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2005年10月15日

「環境」が子どもを育てる

本校の子どもたちの「楽器」に対する「勘」というか、「センス」に感心してしまいます。どの子も抵抗感なく、すぐに楽器に親しみ、少し練習すれば立派に演奏できてしまうのですからねえ。

我々のころ、つまり昭和30年代に子どもだった人間からすると、驚いてしまうわけです。

来週の音楽会では教師の演技もあるのですが、正直に言いまして、体育会系のしおちゃんマンにとっては、これが毎年苦痛なわけで、昨年度は、生まれて初めてドラムをやらされて、それこそ泣きながら練習してやっとできるようになりました。

小学校教諭の免許をとる時にも、ピアノの演奏を、それこそ指をつらせながら練習して、やっと合格できました。

センスはないけど、根性だけはあるようで……。

しかし私などとはちがい、今の子どもたちが楽器にすんなり「入れる」ということは、学校の音楽教育の進歩やメディアの影響…、そしていろいろな楽器がすぐに手に触れることのできる本校の環境、その他いろいろなことが影響しているのだと思います。

このように、環境が人を育てるというのは事実でして、そうだとしたら、他の面においても、子どもたちをとりまく環境について十分考えていかなければならないのでしょう。

個別な指導だけでは子どもは育たないということだと思います。

wrote by しおちゃんマン

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コメント

環境の変化、今の子ども達はどんな環境を好んでいるのでしょうね。

投稿者 石川聡 : 2005年10月15日 09:03

勘、人間の持つ潜在能力の一つですよね。
子どもって、結構鋭かったりしますよね。
凄いですよね。

最近、共育と言う言葉に感動しています。
一方通行から双方向の時代に。

投稿者 石川聡 : 2005年10月16日 00:10

■石川さん
異年齢の遊び集団の崩壊や、塾・習い事の広がり、夜遅くまでの子どももみられるテレビ番組等々、子どもたちにとってはけっしていい環境とは言えませんね。最近特に、子どもの生活そのものがお金儲けのための「市場」になってしまっているような気がしてしかたがありません。

投稿者 しおちゃんマン : 2005年10月16日 15:08

 子どもの教育には、少人数及び個別によってキメ細やかに授業することも大人数で友人の他のやり方やひらめきを見るのもどちらも必要なのだと思います。

投稿者 Y : 2005年10月16日 15:35

■Y さん
学習においても、最近は「個別重視」の傾向があるように思います。(少人数と個別とは違います)わからない子には、個別指導することはもちん大事ですが、わかるようになる集団的な手立てが軽視されているような気がするのです。わたしのまわりたけかもしれませんが。

投稿者 しおちゃんマン : 2005年10月16日 18:02

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