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今日は離任式
今日は午後から、子どもたちも登校しての「離任式」です。
体育館で11名の転任する職員が挨拶をします。
子どもたちの顔をみるのがつらいです。
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江戸川区で講座
東京都江戸川区で、中学年の学級づくりについて実践講座をしてきました。
今私たち教師をとりまいている、仕事のしづらさ、生きづらさみたいなことを乗り越えた時に初めて子どもたちと向き合えること、逆に、子どもたちに真摯に向き合うことこそ、「教師の生きづらさ」を乗り越えていくきっかけになることを具体的な実践を通して話をしてきました。
具体例として参考にした主な実践は、今回は以下の通りでした。
○地図記号の授業 ○銭湯物語 ○運動会のウルトラマン ○タンバラップの音楽会 ○タンバラップの「六年生を送る会」 ○保護者の皆さんとの懇親会 ○ダンボールの家の実践 ○おにぎりパーティー その他いろいろ
今教師は、その「忙しさ」もあって、なかなか子どもと向き合えていないような気がします。子どもと向き合うことが仕事のはずなのに、本当におかしな話です。
いったい私たちはどこを見て仕事をしているのかが、今まさに問われているのではないでしょうか?
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「異動」になりました
本日の新聞発表の通り、このたび、浦安市立美浜北小学校から、浦安市立南小学校に異動になりました。
しおちゃんマンは、本校が4校目だったのですが、1校目(6年間)、2校目(9年間)、3校目(7年間)と、比較的長い期間同一校に勤務してきました。
しかし今回は、3年で異動になりました。
1年目は子どもたちに助けられました。
2年目は職場の仲間に助けられました。
そして今年度は保護者の皆さんに助けられました。
この3年間、子どもたちを含め、いろいろな人に助けられ、支えられてなんとかやってきたという感じです。
個人的にはこの3年間、「自分」をわかってもらう努力が、あらゆる分野で足りなかったと反省しています。
また、全学年単学級の小さな学校でしたので、私のような大雑把な仕事の仕方では通用しなかったのかもしれません。「そんなことは重要ではないだろ」「なぜそこまでやらなければならないのか」といった私の考え方では、もうやっていけない時代になってしまったのかもしれないし、本校ではそのことが顕著に表に出てしまったような気がします。
そういった意味で、ここで新しい環境で一からやりなおしてみることが自分にとって必要なのかもしれないと考えています。
しかし一方、本校の子どもたち、保護者のみなさん、そして職員は、アットホームな感じで、本当に「好き」でした。私は照れ屋で不器用なので、面と向かって「好きだ」などとは言えない性格なのですが、この学校は正直に言って「好き」でした。おそらく片思いでしょうけど…。(笑)
そういった意味で、寂しい気持ちで一杯です。
さて、今度の学校は浦安市では2番目に古い学校で、2番目に大きな規模の学校です。地域も「元町」といって、埋立地ではない地域にあります。
今の学校とは環境がガラリと変わってしまうので、正直不安で一杯です。
また最近、体調にも自信がなくなってきているので、どうなることか…と心配しています。
しかし、今の学校で得た教訓を生かして、引き続き「生涯一教師」として努力していきたいと考えています。
美浜北小学校の関係者のみなさん、3年間本当にお世話になりました。
ありがとうございました。
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職員室の席ぎめ
教室の掃除と、職員室の机の整理をしています。
それでふと思ったのですが、他の小学校では、新年度の職員室の席はどうやって決めているのかな?と。
ところが、職員室は会議をする時だけ集まる場所で、仕事はそれぞれの教室で…、という地域もあるようで、まさに様々です。
さて職員室の席決めですが、
○伝統的に「△年生はあそこ」というふうに決まっている。
○その年によって、教務等が決める。つまり年々変わる。
その他
さてどうやって決めていますか?
席の形も様々なようです。
多くは、学年ごとに机をくっつけて「グループ」の形。
一方で全員が前を向いている学校もあるそうです。「コ」の字型もありました。全体で「ロ」の字型も。
みなさんの学校ではいかがでしょうか?
