下げられても、子どもたちの笑顔が好きだから、それだけでがんばれる仲間がほとんどです。だから、手当ての出ない残業だって、文句一つ言わずにやっている人ばかりじゃないですか!
また、体調を崩しても、あぶら汗をかきながら、子どもたちの前では笑顔で立つように自分に言い聞かせている者ばかりです。給与で優遇されて、その上にあぐらをかいているような言い方はやめてもらいたい!
このほか財政審では、1学年に1クラスしかない小学校が5割超もあり、教育上の観点からも学校の統廃合を進めるべきだとの意見が出た。ある委員は「少人数クラス制を進めたが学力は低下した。教員を増やせば学力が向上するとの考えは、改めるべきだ」と主張。教職員の定員も減らす必要があると指摘した。
ここまでくると、もうあいた口がふさがらない。この国は教育をよくしていこうなどという考えはまったくないということがわかりました。
いちいちつっこむのも面倒なのですが、国が少人数クラスを全国的に進めたというのは事実ではありません。地方自治体にも財政面を負担させながら、多少その人数に幅を持たせたにすぎません。あいかわらず定数基準は40人のままです。
たとえば本市の場合、少人数教育を進めるための職員は市が採用しています。しかも私たち県の職員に比べて、労働面での保障がありません。そのほとんどは、次年度の採用試験の勉強をしながら、毎日私たちと一緒に苦労してくれています。働きながらの採用試験勉強は厳しくて、なかなか合格できない人もいます。また、こういった取り組みができる自治体はまだまだ少ないのです。
給与を下げた上に、教職員の定数を減らす?
逆でしょ。給与を下げるけど定数は増やすからがんばってくれっていうのだったらわかる。下げられた上に、今よりさらに環境が厳しくさせるというのでは…、結局そういったことが、子どもたちの笑顔が消していくことになるということがどうしてわからないのだろうか……。
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振替休業
今日は先週の土曜日の音楽会の分の「振替休業」。でもやっぱりいつも通り5:30に起きてしまった。
さて今日一日どうやってすごそうかと思ったんだけど、なあんもやる気がおきない。一応、この2日間でやろうと、仕事を持ち帰ってはきたんだけど……。
ジムで一日過ごそうかな……。この2ヶ月で5キロ減らしたけど、目標の10キロ減まではまだまだだから。
本屋に行って、本を見てこようかな。でも最近読みたい本もないからなあ。
再び床に入って、寝てしまうのだけはやめよう。起きたら夕方だったってことが、けっこうあるから。
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言葉遣いとコミュニケーション
ここでは、敬語の使い方等、国語的な「言葉遣い」の指導ではなくて、おもにコミュニケーションと言葉遣いについて考え始めてみようと思い立って書くものです。
「考え始めてみよう」という書き方をしたのは、まだ私の中でこの件で解決できないことがたくさんあるからです。
たとえば、子どもの教師に対する言葉遣いについて語るときに「教師と子どもの距離」を問題にする時があります
つまり、子どもと教師の距離が近すぎて、いわゆる「ため口」になってしまい、目上の人に対する言葉遣いができなくなっているという考え方です。
この考え方だと、正しい言葉遣いを教えるためには、子どもと教師の距離をある程度遠ざけたほうがいい、ということになりますが……、正直言ってそれで解決できるのかどうかは…、よくわかりません。
確かに、距離が近すぎて(大人や教師の権威がなくなって)、言葉遣いが悪くなっている「傾向」はあるのだと思います。しかし、距離が近くても遠くても、その場に応じた話し方ができる子もいるのです。
逆に、「ここではもっとフランクに話してほしい」のに、いやに丁寧な言葉を使って、心をひらいてくれなくて、こちらが苦労することもあります。
このように考えていくと、言葉遣いの指導というのは、言葉の指導や作法・マナーの指導だけで完結するものではないのかもしれません。
今後も、考えていきたい問題です。
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♪みんなでがんばった音楽会
タイトルを「一人ひとりががんばった……」にせずに、「みんなでがんばった……」にしました。音楽会に取り組むめあてが「一人はみんなのために、みんなは一人のために」だったからです。
この取り組みで、子どもたちに常に言い聞かせてきたのが、
