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保護者との共同
今年度も残り少なくなってきましたが、今年は本当に保護者のみなさんに支えられた一年間だったと実感しています。
しかし今の日本の教師の一番の悩みは、保護者のみなさんとの関係をどうするかだと聞いています。特に若い人は大変なようです。「理不尽な要求をしてくる困った親」といった言い方が日本の教師の間で広がっています。一部マスコミもそういった面をあおる傾向さえあります。
一方保護者の方も、学年はじめの出会いの日から(まだ何もしていないのに)学校や教師に対して批判的な目を持っており、私たちはまずそこからスタートしなければならない状態です。
それぞれが子どもたちのことで同じように頭を抱えているのに、それぞれがそっぽを向いているといった構図です。
しかしそれが何かのきっかけで向き合えた時に、ものすごい教育力を発揮します。
そのために私たち教師はもっと子どもたちのことを語り、保護者のみなさんとまず「事実の共有」をしていく必要があります。つまり、良いところは「良い」、足りないところは「課題」として保護者の方にきちんと知らせる必要があります。そしてその「事実」をめぐって、それぞれが何ができるのかを一緒になって考えていくことこそが大切なのではないでしょうか。
それぞれが困っていて、その責任をお互いのせいにする時代はもう終わりにしたいと思っています。
wrote by しおちゃんマン
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