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鼻から管を(涙)
耳鼻科に行ってきました。
まず右耳をのぞいてもらい、何もつまっていないことを確認。
次に聴力検査。最近の聴力検査は、骨にひびかせるやつもやるんですね。耳の裏の骨をおさえつけられて少し痛かった。
検査の結果、やはりやや右の聞こえが悪いようでした。
再び診察室へ。
すると急に、
「鼻から管を通してみましょうか」
えっ?何するんですか?と聞く暇もなく、強引に鼻の穴を広げられて、ながいチューブのようなものがせまってきたので、「もう、どうにでもなれ」とひらきなおりました。
そして鼻の方から、空気がシュッシュッと入れられて、「つばを飲んでください」と言われたのですが、自分の身に起こっていることがよくわからなくて、なかなかつばをのみこめませんでした。
それでもやっとの思いでつばをのみこむと、右耳の中がスッキリした感じがしました。
再び聴力検査をしてみると、聞こえがよくなっていました。
診断結果は、中耳炎気味になっていて鼓膜がひっぱられていた状態。飛行機にのった時と同じだったそうです。
しかしそれはもうなおりかけているので、薬もいらないとのこと。ホッとしました。
やっぱり、医者にかかると安心しますね。
ただし、お値段は、3130円。薬がなかったことを考えるとやや高かったかな?
あと、無理やり広げられた右の鼻の穴が痛い……。
ご心配をおかけしました。いろいろアドバイスをいただき、ありがとうございました。
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教師の話題で盛り上がってた
昨晩、自宅近所のレストランバーみたいなところで食事をしていると、10人くらいのお母様方が入ってきました。
どうやら地域のサッカーか野球チームの保護者のみなさんのようでした。
しばらくすると、当然のように学校の話。
4月から担任が誰になるのかで盛り上がっていました。
○○先生は、宿題の出し方が変。
音読なんか、うちの子どもはやりゃしないわよ。「サインしておいて」で終わり。
○○先生は服装が変。
△△先生は、服装のセンスがいいわよねえ。
そもそもあの学校は教頭がダメ。
○○先生は、いいわよう。子どもの話をきはちんと聞いてくれるから。
エトセトラ……。
今の時期は、こういった話になるんですねえ。
学校は大まじめで、教師に対する外部評価アンケートなどをしていますが、結局はこういった声の方がリアルなのかもしれません。まあ、両方大切なのでしょうけど。
そうです。両方大切なのだと思います。どうも最近の学校は、片方のアンケートばかり重視しているような気がします。保護者のみなさんとは、もっとリアルな対話もしていく必要があるのだと思いました。
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まだ耳が……
う~ん…、まだ右耳の調子が悪い。
水が入っているような、飛行機に乗ったときのような…、そんな状態が続いています。
病院に行く暇もないので、このまま自然になおってくれるといいのですが……。
今週は、今年度の後始末(教室整理)や来年度の準備でほぼ毎日出勤です。
木曜日には、江戸川区で講座もしなければならないし。
ちなみに車の方は、火曜日になおってくるようです。
こちらはとりあえず一安心。
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【ヘルプ】500 Internal Server Error
「質問の仕方がわからない」といった、子どもの気持ちがわかります。
最近、新規エントリーするたびに「Internal Server Error」が出てしまいます。ただし、新規エントリーはできています。ping送信や、トラックバックができていない状態らしいです。
原因を検索していろいろ調べているのですが、どうやらデーターベースに原因があるらしい…というところまではわかってきました。
このMTは、「BerkeieyDB」というデーターベースで設定したようです。(自分で設定したのですが…)
しかし調べてみると、このデーターベースでは、エントリーが増えてくると「500エラー」がでるらしいです。
ということで、データーベースを「BerkeieyDB」から「SQLite」に変更することがいくつかのサイトで紹介されていました。
しかし、Movable Type 3.2-ja-2 における「データーベース」の意味がまずわからない。
それに、私が利用しているサーバーは、どうやら「SQLite」は利用できないらしい…ということがわかりかけてきました。
「mt-check.cgi」を開いてみると、以下のような表示があったからです。
DBD::SQLite サーバーに、「DBD::SQLite」がインストールされていないか、「DBD::SQLite」に必要なモジュールがインストールされていません 「DBI」と「DBD::SQLite」は、SQLiteを使ってデータを管理するために必要です。 「DBD::SQLite」をインストールする場合は、インストール手順を参照してください。
じゃあ、どうしたらいいんだということです。
困っています。
まず、上記のような認識でいいのかどうか。
いいのなら、どうしたらいいのか……、どなたかアドバイスをいただけるとうれしいです。
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耳が…、車が…。
