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目と耳、そして心
(音楽会の練習)
今日の日刊通信に、以下のようなことを書きました。
さあ、音楽会が明後日にせまってきて、練習もあと一回になりました。
子どもたちには、こんな話をします。
音楽会で大切なことは、目と耳と、そして心だよって。
「指揮者を見る、目」
「仲間の声や音を聞く、耳」
そして、
「クラスの心を一つにしていく、心」
です。
目と耳はわかりますが、「心」ってなんなのでしょうね。
それは、一人ひとりが全力を出しつつ、みんなのこと(全体のこと)を考えていくことです。
たとえば、ラップをやる人と、やらない人がいるわけですが、やらない人は、「オレには関係ないや」「やる人だけががんばればいい」と考えるのはまちがいだということです。
一人ひとりが、みんな(全体)のことを考えて、ワン、ツー、スリー、フォーの声や、手拍子をがんばることで、ラップの人もがんばれるということです。ラップの人も、自分だけが成功すればいい、自分だけが間違わなければいい、と考えるのではなくて、他の人の「声」による応援を感じながら、みんなのためにがんばるのです。
音楽会の取り組みは、「一人はみんなのために、みんなは一人のために」を勉強するのに、とてもたいせつな取り組みだったということですね。
[2005年10月20日(木曜日)発行NO.102]
wrote by しおちゃんマン
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コメント
先生も親も目につくところを注意することは多いと思います。しかし、子ども自身に余裕ができてくれば、言われなくても全体を考えられるのではないかと思います。
勉強で分からないところがある、生活が不安定、、、そんな一見関係のないことが全てに影響してきてしまうのだと思います。
でもしおちゃんマンさんのクラスはその点は大丈夫そうですね。
投稿者 Y : 2005年10月20日 10:28
一人はみんなの為に。
みんなは一人の為に。
頑張れ~!
投稿者 石川聡 : 2005年10月20日 13:04
この練習風景の様子では、かなり見ごたえのあるものができているようですね。
合唱も合奏も『心を一つにすること』を体験するのには、絶好のチャンスだと思います。
一人ひとりの心がつながっていく瞬間が、子供たちの未来へ続く、ちいさなミチシルベとなってくれればいいですね。
ぜひ、がんばってください!
陰ながら応援していますっ。
投稿者 びろみマン。 : 2005年10月20日 13:53
■Yさん
この取り組みで、多くの子がみんなのことを考えられるようになってきたと思っています。大切な機会だととらえています。
■石川聡さん
ありがとうございます。「一人は~」はクラスのテーマになっていますので、この取り組みで具体化し、子どもたちにも実感してほしいと思っています。
■びろみマンさん
この場面は、ラップをやっている場面です。後ろのスクリーンには、ラップのせりふと写真が映っています。本番が楽しみになってきました。
投稿者 しおちゃんマン : 2005年10月20日 18:13
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