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長音の指導(中)
さて、問題なのは、「え段」と「お段」の長音表記です。
先週子どもたちに(小3)、この□の中に何を入れたらよいかと質問してみました。
え□ご け□さつ せ□せき て□でん へ□たい め□れい れ□てん
3年生ですから、ほとんどの子は「い」と答えました(正解)が、やはり何人かの子どもたちが、いくつかの言葉に「え」をつけてしまいました。
「え段」をのばす時には、のばした時の母音をつけるのではなく、「い」をつけるのです。つまり、
<え段では「い」をつける>
えいご けいさつ せいせき ていでん へいたい めいれい れいてん
ということになります。
ところが、ここで困ることは、「え段」には発音通りに書く特例があることです。その言葉を子どもたちに考えさせて見ました。
<「え段」で発音通りに書く特例>
ねえさん ねえ
現在、広告表示などで、「え段」の長音表記をわざと「え」と表示することが目立ってきました。子どもたちの混乱の原因の一つになっているようです。
さて次回は、最大の難関…、高学年でも間違える「お段」の長音についてです。
今週の金曜日に「お段の長音の授業」を、教育実習生の前でやる予定なので、みなさんにお知らせするのはそのあとになりそうです。もう少々お待ちください。
(つづく)
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長音の指導(上)
子どもたちの作文を読んでいると、まだ「長音」の表記が正確にできていない子が何人かいたので、1年生の時を思い出して、「長音」の表記について復習しました。
まず、あ段、い段、う段については、のばした時に出てくる母音をつければいいことを確認しました。つまり、
<あ段の長音表記>
かあさん さあかす たあざん なあに? はあもにか らあめん わあるど
<い段の長音表記>
きい しいと ちいず にいさん ひいらぎ みいら りいだあ
<う段の長音表記>
くうき すうじ つうしん ぬうどる ふうせん むうど ゆうれい
ここまでは、どの子も理解できていました。
しかし、問題なのは、「え段」と、「お段」です。
実は、子どもたちがいまだに間違えているのは、この「え段」と、「お段」なのです。
「え段」の長音表記については、次回に書いてみます。
(つづく)
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