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鉛筆対談05/2学期編
久しぶりに「鉛筆対談」をやりました。
「鉛筆対談」とは、二人組みで一枚の原稿用紙に、文章で「おしゃべり」をすることです。
書くことが楽しくなる(書くことに抵抗がなくなる)ことが目標です。
「鉛筆対談」には、次の六つの約束があります。
1)絶対にしゃべってはいけない。
2)話題をそれない。
3)ふつうに話すように書く。
4)相手の文を読んでから書く。
5)相手の質問にこたえる。
6)正しく、読める字で書く。
今回のテーマは「将来の夢」。15分間で書きました。
二人の男の子の対談を紹介しましょう。思わず笑ってしまいました。
(A君とB君の「鉛筆対談」)
A:しょうらいの夢は?
B:ない……。おまえは?
A:決まってない。おまえ…、なんかあるだろう。
B:ないってば。
A:ないの?じゃあ、対談できないじゃん。ちなみにオレはまだ決まってないけど、芸人かプロゴルファー。おまえもなんか一つ言えよ。たとえば芸人とか。
B:それじゃあ一応、サッカー選手。
A:イメージと全然ちがうな。じゃあ、好きなサッカー選手は?
B:いない。
A:いないんじゃなくて、知らないんじゃないの?
B:ピンポーン。大当たり。
A:やっぱな。
B:おまえも、芸人かプロゴルファーか、どっちか選べよ。
A:じゃあゴルフとる。だって、芸人とったらビンボーになりそうだから。
B:なんでゴルフとるの?
A:ゴルフの大会があって、いっぱい賞金があるから。
B:へぇ~~。
A:へぇ~じゃねえよ。なんか言葉を返せよ。対談が続かないだろ。
B:だったら、ふ~ん。
(おしまい)
wrote by しおちゃんマン
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トラックバック時刻: 2005年12月08日 20:48
コメント
あはははっ!! (≧▽≦)
まるで、チョットしたコントですね。
子ども達の普段の会話って、そばで聞いていても、結構おもしろいですよね。
それが、そのまま文字になると・・・・なんだか、さらに、おもしろいです。
投稿者 びろみマン。 : 2005年12月08日 07:26
サッカー、ゴルフ、お笑い芸人、子供の目に止まりそうな職業ばかりですね。夢があってイイと思いました。特にサッカー、ゴルフは日本人の若い世代が世界で活躍できる時代になりました。もっと若い世代がもっともっと世界で活躍していくのかと思うと、楽しみです。
投稿者 スモッカ : 2005年12月08日 09:20
>びろみマン。 さん
ボケとつっこみになっていますよね。子どもたちに楽しませてもらいました。
> スモッカさん
夢をもてないのは子どものせいではなくて、私たち大人の責任なんですよね。子どもたちが夢が持てる社会にしていきたいですね。
投稿者 しおちゃんマン : 2005年12月08日 18:12
鉛筆対談とってもおもしろそうですね。
クラスの子供たちにやってみたらどうなるんだろう。やってみたら報告しますね。
投稿者 こし : 2005年12月08日 18:52
>こしさん
ぜひお試しください。
これは、綴り方運動の時代からあった実践で、私も先輩から教えてもらったものです。
子どもたちも楽しみながら学習できると思いますよ。(^^)
投稿者 しおちゃんマン : 2005年12月09日 07:00
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