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2008年02月29日

すべて教委のサーバー内で

本市では新年度から「こどもの成長の記録提供システム」として、以下の仕事内容はすべて教育委員会のサーバー内で行われることになりました。教職員は、IDとパスでサーバー内(メタフレーム)に入り仕事を進めます。

成績処理(通知表・要録含む)、名簿管理、転出入関係、出欠管理……。その他、保健関係名簿や体力テスト、会計関係書類、日程管理、教職員管理名簿等々…、早い話が私たちの仕事はすべて市の教育委員会のサーバー内で進められることになったわけです。

※本市では、市内小中学校すべての担任に教育委員会とランでつながったノートパソコンが与えられています。もちろんネットも使えます。

各学校に個人情報をできるだけ置かないようにするということは、かなり思い切った改革です。そしておそらく慣れれば便利になるのだと思います。

ただ……、正直に言いまして少し違和感を感じている自分がいます。

それは……、たとえば、市内のどの学校の通知票がだいたい似たようなパターンになることの「うす気味悪さ」であったりします。

さらには、自分が作る書類がすべて教育委員会が見ることができることへの「うす気味悪さ」でもあります。

そうなのです。これは、人間が見えないものに管理されているような感覚…、つまりそれが「うす気味悪さ」なのだと思いました。

そして何よりも気味が悪いのは、こういったことについて、何の疑問も持たずに、黙って従っていくことであると感じています。

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2008年02月28日

明日「送る会」

明日「6年生を送る会」です。6年生の卒業を祝って、各学年から、楽しい、心のこもった演技を発表します。

本日は、保護者の方に、学年ごとにリハーサルを公開します。保護者の方たちにもぜひ見ていただきたいという思いからです。

しおちゃんマンの学年は、寸劇あり、クイズあり、ダンスあり、合唱ありといった盛りだくさん。大きなスクリーンも利用して、全校で楽しめる発表を目指します。

練習風景のスナップ写真です。

送る会08-1

送る会08-2

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2008年02月27日

学校評価08

保護者が学校についてアンケートに答えたり、意見を述べたりする学校評価。これが行われるたびに学校と保護者との関係が悪くなっていくと感じているのは私だけでしょうか。

学校は、自分からアンケートを出しているくせに、書かれたものを読んで腹をたてています。まったくもっておかしな話です。

すでに毎年この時期にこのブログでも述べているように、学校と保護者は、評価し評価される関係であってはいけないのだと思うのです。お互いに、教育・子育てについての「当事者性」を感じながら、共に子育てをしていくのでなければならないのだと考えています。

そういった意味で「教育はサービスである」と言い切る方とは意見を述べ合っても平行線です。私は、教育は一方通行のサービスではないという地点から意見を述べるので、最初からスタート地点が違っているからです。

もしサービスであるならばクレームが増えていくのは当然のことです。要求が高くなっていくからです。だとしたら、現在の学校と保護者との不信の関係は、教育がサービスとして進められているからかもしれません。

さて、本年度から本校では学校評価を記名制にしました。責任のある意見を述べてほしいという思いからです。しかし考えてみたら、すでにこの時点(記名制にするか無記名制にするか)で、すでに学校と保護者との関係はすれ違っているのだと思いました。

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2008年02月26日

3月になったら削除

新年のご挨拶の中でも少し触れましたが、ネットを利用した「現場からの教育改革会議」(仮称)を考えています。

しかしその前に、広げすぎてしまったネット活動を精選し、減らしていこうと考えています。

とりあえず、私が主催・管理している、たとえば発言のない掲示板やメーリングリスト、閲覧の少ないホームページやblog等はすべて削除しようと思っています。

mixiの中のコミュニティーも同様です。いや、mixiそのものの参加についても見直す必要があるのかもしれません。

「現場からの教育改革会議」(仮称)のイメージをどのように持つのか、そしてそのためのツールはどうするのかにかかわって削除していくものが決まってきます。

3月になったら作業を開始します。

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2008年02月25日

キャラを(た)てる

08年2月のヨシムネ
 最近ヨシムネ(写真)は、夜に走り回るので困っています。去勢手術はしているのですが……。猫を飼っている多くの方は、夜は小屋?に入れているのかなあ??ちなみに朝気がつくと、私のふとんの中に入っています。


さて、話は変わりますが、「キャラをたてる」の「た」にはどんな漢字をあてるのでしょうか?「立てる」「起てる」……??

