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Yahoo! JAPANに登録されました
Yahoo! JAPANに、このblog「ザ・教室 blog 教師からのメッセージ」が登録されました。
Yahoo! JAPANは、blogはなかなか登録してくれないと聞いていたので、今回登録してもらってよかったです。
これで、しおちゃんマンが主催しているホームページ、合計三つのサイトが登録されました。以下、Yahoo! JAPANに登録されている、しおちゃんマン主催のサイトです。
○教育/小中高/小学校/教員
▼ザ・教室
http://www.shiochanman.com/
▼ザ・教室 blog 教師からのメッセージ
http://shiozaki.info/mt/
○生活と文化/文化、民族、集団/子ども/非行
▼「非行」と向き合う親たちの会
http://www.shiochanman.com/hikou/
ちなみに、Google Directoryの「教育>教育問題」にも「ザ・教室」が登録されています。実は「ザ・教室 blog 教師からのメッセージ」の方を申請したのですが、あちらの判断で「ザ・教室」の方が登録されてしまいました。
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長ぐつ
今日は千葉県は雨。ふと気がついたのですが、こちらの子どもは雨でもほとんど長ぐつをはきません。下駄箱を見てみると、1年生でも二人。わが3年生は一人でした。(写真)
本校は埋立地の人工都市ですから、道路は90%以上舗装されていて、ぬかるんでいる道や水たまりをあまりみかけません。つまり、長ぐつをはく必要があまりないのです。
それでも雨が強いときには長ぐつをはく必要が出てくると思うのですが、それでもはかないので、以前保護者の方に聞いてみたことがあるのですが、どうやら子どもたちにとって、長ぐつをはくのは「めんどうくさい」そうです。確かに歩きにくいし、高学年の女の子にとってみたらかっこ悪いのかもしれません。
晴れていてもはきたくなるくらいのすてきな長ぐつが出てくると、また様子が違ってくるかもしれませんね。
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【本】地図の読み方
研究授業の準備がきっかけで、地図にはまりそうです。二冊目を買ってしまいました。
この本でも話題にしている「地図はどうして北が上なのか」といったことは、教えてあげたいと思っています。
「北が上だよ」と教えても、「どうして北が上なのか」を教えないのが学校教育のイケナイところかもしれないと思ったからです。
どうして?…を教える余裕がないのはこのことだけではありませんね。だから子どもたちは勉強が嫌いになっていくのかもしれません。
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【本】地図を楽しむなるほど事典
本校は生活科・社会科を研究している学校です。ということで全員が研究授業(講師と全職員が参観して、授業後にその授業について話し合い、研究を進める)をすることになっています。それで私は昨年度の2月に「やきはまぐり」の授業をしました。そして今年度は7月に私の研究授業が予定されています。
3年生のその時期は、学校のまわりを地図記号などを使って絵地図で表す学習になると思うのですが、どうも私自身ピンとこないというか、おもしろくないというか、燃えるものがないのです。
ということで、とりあえず上記の本を購入して、私自身がまず、地図のおもしろさみたいなことを勉強してみようと思いました。読んでみてびっくり。知らなかったこと、「へ~」と思うことが満載でした。
ただこれを3年生の授業にしていくのにはもう少し時間が必要なようです。
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【オリジナル実践】○○探検隊で
ふと思いついた仲間紹介ゲームです。班のメンバーを「あるある探検隊」のリズムで楽しく紹介します。次々と、リズムよく紹介していくのがコツです。
(例)
ハイ、ハイ、ハイハイハイ
○○探検隊、○○探検隊(○○の中には、紹介する子の名前を)
足は速いが、食べるの遅い
ハイ、ハイ、ハイハイハイ
※以下、次々とメンバーを紹介していきます。振り付けなども班で考えると、さらに楽しく取り組めます。
その子のいい面と、苦手な面を七五調で組み合わせていくのがいいように思います。
ただ、苦手な面を紹介するときには、そこにユーモアがまじっていなければなりません。単なる悪口ではいけないわけです。そこが難しいし、子どもたちが学ぶ場面でもあります。
