« 現場を消耗させる間違った競争主義 | メイン | 教師管理はどこに向かっているのか »

2008年06月16日

意図的な学力低下宣伝

はたして、「学力」は他国との順位の比較で「低下」したと言えるのでしょうか?

もしかして、文科省やマスコミが騒ぐほど日本の子どもたちの学力は低下してはいないのではないだろうか?という疑いをどうして持たないのかと思うのです。

ところが、授業時数の増加等々、学力向上をうたった文科省の取り組みを見ていても、到底本気ですべての子どもたちの学力を向上させるつもりはないことは明らかです。

国・文科省にとっては、学力が高い子は、ほんの一握りの子どもたちだけで十分であるという「ハラ」が見え見えです。

意図的な学力低下宣伝と、それにともなう授業時数の増加は子どもたちのためではなく、実はすべて現場・教師の管理が目的であると言わざるを得ません。

私たちの苦しみは、こうした意図的に進められているものから生まれてきています。

実践・教育相談はゲストブックにどうぞ。

wrote by しおちゃんマン

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://shiozaki.info/mt/mt06-tb.cgi/1946

コメント

おはようございます。
先生の思いのついでに、自分の子供の様子を書かせていただき、私の辛い思いの吐き出しをさせてもらいました。わたしと同じ体験をされている方々に読んでもらえるとうれしいです。
現場・教師の管理をされているような気がいつもするとなると、誇りの持てる仕事という感じじゃ無いですね。うちの息子が、登校を促す先生が来ると、先生の顔を見たくなくて、布団の中で「もう、ほっといてくれよー」と言いましたが、 そんな感じですかね。登校を促す先生の態度が尋常じゃ無かったです。なんとしても、連れ戻すんだと言う感じでした。普段の先生の様子も、自分のうさを子供に出して居る感じがするので、うちの息子は、どんなに優しい理解のある先生にかわっても信じなくなりました。

投稿者 とんきち [TypeKey Profile Page] : 2008年06月16日 06:36

コメントしてください

サイン・インを確認しました、 さん。コメントしてください。 (サイン・アウト)

(いままで、ここでコメントしたとがないときは、コメントを表示する前にこのウェブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)


情報を登録する?