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2007年11月09日

お山づくりと落とし穴

理科の、流れる水の学習のために、収穫を終えた花壇を使って班ごとに山を作りました。砂場の砂山では、水の流れがわからないので花壇を使いました。

山は大きければ大きいほどいいのですが、子どもたち(小5)はどうすれば山が大きくなるのかあまり知らないようでした。そこで、てっぺんをパンパンと叩いて平らにして、その上に土をのせて、それを繰り返していけば、山は大きく、高くなっていくことを教えました。

子どもたちは大喜びで山を作っていました。基本的に子どもたちは、どろんこ遊びや、こういった遊びが好きなのだと、あらためて感じました。

その時ある子が、「落とし穴、つくっちゃおうかな」と言いながら土を掘っているのを目撃しました。

落とし穴…。最近の子どもは作っていないのだろうな…、と思いました

まず、作る場所がない。

次に、そんなものを作ったりすると、大きな問題になってしまう。いや、正確に言うと、大人が大きな問題として扱う。下手をすると、警察にまで通報されてしまうことさえある…。

自分らの頃は、落として・落とされて、それぞれが、いい意味での「いたずら」を楽しんだものです。そしてその中で「かげん」を覚え、越えてはいけない「セン」を学んできたのだと思います。

もちろん落とし穴をつくればいいという問題ではありません。コトはそれだけの問題ではないことは言うまでもありません。

大切なことは、子どもたちが自然に身につけてきた様々な力や価値観を、今は意図的に大人が教えなければならない時代になってしまったことを自覚することだと思っています。

---ランニング日記-----
11/7 7.5~9km/h 5km/32km 38分/259分

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wrote by しおちゃんマン

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