それぞれの漢字のあて方によって意味が多様になっていく言葉だとは思うのですが、私自身はあまり好きな言葉ではありません。

ただ、子どもたちから自分がどのように「見えて」いるのかは、時々意識した方がいいと思っています。つまり、どんなキャラとして存在しているのだろうかと考えてみるのも勉強かなと思っています。

このことは、見た目のことではない(それも含めてもっと広い意味で)ことはご理解いただけると思います。

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2008年02月24日

2008年手帳

2008年の手帳(A5版)を買いました。4月スタートです。といっても、実際は2月25日(月)からのものです。

しおちゃんマンは、このA5版の手帳とポストイット(付箋)の組み合わせで仕事をしています。それがどうしたの?という声が聞こえてきそうですが、教師はもっとこういった「仕事術」にこだわるべきだと思っています。

私たちの仕事は、これが本当に子どもたちにとって大切なのかなあ…、ということが多いです。無駄だと思われる仕事も手際よくこなさなければなりません。そういった意味でも、ぜひ自分の仕事術を確立することをおすすめします。

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2008年02月23日

6:30出勤が続きました

いつもここにも書いているように、しおちゃんマンは夕方から夜に研究会の集まりがあることが多いので、学校に遅くまで残れません。ということで、早朝出勤をして「授業外実務」をすることにしています。

それで、特に今週は忙しかったので6:30出勤が続きました。また、土日がこのところつぶれているので、50歳の老体がそろそろ悲鳴をあげています。夜になるとせきが出てきたり、吐き気がしてきたりします。ということで、早く寝ることにしているので、ブログの更新も早朝です。

今週の保健の授業で、心と体は神経とホルモンでつながっている…、といった学習をしましたが、私の場合、本来はジムで体を動かして気持ちをリフレッシュさせるのですが、今はでジムに行く暇もありません。ということで現在、心も体も最悪の状況。

こういった時に、子どもの事故に気をつけなければと思っていた矢先に、クラスの子が怪我をしてしまいました。子どもたちは、いろいろな形で大人にメッセージを伝えてくれますね。大いに反省し、あらためて気持ちを引き締めるつもりです。

ただ昨晩も市内の学習会、今日(土曜日)も都内で研究会(全生研セミナー)があるので出かけます。

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2008年02月22日

版画作品08

最近の版画は、カラー作品が主流のようですが、あえて昔風の白と黒の作品にこだわってみました。

下記のページで、8作品、紹介しています。

小学校5年生 木版画 2007年度

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2008年02月21日

イージス艦の事故

防衛省の発表の仕方に批判が相次いでいます。コロコロ変わるし、やはりなんか隠しているようなイメージがあります。現に、ご家族の方たちに、「マスコミにはしゃべるな」と、立場を勘違いしているような行動・発言もしています。

ニュースを聞いていて、「学校」の対応に似ているな…、と感じました。

一つは、責任をどのようにのがれるのかを第一義のテーマにしていること。しかもその守る対象が一部の人間である場合が多いこと。

二つ目に、それでもどうやらのがれられないと判断したら、個人の責任にしようとすること。これは今後、監視員やレーダーを見ていた隊員だけの責任にされそうなので注目していきたいと思います。教育問題であれば、教師個人の責任や問題にしていく動きと似ています。

三つ目は、一つ目とかかわって「機密」や「個人情報問題」を盾にして、公開できないといった言い訳をいかにも錦の御旗のようにふりかざすこと。

イージス艦が漁船をレーダーで把握することができるのかできないのかということはまさに機密事項であるので、それは公開できないのではないかと考えられるわけです。

教育問題でも、子どもやその家族の個人情報は守る必要があるので、何かあった時に、なんでもかんでも公開するわけにはいきません。

ただ、それはそれ、これはこれであり、だからなんでも非公開にしますと、上から物申すといったスタンスではいけないのだと思うわけです。公開できないことに対してもっと申し訳ないといった姿勢を示せということです。

