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さんざんな夏休み
今日で夏休みが終わります。
心筋梗塞での入院。死んでしまうことがこんなに身近に感じるとは。
自分にとってはさんざんな夏休みでした。
充電も何もできませんでした。
でも、この夏休みは自分に取って大切なメッセージを与えてくれたのだと思っています。
この夏休みが、自分の人生においてどのような意味があったのか、これからいろいろ見えてくるのだと思います。
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1日1万歩目指して
昨日は埼玉・大宮で講座。まだ声が出ないので聞きづらかったと思います。申し訳なかったです。
今日は東京・羽村で講座。昨日の帰りは雷で電車が遅れて大変だったけど、今日はどうだろうか?
さて、毎日ジムのランニングマシンでリハビリとして歩いています。
健康を保つためには、1日1万歩あるくといいみたいです。
江戸時代、明治時代の人は、2万から3万歩あるいていたようですが、現代人は3千歩程度。しかもえらくなればなるほど歩かない傾向があるとか。
ということで、私も1日1万歩目指そうと考えています。
ジムのランニングマシンで1分間に何歩あるいているのか数えてみたら、133歩でした。
50分(5.7km)歩いているので、6650歩あるいていることになります。
ジム以外の日常生活で4000歩も歩いているのだろうか?ちょっと心配。昨日も大宮に少し早めに行って、氷川神社周辺をたっぷり歩きました。
万歩計でも買おうかな。でも、どうもあれは信用できなくて、利用したことがありません。利用している方、使い勝手はいかがでしょうか?
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待つわの「わ」
ラジオから「♪待つわ」の曲が流れてきました。
ところでこの「待つわ」の「わ」っていったいなんだ?と思い始めました。いわゆる「女言葉」などと言われている「わ」です。そこでさっそく調べてみました。
こういった女性言葉の起源は、明治時代の有産階級の女学生から広まった言葉遣い「てよだわ言葉」からだそうです。「よくってよ」「いやだわ」といった言葉遣いですね。
さにら調べてみると、これはどうやらわざと「下品」と言われている言葉遣いを使った、ということらしいのです。つまり、少々インテリで反抗的な女性層が広めたらしい。
それが今では、こういった言葉遣いを使うことこそ「女らしい」などという価値観が存在しているのがおもしろいです。
ただ最近は、この「わ」は、あまり使われなくなっていることもまた事実です。
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明日、大宮で教育講座
明日、8月29日(金)に、埼玉・大宮でしおちゃんマンの教育講座を行います。お近くの方、お時間がある方はご参加ください。
テーマ:2学期はこれでバッチリ!
日時:8月29日(金) 18:30から
場所:市民会館おおみや3F第3集会室
※JR大宮駅下車徒歩15分
「2学期はこれでバッチリ!」??
う〜ん、私がききたいところです。(笑)
発想を変えなければならないのかも。
「準備バッチリ」を求めすぎると、管理主義になるのではないかと。準備したことにあてはめようとするあまり、そこからはみだしていく子を責めてしまうのではないかと。
それでも「準備」があるとしたら、それは教師としての「スタンス」なのかもしれません。
そんな話をしようかな。
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食育に悪いTV番組
カロリーコントロールをしている立場からあらためてテレビ番組を見ていると、体に悪い食事ばかり特集しているように見えてしまいます。しかもそれがとてもおいしそうなので、困ってしまいます。
考えてみると、日本人は自分たちの手で、自分たちの食生活を体に悪い方へ、悪い方へと持っていってしまったのかもしれません。それをビジネスと結びつけながら。
教育も、儲け主義や結果主義、成果主義や責任主義に陥ると、同じように悪い方向にいくのだと思います。いや。もう取り返しのつかないところまできてしまっているのではないかということに心を痛めています。
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やはり疲れる
昨日は午前中に人間ドック。
午後から出勤してたまっている仕事を進めました。
まずは、9月19日(金)に予定されている教育委員会の訪問の時に公開する授業の指導案づくり。〆切は21日だったのですが、私はこういった状態(入院)だったので、少しのばしてもらっています。しかしもうこれ以上は伸ばせないので完成させました。
授業は、特別活動の学級活動の授業。食育をテーマにしようと思っています。後日、具体的に報告いたします。
しかしここで急に疲れが…。30分くらい保健室で横になりました。きっとまだ体が慣れていないのだと思います。
少し休んでから、修学旅行(10月3日、4日)のしおりづくり。これは一からつくりなおさなければなりません。なぜなら、今年から2泊から1泊に変更され、泊まる場所も変わったからです。
これはとうとう終わりませんでした。あと2,3日かかりそう。
