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2004年09月23日

【本】夜回り先生


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夜回り先生
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「非行」と向き合う親たちの会のWebを主催しています。その掲示板では、子どもの「非行」で悩む親たちが集い、心からしぼりだすような語り合いが展開されています。そしてこの語り合いそのものが、現代の日本の社会へのメッセージになっていると考えています。

そんな関係から、いつかこの本を読んでみたいと思いつつ、今日まで読めませんでした。やっと本日購入し、書店からの帰りの喫茶店で一気に読みました。

読んでみて、まず水谷先生の生きざまに驚くと共に、「この人は悲しいくらい本気で生きている」と感じました。この本のテーマ・キーワードは「いいんだよ」だと思うのですが、逆に水谷先生にその言葉をかけてあげたい思いにかられました。しかしその瞬間、そんな言葉をかける資格は自分にないことに気付いて恥ずかしくなりました。水谷先生の行為・行動には賛否両論あるかと思います。しかしその「本気」には誰も意見できないのではないでしょうか。

私は同じ教師としてここまで本気で生きているでしょうか?同じことをするということではなくて、その「本気さ」を問わなければなりません。常にどこかで妥協しながらごまかしたり逃げたり、そんな繰り返しのような気がしました。

残りの教師生活を「本気」で生きていけるのか自分自身に問い直された本でした。

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秋分の日

小さい頃、春分の日と秋分の日をずっと「新聞の日」だと思っていました。少し大きくなったら、今度は春分の日と秋分の日の区別がつきませんでした。次に、この日は、昼と夜の時間が同じだと聞いて、意味がわかりませんでした。

ということで、秋分の日というのは、私にとって小さいころから不思議な日だったので、いろいろ調べてみました。すると……。

秋分の日は「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ」ことを趣旨として、1948年公布・施行の祝日法によって制定されました。1947年までは、秋季皇霊祭という祭日で、仏教各派ではこの日「秋季彼岸会」が行われ、宗派問わず、お墓参りをする人が多いということです。

昼と夜の長さが等しいということについてですが、ある年の秋分の日9月23日の東京での日出・日没の時刻は5:29と17時38分だったそうです。つまり昼の方が18分長かったらしいです。

実はこれは太陽が点ではなく大きさを持っているからのようです。つまり太陽の一部が水平線の上に出ればもう日出であるのに対して、日没は太陽が全部沈んではじめて日没になります。ですから日出・日没が太陽の中心点が水平線から出た時・沈んだ時であるのなら昼と夜の長さは(ほぼ)等しくなりますが、実際には太陽の大きさの分だけ昼が長くなってしまうということらしいです。

従って、ほんとうに昼と夜の長さが等しいのは春分の数日前・秋分の数日後で、3月17日、9月27日頃が、ほぼ昼と夜の長さが等しい日になっているということでした。

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