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2008年09月14日

今求められているのは悩むことができる教師だ

札幌での学習会を終えて、本日お昼の飛行機で千葉に帰ります。日程はけっこうハードでしたが、まったく疲れを感じなかったのはなぜだろう??おそらくとっても充実した時間がおくれたからだと思います。

ホテルの朝食はバイキングで、カロリー計算をしなければならない身なのに、ついつい食べ過ぎてしまいました。お昼はみなさんが気を使ってくれて和食のランチにしましたが、これがまた贅沢な内容でした。夜は、居酒屋さんでごちそうになりましたが、さすが北海道の海の幸はおいしくて、これまたついつい食べ過ぎてしまいました。

食べたことばかり書いてしまいましたが、学習内容もとても充実していたと思います。

私自身が参加者のみなさんから学んだのはまず、経済的な不況の中でそれがそのまま教育問題に直結しているということ。

その中で北海道の教師たちは正直すぎるくらいのまじめさで子どもたちにきちんと向き合っていること。ゆえにその分、悩みが大きいこと。

悩みが大きいことは恥ずかしいことではないし、むしろ子どもたちと一緒に、そして職員室の仲間たちと一緒に悩むことのできる教師こそ、今求められている教師ではないでしょうか。堂々と、子どもたちと、仲間たちと一緒に悩み続けようではありませんか。

悩みなどないような顔をしている名人やカリスマなどと呼ばれている教師は必要ないのです。「できる教師」なんかにならなくていいのです。教師はかっこ悪い方がいいに決まっています。そんな教師にこそ、子どもたちや保護者は信頼を寄せてくれるのです。

北海道の全生研のみなさんお世話になりました。ありがとうございました。

教育実践交流・悩み相談はゲストブックにどうぞ。

コメント (2) /トラックバック (0) /wrote by しおちゃんマン