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走り方
年々、子どもたちの「走り方」がおかしくなってきているなあ…、と感じています。
足をまっすぐ前に向けて走れなかったり(内股、またはつま先があっちこっちに向いてしまっている)、腕がしっかりと振れていなかったり……。
そして何よりも、全力で走る、ということができない子が増えてきました。外から見ていると「本気で走っているのだろうか?」とイライラしてしまうのですが、実は子どもたちにとっては、あれが「全力」なのだと思います。
原因は、日常において、全力で走る経験が少ない、ということにつきると思います。そしてそのためには(全力で走る経験をするためには)、お金をかけて習い事で経験させなければならないといった社会になってしまっています。
そこで、しおちゃんマンは体育館体育の最初に、必ず「鬼ごっこ」をすることにしています。
「鬼」から逃げたり、タッチしてこようとする「鬼」を避けて、しかも全力で走らなければならないので、最初はぶつかったり、ころんだりする子が多くて、ハラハラしましたが、今年のクラスの子どもたちもようやく慣れてきたようです。
そして何よりも、やっている時の子どもたちの目が生き生きとしていることに驚いています。つまり、子どもというのは本来、「全力で走りたい」「体を動かしたい」と、無意識に感じているし、思っているのだと、あらためて思いました。
wrote by しおちゃんマン
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コメント
いつも楽しく拝見しています。
我が家の長男も全力で走れないタイプです。小4になって、やっと、ちょっとまともになったかなぁ、という感じです。
日本の学校は他の国々に比較すると、体育にとても熱心だということです。そういう面は大変ありがたいなぁと思います。
最後に踏ん張れる体力とか、全力で走る能力とかは、通知表には反映されなくても、とても大切だと思います。
投稿者 ワタナベ : 2005年05月10日 23:39
>ワタナベさん
コメントありがとうございます。
実は、体力と学力というのは、密接に結びついているような気がしてしかたがないのです。
たとえば、集中力一つにしても、気持ちの問題と、集中できる「体」の問題とがあると思っています。
学力の問題は、様々な視点から考えなければならないのかもしれませんね。
投稿者 しおちゃんマン : 2005年05月12日 17:14
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