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出会いに感謝して(ありがとう04)
2004年が、今日で終わります。
大きな一つの区切りである日なのですが、仕事がたくさん残っていて、なんだか今年の大晦日は一年の終わりだという感じがしません。こんな気持ちは、十数年前に6年生を担任した時に、私立中学受験のために調査書を100枚書いた年以来です。
今年は、調査書を書く立場にはありませんが、こんなにたくさんの仕事が残っていることに今の学校・教師が置かれた立場の変化があるのだと思っています。
さて今年もインターネットや、研究会、地域のでの取り組みを通して、いろいろな出会いを経験することが出来ました。「出会い」は、新しい自分の発見だと思っています。そういった意味で、今年の「出会い」に感謝したいと思っています。
新しい年も、引き続きよろしくお願いいたします。
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今年一番言いたくなったこと
奈良の事件の容疑者が逮捕されたようです。ほぼ犯人に間違いないようですが、亡くなった子どもは帰ってきません。また、未解決の子どもがねらわれて命をおとしてしまっている事件が今年はまだたくさんあります。
私たち大人は子どもたちを守れているのでしょうか?
こういった事件から子どもを守るだけではありません。親を殺すことでしか、自立の道がさがせなくなってしまった子どもたちが出てきていること……。今年は子どもが親を殺す事件が立て続けに起こってしまいました。子どもをそこまで追い詰めてしまったものから、私たち大人は守ることができているのでしょうか。
学校は、教師はどうでしょうか?
自らを守ることばかりに追われて、子どもそっちのけで、証拠書類をそろえることばかりに追い回されて、結局は自ら体調を崩して……。あげくのはてに、訴えられたときのために保険に入る教師が増えていること……。これでいいのだろうか……。
親はどうなんだろう。
まず、「人並みに大きくなってくれれば」という言い方はやめてほしい。「人並み」ってなんだ?あなたたちから見て「人並み」ではない子は、どういう子なんだ?そういう子は生きる資格はないのか?
そして子どもは親の「作品」ではありません。どんなに小さな子でも立派な一つの人格です。いつまでも親の言うとおりになると思っていたら大間違いです。親の意思で何かをやらせる前に、やらなければいけないことがたくさんあるのではないだろうか?それをやらないで「期待」ばかり大きくて、大きな苦しみを味わうことになってしまった親子をたくさん見てきています。もうそんな悲しい事例は見たくありません。
「期待する」前に「対話を」!!!
以上、久しぶりにお酒が入って書いてみた、今年一年すごして、一番言いたくなったことでした。
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初雪
午後から雪が激しくなってきました。写真は自宅マンション12階からのものです。
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教職員賠償責任保険
地域によって名称が異なるようですが、市内の教職員で「賠償責任保険」という保険に入る人が増えてきました。
これは何かと言うと、保護者から訴えられたときに、弁護士費用から始まり、いろいろな面でお金がおりる保険だそうです。たとえば、東京の例をあげると…
年間掛け金:4260円
賠償責任:1億5000万円
人格権侵害:1000万円
住民訴訟:300万円
初期対応・争訴対応費用:300万円
対人見舞金(死亡事故時):50万円
対人見舞金(死亡事故以外):3万円
といった感じです。裁判で争うことをすべて否定するわけではありませんが、以前では考えられない状況になってきたと感じています。
上記で気になるのが「人格権侵害」というやつです。教師も人間ですから、知らず知らずのうちに子どもを傷つけてしまうことがあります。
私もありますが、その時は、きちんと謝り、その後のケアーに心をくばります。本人や保護者も、私との対話でわかってくれることが多いのですが、どうやら最近では、いきなり訴えられることが多いようです。
なんとも大変な時代になってしまいました。
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小田和正~クリスマスの約束~
合宿中に録画しておいた、小田和正の「クリスマスの約束」をみました。毎年この番組は楽しみにしていました。
二人のオフコースの時からひそかなファンでして…f(^^;;汗
しおちゃんマン的には、5人の頃の曲が好きなのですが……。
教員養成所時代に、ピアノ練習室にこもって、オフコースのピアノ楽譜を買って、「さよなら」「愛の唄」「愛をとめないで」などを練習していましたねえ。けっこう弾けるようになって喜んでいました。
そう言えば、最近は歌を聴かないです。
聴く時間がないというか…、聴きたい曲がないというか…、ようは心に余裕がないのでしょう。これはイカンことです。(反省)