昨日の修了式の日、突然右の耳が聞こえが悪くなりました。
気圧が変わったときのような感じで、何度もつばを飲み込んでみたのですが、聞こえがよくなりません。
ちょっと恐くなって、耳鼻科に行かせてもらおうと思い、車を出そうとしたら、今度は車のエンジンがかかりません。しかたなく、レッカー車で持って行ってもらいました。
それでこの日は、電車で帰宅。すぐに寝ました。
今は、耳の調子は少しいいようですが、まだ少し違和感があります。
いったい、なんだったのでしょう?そして車はどうなってしまったのでしょうか。
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修了式にメッセージアルバム
今日は修了式。
このクラス最後の日に、子どもたちから「メッセージアルバム」をもらいました。
子どもたち一人ひとりからのメッセージが、クリアファイルに綴じられていました。
保護者のみなさんからもあたたかいメッセージが書いてありました。
失敗と反省ばかりの一年間でしたが、子どもたちや保護者のみなさんに支えられてがんばれた一年間であったことをあらためて感じました。
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しおちゃんマン「江戸川区」に飛ぶ
3月30日に東京都江戸川区に講座をしに行きます。
-新年度をさわやかな気持ちでむかえるための教育実践講座-
[豊かな教育実践を創る江戸川の会「春のつどい」]
■日時:3月30日(木)
■場所:タワーホール船堀
※東京都江戸川区船堀4-1-1 TEL:03-5675-2211
1)新宿から都営新宿線(急行)22分。
2)東京から約20分
東京(JR総武快速)馬喰町(地下鉄通路)馬喰横山(都営新宿線急行)船堀
3)上野から約25分
上野(JR山手線あるいは京浜東北線)秋葉原(徒歩)岩本町(都営新宿線急行)船堀
4)羽田から約55分
羽田(京急・都営浅草線直通)東日本橋(地下鉄通路)馬喰横山(都営新宿線急行)船堀
■参加費:1000円
■内容
しおちゃんマンは、午前の部(9:30~12:00)の、第二分科会「小学校中学年学級作り」で講座をする予定です。
当日受付でも参加できるようです。
よろしかったらご参加ください。
主 催:豊かな教育実践を創る江戸川の会
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素直にうれしい
昨日の3校時に子どもたちが「しおちゃんマン先生、一年間ありがとうの会」を開いてくれました。
子どもたちが自主的に、私に秘密にしながら仕事を進めていたようです。
急な話だったらしく、出し物は準備不足でなかなかうまくいかなかったようですが、子どもたちの気持ちに、素直に喜びたいし、お礼を言いたいと思いました。
それで、あの時間だけじゃ、消化不良のようだったので、この日の5校時に、ドッチボール大会でみんなで楽しみました。
ここまでやってくれたので、明日の修了式には、子どもたち一人ひとりに何かプレゼントを考えたいと思いました。
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ようやく先が見えてきた
やっと成績関係(通知票や指導要録)の仕事が、ひと段落。学年末の仕事も先が見えてきました。
あとは、授業時数の計算(週案)、出席日数の確認、校務分掌の反省と引継ぎ、視聴覚関係の備品確認、教室移動の準備等々が残っています。まだまだですね。
こんな時に限って、講座の依頼やら、雑誌の原稿の依頼などが舞い込んできます。
今はまだ返事もできない状態です。もしこのブログを読んでいたら、お返事はもう少し待っていてください。
現在、夜中の1時20分。今日はもう寝よう。
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仕事が進まない
なぜか、年々自分の仕事のスピードが落ちている感じ。
若い時は、仕事の速いしおちゃんマン、で有名だったのですが……。
ということで、今日も祝日出勤……、なさけない…(涙)
どうして今は仕事がなかなか進まないのだろう。
最近の自分の仕事の様子を、もう一人の自分で見ていると、少しやってはボーッとしたり、ウロウロ歩き出したり、まったく集中できていません。
どうしてそんなに集中力がないの?と、自分に聞いてみると、一つひとつの仕事に意味が感じられないからだそうです。
ハハッ、仕事ができないやつがよく言う言い訳だと思いましたが、確かに「こんな仕事が、子どもたちに関係あるんだろうか?」と考えてしまう仕事ばかりが残っています。一理あるのかも。
とかなんとか書いている暇があったら、少し仕事を進めようと思います。
では。(^^)/。
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人材確保と育成
クラスのお父さんたちと話をした時に、最近では民間でも数年で職を変えてしまう人が増えてきていることを聞きました。
仕事の選択の幅が広がったと見るべきなのか、逆に就職する時に、自分にあった仕事がなかなかみつからない時代になったのか、この現象をどのようにとらえればいいのかよくわかりません。しかし事実としてそういったことが広がってきているのは確かなようです。
一方で、団塊の世代が一気に退職する時期を見通して、若い人たちを雇用しようとする動きもあります。
人材確保・育成の問題は、ここ数年の大きなテーマになりそうです。
教師はどうでしょうか?
