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2005年04月30日

富山へ

これから富山に出かけます。

電車で行くので(実は、しおちゃんマンは、飛行機嫌い)、日帰りはきついのですが、駅弁を食べて、本を読みながら…、というのも楽しみの一つです。

とにかく今は、全国の教師達が元気を出さなければならない時代だと思っています。私の話で、元気と勇気をもってくれればと思っています。

では、行ってきます。

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2005年04月29日

連休スタート

連休になりましたが、仕事がたまっているので連休中に出勤しなければならないかもしれません。連休前に3日続けての個人面談があって、放課後の実務的な仕事の時間がとれなかったのが原因のようです。

おっと、それよりも何よりも、明日は富山県に講座に行きます。その準備をまだしていないので、今日は夜遅くまでかかりそう…。

そんな中、尼崎の事故で肉親を亡くされた方が、「運転手を恨まない」「運転手の親御さんの気持ちを考えると言葉がない…」と涙ながらにインタビューで語っていたニュースをみました。こんな悲しみと悔しさは、どこにぶつければいいのでしょうか。

ここにきて、JR西日本の職場体質が問題になってきました。

一方、千葉県の公立学校も今年から数値で教師を評定することになりました。今年度は自己申告制、来年度からは管理職による業績評価が行われる予定です。

これからの教師の目はどこを向くようになるのでしょうか。教育もまた、間違った方向に向かっているような気がしてなりません。

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2005年04月28日

ニュースの情報交換

 尼崎の事故は、大変な事故になってしまいました。亡くなられた方には、心からご冥福をお祈りいたします。

 事故があった翌日、教室で新聞社のホームページの写真を開きながら、事故について知っていることの情報交換をしました。そしてどんなに大変な事故であったのかをみんなで確認しました。

 インターネットに公開された新聞社の記事の写真を見ながら授業をするといった形は昨年からやりはじめて、昨年度の3年生の授業を朝日小学生新聞でも紹介してもらいました

 本校で恵まれているのは、各教室にインターネットに接続できるノートパソコンが配布されていることです。したがって、ホームページをすぐにプロジェクタでスクリーンに映すことができます。

 他県でこのことを話してみると、まずパソコンが配置されていることにびっくりし、それがインターネットにつながることが信じられないと言っていたので、環境的には本市は本当に恵まれているのだと思います。

 さて、授業では、写真を見て知っていることを発表し、次にその写真についての記事を私が読みました。わからない言葉が出てくると、すぐに国語辞典で調べました。今回は初めてだったので、記事についての感想や意見は意図的にとりませんでした。つまり情報交換にとどめました。

 記事について知っている子は、事故について言いたくてしかたがない、といった感じでした。

 悲しくてやりきれない事故でした。子どもたちにも、そういった思いを少しでもわかってもらいたくて授業をしました。

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2005年04月27日

暗誦に取り組む


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声に出して読みたい日本語
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 今年は年度当初から「暗誦」に取り組んでいます。谷川俊太郎さんの詩「たね」から始まり、最近では、「声に出して読みたい日本語」の中から、「付け足し言葉」や「春の七草」「秋の七草」「早口言葉」などに取り組んでいます。

 若い時は、詩や日本国憲法前文などの暗誦に取り組んでいましたが、最近ではめっきりやらなくなっていました。それをやろうと思い立ったのは、最近の子どもたちはあまりにも「話すこと・しゃべること」の力が弱いと感じたからです。

 正しい日本語を使うことはもちろん、「てにをは」や接続詞の使い方が変で、話の意味が通じなかったり、何よりも口をしっかりあけて声を出すことができない子が多いです。

 口をあげずにボソボソと、しかも早口で単語を連発している…、そんなイメージが今の子どもたちにあるのです。

 ということで、この取り組みは、一年間かけて、ゆっくり、じっくり取り組んでいこうと考えています。

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2005年04月26日

お父さんの大変さ

 個人面談が今日から始まりました。年度当初の面談なので、家での様子や、昨年度の様子を中心に逆にろいろ教えてもらう形をとっています。

 時々、お父さんとの関わりを聞くことができるのですが、あらためて民間の方たちの大変さを実感しています。みなさん私よりもずっと若いお父さんたちばかりですが、平日は夜遅くまで働いて、土日の出勤もあたりまえのようにあるようです。