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さすがに疲れました
25,26,27日の三日間の合宿学習会はさすがに疲れました。
25日は東北道を通って鹿沼まで。
26日の午前中に東京本郷に車で移動。
27日までたっぷり学習と会議をしてきました。
この三日間で何を学んだんだろう……。まだ頭が疲れていてまとまっていませんが…、「組織論」を豊かに展開しない限り、子ども一人ひとりの自立への指導ができないということだと思いました。集団は個を育てる。自治の指導がないかぎり、子どもは育たないということです。
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全生研北関東地区学校(2)
PHSが利用できるのが、建物内の1平方メートル内しかなくて、リアルタイムで学習内容を報告することはあきらめました。この「1平方メートル」を見つけるのにもかなり苦労しました。
今は、常任委員会合宿で、東京の旅館に移動していますので、圏外ストレスからやっと解放されました。
さて、北関東地区学校では、3,4名の班を作って、実践レポートを持ち寄り、分析学習会をします。しおちゃんマンは学習リーダーとしての参加なので、レポートはありません。
私の班では、5年生と6年生の生活指導実践の分析をしました。
5年生の実践では、身の回りの整理整頓が極端に苦手、時間が守れない、集中力が持続しない、自分のいいたいことが表現できずストレスをためてしまう子をめぐっての実践です。
その子の場合、多少の「こだわり」的行動が強い面はあるものの、多動的な行動を示さないし他の子に危害を加えたり、授業を妨害したりすることもありません。また仲間の中でも孤立しているわけではないのですが、母親が「このままでは中学校にいっていじめにあうのではないか」と心配し、市の相談所に相談をしに行きます。しかしそこでも特に問題はありませんでした。
ここで私が心配したのが、母親の過剰な「不安」と「抱え込み」がその子に二次障害的な問題を起こしてしまうことです。そこでまずは母親に安心感を与えることが大切なのではないかと分析しました。
具体的な分析はここでは書けませんが、レポートによるとその子のいい面がたくさん出てくるので、それを母親にたくさん報告し、悩みは悩みとして共感しつつ、具体的に何ができるのかの「共同的」な取り組みが必要だと思いました。
二本目は、6年生で、学年(3クラス)でバザーに取り組む実践でした。またそこで集まったお金は、新潟中越地震の義援金にしようというねらいもあったようです。
ここで話題になったことは、「原案の書き方」の問題です。その原案に、学年の課題や、新潟中越地震についての具体的な内容をきちんと書き、それについて話し合ったり学習を深めていく必要があったと思いました。それがないので、「いい思い出にしたい」とか「楽しくやりたい」といった子どもの意識になってしまい、この取り組みの価値について子どもが十分つかめていないような気がしました。
まだ実践の途中のようなので、班のメンバーで、バザーの具体的な方法やアイデアが次々と出されました。
全生研はこのように生活指導についての実践を持ち寄って分析しながら教師としての力量を高めていく研究を日常的に行っています。
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全生研北関東地区学校(1)
今日から二日間、栃木県鹿沼市の「ウェルサンピア栃木」にて、全生研北関東地区学校が開かれます。その様子を報告するつもりですが、この建物の中はPHSがほとんど圏外で困ってます。
場所によってはなんとかつながる場所もあるようなので、がんばったみたいと思います。今も廊下の窓際に移動してアクセスしています。
坂本光男先生の講座
「自治を育てる学級集団づくり~やっぱり学級は大事だね~」
坂本先生の話を聞くのは何年ぶりでしょうか。変わらず元気な姿に、私も「元気」をもらいました。
坂本先生は、この日で今年161回目の講演だそうです。そのうち三分の一が教師向け。例年になく教師向けが多いとのこと。その中で最近感じるのは、教師が元気がないということ。それはなぜか……。
坂本先生によると、教師に、子どもたち同士がはたらきかけるような指導性をはっきしていないからではないかということでした。今こそ、子どもたち同士がはたらきかけるような指導性を発揮し、子どもたちの要求から自治を築く指導をすすめていく必要があるとのことでした。
それでは子どもたちはどんな要求をもっているのでしょうか。以下は、メモ風に。
【要求】子どもはどんな要求をもって登校してくるか
<自立・自治への発達要求>
安心・信頼への要求
対話・自己表現の要求
自負・自尊の要求(今は、子どもの自負心をつぶすことばかり。たとえば学力向上や心のノート)
共存・共同の要求
知る・探究する要求
感性充足の文化的要求
※今の学校は上記をみんなダメにしている。
<発達段階による要求の違いをつかむ>
0-3 からだ 安心