本市では、新規採用者約30名を予定しているそうです。これは学校数の割合から考えても、全国的に高い数字だと思います。
職員室に若い教師が増えます。そんな若い教師たちと、私たち世代がどのような関係をもっていくのかも大切な課題です。
少なくとも私は、上から教え込む形ではかかわりたくないです。逆に若い人たちの感性から学ぶ姿勢を持ち続けたいと思っています。
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今週で今年度終了
早いもので、今週で今年度が終了します。こちらでは24日(金)が修了式です。
今年度は私自身もいろいろ新しいことにチャレンジしてみました。
銭湯の授業、ウルトラマンマスクの運動会、音楽会でのラップ、バイキング形式の食事と親子風船バレーの学級PTA活動、保護者のみなさんにも参加を呼びかけたバス遠足、焼蛤の授業(これは昨年から)、クラスをわけないで3人の教師で手厚く指導してみた算数、ラップではなく「タンバラップ」として発表した「六年生を送る会」の演技、そして保護者のみなさんとの懇親会、その他にもいろいろなことにチャレンジしてみました。
新しいこと、例年にないことをしようとする時には、まわりへの理解と合意が大切です。そのことをやる教育的な意味と責任が問われます。
ただ私は不器用なので、どうしても理解と合意を得ることがおろそかになってしまいます。面倒くさくなってしまうのです。したがって、「変なことばかりするな」「子どもや保護者を振り回すな」といった批判があったかもしれません。
ただ、子どもたちは喜んで意欲的にその教育的意味を感じながらついてきてくれたのではないかと思っています。実はそのかげには保護者のみなさんのあたたかい支援があったことは言うまでもありません。
これからの時代、いい意味で「器用であること」は大切なことなのかもしれません。
これは、ズルク生きるということではなくて、まわりの人たちとコミュニケーションを上手にとって、自分を生かしていく「生きる力」としての「器用さ」です。ぜひ私を反面教師にして、子どもたちにそういった力をつけていってほしいと思っています。
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携帯版blogの紹介
右サイドバーに、携帯版「ザ・教室 blog」の紹介をしておきました。
MT4i/MovableType用 携帯電話向け変換プログラム を利用しています。
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WBC屈辱と奇跡、そして?
イチロー選手に「最も屈辱的な日」と言わしめたWBCの2次リーグの韓国戦。
そして昨日の「奇跡」と言われた、アメリカの敗戦による日本の4強進出。
屈辱→奇跡…、の後は、どんなドラマがかくされているのでしょうか?
いずれにしても日本の野球はそんなに強くなかったことだけは事実のようです。特に韓国には完全に追いつかれています。
ここでもう一度日本の「野球文化」について振り返り、大いに反省する機会としてはどうかなと思っています。
少年野球は本当に、優秀な指導者のもと、子どもたちが楽しく技術を磨く場となっているのだろうか。根性主義で非科学的な練習は続いていないだろうか。
中学校の部活動と地域野球クラブとの関係は?
国民的行事と言われている高校野球の様々な問題は解決しているのだろうか。あいかわらずの越境入学とそこにからむお金の問題、「美しさ」を前面に出してごまかしている、リアルではない高校生のとらえかた。プロ野球と有名高校との癒着。
企業経営を最優先したプロ野球の体質。選手への保障の問題。
何一つ解決していないままズルズルとここまできたのではないかなと思っています。
私も含めて、野球ファンは多いのですから、関係者のみなさんにはぜひ努力してほしいと思っています。子どもたちのためにも。
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多様な出会いを
今日は卒業式です。今の六年生は、私が本校に着任したときに最初に担任した子どもたちなので、いろいろ思うところがあります。
これから楽しいこと、つらいこと…、今まで以上にどっと押し寄せてくると思います。そんな中でも、「自分」をしっかりともってがんばってほしいと思っています。
さて、今の六年生は、結果的に私も含めて5人の教師が担任しました。
2年間同じ担任の方が、クラスがまとまるのではないかという意見もありますが、本校の場合は六年間クラス替えがないので、他校と違っていろいろな教師との出会いが大切だと思っています。(その年の子どもたちの状況を一番に配慮して考えなければならないことは当然ですが…)