また、ここでの指導重点は「仲間を語る」ことにあるわけです。
「○○君の紹介はどうやってやる?」
と班の仲間で相談するわけですが、友だちが自分のことについて真剣に話し合ってくれるので、その子は、うれしいやら、恥ずかしいやら、とても複雑な表情をするのが印象的です。
教師のみなさん、ぜひお試しください。
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壁新聞コンクール
運動会と並行して取り組んできた壁新聞作りは、今日、コンクールを終えて終了しました。
この授業は国語で、今年度から本校に勤務した職員5名にインタビューをするという学習から始まりました。
次に、それを壁新聞にまとめる時に、デジカメで写真を撮ることも学習しました。ここらへんから、国語から総合的な学習の時間に入ります。
そして、デジカメで撮った写真をプリントして壁新聞に貼ったり、インタビュー内容を記事にしたりします。
こうして班ごとに作った新聞をコンクールにすることを決めて取り組みます。ここからは特別活動の集会活動の時間として取り組みます。
国語から総合や特活へと広がった授業になりました。
写真は完成した壁新聞をとりあえず黒板に提示しているところです。
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学校づくり~困難をのりこえて~
7/31~8/3に埼玉・独協大学において、第47回全生研全国大会が開催されます。
その中の一般分科会「学校づくり・小学校」の基調提案として「学校づくり~困難をのりこえて~」という文章を「エッセイ」のコーナーに掲載しました。
これは、2月21日のblog「学校づくりに向けて保護者とつながる」を加筆・修正し、教師向けに書かれた文章です。
よろしかったらご一読ください。
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壁新聞作り
国語のインタビューの学習で、インタビューしたことを「壁新聞」にしてまとめることを先日書きました。
さて、この「壁新聞」ですが、昔はよく子どもたちに作らせたものですが、最近はあまり作らなくなりました。
理由は……、一つは、パソコンの利用が広がり、パワーポイントやプロジェクタを使って、プレゼンテーションすることの方が主流になりつつあること。もう一つは、壁新聞の良さはチームで作ることだと思うのですが、複数で一枚の新聞を作るのはけっこう時間がかかることです。
しかし、実はこういったアナログな作業の過程にこそ、子どもたちの成長のストーリーが生まれるわけでして……、そこで久しぶりに子どもたちに作らせてみることにしました。
大きな模造紙に、5,6名のチームで作るのですが、デザインや記事の配置、分担や書く順番など、この作業の中に、お腹一杯になるくらいの、たくさんの大切な教育的な要素がつまっていることにあらためて気がつきました。
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【本】なぜか「仕事ができる人」の習慣
う~ん、またまたこんな本を買ってしまった。
こんな本を読んでいる時間があったら、たまった仕事を済ませればいいのにと思いつつ……。
ただ、かなり自分がやっている方法が整理できた感じがしました。つまり「段取り」「整理」をキーワードに仕事を進めることです。
それにしても、ここに出てくる仕事のカリスマさんたちがみんな若いことにあらためて驚きました。
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振替休業
今日は、土曜日の分の振替休業です。
こういった日は、郵便局や銀行など、平日になかなか行けない場所をまわって、いろいろな手続きを済ませることにしています。
また、このところ運動会一色だったので、いろいろな原稿や教科の指導計画など、仕事がたまっているので、こういった仕事を喫茶店をハシゴして済ませようと思っています。
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【本】スラムダンク、あれから10日後
Switch Vol.23No.2井上雄彦「スラムダンク、あれから10日後-」
実はずいぶん前にテレビで紹介されていたので、あちこち本屋を歩いてやっと手に入れた雑誌です。その後、インターネットの本屋さんでも話題になり、一時品切れ状態。それで最近やっと品がそろったようです。
スラムダンクは全巻持っていますが、終わり方がなんかすっきりしなくて、モヤモヤしていました。この雑誌では、その後10日間を、井上雄彦氏がある特殊な方法で描いたことが特集されています。
それにしてもこの雑誌はいったいなんの雑誌なんだろう??
