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2005年03月31日

しおちゃんマン、宮城に飛ぶ

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 4月9日(土)に、宮城県で「しおちゃんマン講座」があります。お近くの方は、どうぞご参加ください。

 以下、ご案内です。

【宮教組仙南支部2005年度春の教育講座】

「子どもと出会う・つながる ~一人一人が輝く学級づくり~ 」

■日 時  4月9日(土) 14:00~16:00
■場 所  大河原町中央公民館
■講 師  しおちゃんマン
■参加費  無料

※駐車場がいっぱいの時はななめ向かいの有料駐車場(1回300円)に入れてください。

主催・問合せ
 宮教組仙南支部
 TEL0224-53-2229
 FAX0224-53-2226
 E-Mail sennan-mtu@air.ocn.ne.jp

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2005年03月30日

讀賣新聞の取材

●取材の意図を問う

 昨日、讀賣新聞の取材を受けました。学級崩壊と教師の「力」について取材したいということでした。

 学級崩壊を「教師の力量」とつなげていくこと事態がおかしいし、そういった記事を書くからよけいに教師を追いつめたり、教師と保護者との関係を断ち切ることになってしまうので、こういった取材は嫌だと思ったのですが、逆にそういったお話を聞きたいということだったので、夕方、一時間半ほど取材を受けました。

●学級崩壊のとらえ方

 まず、「学級崩壊」をどのようにとらえているのかを逆に聞いてみました。すると、席をたったり、おしゃべりがやまなかったり…といったことだったので、それは単に一側面にすぎないことを話しました。

 つまり、シーンと教師の話を聞いているクラスでも、かげで女の子同士がいじめあっていたり、自分のホームページに友達の悪口を書きあっていたりといったこともあるわけで、ガチャガチャしている現象だけをとらえて「学級崩壊」と表現することはあまりにも考え方がせまいことを話しました。

 つまり、今の教室の問題点は、子ども同士がバラバラにそれて孤立し、どうしようもない孤独感と焦燥感の中で生活していることにあるわけで、それが現象として、いじめや、ちゃかしや私語、立ち歩き…、といったことにつながること(も)ある、ということなのです。

 だから、学級崩壊は「立て直す」のではなくて、「つなげて、育てる」という表現の方がいいと考えています。

●子どもだけでなく

 さて、孤立の中で、孤独と焦燥感の中で生活しているのは子どもだけではありません。実は、保護者もそうだし、私たち教師もそうなのです。

 今のお母さんたちは、いわゆる「公園デビュー世代」の方が多いです。つまり、地域の中でいかに上手におつきあいをしていくのかで、とても苦労したり悩んだりしてきたみなさんが多いのです。私たち教師はまず、そういった保護者のおつきあいの「大変さ」に共感することが大切だと考えています。

 一方教師は、生活科導入、五日制導入、総合的な学習導入、学力低下問題、といった流れの中で、ずっとずっと教師の質の問題として批判され続けてきています。つまり「いじけ世代」なのです。

 「いじけ世代」の教師は(私も含めて)、保護者の意見に対して真正面から受け取ることが苦手です。「また文句を言ってきた」「こんなにがんばっているのに、わかってもらえない」と考えてしまうのです。そして「文句」を言われないように「言い訳・アリバイ作り」ばかりしてしまう傾向があります。

 ということで、子どもだけでなくて、みんながみんな一人ぼっちなのです。

 そういった意味で、子ども、保護者、教師(学校)の三者が共同して子どもたちを育てていくといった視点がないかぎり、今の「教室の問題」は解決しないし、真の意味で、学級崩壊の「解決」にはなりません。

●時間をかけた対話こそ

 さて、そういった一人ぼっち状態をいかにして乗り越えていけばよいのでしょうか。

 結論から述べると、これは「時間をかけて対話」していくことから始めるしかないのです。

 ・子ども一人ひとりとの対話、子ども同士の討論・討議
 ・保護者との対話、懇談会での協議
 ・職員会議の正常化と民主化

 これらをじっくりと時間をかけて進め、そこから、共同の道をみつけて、自治する力を育てていくしかないのです。

 さてここまできて、学級崩壊問題というのは、実は教室だけの問題ではないことに気がつかれた方が多いのではないでしょうか。
 
 実は、教育問題の矛盾がすべて集まってくるところが「学級」だということなのです。

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2005年03月29日

やっちまった…(悔涙)