1時間、1分、1秒でもはやく、乗組員のお二人の救出をお祈りしたいと思います。

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2008年02月20日

宝探し王様じゃんけん

昨日の6時間目に、何年かぶりに「宝探し王様じゃんけん」をやりました。月、火と2日続けての6時間授業は、子どもたちにとっても、きついと感じたからです。

【ルール】
1.チームごとに、宝物を一つ渡す。宝物は、大き目の磁石のようなものがよい。

2.その宝物をそれぞれのチームごとに校庭のどこかに隠す。ということで、磁石だとどこかにくっつけられるということです。

3.合図で、敵のチームが隠した宝物を探しにいく。途中、敵に出会ったら、じゃんけんをして、負けたらその場から動けなくなる。ただし、味方にタッチしてもらったら生き返る。

4.それを繰り返しながら敵の陣地に近づき、宝物を探し出したチームが勝ち。

子どもたちは大喜びで、絶対もう一回やりたいと言っていました。

この日は、このクラス(小5)にとってはじめてのゲームだったので、まずルールを覚えることを優先。子どもたちは宝物を見えないように隠してしまったので、次回は少し大きめなものを見える形で隠すことを提案しようと思っています。

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2008年02月19日

うまくいかないとき

若い教師の早期退職者が増えています。

実は、うまくいかないから人生はおもしろいわけであって、若い人たちにもその「おもしろさ」を味わえるようになってほしいと思っています。

そのためには、「うまくいかない」とき、どのようにすればいいのでしょうか。まず[×]の考え方です。

[×]
1.特定の人のせいにする。
2.自分をせめる。ダメな人間だと思い込む。

ではどのように考えればよいのでしょうか。

[○]
1.うまくいかないことを、まわりに相談できる力をもっている。
2.うまくいかないことを、相談にのれる力をもっている。
3.時には遊び心を持ちながらうまくいかないことを笑い飛ばし、アイデアと工夫でのりこえることができる。
4.それでもうまくいかないときでも、気にしないで次の課題に挑むことができる。

うまくいかないときに「気にしない」と考えることは難しいのですが、「気にするな」と言ってあげたり、言ってもらえたりすることは簡単にできるのではないでしょうか。まずは職員室で、若い人もベテランの人もそこからスタートしてみませんか?

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2008年02月18日

まじめで適応力のある教師ほど

山梨の学生さんたちはみなさん優秀で前向きでした。現場の厳しさをリアルに話をしたのですが、それでも教師になりたいとみなさん言っていました。

写真は、一日目の一時間目、子どもたちのノート等に書く、教師のサインを考えてみた授業です。

山梨大学_1

しかし、まじめで適応力のある教師ほど、今の管理主義教育にはまりこむ危険性が強いことも感じています。常に現状を改革していくスタンスを忘れない教師になってほしいと思いました。

また、遊び心も大切です。厳しさを笑い飛ばすユーモアも大切です。

山梨大学_3

最近自分に言い聞かせているのは「たかが教師」という言葉。そのスタンスがないと、「されど教師」として存在できないのだと思っています。

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2008年02月17日

山梨大学での集中講義

2日間で、90分×6コマ。以下のようなテーマで授業をしてきました。(学習5,6は今日の午前中の予定)

[学習1]
●子どもの前に教師はどのように登場するのかということ。
・しおちゃんマン人形やキャラクターたちの話。

[学習2]
●子どもが表出してくることを正面から受け止めることからスタートすること。
・ADHDの子の話。

[学習3]
●子どもの価値観が揺さぶられるような授業を開発すること。
・地図記号の授業や、サザエさんの授業など。
・実際にサザエさんの四コマ漫画を使って授業をつくってみる。