「クラスの仲間のことを『感じ』ながら、発表しましょう」
ということです。
(ラップ。子どもたちの安全を守るために顔はぼかしてあります。生き生きとした表情を伝えることができないことが残念です)
たとえば手拍子一つにしても、ラップを歌っている人を応援するつもりでやること……、ラップを歌う人は、後ろの人たちが応援してくれていることを感じながら歌うこと…といったことです。それが、本番の演技では、とてもよくできていたように思いました。
(ラップ。最後のキメの場面)
さて、ふだんの生活においても、自分のすぐとなりには、自分と同じ学年の友だちがいます。まずそれを「感じて」ほしいのです。今の子どもたちは、「仲間を感じる心」がなぜか弱いように思うのです。したがって、このようなめあてをもって取り組みました。
次に考えたいこと(今後、教えていきたいこと)は、その友だちは、自分とは違った考えを持っていること。そしてその「違った考え」をまず大切にしてほしいことです。反対意見を言う時にも、まず相手の意見を大切にすることからスタートさせたいです。
また、友だちを大切にすることは、自分を大切にすることでもあります。これから、上の学年に進むにつれて、そういったことが大事になってくると思っています。
音楽会での子どもたちに(他の学年の子どもたちにも)大きな拍手をおくりたいと思います。
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ツリー表示にしてみました
最近たくさんコメントをいただけるので、左サイドバーの「最近のコメント」をツリー表示にしてみました。これで、どのエントリーに対してのコメントなのか、ひと目でわかるようになりました。
ついでに、トラックバックもツリー表示にしました。
参考にしたサイトは、以下のサイトです。
[コメントのツリー表示]
○Techknow Weblog サイドバーに最近のコメントを表示する
[トラックバックのツリー表示]
○最近のトラックバックリストの改良-お気楽極楽ブログ
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実習生、ご苦労様でした
今日三つ目のエントリーです。
しおちゃんマンのクラスの実習生が、今日で4週間の教育実習を終えました。
実習2週間目で私が倒れてしまい、十分なお世話ができなかったこと…、本当に申し訳なく思っています。
さて、世間は教師に対する風当たりが強いです。また、年々子どもたちの指導や保護者のみなさんとの関係もむずかしくなり、教師としての仕事は厳しさを増しています。
他県では新採用の教師が自殺をしてしまったという、なんともやりきれない事件もありました。教師になることを夢みている若者に対して、教師という仕事が、両手を広げて歓迎できる仕事になっているのかと、最近、仲間とよく話しています。
しかしそれでも、教師になって子どもたちと一緒にがんばったみたいという若者が、まだまだたくさんいます。私たち先輩教師は、そんな若者達の夢をぜひ実現させてあげたいと思っていますし、その責任もあるのだと思います。
教師になることを夢みている若者たちには、ぜひその夢を実現し、子どもたちとのすてきな出会いを果たしてほしいと思います。がんばってください。
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音楽会前日
明日はいよいよ校内音楽会です。教師の発表もあるので、職員は放課後、担当の楽器の練習や、体育館の装飾に大忙しです。
しおちゃんマンは、今年はドラムの個人練習をまったくやらなかったので、一夜漬けに近い形で本番を迎えなければなりません。手と足が動けばいいのですが……。
以下のプログラムで発表します。幼稚園の発表や、PTA有志による合唱もありますよ。
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目と耳、そして心
(音楽会の練習)
今日の日刊通信に、以下のようなことを書きました。
さあ、音楽会が明後日にせまってきて、練習もあと一回になりました。
子どもたちには、こんな話をします。
音楽会で大切なことは、目と耳と、そして心だよって。
「指揮者を見る、目」
「仲間の声や音を聞く、耳」
そして、
「クラスの心を一つにしていく、心」
です。
目と耳はわかりますが、「心」ってなんなのでしょうね。
それは、一人ひとりが全力を出しつつ、みんなのこと(全体のこと)を考えていくことです。
