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全生研大会「一般分科会(2)」
学校づくり(小学校)分科会では、2本の実践レポートを分析しました。
レポートの内容とその分析については、全生研として検討中なのでまだオープンにできません。
ということで、レポートと少し離れたところで私が学んだことについて書いておこうと思います。
それは、学校がいつのまにか「評価する・される」の関係だけで成り立ってしまう時代になりつつある…、ということを実感したということです。そして多くの教師がそれをどうとらえていこうかと頭を悩ませているということです。
教師は子どもを評価し、子どもや保護者が教師を評価し、管理職は職員を評価し、教育委員会は学校・管理職を評価し…、それがすべて数値化されて評価されていく時代になりつつあるようです。
これって…、なんか寂しいというか、人間同士の関係ってそんなことだけじゃないと思うし、数値化された評価は、数値化できない関係を崩してしまう感じがするのです。
逆に言えば、教師が数値で評価される時代になってやっと子どもたちの気持ちがわかったということかもしれません。だとしたら教師は、数値評価を超えた関係を子どもたちと結んでいくことを考えていく必要があると思いました。
これは子どもたちに媚びることではないと思います。教師として子どもと信頼関係を結んでいくということの意味を、あらためて考え直していく必要があるということだと思います。
教師と子ども、教師と保護者、子ども同士、保護者同士、職員同士が、人間として大切なことでつながっていく(それが何かはうまく言葉では表現できないのですが)ような学校にしていくためにはどうしたらいいのか…、これからさらに考えていこうと思っています。
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【書籍】あなたの子どもを加害者にしないために
「非行」と向き合う親たちの会のサイトを通して知り合った、中尾英司さんの新刊本を紹介します。
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全生研全国大会【ちょっと変わった書籍】
大会で、ちょっと変わった本を発見。「こわい話」シリーズです。
しおちゃんマンは、保護者の方から「夜、子どもが夜眠れなくなるので、恐い話はしないでほしい」と連絡を受けたので、それ以来恐い話はしなくなりました。
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