[学習4]
●教師の実践は、職員室の人間関係や力関係に大きく左右されるということ。
・大変な学年をもった時の話。

[学習5]
●保護者からの「苦情」訴えをどう受け止めるのか。
・単なる批判・悪口と考えてはいけないということ。

[学習6]
●子ども、保護者、教師を苦しめているものと闘うこと。
・社会に出るということの意味は。

他にも、教師の仕事術等々、しおちゃんマンの裏技の紹介もしてきました。

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2008年02月16日

目が……

新宿から甲府に向かう「かいじ」の車中で。

二冊の本をかいこみ読んでもまったく頭に入らない。それどころかどんどんストレスがたまってきてイライラしてくる。これはおそらく老眼で小さい字が読みにくくなってることと無関係ではないと思う。

本日、90分×4コマの授業を山梨大学の学生さん達に行う予定。(明日、2コマ)

45分授業に慣れている自分にとって、90分授業というのは未知の世界。なかなかイメージできない。

これから教師になろうとしている若者たちと、どのようなコミュニケーションがとれるのか、そこからお互いにどんな他者発見・自己発見ができるのかとても楽しみです。

ただ、目が……。(イライラ)

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2008年02月15日

マズイ授業

昨日の授業参観での算数の授業は大失敗でした。

円の面積の学習。円を、たとえば16等分して、どうして円の面積を求める式が、半径×半径×3.14 なのかを考える授業。

まず、長方形の面積は、一辺1平方センチメートルの正方形がいくつ分で表せることを復習。次に、その正方形を並べ替えても面積は変わらないことを確認するために、それを切り取って並べなおすことにしたのですが、これが予想以上に時間がかかって、メインの円の面積について考える時間がなくなってしまいました。

子どもたちは一生懸命作業をしているのですが、こちらが焦ってしまってイライラ。

結局はすべて中途半端で終わってしまいました。実は授業が終わってからかなり落ち込んでいました。この歳になって、そして今年度も終わる時期において、あんな授業しかできないとは……、なさけないです。

土日は山梨大学で集中講義をします。そのために今晩から山梨に入ります。

ここのところ土日の休みがなくて苦しいけれど、気持ちを切り替えて、もうひとふんばりするつもりです。

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2008年02月14日

学級崩壊第2のピーク

学級崩壊(教師反抗・授業不成立)の第2のピークの時代だと思っています。(第1のピークはバブル崩壊前後の時代)

全国のあちらこちらで、授業不成立の学級が出てきています。しかもそれがどんどん広がっている感じもします。

校内暴力をある意味、子どもたちと教師との「関係不成立」と考えると、今は3回目の崩壊の時代であるとも言えます。

しかし、校内暴力の時代でも、最初の学級崩壊ピークの時代においても、今のように教師たちは退職しませんでした。あの校内暴力の時代でも、教師たちは見事にふんばっていたのです。

そう考えると、今の時代が教師にとっていかに厳しい時代であるのかが、教師以外の方たちにもイメージしていただけると思います。

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2008年02月13日

円周率の歴史

円の面積の学習をしています。

さて、円周率は歴史的にどのように考えられてきたのか調べてみました。

(1) ソロモン王が作った水盤は円形で直径10キュビット、円周30キュビット。つまり大昔は円周率は3と考えていた。

(2) 今から4000年くらい前
・エジプトの文書に、3.1604938……
・バビロニア人は、3.125。

(3) 2000年前、アルキメデスは、
・円周率は3.14

(4) 500年ほど前、中国の祖 沖之は、
・3.1415926より大きく、3.1415927より小さい。

(5) 300年ほど前、日本の関 孝和は、
・3.14159265359よりわずかに足りない大きさ。

(6) 120年ほど前、ドイツのリンデマンは、
・円周率は、けっして計算しきれるような数ではない。

(7) 現代では、
・2002年12月には、東京大学のチームが1兆2411億ケタまで計算。

※参考「こどもといっしょにたのしくさんすう」(一声社 渡辺恵津子 著)

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2008年02月12日

浦安生活指導研究協議会第6回学習会

教師のみなさん対象の学習会です。

かわいいかわいい1年生
~友達を支える仲間たち~

【日時】 2月22日(金) 午後6時~8時45分

【場所】 浦安市 中央公民館

【内 容】 実践レポート分析学習
・低学年の1年間の実践報告をもとに分析し、学習を深めていきます。
・「たのしい学校」「たのしい学級」はどんな指導で成立していくのでしょうか。

多くのことが学べる「生きた」学習会です。是非、ご参加ください。

【参加費】500円
※すでに1~5回までの学習会に参加されている方は無料になります。

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2008年02月11日

帰宅後爆睡今週は?