たとえば、ラップをやる人と、やらない人がいるわけですが、やらない人は、「オレには関係ないや」「やる人だけががんばればいい」と考えるのはまちがいだということです。
一人ひとりが、みんな(全体)のことを考えて、ワン、ツー、スリー、フォーの声や、手拍子をがんばることで、ラップの人もがんばれるということです。ラップの人も、自分だけが成功すればいい、自分だけが間違わなければいい、と考えるのではなくて、他の人の「声」による応援を感じながら、みんなのためにがんばるのです。
音楽会の取り組みは、「一人はみんなのために、みんなは一人のために」を勉強するのに、とてもたいせつな取り組みだったということですね。
[2005年10月20日(木曜日)発行NO.102]
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キモイと言いながら関わってくる子どもたち
最近注目しているカッシー05さんの「教師だ!文句あるか!」のblogに、以下のような文章がありました。
廊下で高学年の女子と偶然に目があったとたん、
「キモイ」
と言われたので、腹がたって、走って追いかけたら、教頭に
「廊下は、走らないように!」
と叱られた。
最近は、「キモカワイイ」というのが流行ってるんだぞ!と言ってやりたかったのに。
「キモイ」というのは、「気持ち悪い」の若者言語ですが、小学生が教師に向かってこういった言葉を発する時って、「気持ち悪いぞ」という意味のほかに、「自分に関わってほしい」といった信号としてとらえることも大切だと考えています。だから、たとえば私がそう言われたとしてもあまり気にならないのです。
しかし、かげで「あの先生、キモイよね」と言われているのなら別です。正面きってキモイと言ってくれるのとはまた意味が違ってきますね。
したがって、カッシー05さんのケースの場合、ユーモアたっぷりに走って追いかけて教頭先生に叱られてしまった、ということは、この場での子どもとの関係性づくりにおいては、ある意味マルだったと考えています。(あくまでも「ある意味」ですが……)おそらく、この女の子達は、キャーッと喜んで逃げていったのではないでしょうか。
しかし一方で、言葉の指導をすることは大切だと考えています。特に小学生は流行している言葉を意味もわからず使っているケースが多いからです。またそのことによって仲間を傷つけてしまっていることも少なくありません。私も調子にのって、こういった失敗をしてしまうこともあるくらいですから、子どもたちならなおさらです。
最近気になっているのは、「ハードゲイ」という言葉を低学年の子どもたちまでもが、意味もわからず連発していることです。さて、どうしたものかと考えています。
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実習生の授業(2)
昨日は、教育実習生のまとめの授業でした。
3年生「算数」の「形をしらべよう」というところを授業しました。その第2時間目で、長方形の性質を理解するという授業です。
不定形の形から「長方形をつくる」というのが教科書の流れでしたが、逆に、不定形の紙で作った四角形を分類して「長方形を見つけてみよう」という流れにしてみました。
折ったり、直角をさがしたりといった作業がもりこまれていたこともあり、子どもたちは楽しく授業に参加していました。
実習生も、最初の頃と比べると、見違えるほど落ち着いて、かつ、子どもたちとの呼吸もバッチリで感心しました。
実習は今週で終わりですが、すてきな先生になるために、これからもがんばってほしいです。
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【祝】千葉ロッテ優勝
千葉ロッテが優勝しました。
しおちゃんマンは、千葉マリンスタジアムがある千葉市美浜区に住んでいるのですが、選手の名前も知らなかったし、川崎球場時代から応援している人に申し訳ないという気持ちもあって、ひそかに…あくまでもひそかに応援していました。
西武との第一ステージの時に千葉ロッテの試合を見ていて、こりゃ強いなあ…、選手の体のキレが他とは違うぞ、と驚いていました。
しかし、ソフトバンクとの3試合目で逆転負けをしてしまった時に、ダメか……、と半分あきらめていました。実は今日の試合も前半の雰囲気でダメだと思っていました。ここが、最後まで選手を信じている本当のファンと違うところかも……。
でも、そんな雰囲気をひっくり返してしまうのですから、このチームは本当に強いのだと思いました。
阪神との日本シリーズが楽しみですね。選手のみなさん、ファンのみなさん、おめでとうございます。