 それでもたまのお休みには、子どもとすごすことを大切にしているというお話をたくさん聞きました。

 子育てや学校教育に無関心であるわけではないのです。時間的にも、気持ちの余裕的にもいっぱいいっぱいの生活をされているのだと思いました。

 このblogが、そんなお父さんたちへの架け橋になれればと思いました。

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2005年04月25日

ゴミの有料化に向けて

 近々、勤務校の市のゴミが有料化されるようです。ただ、どのよう形で有料化するのかは(たとえば袋を有料にするなど)、まだよくわかりません。

 さて、いずれにしても学校のゴミは市が払うわけですが、それを予算化するために、来月から各学校でどのくらいのゴミが出るのかの調査をしなければならなくなりました。

 調査なので、普段よりもかなりこまかく分別します。

 ゴミの有料化については勉強不足でどのように考えなければならないのか、まだ自分の意見が持てていません。もう少し勉強してから、私見を述べてみたいと思います。

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2005年04月24日

今週は個人面談

 今週は、3日間連続で、個人面談があります。

 昨年度、授業時数が足りなくなるという理由で、例年この時期にやっていた家庭訪問がなくなりました。その分は、夏休みに実施したのです。

 しかしやはり年度当初に、保護者の方、一人ひとりときちんと話をするべきではないかということで、この時期に個人面談をすることになりました。

 家庭訪問ではなくて、個人面談になったのは、やはり授業時数を考慮してのことです。

 学力低下問題が騒がれて、学校は授業時数の確保をしていることをアピールしたくて、最近はやたらと「時数の確保、時数の確保」の大合唱です。

 もちろん、時数を確保することは大切なことですが、その前にもっと大切なことがあるのではないかと思っています。それは、子どもたちや保護者のみなさんときちんと向き合って対話をしていくことだと思っています。

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2005年04月23日

授業参観日の1日

 今日は午前中、1年生を迎える児童会活動でした。校内オリエンテーリングをやってから、近くの公園に異年齢グループでお弁当を食べに行きました。天気に恵まれてよかったです。

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(左:校内オリエンテーリングで校長室を訪問)
(右:八重桜の下で、グループごとにお弁当)

 しおちゃんマンは、雨男と呼ばれていますが、私が担当した集会でこんなにいい天気に恵まれたことを考えると、どうやら雨男の名前は名前は返上されそうです。

 午後は、授業参観とPTA総会でした。授業の流れは以下の通りです。

 国語辞典の使い方の学習でしたが、その方法を教え込むのではなくて、「気付くこと」「発見すること」を重視してみました。

 また、調べた事柄から、いろいろな話題が広がるように工夫してみました。

 まず、「春の七草」を調べました。七つの「草」について、なぜ1月7日(旧暦2月頃)に食べるのかの学習をしました。

 また、秋にも七草があることを調べました。これは春の七草と違って、鑑賞する植物です。

 次に、国語辞典の「あきのななくさ」周辺の言葉を並べて、どうしてこのような順番で並んでいるのかを考えました。実は、ここがこの時間で一番大切なところでした。

 そして最後にいくつかの言葉を調べました。調べる前に、どういう意味なのかを予想しました。

 「くるまざ」「むこうはちまき」「しょうぎだおし」です。

 子どもたちのユニークな発想に、おもわず笑ってしまいました。(「くるまざ」は星座だと思っていた子が多かったです)

 私も子どもたちのトークを楽しみながら授業ができました。

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2005年04月22日

新採用教師の厳しさ

 埼玉の若い教師が校舎内で自殺してしまった事件について、教育系のいろいろなメーリングリストで話し合われています。その話し合いの傾向としては、職場の厳しさや職員室の人間関係に言及したものが多いのですが、個人的には、そういったことにのみ、原因を求めることにはあまり賛成できません。

 人が自分の命を絶つことはよっぽどのことであり、プライベートなことから仕事のことまで、様々なことがまざりあってのことだと考えるからです。

 自ら命を絶つことは、けっして許されるものではありませんが、彼の死を素材にして(利用して)職場の厳しさを語ったり、教師採用の問題点を語るのは、たとえそれが原因の一つだとしても、残された関係者のみなさんの気持ちを考えると、賛成できないのです。

