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教師の仕事を数値で評価できるか
千葉県も今年度から教師の評価制度がスタートしています。ただし今年度はまだ「自己申告(自己評価)制」です。
簡単に説明すると、自分を各項目について3段階で評価し、それを元に管理職と面接をして、その評価結果を教育委員会に報告するというものです。
来年度以降は、この形をそのまま続けるのか…、または東京都の一部の地域のように管理職が評価してそれを給与や人事に反映させていく形にしていくのか…、は検討中とのことでした。
さてそれとは別に、「学校評価」と称して保護者を対象にアンケートの形で学校を評価してもらうという取り組みを本校では独自に学期ごとに行っています。項目は8項目で、4段階評価です。
これは本来学校全体の評価をしてもらう取り組みなのですが、結果は学年ごとに集計されるので、単学級の本校の場合、それがそのまま「保護者による担任評価」になってしまうわけです。
保護者はそれがそのまま担任評価に間接的に結びついてしまうとは考えていないと思いますし、各担任もそれが自分の評価だとは考えていません。しかし、やはり学年ごとの評価は気になる……、ということです。
幸いどの学年のアンケート結果も、ほとんどが3点台で、最初はホッとしていたのですが、しばらくして「これはなんか…変だぞ」と気がつきました。
それは、「自己申告評価制度」にしても、「保護者による学校評価アンケート」にしても、教育の仕事を数値で、しかも短い期間(学期ごとや一年間)で評価できるのか…、ということです。
さらに言えば、教育の仕事は、教職員集団(教師個人ではない)と保護者、そして地域が一緒になって進めていくものだと私の場合は考えていますので、教師を個人的に評価したり、評価されたりということにとても抵抗があります。
これらのことがクリアーされない限り、現行の教師評価制度や学校評価アンケートは、職員室に気まずい雰囲気を生み出せても、教育力を高めることはできないと考えています。
wrote by しおちゃんマン
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私の所属する自治体では、
1,2年前から毎年はじめに
学ぶ力の育成・自立自己実現の支援・校務分掌
の3つの分野で目標を決めて、中間報告と目標の達成状況を
... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2005年07月25日 00:47
コメント
トラックバックをさせてもらいました。
あまり中身もなく、よんでもらっていませんが
実は、教育MLでもお世話になっております。
いつもROMばかりですが。
よく読ませてもらっていますし、
実践も参考にさせてもらっています。
いつもありがとうございますj。
投稿者 siro : 2005年07月25日 01:08
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