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天気に恵まれた運動会
今日の運動会は、天気に恵まれて、しおちゃんマンもかなり日に焼けてしまいました。
写真は、「追いかけ玉入れ」で、ウルトラマンに変身して逃げるしおちゃんマンの写真です。
ロックソーランの最後の「キメ」が下記の写真です。
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最後の練習
運動会前日の、ロックソーラン(南中ソーラン)の最後の練習のときに撮った集合写真です。
3,4年生合計51名。向かって左後ろが、指導してくれた4年生担任のY先生です。
今日の本番が楽しみです。
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明日は運動会
明日はいよいよ運動会です。恒例によりまして、大きな行事の前には、しおちゃんマンキャラの一つの「しおテルテル」を「つるす」ことにします。
というのは、しおちゃんマンは「雨男」でして、私が中心となって指導する大きな行事の日は、必ず雨が降ってしまうことが多かったからです。
前任校の6年生の修学旅行で、日光いろは坂が台風で閉鎖されて、危なく帰れなくなってしまうこともありました。(涙)
しかし、今の学校にに赴任して、しおテルテルをつるすようになってから、まったくそのようなことはなくなりまして(笑)、バス遠足をはじめ、ここ数年、ずっと天気に恵まれています。
(昨年度一回だけ油断して、親子おにぎりパーティーの時に雨が降りましたが…、まあ、あれは室内だったということで……)
明日の運動会…、子どもたちの「がんばり」を見られるのを楽しみにしています。
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組体操(3年前の文章より)
本校の5,6年生が、久しぶりに組体操を復活させました。毎日、一生懸命練習しています。
そんな時、私自身が3年前に6年生を担任して、組体操を指導していたときの文章をみつけました。そもそも組体操ってなんなんだろう??ということから、その教育的な意義を考えています。
以下、引用してみます。(2002/5/15の記録より)
運動会の「組体操」の練習が続いていますが、いったいこの「組体操」ってなんなんでしょうね。どうしてこんなことをするのでしょうか?組体操の歴史をいろいろ調べているのですが、どうもはっきりしません。
『ヤーン(1829-1901) という人が、対人運動として行ったらしい…。』
『明治11年日本が招いた米人リーランドも体操伝習所で相互幇助体操という名称で実施している…。』
『戦前来日して、日本体操界に大きな影響を与えたデンマークのニルス・ブック(1880-1950) なども彼独自の数多くの組体操を見せてくれた…。』
こういった記述はあるのですが、どうしてこれらが日本の学校の運動会に登場したのかがどうもはっきりしません。
おそらく、戦前・戦中にかけて、子どもたちの管理と集団行動訓練のために学校に広がったことが予想されます。
しかしそもそもの「組体操」には、「体操」としてのりっぱな目的があったのではないかと思うわけです。跳び箱や鉄棒などの「対物運動」ではなくて、「対人運動」であることの意味がそもそもあったのではないでしょうか?