9月12日(金)に修学旅行保護者説明会があるので、その日までには子どもたちに指導しておかなければならないので、やっぱり夏休みの間に作っておかなければならないと考えています。
今週末(金・土)には、二カ所(埼玉と東京)で教育講座を依頼されています。今までこんなスケジュールで生きていたのかと驚きつつ、早く体をならしていきたいと思っています。
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今日は人間ドック
今日は人間ドックです。
教師は一年に一回健康診断が法的に義務づけられています。その結果も報告しなければなりません。
ただ、今年は大きな病気をしてX線や超音波等、いろいろなものを体にあびせました。あまりこういったものを体にあびせしすぎるのもいけないのではないかということと、ありとあらゆる検査をしたので、もう人間ドックはやらなくていいのではないかと教育委員会に問い合わせると、書類で報告ができればやらなくてもいい…、ということでした。
ただ、あらためて病院に行って、必要項目をチョイスして報告をもらってくるのも面倒なので予定通り人間ドックをうけることにしました。
教育委員会としては、「ちゃんとやらせています」という証拠が必要なようです。
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心筋梗塞闘病記
心筋梗塞で10日間入院した時の様子をホームページにまとめました。
人生の教訓として忘れないために。
私の夏休みの宿題のつもりで作りました。
よろしかったらおいでください。
そしてみなさんも、どうぞお体を大切にして下さい。
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子どもたちに夢の受け皿を
北京五輪もいよいよ大詰めですね。
そんな中、ここ数日、女子サッカー、女子ソフトボールが大活躍しました。
そしていずれも、「子どもたちに夢を与えることができてよかった」という談話がありました。彼女たちの活躍を見て、「私もやってみたい」と思う子どもたちが増えるといいですね。いや、きっと増えたと思います。
そこであらためて思ったのは、そうか…、最近の選手たちはそういった目的をもってオリンピックに参加しているんだな、ということです。昔のように「参加することに意義がある」などと考えていないのかもしれません。
自分が活躍することで、少しでもその競技の底辺の広がりを目指していること、そしてそのことを目的とすることで、それを自分自身のエネルギーにかえていることを知りました。
さて、最近の子どもたちのスポーツ格差が気になっています。
やりたいスポーツができる子と、やりたくてもできない子の差が大きくなっているということです。
それは経済的な問題と、地域による環境的な問題とがあります。
たとえば、ソフトボールをやりたくても近所にチームがないとか、水泳をやりたくても金銭的にちょっときついとかいうことです。
そしてそれができる家庭・地域と、そうでない家庭・地域との差が大きくなっているのではないかということです。
オリンピックに出ている選手たちがせっかく子どもたちに夢を与えられるようにがんばっているのですから、その受け皿をなんとかするべきだと思いました。
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日本人の死亡原因
9月の教育委員会訪問で授業をするのに、食育についていろいろ勉強しています。
まず、日本人の死亡原因について。
【3位 脳血管疾患】
・脳の動脈が詰まって血液の流れが妨げられる脳梗塞と、脳の動脈が破裂して出血する脳出血である。
【2位 心疾患(心筋梗塞)】
・はい、先月しおちゃんマンがかかってしまった病気です。心臓の冠動脈がつまるという病気。なんと2位です。
そして
【1位 がん】
・人間の正常な細胞が突然変異してがん細胞になり、際限なく急激に増えていく。
この三つで、死因のなんと6割をしめているそうです。
この三つの病気の主な原因が、ストレスと「食」。
特に最近注目されているのが、ストレスにより発生する「活性酸素」だとか。
逆に今まで最大の悪役とされていた、悪玉コレステロールについては、最近そんなに注目されていないというか、研究しつくされたというか。そういった動きだそうです。
それぞれの専門分野では私たちが追いついていけない情報の流れがあるのだと思いました。
とりあえず今回は、「食」についてさらに調べてみるつもりです。
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久しぶりの出勤
昨日、久しぶりに出勤しました。7月24日以来です。
心筋梗塞で倒れてから、土日を含めて21日間休んだことになります。
まず、通勤電車で疲れました。
そして、何もおいていないはずの職員室の机の上にたくさんの仕事の書類が山積みされているのを見て、また疲れました。
ポットの水を飲みながら、少しずつ仕事を進めました。
9月は10月初旬の修学旅行の準備で大変になると思います。加えて、教育委員会の学校訪問があるので、その時にやる授業の指導案作りもしなければなりません。
焦らず、ゆっくり進めていこうと思うのですが、やはり気持ちは焦ってしまいます。
早くもかなりのストレスです。
次は、25日に午後から出勤する予定です。
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心筋梗塞と狭心症の違いは?
