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2年目研修の授業を参観して
昨日は、学年の「教師2年目の先生」の研修授業でした。道徳の授業を展開し、教育委員会からも担当の指導主事が参観しました。
最近は、○年目研、○年目研…、と、ずうっとこういった研修が続きます。こうやって上から教え込もうとしているようですが、残念ながら教師というのは、こんな研修では育たないのです。
教師は現場で育ちます。子どもから教わり、職員室の仲間から技を引き継ぎ、一方でお互いに高め合うものなのです。そういった意味で、職人集団だと言えます。
上からの研修の満足度をいつか聞いてみたらどうでしょうか?私の知る限りでは、そのほとんどは、役に立たない(リアルでない)と言っています。
にもかかわらず、思わず苦笑いしてしまうのが、こういった研修の場になると、やたらと「上から目線」で指導したがる管理職やベテランがいることです。遠目に見ていて、ちょっとかわいそうになってしまいます。
私たちベテランは若い人たちに比べて−あたりまえですが−、情報量は豊富です。ゆえに、その情報や経験はしっかりと引き継ぐべきでしょう。
しかし、逆に若い人たちからこそ学べるものがあるはずです。そんなスタンスに立てない人は、残念ながら子どもたちもついてこないものです。
さて、昨日の2年目の先生の道徳の授業には感心しました。授業内容ではなくて、教師と子どもたち、そして子どもたち同士が信頼関係で結ばれていることがうかがわれたからです。ゆえに子どもたちが安心して発言していました。
今大切なことは、こういったことなのです。道徳の授業がどうのこうのといったことは、それはそれで大切だけれど、第一義的な問題ではありません。
--2/3浦安シティマラソン(ハーフ)完走目指して--
1/23 9.5km/h 5km/205km 31分
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wrote by しおちゃんマン
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コメント
「若い人たちからこそ学べるものがあるはずです。」ですが、子どもたちの年に一番近いのは若い先生です。情報は伝え合うべきですよね。
経験をつめばつむほど、子どもたちとの距離は離れていくのは当然のことですね。いつまでも経験主義ではやつていけないのがこの仕事です。(どの仕事でも一緒ですが)
ゆえに常に学習を積んでいかなければなりません。しかしそれは上からの研修ではないことは言うまでもありません。
投稿者 しおちゃんマン : 2008年02月02日 09:37
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