4-5 ことば あそび
6-11 なかま なぜ
12-14 思想 活動
最近の問題は、0歳-3歳の間に安心できる環境がつくられていないこと、また、寝不足でからだがおかしくなってきている。また、4歳-5歳の頃、遊びまくらなければならないのに……。
<要求実現のために何が大事か>
※「5:3:2の原則」とは…
・集団にはたとえば、手のかかる子が2割、教師と一緒にがんばる子が5割、なりゆきしだいの子が3割、と言われてきた。割合はともかく、こうした集団の分析こそ大切。
<自分たちの問題を自分たちで解決する力を>
※「相談相手をみつけなさい」という切り返しの原則。
・班会議を開く
・班長会を開く
・学級会
・役割分担
・点検・応援
※これらを教えられるのが学級集団
<班替えで「自治」を高める>
・契機をつかむ
・相談する(班長、有志)
・原案をつくる
・提案、みんなで決める
・班長を選ぶ
・班編成
アトランダム
好きな者同士
条件つき
班長会で原案
<授業の中に自治がない問題>
(授業の約束)
・チャイム席へ 手はひざの上
・楽しいことでスタートしよう
・発言はみんなの方を向いて
・聞くのはその人の顔を見て
・手をあげる時、言葉をつけて それについて つけたして ほかに
・質問には拍手をおくろう
<集団の発展を見通す>
散在期
よりあい期
前自治期
自治期
<公教育の精神>
・どの子にも楽しい学校(←自由学区、中高一環校)
・どの子にも生きる力となる学力を(←能力別授業、学力調査)
・教師がゆきとどいた教育のできる条件を(←数値結果、適格検査)
・親が安心して任せられる学校に(←自己責任、学校評議会)
★今こそ、要求に基づいて自治をつくろう
この講演についての感想は次回に。
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教師の冬休み
今日は、午前中は職員室の机の中の整理。それが終わり次第、雑誌の原稿や指導案作りをしようと思っています。
さて、7月に「教師の夏休み」というタイトルで書いたときには、大きな反響がありました。というのは、教師も子どもたちと一緒に夏休みに休んでいると本気で思っていた人たちがほとんどだったからです。私などはまだ休んでいるほうで、部活動をしている職員は、ずっと昔からもっと忙しかったのです。
また、給食費を払っているということに関しても、何人かの人から「知らなかった」「タダだと思っていた」という返信やメールをいただきました。
こういったことが起こっているのは、我々にも責任があるわけで……、つまりあまりにも説明をしてこなかったからなのです。それどころか「教師は楽をしていて、ろくな仕事ができていない」という批判に対して、なんの「事情説明」もせずに、形式的な「証拠・アリバイ作り」ばかりしてきたからなのです。
きちんと説明すれば「保護者の立場でお手伝いできることがあったらやります」という声をたくさんいただけるのに……、「ちゃんとやっているから文句を言わないでほしい」ということばかり繰り返してきたからなのです。
ということで、今日は「教師の冬休み」として、しおちゃんマンの冬休みを公開いたします。さすがに夏休みほどではないです。
24日(金) 出勤(指導案作り 他)
25日(土) 研究会合宿(北関東地区学校)
26日(日) 研究会合宿(北関東地区学校)→終了後その足で東京の研究会合宿へ
27日(月) 研究会合宿(常任委員会)
28日(火) 出勤(指導案作り 他)
29日(水)~05日(水)までお休み
06日(木) 3学期始業式
07日(金)
08日(土) 北海道定山渓で、講演。
09日(日) 北海道定山渓で、学習
10日(月) 北海道定山渓で、学習
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忘年会とお酒
今年の忘年会は、学校関係で2件終わりました。後は、高校時代の友人関係で一件あるかないか……。毎年、こんなもんです。
ちなみに、しおちゃんマン体育会系で鍛えられたので、お酒が強いです。また、気の合う仲間内でワイワイ騒ぐのが好きです。また、宴会があれば、けっこう「しきり」ますが、やる気になるまで時間がかかります。(カラオケも歌い出すまで時間がかかりますが、歌い出したらとまらないタイプ)
ただ、お酒そのものが好きだというわけではありません。晩酌もしません。どちらかというと、珈琲とケーキの方が好きです。(笑)
今、会って飲んでみたいのは、大学時代のテニス仲間かな?3月に会えそうなので楽しみです。
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blogのデザイン
このページのデザインを少しずつ作っているのですが、CSSを理解していないしおちゃんマンにとって、なかなか厳しいものがあります。
デザインのテーマとしては「机の上に置いたノートの一ページ」のイメージなのですが、なかなか……(涙)。
それでやっと、本文の背景にノートの罫線のデザインをつけることができました。また、タイトルの横に鉛筆の画像をつけることもできました。