松山千春さんが、不安定狭心症で倒れたという最近のニュースがありました。
さて、心筋梗塞と狭心症とはどう違うのでしょうか。
まずは心臓についての基本的な知識を。
・心臓は手の拳ほどの大きさをしており、胸の左側にあります。
・心臓は一分間に60〜80回の収縮を繰り返し、血液と共に全身に必要な酸素や栄養を送っています。
・心臓自身は、三本の血管によって栄養を受けており、これを冠状動脈といいます。
これらを基本として、
○心筋梗塞とは
冠状動脈の狭い部分に血栓が形成され、詰まってしまい心臓の筋肉が壊死(死んでしまった状態)した状態をいいます。
○狭心症とは
心筋梗塞の一歩手前で、完全に詰まってはいませんが、詰まりかけた血管がけいれんをおこすことで、発作がおこります。
松山千春さんは、タバコはやめないと言っていましたが、絶対にやめないと今度は確実に生命に関わる心筋梗塞になってしまうでしょう。
彼の歌は好きなので、まだまだ元気にがんばってほしいと思っています。
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年間4万5千人が亡くなっている
昨晩のテレビで、徳光和夫さんが私と同じ心筋梗塞で倒れた時のドキュメントをやっていました。
私とまったく同じ治療(カテーテル治療)をしていたので、とても興味深く見ていたのですが、そこで言っていたのは、心筋梗塞で年間4万5千人もの人が亡くなっているということです。ゾッとしました。
さらに私の場合、救急車で運ばれた病院から、その日は一度帰宅しているのです。
帰りの駅の階段がとても苦しかったことを覚えています。そしてその晩は両腕がしびれて眠れませんでした。今思うとなんと恐いことをしたのだろうかと。
実は救急車で運ばれたとき、日曜日だったということもあり、6件もの病院で断られて、やっと7件目の遠い病院まで運ばれたのです。そして診てくれた医者も、専門外だったらしく、心筋梗塞であるという診断をしてくれませんでした。
ということでその日は帰宅。翌日大きな病院へ行ってみて、心筋梗塞と診断され、即その日に…、というよりも、その場で車いすに乗せられて入院でした。
ギリギリのところで助かったのだと、あらためて思いました。
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ウェブアルバム
Picasaウェブアルバムを利用しています。
モバイル版は、こちらです。
モバイル版で時々エラーが出るので、新しいウェブアルバムをさがしているのですが、機能・使い勝手でPicasaウェブアルバムを上回るものがなかなかみつかりません。
もう少しさがしてみます。
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「屁(へ)のつっぱり」
柔道100キロ超級で金メダルの石井選手。
さてその中で「屁(へ)のつっぱりにもならない」という言葉が出てきましたが、これはどういう意味なのでしょうか?
インタビューでは、斉藤先生のプレッシャーに比べたらオリンピックのプレッシャーなんかたいしたことはないという意味で使われていました。
「たいしたことはない」という意味が、どうして「『屁のつっぱり』にもならない」なのでしょうか?考えてみました。
「屁のつっぱり」は、「屁の突っ張りは(いらん)」という風にも使いますが、この場合は「おならを止めるつっかえ棒はいらない」という意味になります。つまり、(必要ないものはいらない)という意味ですね。
とすると、「屁のつっぱりにもならない」とは、(必要のないものさえにもならない)(不要以下)という意味です。つまりここから、(たいしたことない)ということになるようです。
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もし倒れなかったら……
この夏、もし心筋梗塞で倒れなかったらと考えると逆に恐ろしくなります。
病気になったからこそ、カロリーコントロールを始めて、計画的な運動をして、体重をコントロールし、新たな病気がみつかって治療し…、といったことができたわけです。
もし病気にならなかったら、こういったことをしなかったわけですから、さらに大きな病気になって、今度こそ命を落とすことになったでしょう。
そう考えると、この夏休みは、悪いことばかりではなかったと考えることにします。
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チームなんだなと…
北島選手二冠!強かったですねえ。
インタビューは100Mの時と比べると地味に感じましたが、実はとても大切なことを教えてくれたように思いました。それは、北島選手をめぐって多くの人たちが動いていたということです。
考えてみると当たり前なのですが、北島選手一人がどうしても前面に出てしまいますので、そのかげで多くの人たちがスタッフとして動いていたことを私たちは見逃してしまいます。
実は教育の仕事も集団的な営みなのです。それを一人の教師の力量だのみにしていたり、個人の責任の問題にしようとしているところに、現在の教育の大きな過ちがあるのだと考えています。
