« 休日出勤を強いる新採指導員 | メイン | 今年度は熱く! »

2008年04月06日

メモ回しの禁止をめぐって

昨日土曜日は、千葉の地元で学習会。好きで学んでいるとは言え、さすがに疲れが体に残っています。今日、ようやく休みになったという感じ。ジムで走って、サウナに入って、夕方まで昼寝…、といった、しおちゃんマンにとっては贅沢な一日をすごすつもりです。

さて、昨日の研究会で、高学年の女子のメモ回し・交換日記をどう考えるかというテーマで活発な討論が行われました。

いじめの温床になるので禁止するべきだとする意見(実践報告ではメモ回しが原因で仲間はずしが行われ、はずされた子は不登校になっています)、メモを回すことでコミュニケーションをとろうとする子どもたちの気持ちにまず共感して話し合うべきだという意見、ルールを決めればいいのではないかという意見、子どもと話し合う内容ではないという意見…、若い人たちも活発に討論に参加していました。

こういったことをとりあげて真剣に話し合うことは、教師ではない方たちにはなかなか理解できないのではないかと思っています。
「そんなことは教師の一声で禁止すればいい」
「そんなことを考えている時間があったら、勉強をしっかり教えてほしい」
といった声も聞こえてきそうです。

しかし、そうではないところに教育のむずかしさがあるわけです。これは生活指導の問題であると同時に、学習活動・学習生活が成立するということはどういうことなのかといった大きなテーマの問題でもあるからです。

ゲストブックはこちら。右サイドバーのしおちゃんマン_7からも開けます。

wrote by しおちゃんマン

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://shiozaki.info/mt/mt06-tb.cgi/1874

コメント

おはようございます。
私は、中学のとき親友がイジメられているのに助けなかった傍観者でした。ちゃん和解することが無かったので中学を卒業した後悲劇がおこりました。
息子の学年でイジメ問題がひどくなり、県から委託されて仕事をしている人ですが、イジメ体験を講演する人の話を学校で聴講しました。
その話はとっても怖かったです。辛かったです。
それから後に、自分の夢に他人でしたが、私の目の前で頭に火をつけらた人の夢をみました。わたしは、いつまでも傍観者だった事を忘れてないんです。今になって、カウンセラーと向き合っています。イジメは、イジメられている人もイジメている人、傍観者全部を苦しめているんです。たくさんの人にわかってほしいです。

投稿者 とんきち [TypeKey Profile Page] : 2008年04月06日 09:59

子供の話を邪魔せずに聞く事は大事だと思います。大事に聴く。子供が大人に心を開く一歩だと思います。大人子供問わずに、人間はそうあるべきなのだと感じます。

投稿者 とんきち [TypeKey Profile Page] : 2008年04月06日 13:34

コメントしてください

サイン・インを確認しました、 さん。コメントしてください。 (サイン・アウト)

(いままで、ここでコメントしたとがないときは、コメントを表示する前にこのウェブログのオーナーの承認が必要になることがあります。承認されるまではコメントは表示されません。そのときはしばらく待ってください。)


情報を登録する?