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 28日の「授業づくりネットワーク」の講座…、あまりうまくいきませんでした。(涙)

 写真は、プレゼンテーションソフトとビデオを使って話をしているしおちゃんマンです。

 うまくいかなかった原因はわかっているのです。

 それは、参加者の「要求」がどこにあるのか、なかなか見えてこなくて、手探りで話をしてしまったからです。全生研や組合で話をする時と、明らかに違う反応にとまどってしまったからです。

 私が投げかけた話題に対して参加者の表情を見てみると、なんとなくわかってくれていないような気がしてしまって焦ってしまう…、それを取り繕おうとして、無理に話題を変えたりする…、そんな繰り返しだったような気がします。

 また、初めて話をする内容もあったので、その話をすることに慣れていなかったこともあるかもしれません。

 いずれにしても、参加者のみなさんには申し訳ない気持ちです。ただ、私自身はとてもいい経験と勉強をさせてもらいました。ありがとうございました。

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2005年03月28日

講座の準備

 28日の…(もうその日になってしまっていますが)、授業づくりネットワークが主催している講座の準備に追われています。

 全生研と組合の主催する講座にしか呼ばれたことがなくて、28日は今までとまったく違う層の参加者であることが予想されるので、緊張はしていますが、すごく楽しみです。

 与えられたテーマは「基礎からの学級づくり入門~学級づくりのポイントを初歩から紹介~」です。

 私が考えたテーマではありません。主催者側が考えたテーマです。

 とりあえず、楽しい話をたくさんしたいという思いはあります。

 しかし一方で、学級というのは、担任と子どもたちだけの関係だけで語れるものではない、ということも伝えたいです。

 つまり、担任と子どもたちの関係をマイナスの方向でつくろうとする、大きな力が実は私たちの背景にあるわけです。

 そのマイナスの大きな力に打ち勝ったり、笑い飛ばしたりしない限り、子どもたちとの真の信頼関係は築けないのです。

 それでは、その「マイナスの大きな力」ってなんなのでしょうか。

 それは28日の講座のお楽しみと言うことで……。

 では、準備を続けたいと思います。

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2005年03月27日

しおちゃんマンの著書

 右サイドバーに、「しおちゃんマンの著書(共著)」というコーナーを作りました。amazon.co.jpから直接購入できます。[amazon.co.jpで買う]をクリックして、購入ページにとんで、ご購入ください。

 これらの本は、全生研(全国生活指導研究協議会)の新刊本として発行されたものです。印税は、全生研の予算になります。

 過去、個人的に本を書いてみないかというお誘いを受けたことがありますが、すべて断ってきました。私にはそんな力量がないからです。

 それに私には、ホームページがありますので、こちらの方が自分にあっていると思っているからです。

 ということで、書くとしたら、全生研の会員として、共著で書くということにしています。

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2005年03月26日

教師はかっこ悪い方がいい

 昔からの私の持論として「教師はかっこ悪い方がいい」というのがあります。うまくいかずに頭を抱えて、それでも子どもたちと一緒に「ああでもない、こうでもない」と粘り強く生きていくことのできる教師の方がいいのです。

 そんな教師は、見た目は「かっこ悪い」です。管理職のウケも悪いだろうし、保護者からの評価も低いかもしれない。しかしそんな教師にこそ、子どもたちはついてきてくれるのではないでしょうか。

 スマートに、何をしてもかっこよくできてしまうように見える(見せる)教師は、子どもの心によりそえません。何よりも「現場感覚」(子どもだけでなく、保護者や同僚の思いを感じることができる感覚)が麻痺します。

 そういった意味で私は、ある種の「方法論で学ぶ」教師には批判的です。

 さて、本日、千葉県の教師の人事異動が一斉に新聞で報道されました。

 その中で、同世代(40代後半)の仲間が、退職したり、教育委員会に行ったり、管理職になったりしていくのを知りました。

 いつまでも子どもたちと一緒にいるのではなかったのか……。

 それを夢みて……、それを生きがいとして教師を続けてきたのではなかったのか……。

 毎年この時期に寂しい思いをしてしまう年齢になってしまいました。

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2005年03月25日

さようなら、3年1組

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 本校は、いわゆる「持ち上がり」の担任をしない方針ですので(全学年単学級なので担任ぐらいは変わった方がいいのではないかという考え方)、この子たちとも今日でお別れです。

 今までもいいクラスばかりでしたが、成長率で考えると、今年度のクラスはナンバーワンだと思っています。私自身も子どもたちや保護者の皆さんから多くのことを学びました。どうもありがとう!

