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担任は問題を一人で背負うな
次から次へと問題が起こってしまう学校…、学級がうまくいかなくなる担任が次々と生まれてしまう学校にはいくつかの共通点がある。
一つは、担任が子どもの問題を誰にも相談せず、一人で背負ってしまう学校。
二つ目は、学年やまわりに相談せず、秘密裏に管理職だけに相談し、学校が組織的に動いていない学校。
三つ目が、うまくいかないことを、子どもや保護者の責任にして、自分たちの取り組みを振り返ろうとしない学校。
これらの問題を加速させ、再生産させるのが、教育のサービス化政策と、教師個人力量主義(教師評価制度含む)。
そして、新自由主義政策から生まれた、教育・子育ての自己責任・自己負担の強要。
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跡を継ぐ者~運動会にて~
かぶりものの、跡を継いてくれる人がやっと出てきてくれました。(笑)
ウルトラマンは、しおちゃんマン。キン肉マンは、同じ学校の後輩の職員です。
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振替休業の日
昨日は、運動会の振替休業の日。
まだ体調は完全ではなかったのですが、午前中は郵便局や銀行を回りました。平日に休みというのはなかなかないので、この日にしかできないことをしたということです。
午後はひたすら寝ました。
以前誰かが、休みの日に寝てしまうと、なんか損をしたような気がするから絶対に寝ない、と言っていたように、起きた時にやっぱり損をしてしまったような気がしました。
体調が回復してきたので、夜にジムに行って筋トレ。でも、体が重く感じて、無理をしてしまったことをすぐに後悔。
帰宅後は、浦安生活指導研究協議会のホームページを更新。ブログをベースにして、普通のホームページのように表示させてみることにチャレンジしていますが、なかなかうまくいきません。
今週は、運動会モードからいかに気持ちを切り替えるかが最初の課題。
そのためには、学級に統一した目標を持たせようと思っています。
具体的には、
○都道府県を全員覚えること。
○漢字パワーアップテストを全員合格を目指すこと。
学級の課題を子どもたちと一緒に一つひとつ乗り越え、達成していく時期だと考えています。
学校全体は、ここにきて問題点が自分なりに明確になってきました。教師一人ひとりが自分が持っている力を発揮できる学校にしていくためにはどうしたらいいのか…、それを拒んでいたものはなんだったのかがわかってきたということです。
それをどのように克服していくのか、その時の自分の役割はなんなのかを考えてみたいと思っています。
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運動会07
昨日は運動会。微熱でフラフラになりながら、7:00に出勤しました。
担任する5年生で一番時間をかけたのがダンス。タッキー&翼の「ヴィーナス」を踊りました。
予想以上に盛り上がったのが、5年生の団体競技「棒引き」でした。
やはり運動会の「華」は、一つ上の六年生の組体操。写真では紹介できませんが、最後のタワーができた時には感動しました。
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運動会の日に最悪の体調
今日は子どもたちが楽しみにしている運動会です。どうやら天候にも恵まれそうで、ホッとしています。
ところが、しおちゃんマンの体調が最悪。昨日から熱が下がりません。
きのうは、午前中に持病の定期健診。先週採血したので、その結果を聞きに行きました。結果は、良くもなく・悪くもなく。5000円以上もかかる薬をたっぷりもらってきました。
午後は学校で仕事。そのとたん、せきが出て、寒気がしてきたので、すぐに帰宅。ずっと寝ていました。
運動会を欠席するほどでもないので、運動会を楽しんでこようと思っています。きっと、やっているうちに治るでしょう。
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運動会前々日準備
本校の運動会は日曜日です。
土曜日は仕事の家庭が多い地域なので、ほとんどの学校が土曜日に行うのですが、本校は日曜日に行います。
土曜日はお休みなので、金曜日にすべての準備を終わらせなければなりません。
ところが昨日はあいにくの雨。校庭の準備(入退場門設営、くい打ち、ライン引き等々)が半分しかできませんでした。残りは当日の早朝にやることになりそうです。
しおちゃんマンはちょっと風邪気味。せきがとまりません。
今日はゆっくり休んで、日曜日にそなえたいのですが、どうもそのようにはいかないようです。たぶん、出勤します。
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一週間の見通しが持てる子に
子どもは「一週間前」という時間の距離感がなかなかつかめません。
