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2008年06月10日

「小学校最後の〜」という言い方

6年生を担任しているので、「小学校最後の〜」という言い方をよくしてしまいます。

小学校最後の運動会、小学校最後のプール……等々。

ひねくれて聞けば、それがどうしたの?という感じなのですが、教師はもちろん、まわりの大人たちは、今年はよくこの言い方を口にします。

さて、小学校最後の〜という言い方に、私たち大人は子どもたちに対してどのようなメッセージを発信しているのでしょうか?

一つは、一日一日を大切にし、一つひとつに全力をつくしてほしいということです。これは、小学校最後の年であろうとなかろうと同じことなのですが、もう二度と帰ってこない日々について、今年は説明しやすいということです。

二つ目は、来年度から新しい世界(中学校)に入るのだから、やり残しのないように、という思いです。中学校入学まで、あと10ヶ月。あっという間にその日はやってきます。そしてその日がくるまでに、これまでのことに悔いのないようにして、新たな気持ちで中学校でがんばってほしいという思いです。

大人は、自分たちがそう感じているのだから、当然子どもたちもそのように感じているはず、感じるべきといった勘違いをしていることがよくあります。

しかしそれは子どもたちにとっては大きなお世話だったりするので、大人はもっと自分たちの思いを子どもたちに説明するべきだと考えています。

実践・教育相談はゲストブックにどうぞ。

wrote by しおちゃんマン

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コメント

おはようございます。

小学校最後の○○・・・。
確かにひねくれて聞けば、それがどうしたの?という感じなのかもですね。
でも、大人は子供に話す時なのですね。^^

投稿者 とんきち [TypeKey Profile Page] : 2008年06月10日 09:38

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