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2005年03月24日

指導要録の謎

 明日、修了式をひかえて、教師はまだまだ忙しいです。通知票はもちろん書き終わっていますが、今は指導要録というのを書いています。

 これは何かと言うと、いわゆる、保存用の成績票です。その年、その年の担任が書いて引き継がれていくもので、転校しても新しい学校に原本のコピーが郵送されますし、卒業後も保存されます。

 最近では、この指導要録は、請求がありそれが認められれば公開しなければなりません。

 ところが、公開しなければならないということが決まったあたりから、現場に奇妙な通知がありました。その指導要録の所見欄には「その子の悪いことは書かないように」という命令です。

 それまでは、その子の良い面と、今後の課題などをきちんと書いて次の担任に引き継いだり、担任は、指導の資料として時々参考にしたりしたものですが、「悪いことは書かない」ということになってから、まったく指導の資料としては役に立たなくなってしまいました。

 いったいなんのためにこんなに大変な作業をしているのか、現場の教師は首をひねりながら仕事をしています。

 それに私たちは、今後の課題として、その子の足りない面を書くのであって、その子を否定するために足りない面、弱い面を書くのではないのです。

 もっとも、文科省・教育委員会サイドは、「悪いことを書かないようにする理由は公開されるものだからである」などとは絶対にいいません。

 子どもの良いところを見ていくスタンスこそ大切である、などという、指導要録の話をしているのに、筋違いのコメントを繰り返すばかりです。

 ああ、こうして教育の仕事は形骸化していくのだと思いました。

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2005年03月23日

もし、三つの言葉しかしゃべれなかったら

 今日は出勤しました。ただ、声がでません。そこで、大切な指示語を紙に書いて子どもに示す作戦をたてました。ところが、その指示語を何にするか、とても迷ってしまいました。

 結局、シャレで、「ウルサイ」「ダマレ」「あっちいけ」の三枚を書きました。(笑)

 さて教師のみなさん、話は若干ずれますが、その授業中、教師がもし三つの言葉しかしゃべれなかったら、なんという言葉を選びますか?(ありえないことですが、まあ話のネタとして)

 マジメに考えてみて、最初に思い浮かんだのが、

「こちらに集中してください」

といった、子どもたちの目をこちらに向けるための言葉です。

 こちらを向いてくれれば、あとは板書で指示したり、体で表現したりして、なんとか指導ができそうです。この指示語がベースであることは、一斉指導において間違いないと思います。

 二つ目は……、う~ん…「待ちなさい」かなあ……。「わからない人は手をあげてください」だろか……。

 今は、思いつきで書いているので、今度じっくりみんなで検討してみるとおもしろいかもしれません。教師にとって、最低必要な、基本となる指示語ってなんだろうかって……。

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2005年03月22日

明日は、はってでも…

 声が出ず、微熱も続いていたので、やむを得ず仕事を休みました。今のクラスの子どもたちともあと4日しかないのに……。声はまだ出ませんが、熱はなくなったので、明日は、はってでも行くつもりです。

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2005年03月21日

最悪の連休

 今日もずっと寝ていました。喉と鼻と目と、そしてなぜか腰が痛いです。熱は高くならないので、インフルエンザではなさそう。

 嫌な夢をたくさんみました。最悪の連休になってしまった。仕事もたまったままだし……。

 これからまた寝ます。

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2005年03月20日

こ、声が出ない…

 朝起きてみたら、声が出ません。寒けもするし、体調最悪です。昨晩も、遅くまで研究会の会議だったのですが、その頃から寒けはしていた……。

 まだ、学年末の仕事がたくさん残っているのに、大ピンチです。

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2005年03月19日

しおちゃんマン、各地に飛ぶ

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 春休みから4月にかけて、下記の3箇所で「しおちゃんマン講座」があります。

 お近くの方はどうぞご参加ください。

■3月28日(月) 東京!

授業づくりネットワーク春の大会
日 時:3月28日(月)
場 所:東京都/吉祥寺/成蹊大学
テーマ:「基礎からの学級づくり入門 」
詳 細:http://jugyo.jp/archives/2005/02/post_6.html

■4月9日(土) 宮城!