高学年になっても、前の日に次の日の連絡を低学年のようにしておかないと、まだまだダメなようです。しおちゃんマン的には、高学年になったら、本当は一ヶ月の見通しをもってほしいのですが……。
そこで学級では、一週間の予定が書かれたメモを連絡帳に貼るようにしています。
経験上、一週間の見通しが持てるようになると、忘れ物が減ります。これはどうやら「曜日を意識するようになる」からのようです。
逆に言えば、一週間の見通しを持つことの第一歩は、「曜日を意識する」ということでもあります。
ぜひ、子どもたちの課題にしてみてください
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ホイッスルのふきかた
運動会の練習が続いています。
若い人たちの指導ぶりは見事です。ダンスの指導でも、具体的に、自ら振り付けをしながら、具体的に指導しています。いろいろ勉強させられます。
一方、細かいところが気になってしまうのが最近のしおちゃんマン。歳をとると口うるさくなってしまうのでしょうか。
そのうちの一つが、ホイッスルの吹き方。
まず、吹き方が弱いのです。また、強く吹いても、キビキビと吹くことができないので、子どもに教師の意志が伝わらないことに気がつきました。
二つ目は、子どもとの呼吸を合わせながらの吹き方ができないということです。
ホイッスルを吹くタイミングというのは、ピンポイントに近いものがありまして、その瞬間をのがすと子どもに伝わらないのです。
とりあず、ピッピッと、強く・短く吹いてみるように言ってみました。呼吸とタイミングの方は、経験を積みながら覚えていくもので、口で言ってもなかなか伝わらないと思いました。
しおちゃんマンは、大学卒業後一年間、小学校の免許をとるために県立教員養成所(当時)に通いました。また、若い時は、いろいろな個性的な先生がいたので、「教師としての雑学」をたくさん学ぶことができました。今になって、自分でも気がつかないところで、たくさんのことを学んでいたことに気がつくのです。
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しおちゃんマン缶バッチ
またまた「しおちゃんマングッズ」ができあがりました。今回は缶バッチです。
この缶バッチは、「非行」と向き合う親たちの会のWebサイト管理費のカンパのお礼にプレゼントしようと思っています。(手渡しでカンパしてくださった方のみ対象です)
◆これまでの、しおちゃんマングッズ
※これらは、さしあげられません(笑)
○しおちゃんマンかぶりものシリーズ(ウルトラマンとキン肉マン)
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さあ、今度の日曜日が運動会
今度の日曜日が運動会です。昨年は天候に恵まれなかったので、今年はいい天気になるといいなぁと思っています。
練習は、すでにまとめの段階。
ダンス「ヴィーナス」は、すべての振り付けと隊形移動の指導が終わりました。あとは、細かい動作を指導していきます。
団体競技は、棒引きです。迫力のある競技になると思います。
徒競走は、六名で走ります。走るメンバーも決まりました。メンバーによって、速い人と一緒になってしまって、最初からあきらめている人もいましたが、遅くても最後まで全力で走ることが大切。そのがんばりが、運動会以外のことにも生きてくると思います。
運動会で一番の楽しみはお弁当、と答えた人が多かったので、笑ってしまいました。確かに運動会は競技以外でも、楽しみなことがたくさんありますね。
5年生の運動会が思い出に残るものになるために、一人ひとりが全力でがんばってほしいと思っています。
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教師の生き方を問わない教育技術主義は崩壊する
昨日の横浜での講座のデキはあまりよくなかったです。たくさんの人に集まってもらったのに申し訳ない気持ちです。
喉の調子が悪くて語尾がはっきり発音できない→何を言っているのか伝わらなくて反応が弱い→反応が弱いので早口になったり話を省略したり→それでさらにわかりづらくなる…、の悪循環。
それでも伝えたかったのは以下の三つです。
一つは、子どもの側に立とうとすればするほど「上」からの縛りや、職員室の仲間との関係がうまくいかなくなってしまう時代になってしまったこと。
しかしそれでも私たちは子どもの側に立った実践をするべきであり、そうした教師のスタンスにこそ、子どもや親が支持してくれるということです。
二つ目は、教師も子どもも、そして保護者も生きづらさを感じて生きている時代であるにもにもかかわらず、みんながみんな背を向けて一人で悩んでいるのではないのかということ。
しかし、同じ悩みを抱えているのですから、それぞれが向き合ってみることで、そこに連帯がうまれ、思いもかけない教育力が生まれるのではないかということ。
この二つを具体的な実践例を通して話してきました。