 ということで、埼玉の事件とは別に考えたいのですが……、それにしても新採用教師の、研修の多さは尋常ではありません。

 研修報告や授業研究はもちろん、地域によっては、午後は研修のために出張になり、午後の授業は他の教師が進めているというところもあります。担任している子どもたちや、職員室の同僚との関係を切り離す方向で研修を進めているとしか思えません。

 そこまでやるのだったら、担任外職員として一年間をすごす制度をきちんと確立したらどうでしょうか。それを言うと、職員数が足りなくなる云々の話になるのです。

 本市では新しい学校がどんどんできている関係で、来年度は多くの若い若い教師が採用されます。若い人たちの夢とやる気を失わせないような教育行政を強く求めたいと思います。

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2005年04月21日

異年齢グループの活動スタート

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 本日から、異年齢グループの活動がスタートしました。今日は、その顔合わせということで、昼休みに全校児童が体育館に集まって、グループごとにわかれて、自己紹介や簡単なゲームをしました。また、2年生から1年生に、アサガオの種のプレゼントもありました。

 本校は全校児童約170名の全学年単学級の学校です。そこで、各学年から3~4名ずつ9グループにわかれます。

 このグループは毎週水曜日の昼休みに一緒に遊びます。また、歩き遠足でも、一緒に活動します。

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2005年04月20日

カブト作り

 図工の時間に新聞紙でカブトを作りました。季節的に…、ということもあったのですが、実は新聞紙の長方形から正方形を作ることができることを教えたかったということがありました。

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 長方形から正方形をつくる学習は、4年生の算数で出てくるのですが、我々の世代は、算数なんかで勉強しなくても、チラシや新聞紙を使って、日常的に長方形から正方形を作っていたわけで……、今の子どもたちは、そういったことができない…、ということなのです。

 学力というのは、生活と結びついているものであり、机上のトレーニングだけでは向上しないことがこのことからもわかると思います。

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 子どもたちはどの子も、とても楽しそうに取り組んでいました。

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2005年04月19日

しおちゃんマンの手帳

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 今日は、しおちゃんマンの手帳を紹介します。しおちゃんマンは、A5版の「DESK DIARY」を使っています。

 しおちゃんマンワールドのキャラクターのオリジナルブックカバーをつけています。先日、同僚の先生が作ってくれました。

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 朝の、手帳の様子です。右側には、たくさんの付箋(ポストイット)が貼ってあります。ポストイットをどのように利用しているかについては、トップページの右サイドバーの下の方に、西村晃さんの方を紹介してありますので、よろしかったら参考にしてください。

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 放課後には、かなりのポストイットをはがすことができました。しかし、まだまだ仕事がたまっている状態です。

 教師はもっと、こういった仕事術にこだわるべきだと、以前から言っていますし、大切なことだと考えています。

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2005年04月18日

【本】明日の記憶


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明日の記憶
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 若年性アルツハイマーを扱った小説です。

 とても恐くて不安な展開なのですが、なぜか最後はあったかい気持ちになれる話でした

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2005年04月17日

しおちゃんマン、富山に飛ぶ

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 4月30日(土)に、富山県で「しおちゃんマン講座」があります。お近くの方は、どうぞご参加ください。

 以下、ご案内です。

【富生研第13回「春のわくわく講座」】

「子どもと出会う 子どもとつながる 」

■日 時  4月30日(土)
午後1時受付
午後1時30分~3時30分 講座
   3時40分~5時30分 実践交流

■場 所  富山県民会館705号室

■講 師  しおちゃんマン

■参加費  1000円

■主 催  富山県生活指導研究協議会

■問い合わせ先
龍澤 英之 0766-22-2255

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2005年04月16日

不器用だから勉強してます

 今日も、生活指導の学習会に来ています。9:30からなので、今は喫茶店で一息つきながら、モバイルしています。

 私は、あまり器用な方ではないので、勉強しなければ現場の教師としてやっていけない、というのを若いときに自覚しました。

 ということで、今も毎週のように勉強会に出かけたり、自分からも話をしにいったりしています。

 ただ最近、体がきつくなってきたのは事実です。

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2005年04月15日

掲示板の管理

 ここ数日、私が管理している、ある掲示板の運営が大変です。

 私がいろいろな掲示板を運営しているのは、今の社会の中で「つながる」ことがとても重要なテーマになっいると考えているからです。逆に言えば、今は、みんながみんな孤立し、孤独と焦燥の中で追いつめられているのではないかと考えているからです。そんな状況の中で、私の活動がなんらかのお役に立てればと思い、いろいろな掲示板を運営しています。

