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千葉県の子どもなのに……
給食で「落花生」が出ました。
ところがなんと、子どもたち(3年生)の中に「落花生」を知らない子が……。
どうやって食べるの?だとか、中に何が入ってるの?だとかの質問が出たので、目がテンになってしまいました。
どうやら殻つきの落花生に、初めてお目にかかった子がいたようです。
殻や皮がむけている、いわゆるバターピーナッツならいつも見ているようなのですが……。
職員室に帰ってそのことを他の先生に話したら、低学年の子はやっぱり知らなかった子が多かったようです。
あと、笑ったのが、二つ入っていることを得をしたと喜んでいた子がいたという話。
千葉県の子どもたちなのに、なんたること…(笑)
はい、千葉県はいわずと知れた落花生の名産地です。
国内では、なんと77%が千葉県で生産されています。
もっとも、浦安市の場合は、「千葉都民」などと呼ばれているように、千葉県人としての意識はあんまり……。他県からの新しい住民の方もどんどん増えている市ですので。
市内にあるディズニーランドも「東京ディズニーランド」と、「東京」がついちゃってるしなあ。
で、落花生のことですが、知らなければ教えてあげればいいと思っています。
いけないことは、「子どもが知らないということを、おとなが知らないでいる」ということだと、いつも思っています。
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あやとりは奥が深い
低学年の先生が「あやとり」に取り組んでいたので、あやとりを得意とするしおちゃんマンがいくつか教えてあげました。若い先生はしらない人が多いようです。
ところがこの「あやとり」…、とっても奥が深いのです。
19世紀末期に始められた調査で、オーストラリア、太平洋諸島、極北圏、南北アメリカ、アフリカの人々がたくさんの種類のあやとりを伝えていたことがわかっています。
また、150年以上前、ニュージーランドのマオリの人たちは神話・伝説を語り、あるいは歌いながら、その情景を表すあやとりを次々と作っていたそうです。
さらには、豊かな農耕収穫を祈願する儀式の中で成人男性があやとりを演じた例や、「癒し」の儀式の中に「あやとり」が用いられた例も報告されています。
このようにあやとりは、遊びだけでなく、宗教的・芸術的にとても貴重な世界遺産と言えるわけです。
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