宮教組仙南支部「春の教育講座」
日 時:4月9日(土) 14:00~16:00
場 所:宮城県大河原町 中央公民館
テーマ:「子どもと出会う・つながる ~一人一人が輝く学級づくり~ 」
連絡先:宮城県教職員組合仙南支部
TEL 0224-53-2229
Fax 0224-53-2226
Eメール:sennan-mtu@air.ocn.ne.jp

■4月30日(土) 富山!

日 時:4月30日(土)
 13:30~15:30 講座「子どもと出会う 子どもとつながる」
 15:45~17:30 レポート分析 or 実践交流
場 所:富山県
連絡先:龍澤
Eメール:h-tatsu@p1.tcnet.ne.jp

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2005年03月18日

平成16年度卒業式

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 今日は、平成16年度の卒業式でした。26名の卒業生が巣立っていきました。この日の様子を写真で紹介します。

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2005年03月17日

卒業式前日

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(写真:一年生が描いた卒業生一人ひとりの顔)

 明日は卒業式です。卒業生の小学校生活最後の日の様子を写真で紹介します。

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(左:最後の早朝サッカー部練習、右:全学年の教室で挨拶)

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(左:小学校最後の給食、右:献立はお赤飯とハンバーグ)

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(写真:体育館の準備もできました)

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2005年03月16日

私立中退学問題

 東京で、私立中学を退学させられる生徒が急増し、転入先の公立中学校の教育活動に支障が出ているという記事が報道されました。(毎日新聞)

 何よりも、私立中を退学し、公立中に転入した生徒の精神的ダメージをどう回復させるのかが大きな問題で、とてもむずかしい課題になるでしょう。

 また、家庭によっては、「地元の公立中学には行けない」と引越しをする家もあるとか。

 さらには、親子関係の崩壊も心配です。つまり、子どもが親に向かって、

「オマエが無理やり行かせた学校だろ」
「友達と遊ぶのも我慢して進学塾に通ったんだぞ」

と言い出す子もいるようです。

 私立志向が高まる中、こういった問題は今後大きな問題になってきそうです。

 本校は私立中を受験する子が多いので心配です。

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2005年03月15日

「先生、かいちゃおう」(朝日小学生新聞)

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 クラスの子どもが書いてくれたという、朝日小学生新聞の記事をやっとみつけました。2005年3月11日付の新聞で「先生、かいちゃおう」という記事です。

 読んでみると四つのことで紹介してくれていました。

 一つは、背が高いこと。二つ目が遊びやゲームをしてくれること。三つめがホームページを持っていること。四つ目が「しおちゃんマン」と呼ばれていることです。

 どうもありがとう。

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2005年03月14日

だんだん字が下手になっていく

 もともと字は下手だったのですが、最近さらに変な字になってきて、ペンを持つのが嫌になってきている今日この頃です。

 通知票や、学年末のいろいろな書類を、それこそ自筆で書く時期になってきたので、ますます憂鬱になっています。

 原因はわかっています。字を「書く」のではなく、文字をキーボードで「打つ」生活に慣れてしまっているからです。

 たまに自筆で書こうとすると、キーボードのスピードで書こうとしてしまうので、丁寧にゆっくりと書けなくなっています。それでますます下手な字に……。

 時代病というか、職業病というか……。

 それでおもわず、「みるみる字が上手くなる本」というのを買ってしまいました。(笑)

 しかし、それを読んだところで上手くなるわけではなく…、ほとんどあきらめました。

 このように考えていくと、人間の「技」(わざ)とういうのは、使わないとどんどん忘れたり、退化してしまうということですね。逆に言えば、使えば使うほど身につくわけで、これは漢字や計算力も同じなのだと思うわけです。

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2005年03月13日

子どもと同じ「息づかい」で

 「子どもと同じ息づかいができないとダメだよ」ということを以前から若い教師達に言ってきたのですが、これがなかなかわかってもらえません。言っている意味がよくわからないといわれます。

 「息づかい」という意味がわからないのだと思うのですが、どう考えてもこの表現しか思いつかないのでこの言葉にこだわっています。「対話のリズム」という表現に近いのですが、それともちょっと違うので、やっぱり「息づかい」なのです。

 これは、教師が子ども(たち)と対話をする時の話です。子どもはそんな「息づかい」をしていないのに、教師の勝手な「息づかい」でしゃべり続けているので、対話が成立しないのです。