たとえば、二人技から体と体が触れ合うわけですが、そこには当然相手の体や気持ちを尊重しなければなりません。また、そこには一人では訓練できないバランス感覚の要素もあるでしょう。
さらには、100人以上の子どもたちが一つのことを完成していくといった目的意識と達成感は、とても大切な教育の要素だと思うわけです。
指導者や保護者が出来栄えばかりを優先させると、どうしても管理と集団行動訓練の道具のみの運動になってしまいます。
もちろん出来栄えは大切ですが、そこにいたるまでの「体操」としての意味を、子どもたちと一緒にもう一度考えてみたいと思いました。
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思い通りにいかないからこそ
最近の子どもたちは、どうも「なんでも自分の思い通りにいくもの」だと思い込んでいるフシがあります。つまり、もしかしたら「拒否されることもある」「ゆずったり、がまんしたりしなければならないこともある」ことを知らない(幼児期から教えられていない・体験していない)のではないかという疑いを持っています。
そして、友達関係が広がりつつある小学校2年生後半から、そういったことにぶつかったときに、いろいろなトラブルを起こしてしまうのではないでしょうか。
最近、全国どこにいっても、小学校2年生が大変だという報告や悩みを聞きます。いじめや靴隠し、その他いろいろな「いやがらせ」のトラブルが2年生を中心に広がっているということです。
思い通りにいかないからこそ、対話や話し合いが大切になってきます。子どもたちに、仲間と対話する力をつけていかなければならないと感じています。
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【書籍】速読・速解の技術
速読・速解の技術 やっぱり使える「ポスト・イット」!! 必要な情報を的確につかみとるノウハウ
しおちゃんマンは、西村式ポスト・イットを使って仕事をしています。今回はその、西村晃氏の、ポスト・イット三部作の三冊目を紹介します。他の二冊は、下記の本です。いずれもこのページから、直接購入できます。
西村晃の「ポスト・イット」仕事革命 手帳術、企画術、スピーチ術、文章術の驚くべき方法!! 実践編
「ポスト・イット」知的生産術 時間とアイデアを生み出す パソコンも電子手帳もこれには勝てない
さて…、いろいろな所で、しおちゃんマンはどうやって時間を使っているのかを聞かれます。
日刊通信を出して、メルマガも発行してメーリングリストも主催して、ホームページをいくつも管理して、雑誌の原稿も書いて、全国あちこち講座に行って、スポーツジムに行って、テニスをして…、いったいどうやって時間を作っているのかということだと思います。
コツは二つです。
一つ目は、優先順位をつけること。
二つ目は、無意味、不要だと思う仕事は、バッサリ切ってしまうこと。
ただ、二つ目のコツは、かなりまわりから誤解を受けることがあるので注意してください。仕事の価値は人によって違うからです。
ゆえに、まわりからしてみたら当然やらなければならないことを、しおちゃんマンはやらなかったり、いいかげんに済ませてしまうように見えるようです。ということで、まわりの迷惑にならない程度に、最近は無意味だと思うこともやるようにはしています。ただし優先順位は低いです。ごめんなさい。
さて、本の紹介に戻ります。
実は「速読・速解の技術」も、「優先順位をつける」「バッサリ切る」の考え方をベースにして、ポスト・イットを利用しながら実践している方法だと思いました。
「インデックス読み」「キーワード読み」「情報データーバンク作り」の三読読みと、そこからのアウトプットは、ほとんど私と同じ方法です。ただ「三色ボールペン」の利用はしていなかったので、実践してみようかと思っています。
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ロックソーラン最後の「キメ」
いよいよ今週の土曜日が運動会です。
ロックソーラン(南中ソーラン)も、ここにきてようやく完成しました。
今日は、最後の「キメ」の隊形とポーズを練習しました。みんなとってもかっこよくできていました。
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追いかけ玉入れ
先週は、南中ソーランの練習を中心に取り組んできましたが、今週は他の競技の練習もしていきます。
団体競技は、「追いかけ玉入れ」です。3,4年生合同でやります。しおちゃんマンとY先生が籠を背負って逃げます。その籠に玉を入れる競技です。
実はこの競技は、しおちゃんマンは指導したことがないのです。
唯一、若いときに、職員競技(教師の競技)で、校長と教頭が籠を背負って、私たちが玉を入れる、というのをやったことがあるだけです。確かその時は、