 しかし、そんな思いで主催している掲示板で、意見の対立によって、逆にみなさんのストレスになるようなことが起きしまうと、いったい自分は何をしているんだろう…と、むなしくなってしまうのです。

 しかしネットのつながりは、きっかけにはなりますが、本当の「つながり」になるとは考えていません。

 大切なことは、その後、どういった「共同」がリアルな形で生み出されていくのかだと考えています。また、リアルな共同をさらに発展させるために、ネットの活動が生かされいくケースもあるでしょう。

 いずれにしても、ネットは自分たちの「道具」として利用するものであって、その中で自分を見失ってしまうことはマズイと思っています。

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2005年04月14日

体操服のゼッケン

 今年の一年生から、体操服のゼッケン(クラスと名前が書かれたもの)をつけないことになりました。二年生以上も「つけなくていいですよ」という感じで、呼びかけていくことになりました。

 写真を撮られて、危険であることが理由です。

 考えてみると、本校は人数が少なくて、教師は全校児童の名前と顔がほとんど一致していますから、そもそも必要なかったのです。

 子ども同士も、異学年グループで毎週活動していますから、問題ありません。

 ただ、すでに体操服につけてしまった一年生の家庭にしてみたら「早く言ってよ!」っていう感じだと思います。こういったことは、前年の入学説明会以前にきちんときめておくべきだったと思っています。

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2005年04月13日

掃除分担

 本校は全学年単学級、全校児童約170名の学校です。

 この人数で、全校舎を掃除するのは大変というか…、つまり物理的に無理なわけでして、どうしても掃除ができない場所が出てきてしまったり、分担された場所を少ない人数で掃除するので、きれいになりません。

 掃除だけでなくて、空き教室が増えるので、その管理も大変です。安全面を考慮して、あいている教室は、必ずドアをあけておくようにしています。

 しかし、本当に校舎の管理や安全を考えるのであれば「人を増やす」、つまり、職員を増やさすことが一番大切なことであると考えています。

 「子どもの人数が少ないから職員数もそれに合わせて少なくても良い」という考えでは、どうしてもこうした矛盾が出てくるわけです。

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2005年04月12日

給食スタート

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 今日から給食がスタートしました。

 こんだては、キャロットパン、牛乳、にくだんご、パンプキンスープ、キャベツのソテーです。

 給食当番が、スープを超大盛りにしてきたので、困ってしまいました。(笑)

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2005年04月11日

地震の朝

 朝の7:20頃、千葉県地方に大きな地震がありました。

 浦安市は震度3程度だったので、そんなに被害はなかったのですが、場所によっては震度5をこえる所もあったようです。

 私はすでに出勤していました。職員室にはあと、教務主任と担任補助教員、そして用務員さんがいました。また、部活動の早朝練習をする子どもたちが数人登校し始めた時間でした。

 幸い子どもたちには怪我はなく、校舎もなんの被害もありませんでしたが、屋上の消化水槽の水が揺れて、なぜか火災報知機が作動して非常ベルがなってしまいました。

 さて、この日は早朝の交通安全指導の当番だったので、7:50から横断歩道に立ちました。

 そう言えば、新一年生は今日から登校なんですね。兄弟のいる子は、お兄さんお姉さんに手をひかれて登校していました。ただ、中には涙ぐみながら登校していた子もいたので、「がんばれ」「大丈夫だよ」と声をかけると、ニコニコしてくれたのでよかったです。

 他の学年の子には「地震の時どうだった?」と聞いてみました。食事をしていた子が多かったです。中にはトイレに入っていた子も。

 また、マンションのエレベーターが止まってしまったと言っていた子もいました。乗っていなくてよかったとも、言っていました。

 交通安全指導が終わって職員室に戻ってみると、電車が止まってしまって出勤できなくなってしまった職員から次々と連絡が入っていました。

 しかし、教頭と教務主任のテキパキとした指示で、遅れる職員のクラスに誰が入るのかを決めました。こういったことがすぐにできるのが小さい学校(全学年単学級)の小回りのきくところですが、一方で人数が足りなくなるというデメリットもあります。

