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2005年07月17日

女王の教室で思い出したこと

このドラマの第3話を観ていて思いだしたことがあります。

私が教師一年目の年、管理職のやり方があまりにもひどいので職員会議でそのことを抗議しようと若い仲間たちで決めました。(その内容がなんだったのかは忘れてしまいました。)

最初の発言は私がして、そのあとにみんなが続くという段取りを決めていたのですが、いざ私が発言すると誰も何も言わなくて、私だけ浮いてしまったという事件です。(笑)

職員会議が終わってから、どうしてあとに続いてくれなかったのかをみんなに問いただすと、

「しおちゃんマンの言い方があまりにも過激だったので、ついていけなかった」

と言われてしまいました。(苦笑)

私の場合、このパターンがけっこう多いです。

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女王の教室で3000アクセス

このblogのアクセス数が昨日なんと3000アクセスを超えました。いつもだいたい200アクセス前後なので、びっくりしてアクセス解析をしてみると、YAHOOで「女王の教室」と検索するとこのblogが上位に出てくることが原因のようです。

このドラマについてはあまり詳しく書いていないので、検索してこのページに来てくれた皆さんにはなんか…、申し訳ないような。ただ、トラックバックしてくれている方がたくさんいるので、それぞれのページに飛んでくれたらいいな、と……。

このドラマの主題はなんなのかを考えていたのですが、下記の関係者の発言を読んで、やっとわかりました。(「関係者」った誰なんだろう??)

関係者は「天海さんが厳しい大人を演じて、世の中の不合理とかを説教くさくなく斬ったら爽快じゃないかな、と思いました」と起用の理由を説明。そして「昔の小学校には鬼教師がいた。子供たちが世の中の厳しさをどこで学んだらいいのかを考えても怖い大人は絶対必要。先生と闘って成長する子供たちが大人たちを変えていく。『大人たち、しっかり!』という提言も行っていきたい」。(SANSPO.COM )

ナルホド…、そういうことだったんですね。

「世の中の不合理」「世の中の厳しさ」の中で勝ち残っていく力をつけるのか、それとも、そんな世の中を変えていく力をつけるのかが現場では大いに論争になることだと思います。また、厳しさ(で)教えるのか、ケアーを重視するのかという問題もあります。

保護者の皆さんの多くは、「勝ち残っていくチカラ」または、「負けないようなチカラ」(学力含む)をつけてほしい…、つけるべきだと思っているのだと思います。「学力低下問題」もそういった思いがあるから大きな問題になってしまうわけです。

また、世の中を変えるのは、学歴とお金を勝ち取った「勝ち組」(この言い方は好きではありませんが)なのか、それとも切り捨てられた「負け組」が変えていくのか、というのも、歴史的・思想的な論争になるのだと思います。

いずれにしても、学校というのは、いろいろな職員(教師だけでなく)がいた方がいい、というのが私の持論です。また、世の中を教えるのは学校だけでなく、「地域」であるとも思っています。

一つひとつが大きなテーマなので、今回はこのへんにしておきますね。

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