「しおちゃんマンは、籠に入れないで、校長先生に玉を当ててばかりいた」
と、あらぬ疑いをかけられたことを覚えています。(笑)
いろいろやり方はあると思うのですが、今回のやり方は、校庭の半分ずつを赤と白に分けて、その陣地内で追いかけます。
また、一回戦と二回戦を行い、私とY先生が交代します。引き分けの場合は、三回戦を行います。
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野口講座大成功
13日の野口美代子先生の講座は、平日の夜の学習会であるにもかかわらず、多くの参加者で、大成功でした。右サイドバーに野口美代子先生の本を紹介しておきましたので、どうぞご購入ください。
若い参加者には、手品が人気があったようです。休憩時間にも野口先生のまわりに集まって、熱心に手品のネタを若い人たちが聞いたいたことが印象的でした。
中堅・ベテランの教師にとっては、今、私たちは何を大切にしなければいけないのかをあらためて確認できたお話だったのではないでしょうか。
教育は、効率主義・成果主義であってはならないと思っています。
子どもたちが様々な形で発信してくるメッセージを(時にはトラブル・反抗という形で発信してくることがあっても)、そこに子どもたちの真の願いや叫びがあることをしっかりと受け止めたいと考えています。
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学力と体
運動会の練習が連日続いています。この時期になっていつも思うのは、学力と体の関係についてです。
たとえば、子どもたちが校庭に座っている状態から「立ちなさい」という指示を出したとします。その時に、スッと立てること、デレデレッと立つ子、またはいつまでも地面にいたずら書きをしていて立たなかったり、隣の人とおしゃべりをしていて立てなかったりする子がいるわけです。この差って、絶対に「学力」と関わっていると思うのですが、意外にこの視点で学力が語られていません。
これは考えようによっては、当然のことでして、たとえば「ノートを開いて問題をとく」という作業一つを考えても、すぐにとりかかれる子と、なかなかとりかかれない子とではどうしても差がついてしまいます。
しかしこれらは、今まではかなりの部分で、教師の指導でカバーできるものだったのです。つまり話している人の方をしっかりと見て、集中してすぐに行動できるようにすることは、教師の集団的な指導でできるようになったものなのです。
ところが最近の子どもたちは、教師の集団的な指導だけではなかなかこういったことが身についてくれません。これはおそらく、体と発達の問題もあるのでははないかと考えています。
長い時間集中するためには、気持ちの問題だけでなく、それに耐えられる…、たとえば、骨や筋肉の問題もあるのだと思います。
気持ちは充実していても体が動かない子ども…、自分の体を素早くコントロールし、制御することができない子ども…、そんな子どもが増えてきてしまっているような気がしてなりません。
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陸上部の練習
6月4日に市内陸上大会があります。
個人賞もありますが、それとは別にそれぞれの種目の入賞者に得点が入る形で学校対抗にもなっています。ということで各学校では早朝練習が始まっています。
本校は全学年単学級、全校167名の小さな学校なので、残念ながらここ数年、学校対抗では最下位が続いています。そして何よりも、職員の数が足りないので、ほぼ全員の職員で早朝7:30から指導をしています。
運動会の練習も始まっているので、子どもも職員も大変な日々が続きます。
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話題を広げる~インタビューの学習~
国語でインタビューをする学習をしていますが、昨日は「話題を広げる」というテーマで学習をしました。
たとえば、「好きな食べものはなんですか?」という質問をしたとします。それに対して「カレーライスです」と答えてくれたとします。子どものインタビューは、たいていそこで話が終わってしまって、対話が続かないのです。
そこで、「カレーライスです」と答えてもらったら、その答えに対してさらに話題を広げる学習をしました。
まず私が話題の広げ方、対話の続け方の見本を見せました。そして次に、「鉛筆対談」で、インタビューする人とされる人とに別れて、話題を広げる練習をしてみました。すると、次のように話題を広げることができていました。
(例)
スポーツは何が好きですか。
サッカーです。
なんでサッカーが好きになったんですか。
サッカーのテレビをはじめて見て、おもしろかったからです。
S君は、どういうところが好きなんですか。
ドリブル、シュート、リフティングです。
それはだいたい何回できる?