下記のページを参考にしました。
http://www.cocolog-nifty.com/toranoana/07/toranoana05.htm#1
もう少しいろいろ工夫してみたいと思っています。
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2学期を終えて
こちらは、今日が終業式でした。
日刊の学級通信は、145号になっていました。
子どもたちには、3年生になってから、145日登校したことを伝えて、2学期最後の学級通信を読みました。
---↓ここから-----
きょうで2学期が終わりました。2学期は、おにぎりパーティーや音楽会、バス遠足など、たくさんの楽しい行事がありましたね。
みんなはそういった行事の中で「一人はみんなのために、みんなは一人のために」と考えていくことの大切さを勉強しました。
自分だけやりたい!ぼくの話だけ聞いてほしい!と考えていた3年生が、この2学期で、まわりの友達のことを考えられるようになりました。このことは、これから高学年になっていくみんなにとって、とても大切な勉強でしたね。
さて、3年生もいよいよあと3ヶ月で終わりです。
3学期は、わくわくの時間でデジカメの勉強や、社会科の勉強で佃煮や焼きハマグリの勉強、そして3月には、六年生を送る会に向けての劇の練習などがあります。どれもとても楽しい勉強です。
そしてそれらの勉強を通して、2学期に学んだ「一人はみんなのために、みんなは一人のために」をさらに広げていきましょう。
冬休みの計画はたてましたか?
冬休みは、季節の行事がたくさんありますね。それらの行事にふれることで、さらに成長して、1月には一回りお兄さん、お姉さんになった、元気な顔を見せてください。
そのためにはまず病気をしないことが大切。
体に気をつけて、すてきな新年を迎えましょう。
-----↑ここまで-----
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クリスマス献立
今日は2学期最終の給食。写真は、献立表では秘密になっていた「クリスマス献立」です。
(パン、牛乳、ビーフシチュー、鶏肉カレー味、ゴボーサラダ、シフォンケーキ)
ちなみにこちらが昨年度のクリスマス献立です。パンとケーキが少し大きくなったかな?
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こんなロボットあったらいいな
図工で「こんなロボットあったらいいな」という絵を描きました。(小3)
写真は、アイデア賞に輝いた、Nさん(女子)の「ゴミ回収ロボット」です。
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声に出して読みたい日本語
本当は1学期から取り組みたかった指導なのですが、「声に出して読みたい日本語」の中の作品の暗誦に取り組み始めました。
金曜日に、「付け足し言葉」を暗誦することを宿題にしました。
・驚き桃の木山椒の木
とか、
・その手は桑名の焼蛤
とかいった言葉が九種類紹介されています。
今日の一時間目に、一人ずつ言ってもらったところ、ほとんどの子がスラスラと暗誦できていました。
こうしたリズムと遊び心のある日本語って楽しいですよね。暗誦している時に、自然に体が動く子もいて、とてもよかったです。
もう2学期はあと二日しかないので、3学期に本格的に取り組んでみたいと思っています。
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新blogスタート
本日より「ザ・教室blog」は、このページで運営していきます。
ココログのページは、すべての移転作業と内部リンクの作業が終わり次第解約いたしますので、リンクやお気に入り・ブックマーク等の変更をお願いいたします。
まだ移転作業とデザインなどは完全ではありませんが、少しずつ充実させていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
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Macでも表示できました(^^)
ぞうさんの掲示板でいろいろ教えていただき、Macでもきちんと表示できるようになりました。
下記のページを参照してください。
▼ぞうさんち「みんなの掲示板」
http://zousan.s5.xrea.com/bbs2/zoutree.php
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Macで崩れる
このページ……、Macだとうまく表示できません。
MacのIEだと、右サイドバーが落ちてしまいます。
MacのSafariだと、両サイドバーが途中で切れてしまいます。
う~ん、これは当分ココログにお世話になるしかないかなあ……。
ココログのページはこちらです。
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表示の速度