昨日はお昼過ぎに研究会の合宿から帰って来たのですが、すぐに夜まで爆睡してしまいました。やっぱり疲れていたのだと思います。今日が祝日で良かったです。

しかし今週の土日は、山梨大学に行って、学生さん相手に授業をします。金曜日の夜から出かけます。その準備も進めないと……。

さて、ランニングの方は、今月はまだのべ15kmしか走っていません。日にちをあけて走ると、足腰を痛めるので注意したいです。

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2008年02月10日

6割が早期退職者

千葉県生活指導研究協議会の合宿研究会で、サンライズ九十九里に来ています。

昨日の基調提案の学習で、次のような事実が報告されました。

千葉県の2006年度末の教員退職者のうち、定年退職者は4割に過ぎず、実に半数をはるかに超える6割が早期退職者でした。

その多くの場合、子どもの指導の難しさと職場の管理に限界を感じての退職です。そしてそのように退職する仲間はさらに増えているようです。そしてさらに報告は続きます。

教師としての喜びややりがいをいっぱい味わうはずの新採、青年教師が、心身ともボロボロになり、教師になって1年もたたずに休職したり、退職したりといったことが次々と出ているとういうことは、いま日本の教育が異常な状態にあるという証です。

なぜ教育の場がこうした異常な状態になってしまったのかを今、必死に学習しています。「なぜ」がわからないと対抗的なメッセージや実践が打ち出せないからです。

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2008年02月09日

金曜日から月曜日が憂鬱

金曜日の東京・国立(くにたち)での講座の第一声は、

「三連休です。火曜日が楽しみな人、手をあげてください。……。では憂鬱な人は?」

もちろん憂鬱な人の方が多いわけです。

質疑のコーナーでは、金曜日から、次の月曜日のことを考えると土日もゆっくり休めないという話も参加者から出ていました。日本の教育は…、日本の教師はいったいどうしてしまったのかと思いませんか?しかしこれが現実なのです。

にもかかわらず文科省はさらに授業時数を増やしたり、教師評価制度を強引に導入したりして、さらに私たちを苦しめようとしています。いったい彼ら(教育行政)は何をしたいのでしょうか?

このまま公教育を意図的にダメにしていって、教育の民営化を推し進めようとでも言うのでしょうか?←これはあながち間違いではないのかもしれません。

いずれにしても、おそらくみなさんが想像している以上に現場は大変なことになっています。逆に現場にいる私たちが慣れてしまって、このひどさに気がつかなくなっているのかもしれません。

そんな危機感を、あらためて持った日でした。

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2008年02月08日

幼稚園生との交流

本日、4月に入学してくる二つの幼稚園の子どもたちと、私が担任している5年生の子どもたちの交流会の日です。なぜ5年生が交流するのかというと、4月から6年生になり、新1年生と兄弟学級をつくっておつきあいをしていくからです。

今日は、5年生約180名を25グループに分けて、それぞれのグループに幼稚園生が入ります。グループ内で自己紹介をし、簡単な折り紙を作ります。(ロケットとタンポポ)

仲良しになったところで、今度は校内ウォークラリーです。特別教室にクイズが貼ってあるので、そのクイズに答えながら校舎内をまわります。クイズを解いていけば自然に学校案内ができるというしかけです。

最後に一緒に昼食をとります。幼稚園生はお弁当。5年生は給食です。きっと幼稚園生は給食に興味津々だと思います。

幼稚園生が喜んでくれるといいですね。そして「やさしさ」っていったいどういうことなのかを学び始める日になると思っています。

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2008年02月07日

明日、国立(くにたち)で教育実践講座

明日(8日)、東京・くにたちで、しおちゃんマン講座があります。お近くの方、お時間のある方はどうぞ゛参加ください。(教師対象の教育実践講座です)