特に私のようなクセのある教師に2年間担任されるのは、子どもも保護者のみなさんも疲れます。(笑)
教師との出会いだけでなく、子どもの時は(若いときも)特に、<「出会い」は、可能な限り「多様」であった方がいい>、というのが私の持論です。
いろいろな人がいていいこと、どんな人とでも一緒に生活できることを学ぶこと、そして自分自身の視野を広げ、豊かな価値観を持つことができるからです。
本校は、いろいろな面で(特に学習環境的に)恵まれている学校だと思います。ただ一つ課題があるとすれば、この「多様に出会うこと」がどうしても制限されてしまうことではないかと思っています。
そこで、多様で豊かな出会いと経験ができることを、授業や様々な活動で保障できたらいいなあ…、と思っています。
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学級を「子育て共同」の基地に
今年度もいよいよ来週で終了です。
今年度もまた私は、たくさんの間違いと失敗、そしてこの歳になってもあいかわらずの要領の悪さで、子どもたちや保護者の皆様にはご迷惑とご心配をおかけしてしまいました。にもかかわらず、広くあたたかい心で受けとめ、支援していただいた保護者の皆様には、本当に感謝しています。
私は、公教育というのは、教師と子ども、そして保護者のみなさんが手を結んで共同で取り組んでいくものだとずっと思っていました。行政のサービスと教育とは、そこが決定的に違うものだと今でも思っています。
教師一年目からずっと日刊で学級通信を書き続けているのも、共同で取り組むために情報を公開し、交換するためなのです。
教室で子どもがこんな様子ですよ…と書くことで、家庭でそのフォローをしていただき、逆に子どもや保護者のみなさんからの声を紹介しながら、自分自身の仕事を修正し、豊かにしていくこと、そういった共同にこそ日刊通信の意味があると思ってきたわけです。
しかしながら時代は、学校教育を「サービス」としてとらえ、その「サービス」の質によって評価し、場合によっては選択していくものに変えてしまいました。そこには「共同」ではなくて、「おまかせ主義」「責任転嫁主義」そして、教育というのはその性質上「完全なサービス」を提供できるものではないので、当然そこに「相互不信」もうまれてくるでしょう。
私も含めた今の教師の苦悩はまさにそこにあるのだと思うし、これからの若い教師たちは私たち以上に悩む時代に突入してしまったのかもしれません。
ただ私はこれからも、「共同の子育て・教育」のスタンスを変えるつもりはないし、変えてはいけないのだと考えています。なぜなら、教師だけではなく、多くの保護者のみなさんもまた、子育てに悩む時代になっていると考えているからです。
さきほど私は、学校をサービスとしてみる時代は、相互不信を生むのではないかという懸念を書きましたが、簡単に言えば、このままでは「学校・教師が悪い」「親が悪い」という結論で終わってしまうのではないかということです。
今の時代は、子どもたちにとってけっしていい環境とは言えませんので、子育て・教育はなかなかうまくいきません。したがって、学校や家庭の足りないところをわかりあい、一緒になって子どもたちを育てていくスタンスがない限り、残念ながら子どもたちは育たないのです。
一緒になって子育てをするということはそんなに難しいことではありません。まず悩みをわかちあえる関係・つながりをもつことです。もっと言えば、それだけでもりっぱな「共同」です。
しかしながら今は「子育て競争主義」「子育て自己責任時代」ですので、どうしてもまわりに悩みをうちあけられません。親は自分が責められるのではないかという恐怖を感じてしまうからです。時には、誰かの子育てを責めることでつながっているケースもあります。残念なことです。
しかしよく考えてみると、みんながみんな悩んでいるのですから、
「いっせいの、せっ!」
で悩みをうちあけてしまえば一気に共同できるのではないかと思うのです。そしてそれができる場所、保障されるひとつの場所が「学級」だと思っています。
幸い私の勤務する学校は六年間同じクラスです。むずかしい面もありますが、それをプラスに考えて、学級を「子育て共同」の基地にしていきたいものです。
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校歌
卒業式で校歌を歌いますが、低学年はまだ正確に覚えていない部分があるようです。
それが予行でわかったので、再度練習することになりました。
さて、みなさんは母校の校歌は覚えていますか?
