お年玉
今日は、冬休みの指導の中で、「お年玉」の話になりました。親戚からもらう金額を合わせると、びっくりするくらいの金額になる子もいるようなので、もらったお金をどうしているのか聞いてみました。すると、ほとんど貯金するそうです。
子どもたち中には、「もらえるのが当たり前」「金額が多いほうがすごい」という価値観があるようなので、そうではないことを話しました。
日本中、不景気の中で、親がどんなに苦労しているのか…、さらには、それでも子どもたちのために、お年玉のお金をやりくりしていることを話しました。
金額ではなくて、子どもたちを思う、親や親戚の人たちの気持ちこそを受け取ってほしいことも話しました。
そして、先生だったら、高校生になった時…、または成人した時に、ためたお年玉で逆に親にプレゼントしたり、旅行に連れて行ったりするかもしれない…。そんな話もしました。
##最近はこういった話も真剣に聞いてくれるので、みんな成長したなあ…と感じています。
親からすると、子どもにはお金のことで寂しい思いをさせたくないという気持ちがありますね。しかしそのことで、子どもたちが「お金はあるのがあたりまえ」と考えて、お金の価値についてあまり考えなくなってしまうのも困ります。ここがむずかしいところです。
しかし、学年に合わせて、お金の価値や、親の苦労など、子どもにわかるように話をした方がいいと思っています。
低学年の子どもたちの間でもすでに、「誰がいくらもらっている」という情報が流れているようなので。
wrote by しおちゃんマン
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