 いつ、どん時に災害があってもすぐに対処できることの大切さを実感しました。

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2005年04月10日

夜桜

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 敷島の大和心をひと問わば、朝日に匂ふ山櫻花

 (本居宣長)

 山桜が日に映えて、輝くように美しく、しかも、なよなよとした優しさこそ、大和心であるという意味。

 最近は、日に映える桜よりも、ライトアップした桜に、みんなひかれるようです。日本人の感性の変化を感じますね。

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2005年04月09日

宮城へ

宮城に向かう新幹線の中で書いてます。これから宮城の仙南支部の組合が主催する春の教育講座で話をしてきます。

ここのところ、講演の依頼が多いです。月末には富山にも行きますし、夏休みは高知にも行く予定です。また、今年も千葉大学で学生さん相手に話をする予定です。

しかし、私の本業は、クラスの子どもたち一人としっかりと向き合いながら指導していくことですから、そろそろこういった依頼は断ろうと思っています。何よりも体がもちません。

また、こんなことをしていると、いつのまにか自分はスゴイ教師だと勘違いしてしまいます。私は職員室の中では、一番のダメ教師だといつも心に言い聞かせていますし、まわりもたぶんそう思っていると思います。(笑)

ただ、どうして、しおちゃんマンの話が聞きたいのかを尋ねてみると、ほとんどの主催者のみなさんが「元気が出るから」と答えてくれます。

私の話は、どちらかというと、失敗談が多いと思います。他の、本をたくさん書いているような有名な先生方のように「うまくやるためには、こうしなさい」といった話はほとんどしません。というよりは、できません。(必要ないとも思ってますし、信用できないとも思ってます)

私の話は、職員室の仲間や子どもたち、そして保護者のみなさんと、頭を抱えながらどうしよう……、とオロオロしながら、それでもそこから様々なアイデアをみんなで出し合いながらがんばってみたという話ばかりです。

したがって、私と同じようにやっても、おそらくうまくいかないし意味がありません。私のメッセージは、「どうやって、みんなと一緒に悩んでいくのか」というところにあるのであって、「うまくやるための方法論」ではないからです。

それでも、私の話で「元気」が出るのだとしたら、たぶん「共感」なのだと思います。つまり、私と同じように悩みながら日々をすごしている教師のみなさんが多いのだと思います。

教育がうまくいかないのは、教育行政に根本的に問題があるのだと思っています。しかし現場の教師は、そんな行政に疑問を持ちつつも、たくさんの批判に堪えながら、日々がんばっています。そういった教師に「元気」を与えられるのであれば、私ももう少し「顔晴って(がんばって)」みたいと思っています。

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2005年04月08日

桜満開、入学式

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 8日(金)は、入学式でした。32名の新入生が入学しました。

 この日は、校庭の桜が満開だったので、入学式の直前に、校庭の「山」の上で、3年生みんなで写真を撮りました。

 そして、入学式本番。

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 3年生は、草野心平の「春の歌」の詩を、呼びかけにして発表しました。

 前日の練習では、なかなか声が出ていなかったので、冬の間暗い土の中でじっと身動きもせずに過ごしてきた蛙が、春の気配を感じて地上にはい出てきた時のうれしい気持ちを簡単に授業してから練習してみると、すぐに大きな声が出るようになりました。

 そして本番でも、生き生きとした声で呼びかけができていました。

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2005年04月07日

出会いは、あわただしくて…

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 2年続けての、3年生の担任になりました。

 7日(木)の始業式…、体育館から教室に戻って、自己紹介。スクリーンに、しおちゃんマンのアニメ画像を映しながら自己紹介をしました。

 次に、子どもたち一人ひとりの名前を呼んで、顔と名前の確認をしました。

 そして、配布している方がびっくりするくらいの大量の配布物を子どもたちに。

○ザ・教室NO.1(日刊通信)
○One for all.All for one(学年便り)
○時間割表(大・小)
○美北としょだより
○ほけんだより 
○家庭調査票(提出は週明けでけっこうです)
○健康調査票(提出は週明けでけっこうです)
○引渡しカード新旧一枚ずつと、説明の手紙(提出は週明けでけっこうです)
○転入職員のお知らせ
○こんだてよてい表
○三番瀬クリーンアップ大作戦のお知らせ(ピンクの紙) 
○教科書(9冊)
<国語、社会、算数、理科、音楽、図工、書写、ほけん、心のノート>