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食育(1)
自分がこんな病気(心筋梗塞)にかかってしまった原因は、次の三つのようです。
A.タバコ
昨年やめてはいるものの、ずっと吸い続けてきたこと。
B.悪玉コレステロール
コレステロールなどが動脈に溜まってしまうことによって、動脈が硬くなり血液が通る道が狭くなってしまった。
C.血糖値の高さ
遺伝的に血糖値が高くなりがちな体質。母は糖尿病の治療をしています。高血糖状態が続くと、体中の細い血管がぼろぼろになっていきます。
BとCは、体質もありますが、やはり私自身の食生活に問題があったのだと思います。現在、カロリーコントロールをしていますが、食に関する情報を得れば得るほど今までの自分自身の食生活のめちゃくちゃぶりがわかってきて反省の毎日です。
さて、今回の経験を子どもたちに「食育」という形でぜひ伝えていきたいと考えています。ということで、現在「食育」について勉強中。昨日も本を二冊購入しました。
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RSS配信情報をホームペーシに表示
たとえばブログの最近の記事をホームページに表示させたいと思っていたのですが、やっとそのサービスをみつけました。
それで、下記のページにこのブログの最近の記事を表示させてみました。
黒猫ブログを、ここに表示させると、下記のようになります。
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声が出ない
入院する一日前から声がかすれて出ないことが続いています。
入院する前からなので、今回の病気や薬の副作用とは関係ないと思うのですが、声の出ない期間が長いので、昨日、耳鼻咽喉科に行ってみました。
いきなり鼻からカメラのついた管を入れられて検査しました。すごくつらかったです。しかし、ポリープ等、なにもできていないし、炎症もおこしていない。つまり原因不明。
ストレスかなあと思うのですが、一応、有名な東京の病院を紹介してもらいました。
教師の場合、声を出すことが仕事のほとんどですので、困ってものだと思っています。もう少し様子をみてみたいです。
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順調な回復
体の方は順調に回復しています。血圧も平常。悪玉コレステロール値や血糖値も下がりました。
薬がきいているせいもありますが、体重を4kg落としたことが原因ではないかとお医者さんは言っていました。
食事制限についての指導も1時間受けてきました。自分の場合、1900kcal/日、とっていいそうです。
1900kcalの事例を見てみると、えっ?こんなに食べてもいいの?っていう感じの量です。
血糖値がかなり高い人は、1600kcalまで制限されるそうですが、自分の場合まだそこまで必要ないだろうとのこと。
ただし、給食が始まるとやっかいです。なにしろ給食1食だけで700〜800kcalもあるのですから。
いずれにしても、今のところ体重や体脂肪率が順調に落ちてきていることは確か。
昨日は、6kmを50分でウォーキング。目標地点(折返し地点)は、入院していた時に、いつも窓から見ていた海岸のモニュメント。
早く退院して、あそこまで歩いてきて、モニュメントの方からこの病院を写真に撮ることが目標でした。それが昨日達成できました。(向こう側に見える建物が入院していた病院です)
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部署文化
早朝ウォーキングで「夏」に出会いました。入院していたので自分にとって初めての「夏」かもしれません。
さて「部署文化」……。
変な言葉ですが、しおちゃんマンの造語です。
どういうことかというと、たとえば病院にはいろいろな部署があるわけですが、それぞれの部署で文化が違うということです。(ここで言う「文化」とは、技術等々も含みます)
今回の入院経験から言えば、たとえば同じ心電図をとる技術にしても、私の場合、急を要していたわけではないのに、ICUの処置はものすごく速いのです。また、看護士の年齢構成もICUの方が若かったです。
部署ごとに違いがあることは当たり前と言えば当たり前なのかもしれませんが、このこと(違いがあること)を意識・自覚することが重要ではないかと思うわけです。
学校現場で言えば、低学年と高学年。
当然「部署文化」は違っていなければなりません。
このことをどれだけ意識して実践しているのかが問題であるということです。
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最初の「あれ」はいいでしょ
昨日はサウナに心臓が耐えられるかの自己流リハビリ。たっぷり水分を補給してのリハビリでした。リハビリは成功。なんの問題もないし、むしろさわやかな気分に。
さて、そのサウナでのベテランの方お二人の会話。
Aさん「最初の『あれ』はいいでしょ」
Bさん「うん、やっぱりいいね」(笑い)