最高、26回です。
といった感じです。
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インタビューの学習(国語)
国語の学習でインタビューをする学習が出てきます。そこで今年から本校に来た先生に班ごとにインタビューすることになりました。
1班…保健室のM先生
2班…2年生の担任のS先生
3班…1年生のY先生
4班…M校長先生
5班…わくわくルームのI先生
まず班の中で「交渉人」を決めました。交渉人は、それぞれの先生にインタビューをする日と時間を交渉します。失礼のないようにどのような言葉遣いをするのかが難しいです。また、写真を撮ってもいいかの了解も得なければなりません。小学校3年生の対話能力で考えるとかなり高度です。
次に、班ごとに「聞いてみたいこと」を決めました。インタビューする人は、それらの質問をそれぞれの先生方に質問します。
しおちゃんマンとしては、実は質問した内容以外に、たくさんのいろいろな話が聞けるようにしてほしいのです。質問した内容だけで、すぐに終わってしまうのは、あまり上手なインタビューとは言えません。ここが一番むずかしいかもしれません。
インタビューした内容は、班ごとに、模造紙で作る「壁新聞」にまとめます。子どもたちはこの学習の過程で実に様々なことを学ぶはずです。
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走り方
年々、子どもたちの「走り方」がおかしくなってきているなあ…、と感じています。
足をまっすぐ前に向けて走れなかったり(内股、またはつま先があっちこっちに向いてしまっている)、腕がしっかりと振れていなかったり……。
そして何よりも、全力で走る、ということができない子が増えてきました。外から見ていると「本気で走っているのだろうか?」とイライラしてしまうのですが、実は子どもたちにとっては、あれが「全力」なのだと思います。
原因は、日常において、全力で走る経験が少ない、ということにつきると思います。そしてそのためには(全力で走る経験をするためには)、お金をかけて習い事で経験させなければならないといった社会になってしまっています。
そこで、しおちゃんマンは体育館体育の最初に、必ず「鬼ごっこ」をすることにしています。
「鬼」から逃げたり、タッチしてこようとする「鬼」を避けて、しかも全力で走らなければならないので、最初はぶつかったり、ころんだりする子が多くて、ハラハラしましたが、今年のクラスの子どもたちもようやく慣れてきたようです。
そして何よりも、やっている時の子どもたちの目が生き生きとしていることに驚いています。つまり、子どもというのは本来、「全力で走りたい」「体を動かしたい」と、無意識に感じているし、思っているのだと、あらためて思いました。
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さあ、再起動!
連休も終わり、しおちゃんマンもいよいよ再起動です。
今月は21日に運動会があります。今週から本格的に、その運動会の練習が始まります。
3,4年生合同で踊る踊りは「南中ソーラン」です。金八先生のドラマに出てきた踊りですね。まずこの踊りの練習を通して、本格的なクラスづくりの第一歩をスタートさせたいと思っています。
3,4年生合同の団体競技は「追いかけ玉入れ」を企画しています。しおちゃんマンと、4年生のY先生が籠を背負って逃げます。子どもたちは楽しみにしているようです。
一方、陸上大会に向けて早朝練習が始まります。しおちゃんマンは、長距離走の指導をします。
早朝は陸上部の指導、そして運動会の練習と、子どもたちにとっても教師にとってもハードな日々がスタートします。
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【書籍】ウケるブログ
以前から、パソコン画面で文章を読んでもらうためにはどうしたらいいのかにこだわってきました。
フォントサイズ、行間、そして文章そのもののスタイル等々……。結論から述べると、紙に書いて読むのと、パソコン画面で読むのではかなり環境が違うということ。つまり、意図的に、読んでもらうための書き方をしなければならないということです。
この本では上記の課題が、とてもわかりやすく、そして読みやすく書かれています。
特に、書き出しを印象的にすることや、段落ごとに一行あけること、そして長文になった時には小見出しをつけることなど、今も意図的に利用しています。
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のんちゃん先生が浦安に
のんちゃん先生の楽しい学級づくり 22のアイデア 子どもたちの笑顔がはじける学級づくりのアイデアを満載!