 また、子どもがせっかくおもしろいことを言っているのに、上手にタイミングよく「つっこみ」ができない教師も多いです。

 さらには、同じ「息づかい」ができるようになると、わざとそれをはずして、子どもたちにボケてみせる、といった応用技も使えます。

 実はこういったことにこだわっているのは、私自身がそういったことが苦手だったからです。だから意図的にこだわってきました。

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2005年03月12日

しおちゃんマンで、1,250件

 クラスの子どもが朝日小学生新聞に、私の紹介をしてくれたようです。読んでないけど…。

 そこに「『しおちゃんマン』で検索してみてください」と書いてくれたようなので、私もGoogleで検索してみました。

 すると、1,250件も出て来たのでびっくりです。もう削除してしまったページも出てきました。

 ちなみに「しおちゃんマン」は、「マン」だけカタカナです。

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2005年03月11日

卒業式の練習開始

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 18日が卒業式です。本校は全学年単学級なので全校児童が参加します。ということで、練習は全校でやることになります。その全体練習が昨日から始まりました。

 写真は、卒業生(ステージ側)と在校生が向かい合って「呼びかけ」と「合唱」の練習をしているところです。全部で、6時間練習して本番にのぞみます。

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2005年03月10日

一生懸命と、一所懸命

 「六年生を送る会」の様子を伝える学級通信で、子どもたちの「一生懸命さ」を書きましたが、これって…、「一所懸命」って書くのかなあ…と、ふと思いました。

 なんか…、昔は「一所懸命」って表記していたような気がしたので、さっそく調べてみました。

 すると、やはり「一所懸命」って書くのが「そもそも」だったようです。

 「一所懸命」とは「一つの所に命を懸ける」から生まれた言葉のようです。

 武家社会の黎明期、自分の支配地を守るために命がけで戦う、そこから生まれた言葉だということ。(他にもいろいろ説はあるようですが)

 だとしたら、いつから「一所」が「一生」になってしまったのでしょうか。そもそも「誤表記」だったとか、これまたいろいろな説があるようです……。

 ただ、一ヶ所を守ることの意味よりも、全力でがんばる意味は「一生」の方が意味として伝わることから、こちらの方に変わっていったのかもしれませんね。

 辞書によると、どちらを使っても同じ意味ということですが、読み方は当然違ってきますよね。

 時代によって表記方法が変化していくといった、一つの例なのかもしれません。

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2005年03月09日

焼き鳥屋さんのページ

 先日、友人の依頼で焼き鳥屋さんのページを作ってみました。HPのイメージ作りのトレーニングになるかもしれないことと、更新しないことが条件で引き受けました。もちろん無料。

▼やきとり吉鳥
http://shiochanman.com/KICCHO/

 焼き鳥屋さんのページって、

「どんなイメージの『色合い』かなあ…」

とか、

「何をメインにしたらいいのかなあ…」

とか、いろいろ考えて、結局、

「シンプルが一番!」

という結論でやっと出来上がったのですが、終わってみて、その焼き鳥屋さんにメールアドレスがないことに気がつきました。(涙)

 まさか私がお店の予約を受けるわけにはいかないので、電話番号を大きく掲載しておきました。

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2005年03月08日

紙版画

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 紙版画って、なつかしい感じがしませんか?

 高学年になると、木版画になるので、「紙版画」っていう言葉を聞くのは、小学校低学年以来…という人も多いのだと思います。

 私自身も、久しぶりに紙版画の指導をしました。

 最近の紙版画は、色を塗るものがおおいのですが、デザインによっては、色を塗らないほうがいい作品もありました。

 低学年・中学年の教材ですが、もしかしたら、木版画よりも難しくて、オクが深いかも……。

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2005年03月07日

校舎改革

 本市では特別なニーズを持つお子さんを積極的に「通常学級」に在籍させる方針があります。これは文科省の方針とも一致しています。

 そのことについては、賛否両論あるのでしょうが、それはさておき、実際には校舎のツクリから始まって、現場ではなかなかそういったことに追いついていないのが現状です。

 前任校では、障害者用トイレやエレベーターが設置されていました。また、昇降口はスロープになりました。しかし、今勤務している学校は、まだまだそういった設備が遅れています。

