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2007年03月17日

卒業式前の職員へのスピーチ

金曜日は全校をあげて、卒業式の準備をしました。それが終わってから、私たち6年生職員が準備のお礼としてのスピーチをすることになっています。私が代表して話をしました。

どんな話をしようかと、かなり前から考えていたのですが、結局話をする準備が整わず、その場のアドリブで挨拶をさせてもらいました。

内容は、この一年間を振り返りつつ、月曜日の卒業式は、子どもたちを送り出す日であると同時に、私たち教師が、教師としての誇りを手に入れる日にしましょう、ということ。

年々難しくなっていく子どもたちの指導、そして学校・教師に対するバッシング。

そんな中で私たちはいつのまにか教師としての誇りを失い、胸をはって子どもたちの前に立つことができなくなっているような気がしています。

そんな時代であるからこそ、学校みんなで育てた子どもたちを送り出す日にこそ、もう一度胸をはってみようではないかということです。

話が終わってから、こんな話をあの場で聞いたのは初めてだったという声を聞きました。実は私も初めてです。普通、あの場では準備のお礼と、当日はよろしくお願いしますという簡単な挨拶ですませるものなのです。

しかし、あえて空気を読まずにあんな話をさせてもらったのは、私自身のこの一年間の思いでもあります。

職員に伝わったのかどうかはかなり不安なのですが。

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最後の授業

金曜日は、教室での最後の授業でした。

と言っても、1~4年生とのお別れ会や、卒業アルバムの配布や、通知票の配布などをしていたらあっというまに時間がすぎてしまい、話ができたのは20分くらいでした。

内容は、「失敗」について。

小さな失敗は、大きな教訓を残すので、若いときは大いにした方がいいということ。

遠回りの人生は、たくさんの経験ができるので、挫折と考えないで、前向きに遠回りしてほしいこと。

大きな失敗は、大切な友だちがきっと寄り添ってくれるので、落ち込まないでがんばってほしいこと。

そんな話をしてみました。

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