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体育会系だなあと思う
今週土曜日の音楽会に向けて体育館練習が始まり、練習にもだんだん熱がこもってきました。
その指導方法は、自分でも思うのですが、体育会系のノリが消えないなあと……。
準備の時は子どもたちの意見をたくさん聞いて、みんなで話し合って決定していくのですが、練習ともなると、どうしても体育会系のノリになってしまい、ついつい指導が熱くなってしまいます。(苦笑)
今の子どもたちって、こういったトーンに慣れていないのかもしれない。でも、一生懸命ついてきてくれるのでうれしいです。
また、子どもたちの中から、「服装をそろえたい」といった前向きな声も出てきて、もう90%、この取り組みは成功しているのかもしれないと思いました。
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「非行」と向き合う親たちの会携帯Web変更
「非行」と向き合う親たちの会の携帯WebのURLを変更しました。
以下のURLです。ブックマークの変更をお願いいたします。
http://shiochanman.com/hikou/i/
今まで「魔法のiらんど」を利用していたのですが、「有料電話相談」が「商用」にあたるということで、閉鎖勧告を受けてしまったのです。
もちろん有料電話相談は商用目的ではなく、会の運営費にまわるわけで、それでも財政的には厳しいことを聞いています。ほとんど無償ボランティアに近い形で運営されているはずです。
しかし、「魔法のiらんど」側の判断で商用にあたるということであれば、それに従うべきだと判断しました。
ということで、shiochanman.comのサーバーにページを移動しましたのでどうぞご理解ください。
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個別・日付アーカイブも3カラムに
この本を買って、個別アーカイブ、日付アーカイブも3カラム(3列)にしました。これでコメントページからも他のコメントページにとべたりします…、と言いたいところですが、うまくいってません。
まず、日付アーカイブですが、[新着10件]のところが、その日付ページの最新エントリーしか出てきません。
次に、個別アーカイブですが、コメントやトラックバックが、そのページの記事分しか出てこない。他の記事に対するコメントやトラックバックも表示させるためにはどうしたらいいんだろう。
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「環境」が子どもを育てる
本校の子どもたちの「楽器」に対する「勘」というか、「センス」に感心してしまいます。どの子も抵抗感なく、すぐに楽器に親しみ、少し練習すれば立派に演奏できてしまうのですからねえ。
我々のころ、つまり昭和30年代に子どもだった人間からすると、驚いてしまうわけです。
来週の音楽会では教師の演技もあるのですが、正直に言いまして、体育会系のしおちゃんマンにとっては、これが毎年苦痛なわけで、昨年度は、生まれて初めてドラムをやらされて、それこそ泣きながら練習してやっとできるようになりました。
小学校教諭の免許をとる時にも、ピアノの演奏を、それこそ指をつらせながら練習して、やっと合格できました。
センスはないけど、根性だけはあるようで……。
しかし私などとはちがい、今の子どもたちが楽器にすんなり「入れる」ということは、学校の音楽教育の進歩やメディアの影響…、そしていろいろな楽器がすぐに手に触れることのできる本校の環境、その他いろいろなことが影響しているのだと思います。
このように、環境が人を育てるというのは事実でして、そうだとしたら、他の面においても、子どもたちをとりまく環境について十分考えていかなければならないのでしょう。
個別な指導だけでは子どもは育たないということだと思います。
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不審者の情報は…
市内にまた不審者が出没しているようだ。
各クラスで再度安全について指導。学校からは注意を促す手紙。市内の学校によっては、集団下校をする学校も。
警察は動いてくれているのだろうか。地域の自治会などの動きはどうなのだろうか。
私のような末端の担任教師には、なかなか外部の動きが見えてこない。
本市の防犯協会のページはこちらです。