■日時 2月8日(金) 18:30-20:30

■場所 北多摩西教育会館

■依頼されたテーマ
子どもをとらえ、見通しを持った学級づくりを

■内容
こんな内容で話をして来ようと思っています。

【子どもをとらえるのに、今、大切にしたいこと】
(1) 子どもの側に立った自由な実践(それが保障された職場)
(2) 保護者と手をつなぐこと。(ヘルプする「勇気と力」を)
(3) 職員室の仲間と共同で子どもたちを指導していくこと

【子どもをとらえる】
・授業の中で「とらえる」
・対話の中でとらえる
・観察の中でとらえる

【見通しを持つこと】
知り合う時代(4,5,6月)
リーダーと共に(7,9,10,11月)
リーダーの力で(12,1,2,3月)

以上、具体的な実践を通して。

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2008年02月06日

校門の雪かき

関東地方の大雪で月曜日の登校・出勤が大変でした。

こういった日は、関東地方では校門前や通学路の雪かきが行われます。もちろん子どもたちの安全のためです。(私はこの日、大渋滞で遅刻してしまいお手伝いできませんでした。申し訳ない。)

さて、こういった日には、以下のようないろいろな学校があるようです。私自身、すべての経験をしてきました。

A.管理職の指示で若い人たちが動員されて雪かきを行う。

B.管理職が早朝出勤していて、私たちが来る前にすべてやってしまう。

C.職員が自主的にやる。

D.PTAを通じて保護者に連絡が行き、保護者がやってくれる。

E.近所の保護者のみなさんが自主的にやってくれる。

※D,Eは、職員もあわてて外に出て手伝います。

さあ、今回の関東地方のみなさんの学校ではどうだったでしょうか。

大切なことは、なぜやるのかの意識だと思っています。最近気になっているのは、こういった活動が「責任回避」のためにやられることが多いということです。つまり、子どもたちが怪我をしてしまった時に責任が問われるから…、という理由で進められている感じがするのです。(雪かきに限らず)

あらゆる教育活動において、これらは子どもたちのためにやるのだというあたりまえの原点にもう一度かえる必要があると思いました。

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2008年02月05日

千葉も管理職が私たちを評価

いよいよ千葉県も管理職が私たちを評価するシステムの準備を始めたようだ。本日その簡単な説明があった。

第一次評価を教頭が、第二次評価を校長がするらしい。評価項目も細かく決められているようだ。

「その評価は私たちに見せてくれるのか」
という質問が職員からあり。すると、
「教育委員会に申請すれば見られる」
とのこと。思わず失笑。早い話が見せてくれないらしい。

ということは、勝手に評価されて、それを本人の知らないところで教育委員会に報告されるらしい。その中身が見たければ教育委員会に申請してくださいとのこと。なんじゃこりゃ。

これで、管理職と私たちの溝が一気に深まるシステムができたわけです。それだけじゃない。職員同士の関係も気まずい関係になること間違いなし。

こんなことで(こんな人間関係の中で)まともな教育ができると思っているのでしょうか?千葉県のお偉いさん方。

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2008年02月04日

いつのまにか仕事がたまって

大きなことが一つあると、他のことは横に置いておいてそれに集中してしまう傾向が自分にあります。サザエさんの研究授業しかり、マラソンしかりです。ということで、いつのまにか仕事がたまっていることに気がつきました。今週はかなり忙しい。

火…クラブ発表会。夜は都内で研究会。
水…長縄大会。企画委員会。夜は生活指導サークル。
木…クラブで3年生が見学。夜は都内で全生研の会議。
金…6年生を送る会の演技練習初日。幼稚園との交流会。学年会。夜は都内で教育実践講座に呼ばれています。
土・日…九十九里で千葉県生活指導研究協議会の合宿。

