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2006年03月20日

人材確保と育成

クラスのお父さんたちと話をした時に、最近では民間でも数年で職を変えてしまう人が増えてきていることを聞きました。

仕事の選択の幅が広がったと見るべきなのか、逆に就職する時に、自分にあった仕事がなかなかみつからない時代になったのか、この現象をどのようにとらえればいいのかよくわかりません。しかし事実としてそういったことが広がってきているのは確かなようです。

一方で、団塊の世代が一気に退職する時期を見通して、若い人たちを雇用しようとする動きもあります。

人材確保・育成の問題は、ここ数年の大きなテーマになりそうです。

教師はどうでしょうか?

本市では、新規採用者約30名を予定しているそうです。これは学校数の割合から考えても、全国的に高い数字だと思います。

職員室に若い教師が増えます。そんな若い教師たちと、私たち世代がどのような関係をもっていくのかも大切な課題です。

少なくとも私は、上から教え込む形ではかかわりたくないです。逆に若い人たちの感性から学ぶ姿勢を持ち続けたいと思っています。

wrote by しおちゃんマン

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コメント

始めまして。スクールカウンセラーの谷澤と言います。
 私は2005年度、いろいろな学校にかかわり、「職員室の雰囲気が学校を作る」と実感しました。職員室の中で、教師が「今私、大変なんだ」といえる学校、つまり支えあえる雰囲気の職員室を作っている学校は、多少荒れても、持ち直すことを見ました。
 しおちゃんマンさんの、若い教師へのかかわり方に、注目します。ちょくちょくこさせてくださいね。

投稿者 谷澤 : 2006年03月20日 09:15

すばらしいですねその考え方!しおちゃんマンさんのような先輩教師がたくさんいたら若い世代も年配の先生方から学ぶだけでなく、若い世代がもっている持ち味を出しやすいのではと感じます。年齢に関係なくいところは互いに吸収し学びあうような関係が作っていけたらいいですね。

投稿者 takutan : 2006年03月20日 12:22

>谷澤 さん
コメントありがとうございました。
教師の仕事は、本当に職員室の雰囲気・関係性に左右されますね。学校づくりの大切さを感じています。

>takutan さん
若い人たちには大いに「自分」を発揮してほしいと思っています。失敗を恐れずに思い切ってぶつかっていってほしいです。それができる職員室の関係をつくっていきたいですね。

投稿者 しおちゃんマン : 2006年03月20日 23:07

私の今の職場は若い人に甘かった。
若い人から「もっと教えて欲しかった」「もっと叱って欲しかった」ということを最近言われた。
押しつけじゃなくても、参考意見は伝えていきたいと思います。意見を採用するかどうかは若者に任せるとして、その判断の一つのアイディアぐらいは示していきたいと思っています。

投稿者 七星 来人 : 2006年03月21日 22:07

>七星 来人さん
はい、結局は教師としての生き方は自分で切り開いていくものなんですね。そこにどれだけ支援・協力できるのか、ということなのかもしれません。

投稿者 しおちゃんマン : 2006年03月25日 21:01

職員室の雰囲気がその学校の教育を左右すると私も思います。鹿児島県でも4月から評価制度がはじまります。管理職が変にはりきっているように見えます。指導力のない管理職ほどおどしの手段として評価制度を使うのではと気がかりです。こんなことをして職員室の雰囲気が良くなるのでしょうか。そうは思えません。私は今年これまでで一番苦しい一年でした。職員員室でその苦しさを話せる雰囲気ではありませんでした。それはおまえの指導力がないからだ。厳しくしないからだ。という声が聞こえてきそうでした。実際に陰でこそこそ言っていたようです。しかし管理職は保護者に気を遣い職員のほうを見ていませんでした。責任を職員に押しつけてきました。幸い私は学年部で話を聞いてもらえたことと他校のカウンセリングに詳しい人から援助がもらえたので何とか乗り越えてこられました。やはり職員室の雰囲気は大切です。職員同士の関係、職員の子ども達に対する姿勢、基本的な考え方が今特に問われる時なのだと思っています。あと現職3年となり若い人たちに何を話し何を伝えればいいのか考えさせられました。こちらから働きかけないとなかなか若い人たちからは声をかけてきません。いろいろなサークルと学校では同じ若い人たちでも姿勢がちがいます。それでも最後まで自分の気持ちを伝え続けるつもりです。

投稿者 金丸 : 2006年03月26日 11:53

>金丸さん
基本的に私たちの仕事は集団的なものだと考えています。そういった意味で、職場の雰囲気は重要ですね。

そしてそれを壊す方向での最近の動き、そして「しかたがない」とあきらめている同僚が多いことが残念です。

私たちの世代が若い人たちに何を伝えていかなければならないのかが、今後ますます問われてきますね。

お互いに頑張りましょう。

投稿者 しおちゃんマン : 2006年03月26日 12:45

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