そして実は、三つ目は言うのを忘れてしまったのですが、「教師の生き方を問わない教育技術主義は崩壊する」ということです。その場しのぎの教育技術がはびこっていますが、教育方法や技術は、教師の生き方(子どもに対する向き合い方)から生まれるものなのです。
技術があって子どもがいるのではなく、子どものリアルな現実があり、そこに教師がしっかりと向きあった時に初めて教育技術がうまれるのではないでしょうか。
その場しのぎや、授業が盛り上がればいいといった、教師の生き方を問うことのない教育技術は長続きしないし、教師の成長もないと思います。そしてもちろん、子どもたちも育たないのだと思います。
三つ目は、そんな話をするつもりでした。
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前任校の運動会は延期に
八千代高校硬式テニス部同期会はとっても楽しくて、帰宅は日にちが変わってしまいました。
今日、横浜での講演がなければ、三次会にも行ってたかも。う~ん、残念。
一方、午前中に行く予定だった前任校の運動会は今日に延期になってしまいました。
スタート時点は晴れていたのですが、突然の雨。その後降ったりやんだりの、判断が難しい状態に。
結局延期を決断したようです。ところがその後晴れてしまったので、この日しか見に来られなかった保護者のみなさんは不満が一杯だったかもしれません。
決行か、延期かの判断は本当に難しくて、どちらをとっても批判されてしまうケースが多いです。
来週の日曜日は勤務校の運動会ですが、今年こそすっきり晴れて、充実した運動会にしたいものです。
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二つの楽しみ
今日は、まず病院で精密検査。最近特に疲れがひどいのでちょっと心配。
しかしそのあとは、二つの楽しみがあります。。
一つは、前任校の運動会を見に行くこと。
異動したときの子どもたちが、今担任している子どもたちと同じ五年生になっています。子どもたちの成長振りを見るのが楽しみです。
ただ、高学年になると子どもはガラリと変わってしまっていることが多いので、大体において寂しい気持ちになってしまうことが多いです。そのことは覚悟しています。
二つ目は、夜に八千代高校硬式テニス部の同期会があること。卒業以来初めてです。(もしかしたら、しおちゃんマン抜きでやっていたのかも)
全国大会に出る強豪で、しおちゃんマンは名前だけのキャプテンでしたが、久しぶりに会うことを楽しみにしています。
みんな今年で50歳になるわけで、半世紀を生きてきたことになります。この節目の年に、みんなやっぱり会いたくなるのでしょうか。
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三三七拍子
運動会の応援団の指導をしています。
そこで必ず出てくるのが、三三七拍子。これはいったいなんなのでしょうか??
三本締めとよく間違える人がいますが、三本締めとは、「トトトン、トトトン、トトトントン」と334拍子でリズム良く手を打ち、これを3回繰り返すものです。
つまり、一本締めを3回やるから三本締め。
一本のリズムは三拍×三回=九、「九」は「苦」で縁起が悪いので、最後にもう一拍点をつけて「丸」にするのだそうです。これで全て丸く収まるのだとか。それを3回も繰り返すのだからとても縁起がいいという意味だそうです。
では、三三七拍子っていったいなんなのでしょうか?
三本締めのリズムとは明らかに違って、三三七と言いながら、実は四拍子ですよね。
ネットでいろいろ調べてみたのですが、とうとうわかりませんでした。
四拍子は、心拍のリズムとよく合うので、心地よいという説明がありましたが、それではどうして三三七なのかの説明がつきません。
三本締めのような、納得できる説明がほしいのですが、どなたか知っている方がいらっしゃいましたら、教えてください。
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1年生の歩かせ方
昨晩は、サークル(浦安生活指導研究協議会)の、実践交流会でした。そこの雑談の中で出た話で、1年生を並ばせて歩かせるとき、教師はどちらを向いているのか、という話になりました。
しおちゃんマンは1年生の経験が多かったのですが、若いときに先輩教師に注意されたことがあります。それは、しおちゃんマンは、子どもたちを無視してどんどん先に歩いていってしまうということです。
そしてその先輩教師によると、1年生を並ばせて歩くときには、教師はできるだけ子どもの方を向いて歩きなさいということでした。つまり、教師自身は後ろ向きで歩くことになります。すべて後ろ向きに、というわけにはいきませんが、時々子どもたちの方を向いて歩くことが大切だと言われました。
こうして、子どもたちの歩き方を指導し、評価しながら歩かせるのがいいということと、また、教師の顔が見えると子どもたちも安心するということでした。
昔はこういった細かいところまで、教師の知恵や技術があったことを思い出しました。
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独り言宣言!