私はなぜか小学校の校歌は覚えているのですが、中学・高校の校歌がうかんでこないのです。
これは単純に、歌った回数の違いのような気がします。小学校では、けっこう歌いますからね。
みなさんはいかがでしょうか。
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物に感謝すること
3年生もあと数日の登校を残すのみとなりました。
今日は大掃除の予定。一年間お世話になった教室をきれいにします。
学年末の大掃除は、学期ごとの大掃除と違って特別な思いがあります。掃除をしながら、この一年間のことをぜひ振り返ってほしいと思います。
また、自分が使った机やロッカー、みんなで使った大きなロッカー、合唱の歌詞や習字が貼ってあった壁面、そして窓や床、黒板……、一年間のお礼もこめてきれいにしてほしいです。
さて、イチロー選手が、グローブやバット等々、まず道具を大切にすることが、野球がうまくなるための第一歩、と言っていることは有名です。彼は試合・練習終了後必ずグローブを磨きます。
そのことを彼がアメリカの子どもたちに話をしたところ、「自分が使いやすいように大切にする」といったことは理解できたようですが、「感謝する」といった意味はなかなか伝わらなかったそうです。
どうやら「物に感謝する」というのは、日本人独特の感性のようです。これは大昔の日本人の信仰と関係しているそうです
私たちの世代は、そういった感性は自然に身についていますね。大人たちが、したり言ったりしていたことを自然に自分のものにしていったのかもしれません。
しかし今の日本の子どもたちは、あらためて教えなければ理解できないようなのです。
これは他のことについても同様です。そこに今の子どもたちのしつけや指導の難しさがあります。
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しおちゃんマン大阪に飛ぶ
4月8日に大阪に講座をしに行きます。よろしかったらご参加ください。今回も教師対象の学習会です。
【2006年 おおさか生研春の大学習会】
■日時:4月8日(土)
■場所:たかつガーデン「コスモス」の間
大阪市天王寺区高津町7番11号
TEL 06-6768-3911
*近鉄上本町駅より 徒歩3分
*地下鉄谷町9丁目駅より徒歩7分
■テーマ
『子どもと出会う・子どもとつながる、学級集団づくり入門』
~教師を楽しむのは今!~
* 参加費:1000円 (全生研会員500円)
* 「こども集団づくり」にすぐに役立つ書籍コーナーあります。
* 講演会終了後、上本町駅付近で交流会を予定しています。
■日程
受付・ゲーム a.m. 9:30 ~ a.m.10:00
講座(1) a.m.10:00 ~ p.m. 0:00
昼食・休憩 p.m. 0:00 ~ p.m. 1:00
講座(2) p.m. 1:00 ~ p.m. 3:00
質疑応答・諸連絡 p.m. 3:00 ~ p.m 4:00
主 催:おおさか生活指導研究協議会(全生研 大阪支部)
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お父さん達との懇親会
昨晩は、クラスのお父さん達との懇親会(飲み会)でした。
教師のみなさんは、どうしてこの時期(学年末の超忙しい時期)に?と思われるかもしれませんが、どうしても日程が合わずに昨日になってしまいました。
これで今年度はお母さんたちと2回、お父さんたちと2回懇親会をしたことになります。
父親、母親、それぞれの立場から教育や子育てを語り合うことは大切だなあ…、とあらためて思いました。
いや…、お酒の席ですから、そんなに深い話をするわけではありません。
しかし世代や職種をこえて、ああして交流できることが、しおちゃんマン的には本当に楽しいし、勉強になります。
春休みにもう一度お父さんたちとやろう…という約束をして別れました。
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焼蛤屋さんの見学05
昨年に引き続き、9日の木曜日に焼蛤屋さんの「さつまや」さんにおじゃましました。
貝を串にさす場所では、アサリとハマグリの二種類を刺していました。大きいほうがハマグリで、小さいほうがアサリでした。一日に千本くらい売れるそうですから、手作業で刺していくのは、大変ですね。この材料は、中国から「むきみ」の状態で船で送られてくるそうです。
刺すときの工夫は、貝柱に刺すことがコツだそうです。
焼く場所は、焼き鳥屋さんのように串を並べて焼いていました。
秘伝のタレをつけていました。中身は、醤油、ミリン、砂糖をベースにしています。そして何回も使っては、たしていくので、貝の味もしみているそうです。
焼きあがったハマグリは、扇風機を使って冷まします。
さて、できあがった焼蛤(やきはまぐり)は、全国から注文があるそうです。送る方法は、クール便を使うそうです。つまり、焼蛤(やきはまぐり)は、要冷蔵食品なのです。
実は、今ではあたりまえになっているクール便ですが、それが一般化する前からこの「さつまや」さんではやっていました。時代を先取りしていたわけです。こういった工夫が創業70年以上も続けていくこつなのかもしれません。
浦安にはもう二件しか焼蛤屋さんがないのですが、ぜひこれからも、浦安の名産品としての焼蛤(やきはまぐり)を続けてほしいと思いました。
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卒業証書のもらい方
六年生が卒業証書のもらい方を一生懸命練習しています。
そのもらい方(作法)については、それぞれの地域や学校について様々なようです。
「卒業式は儀式的な行事である」とウルサク言っている文科省ですが、そのわりには、こういった作法については各学校におまかせで、現場責任主義です。
だったら、すべて現場にまかせてほしいと思うのは私だけでしょうか。いらぬことばかり規制、管理してくるので困ったものです。
さて、話を元に戻しますが、卒業証書のもらい方について検索してみました。
どうやら、右手を先に出して、次に左手をそえる、というのが作法のようです。
また、もらった卒業証書をその場や、席についてから二つ折りにするのはタブーだということでした。
★>e京都ねっと・園山明子「心の礼法」【第34回 卒業 -賞状の頂き方-】
今までの学校では左手からもらっていた学校もあったような……。また、その場で二つ折りにして片手で持って席についていました。さらには、席でも証書を二つ折りにして両手で持っていた学校がほとんどでした。どうやらこれはタブーのようです。
それとも作法ですから、他にもいろいろな流派?があるのでしょうか?