ページの表示速度の遅さに頭を悩ませています。そもそもニフティーのサーバーが混雑してしまうのが原因だとは思うのですが、自らのページの作り方も反省して、少し修正してみました。
まず表示が一番遅い、JavaScriptを使っているカウンタを右サイドバーの一番下に移動させました。どこかで、3カラムのホームページは、左上から表示されていく…ということを聞いたことがあるので、表示の遅いパーツは最後に表示させることにしたわけです。
次に、右サイドバーで使っている画像を小さくしたり、テキストに変えたりしてみました。
これだけの作業でもかなり表示速度が速くなりました。それでも夜中に極端に重くなるようだったら、サーバーをniftyから別のサーバーに移行させようと思っています。
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給食
浦安市は「センター給食」でして、給食センターで作られた給食が市内の各学校に届けられる、という形をとっています。その給食ですが、今日はしおちゃんマンが大好きな「カレー」でした。
今日のカレーはいつものカレーとは少し違っていました。キーマカレーで、ナンにつけて食べます。(写真)
さらに、かぼちゃコロッケとマカロニサラダつきでした。(^^)
ちなみに教師は給食費として、毎月3600円払っています。一日約120円です。値段だけなら民間のみなさんに比べるとかなり安いのだと思います。などと書くと、またまた批判されてしまいそうです。
なにかにつけて批判されてしまう私たちですが、卑屈にならずに、こういったことは言っても(書いても)いいのだと思ってます。相互理解を進めていくためには、こういったことから対話を進めていくことが大切だと考えています。
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お年玉
今日は、冬休みの指導の中で、「お年玉」の話になりました。親戚からもらう金額を合わせると、びっくりするくらいの金額になる子もいるようなので、もらったお金をどうしているのか聞いてみました。すると、ほとんど貯金するそうです。
子どもたち中には、「もらえるのが当たり前」「金額が多いほうがすごい」という価値観があるようなので、そうではないことを話しました。
日本中、不景気の中で、親がどんなに苦労しているのか…、さらには、それでも子どもたちのために、お年玉のお金をやりくりしていることを話しました。
金額ではなくて、子どもたちを思う、親や親戚の人たちの気持ちこそを受け取ってほしいことも話しました。
そして、先生だったら、高校生になった時…、または成人した時に、ためたお年玉で逆に親にプレゼントしたり、旅行に連れて行ったりするかもしれない…。そんな話もしました。
##最近はこういった話も真剣に聞いてくれるので、みんな成長したなあ…と感じています。
親からすると、子どもにはお金のことで寂しい思いをさせたくないという気持ちがありますね。しかしそのことで、子どもたちが「お金はあるのがあたりまえ」と考えて、お金の価値についてあまり考えなくなってしまうのも困ります。ここがむずかしいところです。
しかし、学年に合わせて、お金の価値や、親の苦労など、子どもにわかるように話をした方がいいと思っています。
低学年の子どもたちの間でもすでに、「誰がいくらもらっている」という情報が流れているようなので。
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親孝行と尊敬
先日宿題で「親孝行」というのを出してみたら、「親孝行ってなに?」と、何人もの子(小3)から質問が出て、目がテンになりました。どうやら今の子どもたちは「親孝行」という言葉を知らない子がいるようです。
(もちろん知っている子の方が多かったのですが)
さて、この「親孝行」ですが、論語に次のような文章があります。
『子游問孝、子曰、今之孝者、是謂能養、至於犬馬、皆能有養、不敬何以別』
(子游が孝行について先生に問うた事があった。先生は答えたという。親を扶養することが孝行と考えるものがいるようだが、養うだけなら家畜と同じ事、尊敬の念がなければ孝行の意味がない。)
親を尊敬すること…、働く親の背中をなかなか見せられない今の時代は、なかなかむずかしいのかもしれませんね。「大好き」であることと、「尊敬」とは違いますからね。
そういった意味で、ぜひ親の仕事を具体的に子どもたちに話してあげてほしいと思っています。今の子どもたちは、お父さん、お母さんの仕事を知らない子が多いようなので。
そう言えば先日、3学期におじゃまする予定の焼きハナグリのお店に挨拶に行ったとき、そこの家の子どもたち(2年生と4年生)とも少し話ができたのですが、その子たちは自分の家の仕事にとても「誇り」を持っていて、そこで働く自分の親をとても尊敬していることが言葉の端々から伝わってきて、感心したことを思い出しました。
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デジカメを使って
