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2005年01月26日

合同学校訪問の授業

zishin.jpg
 県と市の教育委員会の合同学校訪問の授業が終わりました。授業はまず、左の写真を見て、どんなメッセージが伝わってくるのかを学習。そしてこういった一枚の写真だけで、いろいろなメッセージが伝えられることを学習。
 次に、そのことを生かして、今度は自分達でテーマを決めて、写真を撮ってみることをみんなで決定する。という授業で、総合的な学習の授業でした。
 この写真は、スマトラ沖地震・津波で8歳の自分の息子を失ったインドの男性が、その息子の手をとって泣いている写真です。
 しおちゃんマンは、この写真を見たときに、とても大きなショックを受けました。それで子どもたちにもそのままこの写真をぶつけてみようと思ったのです。

指導案を県の教育委員会に送ったところ、そこでは、「これは3年生にはむずかしいのではないか」という意見がほとんどだったそうです。

ところが授業では、私が「もう次にいきたいから、ストップして」とお願いするほど、どんどん子どもたちから意見が出ていたので、指導主事さんもびっくりしていました。

「この写真は私たちに何を伝えたかったのでしょう」という発問に対して、子どもたちはそれぞれの意見を出していました。悲しさ、悔しさ、恐ろしさ、復興協力の呼びかけ…、そういったメッセージを子どもたちの自身の言葉で発言していました。

中でもびっくりしたのが、「写っていない人の気持ちも伝わってくる」という意見です。子どもたちってすごい…と思いました。

次の時間は、今度は子どもたちが、いろいろなメッセージを伝えるために写真を撮ることになっています。

wrote by しおちゃんマン

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コメント

写真は、文字にないメッセージをつたえますね。心に焼きつきます。
写真がなかったら、逆にどういう風につたわるのか。違いもどう感じるか、ったら、興味深いと思いました。

投稿者 Pまま : 2005年01月27日 06:25

文章や写真など、一つのものをはさんで相手にメッセージを伝えることって、やっぱりむずかしいですよね。時には、芸術になるくらいですから。

「情報」をテーマにした授業でしたが、多くの方に追試してもらって、さらに深めて欲しいです。

投稿者 しおちゃんマン : 2005年01月27日 18:39

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