しおちゃんマンは、ここのところ宮城、富山と連続して講座に行ってきましたが、私の講座の前に、どちらも「手品」を紹介していました。組合や全生研はどうやら手品が流行っているようです。
そして、全生研に「手品」を広めた張本人が、のんちゃん先生こと野口美代子先生だと思っています。その、のんちゃん先生が浦安に来てくれます。楽しい実践が満載のお話なので、お近くの方はぜひご参加ください。以下、ご案内です。
■□浦安生活指導研究協議会連続学習会(1)■□
●日時:5月13日(金) 18:00~20:45
●場所:浦安市中央公民館
●内容:野口美代子先生の講座「子どもたちの笑顔がはじける学級づくり」
●主催:浦安生活指導研究協議会、浦安市教職員組合
●問い合わせ:しおちゃんマンにメールしてください。
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【書籍】eメールの達人
eメールの達人 ビジネス成功の王道 IT時代の〈書き方〉入門
最近、参加しているどのMLでも、メールのマナーが気になっています。
改行をしないので文章が横にビローンと伸びていたり、返信元メールがそのまま残っていたり、長文をぎっしりつめて書いていたり、あげくのはてに、自分の名前さえ書いていない……。
メールというのは、相手に読んでもらうために書くのであって、その相手が「読む気にならない」メールだと意味がないわけです。
もう一度、こういった本を読んで、勉強して欲しいと思っているのは私だけでしょうか。
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【書籍】ダメよダメダメダメ教員!
高校の先生、ダメ教員一号さんの本です。人気blogランキングで常に上位のブロガーです。そのblogの内容が本になったのかな?発行は、話題のライブドア。以下、amazon.co.jpに掲載されていた内容紹介です。
『金八、夜回り、ヤンキー・・・果たして教員とは聖職か?もてはやされる熱血教師へのアンチテーゼ。教育現場に衝撃が走る!イタい毎日を、現役高校教員が赤裸々に告白。』
『ダメ教員は、「教師」という言葉が嫌いです。この言葉のなかには「自分は人生を教え導く『師』であるから皆も尊敬するように」という言葉が混じっています。そもそも「聖職」があるならば、「汚い職」もあるということになります。とんでもありません。』
さっそく私も購入してみようと思ってます。みなさんも本の表紙の写真をクリックすれば、セブンアンドワイを利用して購入できますよ。
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【書籍】それでも警官は微笑う
実はまだ読みきれていません。警察物は好きなのですが、この本は私には文章がくどく感じて、テンポが合わないのです。ということで、途中まで読んで、すでに本棚です。
にもかかわらずここで紹介するのは、以下の文章に目がいったからです。
登場人物の聡子が保母の仕事を辞めることにした理由が書かれたところです。少し長いですが、書き出してみます。
『子供達は聡子が考えていたように素直でも従順でもなかった。それに園長は教育者ではなく、経営優先の事業家だった。その二つに関しては、自分の甘さに、聡子は現実を自覚するよりなかった。』
『だが何より聡子のやる気をそいだのは母親達だった。自身が大人になりきれないまま、無自覚なまま親になってしまった母親が多いことに、驚きよりも失望してしまった。』
『常に自分を優先し、子供のことは後まわしにする。自分の人生をやり直しさせるように子供を扱う。彼女達は何か起こればすべて他人のせいにして、自分に非があることは可能性すら考えない。そんな母親は珍しくなかった。』
『まだ強い自我を持たない子供は、往々にして母親のミニチュアだ。子供たちもまた母親と同じくからっぽで、その瞳には何の未来も感じられなかった。』
おそらく多くの教師が「うんうん、そうそう」と頷いているのではないでしょうか。などと書くと、この十倍以上の教師批判が帰ってきそうですが…(苦笑)