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合唱&ラップ
本校で、運動会と並んで大きな行事になっている「校内音楽会」が来週の土曜日にせまりました。そして今日からいよいよ体育館での練習が始まりました。
3年生はプログラム一番。合唱⇒合奏の順に発表します。
合唱曲は「空飛ぶにわとり」です。
飛ばないはずのにわとりが、空をとぶことを夢みて、実際に飛んでみせたという歌です。子どもたちには将来、「常識」「あたりまえ」という『しばり』を超えて、このスーパーニワトリのように大きく羽ばたいてほしいと思っています。
一番と二番の間、つまり間奏でラップを入れます。
「ラップを音楽会で取り入れたい」とこのblogに書いた時に、ある中学生から、
「ラップを学校なんかでやるな」
という書き込みがありました。
つまり、ラップというのは、学校文化の対極にあるもの…、学校という「いい子ちゃんでいなければならない」という『しばり』に対抗する文化なのだから、それを「学校くさくするな」ということだったと思います。
ナルホドそうだな…、と共感しました。それでラップの歌詞?をいろいろ悩みました。
まずラップそのものを二つにわけました。
前半のテーマは「教室は間違えるところだ」。このクラスのベースにある方針です。
そして後半は、ちょっと「皮肉」と「ユーモア」もまぜてみました。
合唱の時は、全体を通してスクリーンに絵や写真を映しながら発表します。ラップのセリフも、文字映像で読めるようにしてみました。いろいろ新しいことにチャレンジしてみました。
練習は厳しくなりますが、子どもたちと一緒にがんばりたいと思います。
【参考】
★音楽会のうた・行事のうた
★教室はまちがうところだ
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絵を描いてます
四つ切の画用紙に絵を描いています。こども県展に申し込んでいる子もいるので、期限が迫っていて焦っています。
私の場合、基本的に「自由」に描かせています。
いっとき、○○方式…、みたいな指導方法で指導したことがあります。みんなとても上手に描けるようになるのですが、クラス全員同じような絵になってしまい違和感があったので、それ以来、ある程度自由に描かせることにしています。
そのかわり、事前にたっぷりと経験させることにしています。たとえば今回の絵のテーマは「風船バレーボール」なのですが、事前に風船バレーボールをたっぷりと経験してから絵を描きました。するとどの子も生き生きとした絵が描けていました。
どんな絵が完成するのか楽しみです。
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どうしちまったんだ、この体は
久しぶりの出勤。午前中は調子がよかったのですが、午後から。目があけらないほどの強烈な頭痛。熱をはかってみたら、37度強。いわゆる微熱。
もうこれ以上は休めません。
ただの風邪なのか、いまだに出てこない結石と関係があるのか……。
このオンボロな体を、取り替えられるものなら、取り替えたい気持ちです。
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実習生の授業
今日は、教育実習生の一回目の精錬授業でした。教科は体育。マット運動で開脚前転の指導でした。先週、ずっと休んでしまったので、十分な準備をしてあげられなくて申し訳なかったです。
本校は、校長、教頭、そして教務の先生も体育が得意なので、厳しく授業を見てもらい、適切な指導をしてもらいました。
しおちゃんマンは、どちらかというと、「授業の力はあとからいくらでもつく、今大切なことは~」と考えるので、子どもとの関係性を中心に見ていました。ただ、これも、私が先週休んだ分、十分な指導をしてあげられなくて申し訳なかったです。
あらゆる場面で迷惑をかけていて、少し落ち込んでいます。
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反省したこと
仕事を休んでみて、あらためてわかったこと。
それは、今まで自分は何から何まで自分一人でやろうとしていたので、いざその「自分」が倒れてしまうと、多くの人に迷惑をかけてしまうということ。
一人でやっているようで、実は多くの方に支えられていることを忘れていました。
このオゴリは深く反省させられました。
子どもたちに「協同」することを教えていたつもりの自分が、実は一番「協同」的ではなかったのかもしれません。
でも、「協同」ってなんだろう?