国民投票法では、どうやら教員は意見が言えないようです。
中学や高校の教員が公民や政経の授業で憲法の大切さを教えたり、大学教授が憲法の意義を説く講義を行ったりすることが、この法案では、1年以下の禁錮または30万円以下の罰金を課せられる犯罪行為となってしまいます。
「教育者は、学校の児童、生徒及び学生に対する教育上の地位を利用して国民投票運動を行うことができない」とあるからです。
また、私のように公立学校に勤務する公務員であるなら、公務員としての規制にも抵触してしまいます。
公務員は、「その地位を利用して国民投票運動を行うことができない」ということになっています。違反者は2年以下の禁錮または30万円以下の罰金です。
私が昨年から予言してきたことがいよいよ始まったなと思いました。
上記の法律が、今後どんどん拡大解釈されていくことは、これまでの歴史的な事実からも明らかです。
ということでこのブログも、今日から「独り言宣言」をしなければならないようです。
つまりこのブログは、プライベートな時間に「独り言」として書いているという宣言です。
そんな宣言をしなければならない時代になってしまったことがとても残念です。
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しおちゃんマン携帯ミニストラップ
しおちゃんマンキャラシリーズの携帯ミニストラップが届きました。
うれしくて、子どもたちや同僚に見せびらかしました。
子どもたちはうらやましがってくれましたが、職員の反応はいまひとつ。どうしてそんなの作ってるの?っていう感じでした。(笑)
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しおちゃんマン横浜に飛ぶ
今年の全生研の全国大会は、神奈川県たまプラーザの國學院大學において開かれます。その準備としてのリレー学習会に講師として呼ばれました。横浜まで行きます。
以下、送られてきたビラの要旨です。お近くの方、お時間のある方はご参加ください。
神生研第6回リレー学習会
■講師 塩崎 義明 氏
■日時 5/20(日)午後1時~4時
■場所 神奈川県民センター304号室
荒れている子どもたちを目の前にして、苦しんでいたり、今までに苦しんできたりした経験を持つ先生方がたくさんいます。そのなかで教師はどうしたらいいのでしょうか?また何ができるのでしょうか?
学級づくり、学年づくり、学校づくり、保護者との関係づくり等、様々な視点から話していただきたいと思います。
全生研常任委員で千葉の公立小学校教師の塩崎義明先生の話を聞き、「今の子どもたちの指導では何を大切にしていったらいいのか」「小学校の低学年のうちからの学びや体験」について、みなさんで考えていきたいと思います。学習後に実行委員会もあります。
会場は横浜駅から徒歩5分、ヨドバシカメラ(元三越)から橋を渡ってすぐのところです。
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打ち出の小槌
昨日は、全生研の全国委員会で、たまプラーザまで行ってきました。
そこで、「学び」について参加者から以下のような発言。
たとえば一寸法師のラストシーン。打ち出の小槌で大きくなって幸せになったという場面について、一寸法師は大きくなって本当に幸せになったのだろうかといった学び方が大切なのではないかという意見が支持されていました。
別のコンテキストから物語を読むということです。
しおちゃんマンは、それはそれとしておもしろいし、大切かもしれないけれど、打ち出の小槌で大きくなって幸せになったというストーリーそのものは大切にしたいと思っているのです。
そしてそこでいったん距離をおいて、「ところで~」と考えるのならわかるのですが。
つまり、別の視点から批判的な学びをする時に、その作品とどのような距離をおくのかこそが大切だと考えました。
しかし、それについての発言はできませんでしたが。
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つながる
昨晩は、岩手から濱口先生を招いて、地元で講座学習会を開催しました。地域に根ざした具体的な実践を語ってもらい、とても学べた学習会でした。
後半は、濱口先生の話をベースにして、「つながる」キーワードにして話し合いをしました。
教師と子ども。
子ども同士。
教師と親。
親同士。
教師同士、
そして、親子。
今は、それぞれの「つながり」が絶たれて、それぞれが孤立して悩み、苦しんでいるのではないかと投げかけてみました。
参加者からはそれぞれのつながりについての悩みや実践的な難しさが数多く語られました。
