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2006年02月24日

原田選手帰国

トリノオリンピックフィギュアスケートの荒川静香選手の金メダルでわきかえっていますが、一方ジャンプ代表の原田雅彦選手が23日帰国しました。

1994年リレハンメル五輪団体戦で金メダルを逃すことになった失敗ジャンプ。

98年長野五輪団体戦では金メダルの原動力となる137メートルの大ジャンプ。

そして今回の失格。

期待感とがっかり感、喜びと感動、そして怒りと失笑、これだけ私たちの感情を動かしてくれた選手はいなかったのではないでしょうか。

マスコミは、
「苦しんだ末につかんだ5大会連続の五輪。しかし、今回ばかりは原田の経歴に華やかな1ページを加えることはできなかった」
と書いていますが、今回の失格も含めて、彼の活躍?は私たちの記憶にしっかりときざまれています。

なぜ彼はこんなにまで私たちの気持ちを動かすのでしょうか。

それはおそらく、私たちも持っている人間としての強さと弱さをわかりやすく競技で表現してくれたからだと思います。そこに私たちは自分を投影させて共感するのかもしれません。

ゆえに今回の失敗についても、「なにやってんだ!」と腹を立てながらも、どこかで彼を許している自分に気がつくのです。

心からご苦労様。そしてまだまだがんばってほしい選手です。

wrote by しおちゃんマン

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» 原田さんお疲れ様 from 熱血!! ☆ダッシュマン☆ 鈴木孝明の日々2
あのジャンパー原田が引退した。ちょっぴり悲しいけど、でもいつかはある話だから・・・。 [続きを読む]

トラックバック時刻: 2006年03月21日 02:45

コメント

以前団体で金取ったとき、感動しました。
あの年齢でも上を目指す姿勢は、見習うべきだと思っています。
今回は少々後味の悪い感じでしたが、これからも日本ジャンプに貢献して欲しいですね。

そういえば、荒川選手、メチャクチャ感動しました!フィギュアの3人はみんな素晴らしい演技でしたね。

投稿者 スモッカ : 2006年02月24日 09:39

 荒川選手の余裕の金は感動的でした。オリンピックの傾向と対策がしっかりできていた結果だそうで。見習いたいです。一方、「挑戦しちゃった選手」は結果が残せませんでした。こちらも反面教師として勉強になりました。

投稿者 Y : 2006年02月24日 11:24

日本が荒川選手で盛り上がっているときに、あえて原田選手に注目しているところが、しおちゃんマンらしい。

投稿者 カッシー05 : 2006年02月24日 18:50

原田選手らしい、終幕。人間的でいい。
あのくらいの余裕が他の選手にも欲しいですね。あの場を楽しむ事が見る者にも演ずる者にも必要ではないでしょうか。
その結果として、メダルがついてくるような気がします。
安藤選手の、この舞台に出れたことが凄いことだから、あとは楽しみたいという言葉に共感しましたね。で、楽しく演じられたのでしょうか。
荒川選手は素晴らしい。体がぶれない。あの演技は若い選手の良い手本になったと思いますね。カーリングの選手の素直な笑顔など、みんなみんな素晴らしかったです。

投稿者 aksk : 2006年02月24日 20:19

>スモッカさん
長野はすごかったですね。そういえば、船木選手はもう出てこないのかなあ。

>Yさん
スタッフのはたらきもすばらしかったのだと思いました。

>カッシー05さん
あいかわらずのへそまがりかも。
ところでブログ書かないの?

>akskさん
おそらくメダルが少なかったことに対するバッシングがあちこちで起こるのでしょうが、強くするためにはどうしたらいいのかを前向きに考えていけばいいのではないかと思っています。スポーツなのですから。

投稿者 しおちゃんマン : 2006年02月25日 07:08

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