確かにそういったマイナスの面もあると思いますし、一方私たち教師にもそれ以上にだらしなさというか、いいかげんさというか、非常識と言うか、保護者の方はそういった面を感じているのだと思います。
つまり私が言いたいのは、お互いに苦しんで、悩んでいるのに、その責任を押し付けあっているところに今の教育・子育ての大変さがあるのだと思うのです。
これからは、それぞれがそれぞれの責任を果たしつつ、それでもうまくいかない時はそれを素直に公開しながら、その弱い部分を補い合っていくことが大切だということです。
たとえば、ぞうきんがしぼれない子がほとんどなわけですが、これでは学校の掃除がなりたちません。その時に、「ぞうきんがしぼれない」ことを家庭の責任にするのではなく、きちんと事実として知らせて、学校と家庭で一緒になって指導していきましょう、と呼びかけていくことが大切だということです。(あまりにも簡単な例で申し訳ない)
仲良し関係の中で「いじめ」があったとしましょう。これを担任の指導責任の問題にだけにするのではなく、担任も含めた保護者間の話し合いですぐに解決できるばかりか、解決する過程で、子ども同士も親同士もより親密になることができたという経験もたくさんあります。
学校が悪い、家庭が悪いと言ってしまう前に、一緒に何かができないかと考えてみると、今までモヤモヤしていたことが、かなりすっきりしてくるはずなのです。
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千葉市花の美術館
マイフォトのコーナー(左サイドバー下方)に、「千葉市花の美術館」で撮った、18枚の花の写真を掲載しました。(近所にあるもので)
自分で作っておいて、こんなことを書くのもなんですが、こんな写真は誰も見ないですよね。(笑)。プロの写真家が撮ったのなら別ですが。
まあ、しおちゃんマンにも、ゆっくりできる時間があったということの報告だなと思って、勘弁してください。
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なぜ教師が注目しているのか
尼崎の事故に対して、教育関係のMLや掲示板で教師が注目しています。
職種も仕事内容もまったく違う教師がどうしてこんなに注目しているのでしょうか?
富山でも話題にしましたが、JR西日本の職場体質について、教師がみんな「他人事ではない」と感じたからのようです。「安全」が二の次になっていくのと同じように、「子どもとの関係」が二の次になっていく自分たちと重ね合わせるようにこの事故を見たからです。
先日も話題にしましたが、異常とも言える新採教員の研修、数値による教師評価制度と、再教育としての「不適応教師研修制度」…エトセトラ。
「ちゃんとやってますよ」とアピールすることばかりに追われて、その内実がどんどんなくなっていくことの不安と焦り。そしてそれを簡単に見抜いてしまう子どもたちや保護者とのすれ違い、職場での腹のさぐりあいと形ばかりの「助け合い」。
全国の教師の声を聞いてみると、どこでも「これではいけない」と思いつつ、どうしていいのかわからない、どうしようもない思いがあります。
これを抜け出すキーワードは、「共同」だと思っています。
職場での「共同」、保護者との「共同」、そして子どもたちに「共同」する力をいかにしてつけていくのか…、そんな実践のスタンスと視点こそ、今求められているのだと考えています。
「共同」についての具体的な提起はいつか書いてみたいと思っています。
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今日は出勤
昨晩は、帰宅が夜の11:00をすぎてしまいました。富山駅を6:00頃出ましたから、5時間(往復10時間)かかったことになります。
あまりにも疲れたので、帰宅が10:00をすぎる出張は、宿泊しようと、心に決めました。
今日は出勤して、書類の整理(転出児童の指導要録の整理や学年便り作り)をしてこようと思っています。
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