火・水・木・金と夜の会議や学習会があって土日に合宿ですから、かなりハード。そして忘れてはならないことは、そのための準備(資料作り等)が必要なこと。

う~ん、今週は今日しか走れない……。

--3/2早春ジョギング(10km)完走目指して--
2/3 9.5~11.5km/h 5km/5km 29分

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2008年02月03日

雪でマラソンは中止に

本日の、東京ベイ浦安シティマラソンは、雪のために中止になってしまいました。

この日のために3カ月、練習してきただけに残念です。しかし一方で、ほっとしている自分がいて複雑な気持ちです。

たぶんマラソンの神様が、まだ自分にはハーフを走る準備ができていないと忠告してくれたのだと思って気持ちを切り替えます。

次回は3月30日に10kmのレースにエントリーしています。それまでに体重を減らしていきます。大切なことは楽しみながら取り組むことだと最近特に思います。

--3/30佐倉朝日健康マラソン(10km)完走目指して--
2/3 9.5~11.5km/h 5km/5km 29分

一ヶ月で、走行距離のべ100kmに、いかにして近づけるのかが勝負。

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2008年02月02日

明日、ハーフマラソン走ります

いよいよ明日、浦安シティマラソンです。ハーフ21kmを走ります。

10年近く走っていませんでした。でも50歳になったので、この歳でどれだけできるのかを自分で試してみたくなったことが今回走ってみようと思ったきっかけです。

練習は10月末から昨日までで、のべ228km走りました。本当は3ヶ月で300km以上は走っておきたかったところ。しかしこの時期は学期末あり、お正月あり、新学期ありの時期。ということで、228kmはよく頑張った方かなと思います。

タバコもやめました。簡単にやめられました。ただそのせいで太ってしまいました。そしてその体重が落ちないまま本番を迎えることになりました。

おそらくこのことが失敗の致命的な原因になるかもしれません。2時間以上も90kg近いこの体重を支えきるパワーは、今の私の足にはないだろうということです。

正直…、完走(2時間30分以内に走る)は無理だと思います。

ただこの三ヶ月間、目標を持って努力し続けられたことが自信になりました。まだまだ教師をやっていけるなと思いました。

さてさて、こういった日曜日の行事に、市内の多くの教師が無償でかりだされていることをご存知でしょうか。本校からも5名の担任を持っている教師がかりだされています。

市の職員は手当てが出る中、教師はお弁当とウィンドブレイカーが配られるだけ。集合は早朝6:30だそうです。

教師の多忙化と精神的疾患・途中退職・自殺といったことが問題になる時代に、いまだにこういったことが当然のように続けられていることに疑問を感じます。

こんなことを書くと必ず、「役員は強制ではありません。あくまでも自主的なボランティアとしてお願いしています」などと言う人がいますが、現場から言わせてもらえば、管理職からお願いされれば断れるわけがありません。管理職が直接お願いしない学校でも、教務主任や体育主任が悪役になって、この休日のお手伝いをお願いしなければならないのです。

実は数年前に管理職が当時の校長会長から、「おたくの学校の職員は協力的だねえ。ある学校なんか、二人しか出さないんだよ」などと話しているのを聞いてしまいました。そうか、そういうことかと思いました。何がボランティアだ!!と思いました。

そういった怒りと、早朝から役員をされている教師のみなさんへの感謝の気持ちもエネルギーにして走ってこようと思います。

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2008年02月01日

あいさつ運動

2月から「あいさつ運動」ということで、全校一斉にあいさつについての指導をするように指示がありました。そこで5年生は学年全体で集まってあいさつについて学習しました。

まず、「おはよう」「こんにちは」「こんばんは」「さようなら」をそれぞれ漢字で書けるかどうか聞いてみました。「お歯曜」などと答える子もいましたが(笑)、答えは、
「お早う」
「今日は」
「今晩は」
「左様なら・然様なら」
です。

漢字になおしてみると、そもそもどういう意味だったのかが想像できることを学習しました。

--2/3浦安シティマラソン(ハーフ)完走目指して--
1/31 9~10km/h 3km/228km 19分

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