反省しつつ、考えてみたいです。
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デザイン変えました
まず、「復帰します!」の記事にたくさんの激励の書き込みやメールをいただき、ありがとうございました。この場をおかりしてお礼を述べさせていただきます。
今日は、たまってしまった仕事を午前中にすませました。午後は、このblogのデザインを変えてみました。5日間もあいてしまったので、気分一新というつもりで。
まず、サイドバーの文字が小さくて読みにくいと前から言われていたので大きくしました。だいぶ読みやすくなったと思います。
また、このblogには記事を読みにきてくれているのだと思うので、[新着記事10件]を前面に出してみました。
次に、右サイドバーに、[コミュニケーション]というコーナーを作って、そこにプロフィールや掲示板類を集めてみました。特に今後は、[談話室]を楽しく活用していきたいと考えていますので、どうぞお気軽にご利用ください。
5日間あけてしまって、ブログランキングも下がり気味。右サイドバーに[ブログランキング]のコーナーも作りましたので、1日1クリックのご協力、よろしくお願いいたします。
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復帰します!
ご心配をおかけしました。明日から復帰します。
まだ「石が出た」という自覚はないのですが、痛みがなくなったのでもう大丈夫だと思います。
この間、メールやblogへの書き込みで励ましのお便りをたくさんいただき恐縮しています。とても励まされました。ありがとうございました。本来はお一人おひとりにお礼を書かなければならないのですが、この場をおかりして、お礼を述べさせていただくことをお許しください。
3年1組の子どもたち。たくさん休んでしまってごめんね。先生がいない時の漢字マメテストで、なんと初の全員合格を達成したことを聞きました。やっぱりみんなはすごいぞ!明日は班がえやマットの授業、音楽会の練習もがんばろうね。励ましのメールありがとう。保護者のみなさん、本当に申し訳ありませんでした。
職場のみなさん、ご迷惑をおかけして申し訳ありませんでした。特に教務の先生や少人数推進委員の先生、そして実習生には本当に迷惑をおかけてしてしまいました。お詫びの言葉もありません。明日から出ますので、またよろしくお願いいたします。
文明さん、そしてあめあがりの会のみなさん、励ましのお便りと書き込み、本当にありがとうございました。そろそろ掲示板の壁紙の交換の季節ですね。みなさんの書き込みが私に力を与えてくれています。今後ともよろしくお願いいたします。
その他たくさんの方にご心配をおかけしてしまいました。申し訳ありませんでした。そしてありがとうございました。
この間、たくさんの方に支えられていることをあらためて感じました。また私の領域で全力を尽くしていきますので、今後ともよろしくお願いいたします。
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七転八倒
昨日は学校を休んでしまいました。
起きた時に、左の腰に少し違和感があったのですが、ジムでのトレーニングのしすぎで筋肉痛だろうと思っていました。
それで、出勤のために車に乗ったのですが、そのとたん、左わき腹から背中にかけて猛烈な痛みがはしって、それでもそのまま運転していこうかと思ったのですが、あまりの痛さに吐き気までもよおしてきて、しかたなく家に戻りました。
しばらくすればおさまると思ったのですが、痛みは増すばかりで、しかたなく救急車を呼びました。
病名は、『尿管結石』。
病院に着いてもまさに「七転八倒」の痛さで脂汗が出ました。
学年便りの発行が一日遅れる…、音楽会の練習は…、算数の指導の順番を変えなければ…、子どもたちの班替えの約束もあったし…、実習生の授業の準備は…、バス遠足の正式契約の準備…、月曜日の学級通信の発行は…、いろいろなことが頭をかけめぐりました。
しかし、とにかくこの痛さから逃れたいので、しかたなく医者の言うとおりにしました。注射を3本も打たれてしまいました。
その病院の治療方針としては、「痛みをごまかしながら、石が外に出る待つ」ということだったので