そんなことはどうでもいい、大切なことは別にある、と言われてしまえばそれまでなのですが、儀式にこだわるのだったら、こだわっている人はそこまで研究してほしいものです。
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焼蛤の授業05
水曜日に焼蛤(やきはまぐり)の授業をしました。
まず「焼蛤(やきはまぐり)」は浦安の名産品であることを確認。
と言っても、浦安で生まれた子は27名中9名。18名の子は、他県の出身なんですね。ということで、こういった学習を通して、千葉県浦安市を知ることは大切だと思いました。
さて授業は、焼蛤(やきはまぐり)とはどんな食べ物なのか、グループごとに予想し、画用紙に絵を描いてみました。
すると、貝が開いた絵と串にささっている絵の、2種類の予想が出ました。
そしてスクリーンに、本当の焼蛤(やきはまぐり)の写真を大きく映しました。実は、千葉の焼蛤(やきはまぐり)は、串刺しになっているのです。
次に、今度は本物の焼蛤(やきはまぐり)が登場。しおちゃんマンが事前に「さつまや」で買ってきました。
そしてそれを一人ひとり実際に食べてみました。味はかなり好評。今日にでも店に行きたいという子もいました。
最後に、この焼蛤(やきはまぐり)はいったいどうやって作っているのかを予想し、プリントにまとめました。
「さつまや」見学で、もっと知りたいこと・聞いてみたいこともメモしました。
今日の「さつまや」の見学の様子については、後日報告いたします。
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言葉パズル
言葉遊びの授業です。
三文字の言葉をクロスさせて、パズルの問題を作ります。
三問ずつ作りました。写真の問題の答えはわかりますよね。
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卒業式の練習スタート
来週の17日が卒業式です。本校は、全校児童が参加するので、今日からその練習が始まります。
過去、私が勤務した学校では、すべて5年生だけの参加でした。つまり、5年生が在校生代表として参加しました。
これは単純に、体育館に入らないからだと私なりに理解しています。その代わり、先日の「送る会」などの行事を行ったり、卒業式当日の朝、4年生以下の子どもたちとの簡単なお別れ会を校庭でしたりしてきました。ということで、式そのものに全校児童が参加できるのは、小さな学校だからだと思っています。
ただ、卒業式は「送る会」と違って、儀式という側面が強いので、在校生はじっとしていなければならない時間が長くて大変です。特に低学年の子は大変かもしれません。また、その準備のために「練習」も必要です。
そういった課題もあわせもちつつ、ぜひ「良さ」の側面を生かしていきたいですね。
本校が他の大きな学校の卒業式と違うところでもう一つ。
それは卒業生の人数が少ないので、卒業証書をもらう時に、担任が一人ひとりにコメントをするところです。大きな学校では人数が多くてそんなことはできないので、これも「良さ」として生かし、継続していきたいですね。
今の3年生が卒業するときには、どんな卒業式になっているのでしょうか。ふと、そんなことを思ったりしました。
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【本】教室の正義
赤川次郎氏の短編集です。
どの作品も、今の日本の政治、教育、マスコミ等々の問題にとてもわかりやすく描かれています。
「そうそう」「その通り」と思いつつ、一方で恐くなってしまう作品です。
実は赤川氏の作品は軽すぎて、今まで私は敬遠していたのですが、今の時代、こういった問題についても「わかりやすく」主張することが大切なのではないかとあらためて思いました。
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【歌】Smile Again
「六年生を送る会」の教師の演技は「Smile Again」の合奏でした。子どもたちも大好きな曲なので、自然に演奏に合わせて全校合唱になりました。
しおちゃんマンは、ドラムを担当しました。ただ、曲が盛り上がる直前のシンバルを叩くところで、なんと空振りをしてしまいました。(涙)
「Smile Again」(作詞作曲:中山真理)は、2番の最初の歌詞が好きです。
「優しい言葉なんて役に立たないことがあるよね。自分だけで戦わなくちゃいけない時があるよね。」「辛いこと乗り越えていつか見えてくるものがあるよ。そしたらあなたは今よりきっとすてきになってる。」
この歌詞の「~あるよね」がいいんだと思います。つまり共感してくれているところが。
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異学年グループ