そして、当面はいずれかの「つながり」に焦点をあてて実践を構想していけばよいのではないか…、たとえば、子ども同士がつながることができれば、孤立・対立の関係にあった親同士が「つながれる」こともあるのではないかという話をしてみました。
いずれにしても、個々が悩み苦しんでいること、そしてそれは自分だけではないこと、さらには、自分の悩みは他者の悩みでもあるということをスタート地点に据えて、実践を構想していけばよいのではないでしょうか。
「つながり」について深く考えることができた学習会でした。
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歯の衛生ポスター07
歯の衛生ポスターを描いたので何点か紹介します。
子どもの名前は記載していませんが、著作権は子ども本人にあります。
無断転載を禁止いたします。
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家庭訪問は体力的にきつかったけど…
昨日、連休をはさんで四日間行われた家庭訪問が終わりました。今年は36家庭、全部まわることができました。
ただ、正直…、連休をはさんでの四日間は体力的にきつかったです。特に連休が明けてからの二日間はきつかった。
理由は、運動会の練習が始まったこと。私も一緒にダンスを踊っていますが(子どもたには不評ですが…)、まずそこで汗びっしょりになってグッタリ。
給食を食べさせて、掃除をさせて、追い立てるように子どもたちを下校させて、あわててスーツに着がえて大きな地図を持って自転車に。広い学区を地図を片手にウロウロして、一人ひとりお話をする。やっぱりきつかったです。
特に昨日は夏のような気温で、途中で自転車はあきらめて、車に乗りました。車は自転車に比べて小回りはききませんが、体力的には楽なので。
途中、車をとめて地図を見ていると、低学年の子どもたちが、
「あっ、しおちゃんマン発見!」
と言って集まってきました。
車の周りは危ないので、
「しおちゃんマンの車はこれから空を飛ぶから少し離れてね」
と言うと、本当に離れてくれたので、そのすきに車を発進させました。
後ろの方で
「うそつき~」
「飛べないじゃないか」
という声が聞こえてきましたが、心の中でゴメンネを言いながら運転を続けました。
実際に家に出向いて、保護者の方と一人ひとりお話をすることで、子どもたちの一人ひとりの理解が深まります。その子のイメージが広がる、という言い方を私はしています。いい意味で、手ごたえを感じることができた家庭訪問だったと思います。
保護者のみなさん、ありがとうございました。
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手だけが動いていて
しおちゃんマンは、なぜか机の上を整理しなければ(整理しながらでないと)、仕事ができないタイプなのです。
ポストイット一枚一枚に仕事内容を書いて、それを優先順位順に並べて仕事を進めます。
しかしある日、あまりにも仕事が多くて、手は机の上を整理したり、ポストイットを貼りなおしたりしているのですが、一向に仕事が進んでいないことに気がつきました。
手と頭は動いているのに、何一つ仕事が終わらず、逆にストレスがたまって、ますます焦ってしまう…、ということが今年は多いです。
これは、コップの中の水があふれだしている状態に似ていると、なんとなく思ったりしました。
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今年度最初のキャラクター
毎年、担任した子どもたちが、しおちゃんマンワールドのキャラクターを考えてくれます。ということで、しおちゃんマンストーリーに登場するキャラクターがどんどん増えています。アンパンマンにどれだけ近づけるだろうか。
今年の最初の作品(5年生)、三点を紹介します。
しまった!キャラの名前を聞くのを忘れました。今度、聞いておきます。
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今日は振替休業
今日は、先月の授業参観日分の振替休業です。
平日にしかできない仕事をします。たとえば、銀行・郵便局回りとかです。
さて、連休も終わり、いよいよ運動会モードに入ります。休み明けからさっそく運動会の練習が始まります。
運動会は、27日(日)。昨年は天候に恵まれませんでした。
プログラムを短縮して実施されました。今年は天候に恵まれるといいなあ。
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全生研全国大会に向けて