blogのデザインを変えました。サイドバーの項目が多くなってしまったのでなんとかしたいと思っていたのですが、最近ニフティーから新しいデザインが出たので、それを使用しました。
さて今日は、総合的な学習として、デジタルカメラの使い方の指導をしました。3学期にデジカメを使っての授業を予定しているので、2学期のうちに使い方を勉強しておこうと思いました。まずデジタルカメラの便利さについて話し合いました。
・すぐに画面で見られる。
・消去できる。
・パソコンに保存できる。
・メールで送ることが出来る。
次に、実際の使い方を勉強しました。
学校に新しいデジカメが5台来たので、さっそく使わせてもらいました。ちょうど、班の数が5班あるので、班で一台使いました。友達の顔を撮ったり、それを消去したりする練習。
そして、パソコンとつないで、さらにそれをプロジェクタでスクリーンに映して、それぞれが写した写真をみんなで見ました。写真をみながら、逆光になって黒くなってしまわないようにとか、写したい部分を中心にして、配置を考えながら写すことを勉強しました。楽しい写真がたくさんあって、みんな大うけでした。(^^)
それにしても、学校でカメラの使い方を指導する時代になったんだなあ…と、あらためて時代の変化を感じました。
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プロフィールのページ
プロフィールに何を書くか…、そのページをどんなページにするのかというのは、意外に軽視されているように思います。
私自身が他のページを見るときに、まずこの人はどんな人なんだろう…と、プロフィールを見てみますが、あまりきちんと書かれていなくてガッカリすることが多いです。
ということで、私もプロフィールのページを詳しく作ってみました。
▼プロフィール
http://shiozaki.info/prof.html
しかし、あまり自分の個人情報を書きすぎると、何があるかわからないのでいろいろ悩みました。少し書きすぎたかなと思いましたが、ギリギリここまではかまわないのではないかという判断をしました。
また、そのページそのものがおもしろくなくてはならないと考えています。「しおちゃんマン」関連のページにリンクさせたり、その他いろいろなページにリンクさせてみましたが、さらにいろいろな工夫ができると思っています。
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ストーリー漢字
「ストーリー漢字」という実践をやりました。やり方は、
1)教師が思いつくままに、物語作って、子どもたちに話す。
2)途中で出てきた言葉を漢字になおしていく。
といった簡単な方法です。
先日、話したストーリーは…、
ある日、クラスのある女の子が夕方忘れ物をとりに学校に戻ると、校庭でタヌキが時計を見ながら「忙しい、忙しい」と朝礼台のまわりをグルグル回っていました。
女の子が不思議そうに見ていると、なんと朝礼台の下の地面があいて、そこが階段になっていて、タヌキはそこを降りていきました。
女の子はそのタヌキを追いかけて校庭の地下道を進みます。途中、コウモリ君や、ウシ君、カッパ君を助けて家来にしながら進みます。
途中、道案内をしてくれる妖精や、話しかけてくる魔物などがたくさん出てきます。以上、クラスの子どもを登場人物にしながらストーリーが進んでいきます。
##不思議の国のアリス、三国志などの話をまぜました。
##その場の思いつきでどんどん話をするので、私自身も話の終わりがどうなっていくのかわかりません。
コツは、登場人物の顔を素早く黒板に描くことです。子どもたちの似顔絵はいつも授業で使っているので、すぐに描けます。たとえば、一人の男の子の顔をサッと描きながら、コウモリの体を描きながら話します。
20問程度漢字を書いたら、黒板で答えあわせをします。
先週は、予想通り話が途中で終わってしまって、これからどうなるのか、子どもに言い寄られてしまいました。
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創部100周年
大学の硬式庭球部の同級生から久しぶりに電話がかかってきた。
なんでも、明治大学硬式庭球部が創部100周年になるので、その式典(来年3月)に参加してほしいという連絡だった。終わったあと、久しぶりにみんなで飲もうということになった。
硬式庭球部は、合宿所生活だったので家族同然の関係である。しかし同学年の半分は地元に就職していて、なかなか全員が顔を合わせる機会がなかった。
最後に全員揃ったのは、メンバーの一人が結婚したときだから、もう十年以上も全員集合をしていない。
みんないい年のとり方をしているんだろうなあ。もしかしたら、自分が一番成長していないのではないかと、ふと思ったりした。
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朝のインタビュー
1分間スピーチの他にも、毎朝数人ずつ、「しおちゃんマンによるインタビュー」を行っています。しっかりとした受け答えと言葉遣いを学んでほしいと考えたからです。ポイントは、以下の三つを指導しました。