本校では、1年生から6年生までの「異学年グループ活動」をしています。全校約160名の学校なので、18名前後のグループが9つできます。このグループで毎週水曜日の昼休みに遊んだり、遠足に行ったりしています。
水曜日の活動内容は、6年生や、児童会リーダーが企画しています。
その中でも特に6年生と1年生の関係は強くて、昨日の「送る会」でも、6年生の入場に1年生がついたり、1年生の演技では、6年生の顔を1年生が描いて、一人ひとりメッセージを発表したりしました。
この1年生からのメッセージには、6年生もグッとくるものがあるようです。
地域の異年齢集団が崩壊したといわれて久しいのですが、年齢の違う子どもたち同士の交わりは、子どもたちの発達・成長にとって大切にしなければならないのだと思いました。
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六年生を送る会05年度
本日行われた、「六年生を送る会」の3年生の演技のページを作りました。
タンバリンのリズムでメッセージを発信する「タンバラップ」(ラップと郡読を合わせた、しおちゃんマンオリジナル)も、とてもかっこよかったです。
よろしかったらご覧ください。
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【CD】白鳥英美子&トワ・エ・モア
「旅立ちの日に」を調べていたら、白鳥英美子&トワ・エ・モアの「プライム・セレクション」というCDを見つけました。
トワ・エ・モア…、懐かしい……。再結成していたんですねえ。
このCDに「旅立ちの日に」も入っています。思わず、セブンアンドワイで衝動買いしてしまいました。
「誰もいない海」「空よ」「虹と雪のバラード」などの懐かしい曲も入っています。
それにしても、トワ・エ・モアの「旅立ちの日に」はいいですねえ。
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助けてもらうことの大切さ
今年の六年生は、しおちゃんマンが本校に赴任した時に4年生で担任した子どもたちです。
ということで先日、放送委員会の子どもたちから、六年生へのメッセージをお昼の放送で放送してほしいという依頼がありました。
それで当時の日刊通信を読み返しているのですが、当時は(実は今も)、本当に悩みながら毎日を過ごしていたなあと感じています。
学年4クラスの大きな学校から、全学年単学級の学校へ赴任してきた一年目でした。
何からなにまで様子が違って、どうしたらいいのかわからなかったのかもしれません。
とにかく一日一日を子どもたちや保護者のみなさんに助けてもらいながら、なんとかすごしていたような。
そしてあの時の一年間で私自身が学んだことは、「ヘルプすることの大切さ」「ヘルプが共同への第一歩」ということでした。
誤解を恐れずに書くと、人に助けてもらうことや、迷惑をかけることはけっして恥ずかしいことではないということです。「助け合う」ということは、他者の失敗や悩みを自分の課題として受け入れることができるということではないでしょうか。
今の時代、そんなことを言うと「なさけない」「みっともない」「信頼できない」ということにつながってしまいそうですが、けっしてそんなことはないのだと、あらためて考えています。
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♪「旅立ちの日に」
今や、全国のほとんどの小中学校の卒業式で歌われていると言われている「旅立ちの日に」。本校でも歌います。
ご存知の方が多いとは思うのですが、この曲は、1991年、埼玉県秩父市立影森中学校の教員によって作られました。作詞は当時の校長小嶋登先生。作曲は音楽教諭の坂本浩美教諭。編曲は多くの合唱曲を手掛けている松井孝夫氏。
当時の小嶋校長は、荒れた学校を建て直すために歌声の響く学校を目指し、合唱の機会を増やしました。音楽科の坂本教諭と共に、粘り強く努力を続けた結果、歌う楽しさによって、学校は明るくなったそうです。
そしてその集大成として、「旅立ちの日に」が生まれました。
退職を間近に控えた小嶋校長が「卒業生を送る会で歌えるものを」と、一晩で詩を書き、翌朝には音楽の坂本教諭の机の上に。
坂本教諭は、授業のなかった一時間目のわずかな時間で曲をつくったそうです。
そしてその曲を教職員はひそかに練習して、1991年3月の「卒業生を送る会」で教職員の「出し物」として初めて披露したということでした。
いわゆる「空き時間」だけで、あんなすてきな曲ができたことに驚きました。
子どもたちに粘り強くはたらきかけ、指導してきたからこそ、曲のイメージがどんどんわいてきたのでしょうね。
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