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教師はかっこ悪い方がいい
昔からの私の持論として「教師はかっこ悪い方がいい」というのがあります。うまくいかずに頭を抱えて、それでも子どもたちと一緒に「ああでもない、こうでもない」と粘り強く生きていくことのできる教師の方がいいのです。
そんな教師は、見た目は「かっこ悪い」です。管理職のウケも悪いだろうし、保護者からの評価も低いかもしれない。しかしそんな教師にこそ、子どもたちはついてきてくれるのではないでしょうか。
スマートに、何をしてもかっこよくできてしまうように見える(見せる)教師は、子どもの心によりそえません。何よりも「現場感覚」(子どもだけでなく、保護者や同僚の思いを感じることができる感覚)が麻痺します。
そういった意味で私は、ある種の「方法論で学ぶ」教師には批判的です。
さて、本日、千葉県の教師の人事異動が一斉に新聞で報道されました。
その中で、同世代(40代後半)の仲間が、退職したり、教育委員会に行ったり、管理職になったりしていくのを知りました。
いつまでも子どもたちと一緒にいるのではなかったのか……。
それを夢みて……、それを生きがいとして教師を続けてきたのではなかったのか……。
毎年この時期に寂しい思いをしてしまう年齢になってしまいました。
wrote by しおちゃんマン
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コメント
子安です。「方法論で学ぶ」というのはどんなものをさすのでしょう?体調が悪いみたいですから、すぐの返事じゃなくていいですよ。
子どもに寄り添うという話しについて、高生研のHPからIさんのブログに行って見て下さい。寄り添い方に世代的な変化があるという記事があります。それにかかわって、私の今日の記事もあるんです。遠い関連ですけど。
投稿者 KOYASU : 2005年03月26日 23:03
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