この連休は、全生研の全国大会に向けて、三本の論文やレポートを書くのに費やしました。
ようやく二本が出来上がって、残りは一本です。
そのうちの一本「学校づくり-小学校-」の分科会の基調提案は、「教育サービス化政策」という言葉を使って(つくって)、論を進めてみました。
教育を「サービス」の質の問題としてとらえ、教師間・学校間の競争をあおる政策が、私たちの現場に様々な困難な状況を生み出しているということを具体的な事例をあげながら書いてみました。
以前は、教育は学校の一方的なサービスとはとらえていなかったはずです。教師、保護者がそれぞれの役割を担いながら情報を交換し、共同の作業として教育が成り立っていたのではないでしょうか。
こういった教育のサービス化は、一方で、それぞれの家庭に、子育ての自己責任・自己負担も同時に要求することになってしまいました。
まだこの論文の具体的な内容をすべて公開するわけにはいきませんが、少しずつその内容を公開していきたいとも考えています。
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こどもの日と「こいのぼり」
「こいのぼり」について調べてみると、これはどうやら、江戸時代の武家文化に対抗した町人文化のようです。
武家は、馬印やのぼりなどを飾ることができたのですが町人はそれができない。そこで、中国の登竜門伝説にちなんで、コイの形をした吹き流しを空に泳がせて節句を祝ったのが始まりだそうです。
登竜門伝説とは、中国の河の竜門という場所で鯉がその急流を登りきれば竜になると言われた伝説です。その伝説になぞらえて、子どもがどんな環境にも耐え、立派な大人になるようにとの願いが込められた飾りが「こいのぼり」。
「こいのぼり」は、「真鯉(まごい)・黒」「緋鯉(ひごい)・赤」「子どもの鯉・青」「吹き流し(五色)」でワンセットとなっているものが一般的だそうです。
五色の吹流しは、子どもの無事な成長を願い“魔よけ”の意味で飾られました。カラカラと回る矢車も同じような意味をもっているということ。
武家文化は根づきませんしたが、町人文化はこのように末永く続けられていることに注目してみたいと思いました。
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プリンタ購入と教師の仕事
プリンタを購入しました。
⇒ Canon PIXUSiP2500
私の場合、ワープロ文書を印刷するだけなので、コンパクトなものを選びました。
実は今まで使っていたプリンタが壊れていたのが、土曜日出勤を続けていた一つの理由でありまして…、つまり、学校でないと印刷できないので、わざわざ学校まで行っていました。
だったら、平日にやればいいじゃないかと思われると思うのですが、平日だけでは終わらないのが私たちの仕事でして、つまり、日常的に家に仕事を持ってきてしまっているのが実情。
個人情報保護の関係から、今後さらに多くの仕事が、家に持ち帰ることを規制されそうですが、だったらいつやるんだ?と言いたいです。
年間通して、早朝6:30~夜22:00勤務。これくらい働き続ければ、その日の仕事は終わるかもしれませんが。(いや、それでも終わらないという声が「多」)
子どもとじっくり向き合える時間が減らされて、他の仕事がどんどん増えていきます。この国の教育の仕事はいったいどうなってしまうのでしょうか。
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ちょっと恥ずかしくて、すごくうれしい
昨日、家庭訪問の二日目が終わりました。昨日は天気が良くて、自転車で回ることができました。
途中、本校の子どもたちや卒業生に出会うことがあります。そんな時、大きな声で「しおちゃんマ~ン」と叫んでくれるのが、ちょっと恥ずかしくて、すごくうれしいです。
そう言えば、電車で通勤するときに、人がたくさんいる駅の改札口で「しおちゃんマ~ン」と呼ばれるときがあります。駅なので、そのほとんどが卒業生ですが。そんな時は、ちょっとうれしくて、すごく恥ずかしいです。
卒業生に会うたびに、「元気にやってるか」「がんばれよ」の二つの言葉をかけている自分に気がつきました。
少しぶっきらぼうかもしれませんが、この二言が私の精一杯の応援歌だと思って伝わってくれればと思っています。
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家庭訪問で感じたこと
昨日から家庭訪問が始まっています。昨日と今日、連休明けの8,9日の四日間です。
自転車で回ろうと思ったのですが、あいにくの天気だったので車で回りました。車だと小回りがきかないので、ちょっと不便。
