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助けてもらうことの大切さ
今年の六年生は、しおちゃんマンが本校に赴任した時に4年生で担任した子どもたちです。
ということで先日、放送委員会の子どもたちから、六年生へのメッセージをお昼の放送で放送してほしいという依頼がありました。
それで当時の日刊通信を読み返しているのですが、当時は(実は今も)、本当に悩みながら毎日を過ごしていたなあと感じています。
学年4クラスの大きな学校から、全学年単学級の学校へ赴任してきた一年目でした。
何からなにまで様子が違って、どうしたらいいのかわからなかったのかもしれません。
とにかく一日一日を子どもたちや保護者のみなさんに助けてもらいながら、なんとかすごしていたような。
そしてあの時の一年間で私自身が学んだことは、「ヘルプすることの大切さ」「ヘルプが共同への第一歩」ということでした。
誤解を恐れずに書くと、人に助けてもらうことや、迷惑をかけることはけっして恥ずかしいことではないということです。「助け合う」ということは、他者の失敗や悩みを自分の課題として受け入れることができるということではないでしょうか。
今の時代、そんなことを言うと「なさけない」「みっともない」「信頼できない」ということにつながってしまいそうですが、けっしてそんなことはないのだと、あらためて考えています。
wrote by しおちゃんマン
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コメント
人は誰しも一人では生きてゆけない生き物ですものね。それなのにそのことを忘れて、つい自分のことばかり考えてしまいがちですよね。自分では気付いていなくても、必ず人は人に助けられて(赦されて)生きているものです。そのことに気付くことができた人は、きっとしあわせだと思います。子ども達にも、いつか気付くときが来るといいナ。と思いマス。(*^ー^*)
投稿者 びろみマン。 : 2006年03月02日 08:06
子供を持ちながら働いているので、家庭では夫や子供たちに、職場では同僚に、近所の人や学校の子供の友だちの親御さんに、いろんなところで毎日助けてもらってばかりです。自分一人で頑張りすぎないで、いろんな人と助け合って生きていく事の大切さをつくづく実感しています。周りの人が助けて欲しいと思った時に、的確なヘルプのできる人に私もなりたいと思っています。
投稿者 hami : 2006年03月02日 21:34
確かに1人では生きていけないしね。私も大学に入って「1人で何とかなるさ」ということの限界を感じました。
私は耳が聞こえないので、様々な面でサポートを受けていて、やっぱり友達が積極的にサポートしてくれます。勉強でも高校までは自力で頑張ってたんだけど、大学に入るとそうはいかなくなって苦しみましたが、思い切って、友達にヘルプを出したら、快く引き受けてくれ水を得た魚のように色々なことがわかってきたんです。
「助けてもらうこと」は恥ずかしくはない、ということ、「感謝の心」をもつ、ということを大学で一番学ばされました。
そういうことを教員になったら、子どもたちに是非伝えたいなぁと思っています。
投稿者 matsu : 2006年03月02日 23:24
>びろみマン。さん
今の子どもたちや若者は、もしかしたら自分ひとりで大きくなったと考えている人が多いのではないかと思ったりしています。絶対にそんなことはないのですが。
>hami さん
はい、同時に他の人にヘルプすることも大切ですね。持ちつ持たれつという関係は、けっして甘えていることではないと思うのです。
>matsuさん
今の時代、ヘルプを求めるのは勇気がいることなのかもしれません。自然に、力を抜いて、そういった関係ができあがる社会にしていきたいものですね。
投稿者 しおちゃんマン : 2006年03月04日 20:51
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