1)です・ます、で答えること。
2)家族のことを聞かれたら、母、父、兄、姉という言葉を使うこと。
3)くわしく説明できることがあったら、詳しく話してみること。
※たとえば、「兄弟はいますか?」と聞かれたら、「います」だけではなくて、「○歳になる弟がいます」と簡単な説明を入れてみること。
実はこの「インタビュー」は、単に受け答えの練習だけではなくて、その後の「対話」を重視しています。
兄弟がいるという話になったら、その兄弟について思っていることを全体に返してみんなで話してみたりします。家の人の仕事のずはらしさについても話が及ぶことがあります。
最近の子どもたちは上手に話ができないのですが、実は「話をしたい」という気持ちは、昔の子どもたちよりも強い感じがします。みんな自分のことを話したくてしかたがないのだと思います。
そんな気持ちを教師やクラスの仲間がしっかりと受けとめて話題を広げていくことが大切だと思っています。
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「~て(で)」の繰り返しはダメ
1分間スピーチの指導をしています。話すポイントは、最初は次の三つにしてみました。
一つは「いつ」「どこで」「だれと」「何をした」「そのことについて思ったこと」等々を簡潔に話すこと。
二つ目は、正しい言葉づかいと、「でした・ました」を使うこと。
三つ目は、みんなにわかるように、大きな声でハキハキと話すこと。
さて、子どもたちが苦労していたのは、一つの話を「~て(で)」でつなげてしまって、「~でした。」で区切れないことです。たとえば、
「土曜日にディズニーランドに行きました。最初にスペースマウンテンに乗りました。次にお昼を食べました。」
と話すのを、
「土曜日にディズニーランドに行って~、スペースマウンテンに乗って~、お昼を食べて~…」とずっと続けてしまうのです。
そこで、一つひとつ「~ました。」で区切って、接続詞でつなげて話すように指導しました。すると一日の指導だけでとても上手に話ができるようになってきました。今月は、この指導を続けてみたいと思っています。
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時代の流れだから…ということ
ここ数年、教育活動についての話し合いで、
「こういった時代だから…」
という理由で押し切られることが多いです。
時代はこのように動いているのだから、しかたがない…という理由で、現場は押し付けられたことを無批判で受け入れなければならない、という状況に強い危惧を感じています。
「時代の流れ」に誰も疑問を持たなくなったらどうなるのでしょうか。
「上」からの指示に誰も疑問を持たずに時代が流れていくのだとしたら、またいつ来た道を歩くことになると思っています。
しかし最近、自分自身も、大きな流れの中で妥協してしまっているように思います。
来年は若いときを思い出して、もう一度強く出てみようかと思っています。
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竹馬
本校の4年生の男の子を中心に、竹馬が流行り始めました。みんなとても上手です。実は私は子どものころ竹馬の経験がありません。ということで私は竹馬ができません。
また同じくバランス系として、最近の子どもたちは一輪車が上手な子がたくさんいますね。
はい、こちらの方も、しおちゃんマンは乗れません。
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手帳にこだわる
本屋さんの店頭にたくさんの手帳が並ぶ季節になりました。
私は昔から手帳にこだわってきました。というよりは、仕事術にこだわってきたのだと思います。手帳はその「仕事術」の中で重要な位置をしめています。
今までも、超整理手帳をはじめ、いろいろな手帳を使ってきました。現在は、西村式ポストイットの方法で、手帳にポストイットを貼って仕事を進めています。詳しくは下記のページをご覧ください。
▼仕事術(1)
http://shiochanman.com/essay/sigoto-1.html
ただ、しばらくするとその使い方が変わってしまいます。というよりも、その手帳に飽きてしまうのです。この飽きっぽさは、結局自分の仕事のスタイルが確立できないということにつながっています。
最近またこの「飽き」が始まって、別な手帳の使い方はないかと考え始めています。
そういえば、システム手帳というのはまだ一度も使ったことがありません。少し興味をしめしし始めています。
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焼きハマグリのお店に
昨日は、佃煮工場に続いて、今度は「焼きハマグリ」のお店に下見に出かけました。佃煮も、焼きハマグリも浦安の名産です。
お宅におじゃまして、焼きハマグリについていろいろ教えてもらいました。子どもたちはこれから勉強するので、教えてもらった内容についてはまだ公開できませんが、しおちゃんマンも知らなかった新しい発見がいっぱいでした。