さて、どのご家庭に行っても、子どもに対する深い愛情を感じます。そんな保護者のみなさんの思いに圧倒されて、ただただ頭をさげるしかないのが、ここ数年の私の家庭訪問です。
日本の学校は、こういった保護者のみなさんの思いに応えるものになっているのでしょうか。経験を積めばつむほどそんな疑問と、申し訳ない気持ちが広がるばかりです。
しおちゃんマンとしては、自分ができるだけのことを精一杯やるしかないのですが、それにも限界を感じている今日この頃。社会や子どもたちの変化に学校や自分が追いついていないのではないかと思うのです。
そう言えば以前息子に、「たかが小学校の教師が、なにもかもできると思うな」と言われたことがあります。子どもは学校だけで成長するのではないこと…、ましてや小学校の教師との関係での成長など子どもの一生の中では微々たるものだと。
なるほど、なんでもかんでも背負おうとしまっている自分…、その「うぬぼれ」をどうにかしないと、自分自身も追いつめられてしまうような気がします。そして何よりも、子どもたちにとって迷惑なのだと思います。
まずは身の丈でできることを精一杯進めることが結果的に子どもたちにとっていい結果が生まれるのだと、あらためて自分に言い聞かせたところです。
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学級地図をつくろう
全国生活指導研究協議会の学級集団づくりの手法の一つとして、「学級地図」というのがあります。子どもたちの関係を地図のように図に表しながら、学級を分析する方法です。
学級地図をつくることで次のようなことがわかります。
[指導が難しい子に関わって]
・教師が振り回されてしまっいている子は誰なのか、そしてその子はどんな人間関係の中で生活しているのか。
・その子が暴力を振るったり、反抗している時、どんな子が同調し、逆にどんな子がそれを批判的に見ているのか、そしてどんな層が無関心なのかが見えてくる。
・その子に関して相談できる子は誰なのかが見えてくる。
[女子のグループ化に関して]
・どんなことでつながっているのかが見えてくる。
・なかまはずしが予想できたり、その危険を事前に察知し、対処できる。
・グループ間の力関係がわかり、その中でリーダー的な子は誰なのかが見えてきて、誰にどんな話をすればいいのかがわかる。
[孤立しがちな子に関して]
・誰が孤立しているのかがわかる。
・その子に声をかけてほしい子、かけられる子は誰なのかがわかる。
その他、今後の実践の方向性やねらい、見通しが見えてくるのがこの「学級地図」です。
●学級地図のつくり方
作り方は、ノートに書く方法が一般的ですが、しおちゃんマンは、以下のようにしています。
[用意するもの]
・子どもの名簿
・氏名印
・ポストイット(7センチ×2.5センチ)
・A3の紙、2枚。それをつなぎ合わせる。かなり大きくなる。
[作りかた]
(1) ポストイット一枚に一人、氏名印を押す。押す場所は、左上がよい。あいたスペースにその子に関する簡単なメモを書くため。女子のポストイットには、赤い印をつけておくとわかりやすい。
(2) A3の用紙2枚をつなぎ合わせたものに、そのポストイットを貼っていく。グループになっている場合は、その子たちのポストイットをくっつけて貼っていく。グループ同士が近い関係にある場合は、グループ同士を使い場所に置く。
(3) 孤立してしまっている子は、用紙の一番下に並べて貼っておく。
(4) 鉛筆で、そのグループをまるく囲んだり、力関係を矢印で表したりする。
(5) 完成したら、コピーしておく。
[利用の仕方]
(1) 定期的にポストイットを移動させながら、その変化を見る。私の場合、一ヶ月に一回、または、大きな行事が終わった直後見直したり、作り直したりする。
(2) 学年会や研究サークルなどで、それを広げて今後どのような指導方針を持ったらいいのかを相談する。
(3) 2学期以降、学級にリーダーが育ったら、その子たちと一緒に学級地図を見ながら、友達関係や学級ついて話し合う資料にする場合もある。
私たちは一人ひとりの子を大切にし、その発達を保障し、支援・指導していかなければなりません。しかしその一人ひとりは、実は集団の人間関係の中で生活していることを見落としがちです。
どうしても、教師とその子との一対一の関係でしか見ていない場合が多いのではないでしょうか。ゆえに、教師の指示に従える子がいい子で、従えない子が悪い子、といった見方をしてしまいがちなのです。
そうならないためにもまずは、学級集団を分析してみることから始めてはどうでしょうか。
ぜひお試しください。
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