 これだけで、一時間があっという間に終わってしまい。すぐに体育館で入学式の練習。

 子どもたちとゆっくり話ができるのは、週明けになりそうです。

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2005年04月06日

出会い、前日

 いよいよ明日が、新年度の始業式です。

 以下のような日程になっています。

8:40~9:15 着任式、始業式

 この時間に、担任の発表があります。

9:15~10:00 学級指導

 以前は、この時間に「学級開き」といって、子どもたちとの出会いを演出したものですが、最近では、渡さなければならない手紙がものすごく多かったり、連絡事項がたくさんあったりで、なかなか十分な時間がとれないのが現実です。

 また、本校は全校で入学式に出席して、学年ごとに簡単な演技があります。その練習もしなければなりません。(入学式は、翌日です)

 ということで、本当の意味での「学級開き」は来週の月曜日になりそうです。

10:05~10:50 入学式の全校練習

 ここで、2~4年生は下校し、5,6年生は、翌日の入学式の準備をします。

 さあ、いよいよ新年度が始まります。

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2005年04月05日

続・エクセル

 若い先生が、エクセルをベースにして、ワードと花子などのソフトを組み合わせて、きれいな学年便りを作っているのを見て、「こりゃかなわない」と思いました。

 若い世代の人たちは、こういったソフトを「どう使うのか」ではなくて、「どのように利用するのか」のレベルなのでしょうね。

 校長、教頭の次の年齢になってしまったことを昨日書きましたが、あらためて世代の違いを感じました。

 教育の仕事は「集団的なもの」であることを、あちこちで言ったり書いたりしてきましたが、集団的なものであるということは、このようにいろいろな世代の教師がいて、いろいろな考え方の教師がいることが大切なのだと考えています。

 そして、それぞれが、相互に学びあいながら、力量を高めあっていくことが大切だと思っています。

 そのような意味で、学校運営は、教師一人ひとりの「実践の自由」を保障するべきでしょう。

 保護者の「目」を必要以上に意識して、「どの教師も同じように…」といった学校運営は、教師一人ひとりの「良さ」や「力」が引き出されないばかりか、お互いに学びあい、高めあう機会も奪ってしまうのではないでしょうか。

 今年は、若い先生から、多くのことを学びたいと思っています。

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2005年04月04日

上から三番目

 本校の出勤簿(出勤したら印を押すもの)は、経験年数順に綴じられています。

 それで、今日気がついたのですが、しおちゃんマンは、校長、教頭の次に、本校で経験年数が多い職員になってしまいました。教務の先生よりも、経験年数は上なんですね。

 それをみんなに話したら「え~??」と、言われてしまいました。

 どういう意味だろう???

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2005年04月03日

エクセル

 いつまでたっても習得できないソフトが「エクセル」です。

 テストの平均点を出すことにしか利用していないのですが、研究会の名簿を作る仕事が回ってきたので、これをきっかけに勉強しなおしてみようと思って本を買ってきました。

 ただ、こういったことの繰り返しなんですよねえ。しばらくたつと、また使い方がわからなくなってしまうのが、このソフトの特徴です。

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2005年04月02日

全生研セミナー

 朝から東京池袋に「全生研セミナー」に来ています。午前も午後も、教室で「荒れる」小学生とどう向き合うのかの実践を分析したり、シンポジウムで考えたりしました。

 たくさんのキーワードがあったので、一気に紹介はできませんが、今後、いろいろなところでお話ができると思います。

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2005年04月01日

新年度準備

 実は31日から、机・椅子を各学年の児童数に合わせて移動させたり…の、新年度の準備が始まっています。

 今日(1日)は、新しい職員を迎えて、本格的な新年度準備がスタートしました。

 新しい学年はすでに決まっているので、新年度のクラスの名簿を作ったり、学級・学年便りを書いたり、ワークやドリルの購入準備をしたりしました。

 学校全体としては、校務分掌が決まったので、それぞれの担当から職員会議に提案する原案を作ったりしました。

 始業式は7日、入学式は8日です。この間、かなり忙しい日が続きます。

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