「おいおい、すぐになおしてくれ」
と思いましたが、あきらめました。「入院しますか?」とも聞かれましたが、今の時期、休むわけにはいかないので……。あと、いろいろ言われたのですが、忘れてしまいました。
医者が話をしている時に、「七転八倒」や「七転八起」という熟語では、どうして「七」と「八」を使うんだろう…、いや「八面六臂」は「八」と「六」だな…、とか関係のないことを考えていました。
とにかく、早くこの石を出したいです。
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マット運動
教育実習生が体育の授業するということもあり、このところマット運動の指導に力を入れています。
前転(いわゆる前まわり)は、どの子もきれいに回れるようになりました。
後転は、手のつき方を丁寧に指導したところ、まったくできなかった子もほぼできるようになりました。後転はうまく回らないと首に負担がかかるので、首の準備運動も入念にやっています。
しかしここらへんから個人差が出てきます。後転がきれいにできるようになった子は、開脚後転にチャレンジさせています。ひざを曲げずに、きれいにまっすぐ足を開くのがむずかしいです。今の子どもたちは体がとてもかたいのです。
実習生は来週、開脚前転の指導を中心に授業を進めます。読者のみなさんも経験があると思うのですが、これがけっこうむずかしいのです。なかなか立てない。
また、個人のめあてを持って運動させるために、がんばりカードを作って、いいろなコースも準備するつもりです。
器械運動は苦手で好きではない子が多いのですが、私は指導するのがけっこう好きなのです。理由は、できなかったことができた時の子どもたちの笑顔がとてもすてきだからです。
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ケータイで読めるようになりました
「ザ・教室 blog」をケータイでも読めるようにしてみました。URLは以下の通りです。ぜひみなさんの携帯にブックマークしていただけるとうれしいです。
http://shiozaki.info/mt/mt4i.cgi
※MT4i/MovableType用 携帯電話向け変換プログラムを利用させてもらいました。
タイトル画像は「しおちゃんマン」です。ただ、ケータイサイトは機種によって画像形式を変えなければならないので、全ての機種で画像が見えているのか不安です。
iモードでは確認できましたが、auやボーダフォンでは、しおちゃんマンのタイトル画像は見えているでしょうか?それぞれの機種をご利用の方、教えていただければ幸いです。
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学校公開日
安全管理のために正確な期日は書けませんが、学校選択のための一週間にわたる学校公開日がまもなく始まります。もっとも、ここで期日を書かなくても、広報等で公開されているので、ほとんど意味がないのですが……。
市の取り組みなのだから、学校の安全管理のために、公開期間は市の職員を学校に配置するべきだという私の意見はほとんど無視されています。ということで、学校が市民に公開される期間、本校職員で不審者侵入に備えて安全管理をしなければなりません。これは絶対におかしい。
それはさておき、本市の学校選択制は「学校規模の適正化」が名目になっていまして…、つまり小さな学校を「受け入れ校」として指定し、その学校のみ選択できる、という形になっています。
しかし、その「指定校制度」もかなり柔軟になってきていることも事実です。また、小学校では、学区外入学は一桁ですが、中学校になると、二桁の人数になる学校もあります。
本市の制度が、学校の統廃合を止める取り組みになるのか、逆に学校間競争が激化して、統廃合を推し進める形になるのか、注意深く見ていく必要があります。
また、学校間競争が悪い方に激化し、子どもの問題を表に出ないように隠蔽したり、小さな問題でもすぐに施設に送って切り捨てたり、といった方向に向かないことを祈るばかりです。
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