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親孝行と尊敬
先日宿題で「親孝行」というのを出してみたら、「親孝行ってなに?」と、何人もの子(小3)から質問が出て、目がテンになりました。どうやら今の子どもたちは「親孝行」という言葉を知らない子がいるようです。
(もちろん知っている子の方が多かったのですが)
さて、この「親孝行」ですが、論語に次のような文章があります。
『子游問孝、子曰、今之孝者、是謂能養、至於犬馬、皆能有養、不敬何以別』
(子游が孝行について先生に問うた事があった。先生は答えたという。親を扶養することが孝行と考えるものがいるようだが、養うだけなら家畜と同じ事、尊敬の念がなければ孝行の意味がない。)
親を尊敬すること…、働く親の背中をなかなか見せられない今の時代は、なかなかむずかしいのかもしれませんね。「大好き」であることと、「尊敬」とは違いますからね。
そういった意味で、ぜひ親の仕事を具体的に子どもたちに話してあげてほしいと思っています。今の子どもたちは、お父さん、お母さんの仕事を知らない子が多いようなので。
そう言えば先日、3学期におじゃまする予定の焼きハナグリのお店に挨拶に行ったとき、そこの家の子どもたち(2年生と4年生)とも少し話ができたのですが、その子たちは自分の家の仕事にとても「誇り」を持っていて、そこで働く自分の親をとても尊敬していることが言葉の端々から伝わってきて、感心したことを思い出しました。
wrote by しおちゃんマン
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