3学期の社会科の学習がとても楽しみになってきました。
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親子関係に何がおこっているのか
ここのところ、立て続けに、親が子どもに殺されてしまう…という事件がおこってしまいました。
「特殊な事件である」と片付けてしまうのは簡単ですが、この「特殊」なことがおこりうる日本社会・時代であることを考えなければならないと思っています。ということで、「ウチとは無関係」と考えずに、これらの事件からあらためて親子の関係や地域の子育てについて考えてみる必要があると思っています。
さて、新聞等の情報によると、どの事件も、子どもは「親や家族は自分をしばりつけるもの」「自立を拒む存在」としてとらえているようです。
また、先日の「いいじゃん」の話ではありませんがどうやら、「自分の親・家族なんだから殺しても『いいじゃん』・他人にとやかく言われる筋合いはない」という価値観が日本の地域・若者の中に育ってしまっているようです。
さて、上記の二点について考えてみると、
○子どもをしばりつける対象としてとらえるのではなく(いつまでも親のモノであると考えずに)、ひとつの人格として尊重し、自立を励ます親として、子どもとの「距離」について考えていかなければなりません。
○ということは、親自身も自分自身の自立と「生き方設計」(しおちゃんマンの造語)について考えていく必要があります。
○自己責任、自己負担の子育てから、地域みんなで育てる子育てのあり方を考えていく必要があります。
具体的にはどうしていけばいいのかは、それこそみんなで子育てを交流し、みんなで見つけ出していく必要があるのではないでしょうか。
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「いいじゃん」
今の子どもたちは、口のききかたがなっていない!とよく言われます。それで、家のしつけがなっていないからだとか、学校できちんと指導していないからだとか、「責任はどっちにあるか問題」が始まってしまいます。今日は「責任はどっちにあるか問題」にはふれませんので、詳しくは書きませんが、そこには「地域」という概念がすっぽりとぬけてしまっているような気がすることだけ書いておきます。
さて、口のききかたの件ですが、最近の子どもたちが発する言葉で一番気になるのが、『いいじゃん』という言葉です。いけないこと、足りないことがあって注意したりした時に『いいじゃん』という言葉が返ってくるのを最近よく聞くのです。親や教師に対して「いいじゃん」という言い方はないだろうと思い、「言い直しなさい!」とその場では言う時がありますが、この言葉を「口のききかた」の問題だけにするのはもったいない(不謹慎な書き方かもしれませんが)ような気がして少し考えてみました。
「いいじゃん」と最近の子どもがいう背景には何があるのでしょうね。「そんなことで口出ししないでほしい」?「見逃してほしい」?「放っておいてほしい」?「うるさく言わないでほしい」?…う~ん、よくわかりません。
子どもたちは子どもの「コード」で話しますから、私たち大人はそのコードを読み解きながら、子どもたちの心をのぞいてみる必要がありますよね。
今度、「いいじゃん」に出会ったら、「何がいいの?」「何がいいたいの?」「どうしてほしいの?」としつこく(笑)、逃げたら追いかけて、聞いてみようと思ってます。
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佃煮工場にご挨拶
今日の放課後、3学期の社会科で学習し、実際に見学させてもらう、佃煮工場にご挨拶に行きました。場所は、猫実5丁目で、東西線浦安駅の高架線の下(江戸川側)にあります。
学習内容については、これから色々準備して指導の計画を練る予定です。浦安は、東京湾でとれる新鮮な材料がたくさん手に入った土地なので佃煮作りがさかんになったと考えられます。
さてこの「佃煮」ですが、名前からわかるように、東京の佃島が発祥の地と言われています。その土地の名前をとって「佃煮」というわけです。
しかし、しおちゃんマンは、どうも「江戸前」と言われているように、新鮮な魚をそのまま食べることが「イキ」と言われてきた短気な江戸っ子と、保存食的な「佃煮」が結びつかないのです。本当に江戸っ子が始めたものなのでしょうか?
そこで、いろいろ調べていくうちに、おもしろいことがわかってきました。「おもしろいこと」の中身については、まだあとのお楽しみということにしておきますが、冬休みに予習として、子どもたちが佃煮についていろいろ調べてみることをすすめてみたいと思っています。
なお、この学習では、佃煮作りと平行して、焼きハマグリ作りについても学習します。
この二つの浦安の名産品について比較していくことで、それぞれの特質について深く学んでほしいと思っています。
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