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消防署の雑学
消防署見学で、子どもの質問にはヒヤヒヤします。消防署の人たちを困らせる質問をどんどんするので…(笑)
子どもたちが質問した中で、消防署の人たちも答えに困ってしまった内容について調べてみました。
●消防車はなぜ赤いのか
「道路運送車両の保安基準」で消防自動車にあっては朱色とすると定められているからのようです。
一般に消防車は赤と言われていますが、法規上は朱色なんですね。
消防車が赤とされた理由は定かではありませんが、外国から輸入した蒸気ポンプや消防車が赤であった事から、私たちの国の消防車が赤色となったというのが一般的な理由のようです。
それに、赤色は注意力をひく色であり、炎の赤を連想させ警火心を起こさせるというのも理由のひとつだそうです。
●なぜ「119」なのか
国産第1号の電話機が作られたのは、グラハム・ベルが電話機を発明(1876年)した翌々年の明治11年(1878年)でしたが、明治20年(1887年)の末ころに電話による火災通報が始まりました。
その後、大正6年(1917年)に火災報知用の専用電話が制度化され、大正15年(1926年)に自動交換方式が採用されました。
このときは、一刻を争う緊急の電話であることから、ダイヤル時間の短い番号としてダイヤル112番が火災報知専用の番号とされました。
しかし、ダイヤル方式に不慣れなためか誤接続が多く、昭和2年10月1日(1927年)から地域番号として使われていなかった"9"を使うこととし、今日の119番が誕生したということです。
消防署の人たちは次のように説明してくれました。ナルホドと思いました。
つまり、ダイヤルする時、まず急いでいるので、すぐにかけられる1番。
そして気持ちを落ち着けるために、ダイヤルが少し遠い、9番。
119番をかけるときには、落ち着くことが大切であることをこの説明で教えてもらいました。
ちなみに、昭和62年(1987年)に11月9日が119番の日と制定されています。
wrote by しおちゃんマン
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