 市は、そういった方針を持っているのであれば、もっと積極的に事前の準備をする予算を早めに組むべきだと思います。

 入学してきてからあわてて予算を組もうとするので、最低一年間は、そういったお子さんは不自由な学校生活をおくることになるのですから。

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2005年03月06日

友人の三回忌

 昨日は、友人の三回忌で、墓参りに行ってきました。

 最後に会ったときの別れ際に、「お互い、親を大切にしないとな…」と言っていたくせに、母親一人を残して逝ってしまいました。最低の親不孝者です。

 墓参りをしたあとに、その友人のお母さんに電話で報告しました。お母さんは「これに懲りずに、また行ってやってください」と言っていました。涙が出ました。

 クラスの子どもたちには、「一番の親不孝は、親よりも先に死んでしまうことだよ…」と、ことあるごとに言っています。

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2005年03月05日

子どもの喧嘩に親は出るべき

 「子どもの喧嘩に親が出る」という言葉の意味は、

1.子供同士の喧嘩に親が干渉するのを謗(そし)る言葉。
2.つまらないことを騒ぎ立てて、外から口出しすること。また、大人気(おとなげ)がないこと。

というふうに、子どもの喧嘩に親が出ることに対して否定的に使われてきました。

 しかし最近私は、逆に子ども同士のトラブルに親や教師、地域の人たちは「出て行くべき」だと思っています。

 そもそもこの言葉は「子供の喧嘩は子供に任せて解決させなさい」という意味があり、その中で子どもに問題解決の能力を育てていくべきである、ということなのだと思います。

 また、「親が出て」いくと余計にこじれるばかりか、親同士のトラブルになったり、場合によっては、もともと小さな子どものトラブルであったのが裁判沙汰にまで発展してしまうというケースが最近増えてきたようです。

 しかし、最近の子どもたちには、「解決する力」が育つ「場」が保障されていないので(今回はこのことについて具体的には述べませんが…)、トラブルが、より陰湿に、そして残酷な方向に向かってしまう危険があります。

 もちろん、親が子どもと一緒になって相手と喧嘩をするなどは論外です。

 大切なことは、まず親が(場合によっては教師とも)、加害者・被害者という立場を捨てて連絡を取り合うことです。なぜなら、子どものトラブルというのは、加害者・被害者の立場は日によってクルクル変わるし、子ども同士の関係とは、そもそもそういったものだからです。

 さて、連絡を取り合ったら、そのトラブル解決のために、子どもたちに何を教えていけばよいのかを話し合い、それぞれできちんと教えていくことだと思います。(実は親同士が連絡を取り合うことが一番難しいのですが…)

 一方、今の子どもたちにとって集団的な生活が保障されているのは唯一学校ですので、そこでは、子どもたちにルールやマナー、そして問題解決能力や自治することなどを教えていかなければならないことは言うまでもありません。

※以上の文章は、小学生の保護者のみなさんを対象にして書いてみました。

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2005年03月04日

大雪の中の「六年生を送る会」

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 しまった!!

 今年は「雨男」の名前を返上できたのではないかと思っていたのですが、最後の最後で、担当していた「六年生を送る会」の日が、大雪になってしまいました。

 しかし、体育館の中は、子どもたちの熱気であふれていました。下記に「六年生を送る会」のページを作りました。

▼2004年度「六年生を送る会」
http://homepage2.nifty.com/shiokaze/okuru04/

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2005年03月03日

給食のナフキン

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 新浦安ナビの掲示板で、新一年生の給食のナフキンのサイズについての質問が書き込まれていたので、参考になればと、写真を掲載します。左が机にナフキンを置いた状態、右がナフキンの上におぼんを置いた状態です。

 ちなみに、おぼんの大きさは、だいたいですが、32.5cm×24cm です。

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2005年03月02日

六年生を送る会の職員合奏

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 明後日の金曜日は「六年生を送る会」です。全学年単学級の小さな学校ですので、保護者にも参観を呼びかけます。また、各学年の演技の他に、職員による合奏もあります。

 今日の放課後は(実は昨日も、そして明日も)、音楽室でこの合奏の練習会がありました。

 ただ、この時期ですので、2学期の音楽会の時期に比べてさらに多忙で、練習がままなりません。しおちゃんマンのドラムは、かなりごまかして打っていますので、本番ではたぶんボロボロでしょう。(涙)

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2005年03月01日

六年生との写真

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 卒業していく六年生一人ひとりと、並んで写真を撮りました。3年生に割り当てられた卒業式の体育館装飾で、この写真を体育館の壁に貼ります。

 3年生は、3学期に写真の勉強をしてきました。報道写真を見て話し合ったり、自分でテーマを決めて写真を撮ったりしてきました。

 そこで、この学習を卒業式の装飾活動にも生かしていこうと考えました。ということで、もちろんすべての写真、子どもたちが自分で撮りました。

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