聞いていて、「あれ」ってなんだ??とすごく気になったのですが、この二人には「あれ」で通じているわけです。
なぜ「あれ」で対話が成立しているのでしょうか?それはこの二人に共通した体験があるからです。
さて、最近の子どもたちの関係について「なかなか対話が成立しない」という問題があります。それで言葉の指導を重視していこうとする動きがあるわけですが、本当にそれで(言葉の指導だけで)対話が成立するのだろうか?という疑問が私にはあります。
つまり、先の事例でも明らかなように、対話が成立するための大切な条件は、生活の共通体験ではないかと思っています。最近の子どもたちの間になかなか対話が成立しないのは、この共通体験が不足しているのではないでしょうか。
ということで、生活の共同化ということの重要性を書きたかったわけです。
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退屈とわがまま入院
しおちゃんマンをよく知っている方はご理解いただけると思います。10日間の入院生活が、じっとしていることが苦手なしおちゃんマンにとっていかに苦痛だったか。
治療してもらっているくせにそんなことを言うべきではないと思いつつ、やはり入院生活は私にとって本当に苦痛でした。
【苦痛第1位「点滴と心臓モニター」】
入院中は体中にコードがついていました。まずは点滴。最近の点滴は機械で量や時間をコントロールするので、そのためのコードもついています。そして心臓の動きを遠隔でモニターするための機械。これは三カ所につけていたのでコード3本。これだけ体にコードがついていると、寝返りもできないのです。ストレスを与えてはいけない病気なのにかなりのストレスでした。
【苦痛第2位「9:00に消灯」】
一般病棟は6人部屋。9:00に消灯です。いつも12:00すぎまで起きているしおちゃんマンにとっては考えられない時間。眠れないので睡眠薬をもらったのですがまったくききません。結局、9:00消灯と言いながら、何もできずに12:00すぎまで大きなストレスを抱えながら起きていることになってしまいました。
【苦痛第3位「薄味の食事」】
濃い味付け好きがこの病気の原因であることはわかってはいるのですが、しおちゃんマンは病院食が食べられませんでした。ということで、少しだけやせました。
【苦痛第4位「聞きたくない手術中の話」】
カテーテル治療は、右手首の一部麻酔で行います。つまり、お医者さんのおしゃべりがまるまる聞こえてきます。なのに…、「あ〜あ」とか、「これはひどいね」「あれ〜?」などと聞こえてくるとすごく心配になってしまうのです。
【苦痛第5位「ゆる〜いリハビリ」】
体育会系のしおちゃんマンにとって、5mを2往復歩くといったゆる〜いリハビリは逆につらいのです。シャワーリハビリというのもありました。シャワーをあびることが心臓にとってどのような影響を与えるのか、それに耐えられるのかということですね。こんなの簡単となめていたら、血圧が予想以上にあがっていたようで、すごくかっこ悪かったです。
そして結論。
『退屈と我がままは、健康であることの証拠の一つである。』
(by しおちゃんマン)
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退院しました
ご心配をおかけいたしました。昨日退院しました。
ICU(集中治療室)で3日、一般病棟で7日、合計10日間の入院でした。ただし、あと2週間の自宅での安静を強いられています。
病名は『急性心筋梗塞』。
心臓は、3本の血管によって栄養を受けています。この血管を「冠状動脈」といいます。
心筋梗塞とは、この冠状動脈がつまってしまい、心臓の筋肉が死んでしまった状態をいいます。しおちゃんマンの心臓も、その一部の筋肉が死んでしまったそうです。
もちろん生命にかかわる病気です。最近この病気で亡くなった方は、ラグビー日本代表の元監督、宿沢広朗さんだったと思います。
一つ実感したこと。それは「死」というのはなんの予告もなしに、スッとやってくる場合があるということ。このケースは心の準備がない分、「なぜ?」「どうして?」と、随分と理不尽に感じるものであるということ。
しおちゃんマンは、カテーテル治療をしました。
カテーテル治療とは、右手首の動脈から細い管を心臓の冠状動脈まで通して、つまっている部分を、管の先についている風船を膨らませて血管を広げる治療です。
この治療はうまくいきましたが、映像を見せてもらうと、他にも今後つまってしまう可能性のある場所がたくさんあるということでした。
もうマラソンやテニスはできないのかも……。そして何よりも2学期からハードな6年生の担任がつとまるのだろうか……。
今は、自分の健康に自信がなくなっています。体に自信がなくなったということは、仕事にも自信がなくなったということで……、体のリハビリはしましたが、この2週間は心のリハビリが必要だと思っています。
とりあえず、少しずつウォーキングをしてリハビリ。歩きながらいろいろなことを考えてみたいと思います。
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