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幸せ値
Picasaフォトアルバムにモバイル版があることを初めて知りました。さっそく私の携帯サイトにリンクしてみました。
最近は猫たちの写真をとることが多いのですが、猫にとっての幸せは、毎日の変化のない暮らしの中で、のんびり、のびのびと暮らすことだと誰かから聞きました。逆に、急激な変化、たとえば新しい生き物がくるとか、部屋の配置が変わるとか、そんなことが大きなストレスになるそうです。
続・三丁目の夕日をレンタルして観ました。
人としての幸せってなんなのだろう?と私たちに問いかけているように思いました。もちろんそれはお金で買えるものではありません。お金よりも大切なことなど私たちのまわりにはあふれるほどあるはずです。
しかしそのお金が、人と人との関係性を規定してしまう社会。お金の力で決められた関係性は、私たちの「幸せ値」(しおちゃんマンの造語)を狂わせてしまうのではないでしょうか。大分の教員採用をめぐっての事件しかり、このところ立て続けに起き続けている食の偽装事件しかり……。
私たちの世代は、お金にウルサイことは卑しいことだと教えられてきました。私たちの親の世代は、お金が「幸せ値」を狂わせてしまうことを知っていたのだと思います。
しかし一方で、最近では「貧しいながらも楽しい我が家」と言えない問題が起きています。つまり、貧しいことが生きていくことさえも許されない世の中になってしまっているような気がするのです。そしてその責任は自分で負いなさいといった日本になっていないでしょうか。
そろそろこの国は、歩いていく方向を変えなければならないのではないかと、最近特に強く思います。
コメント (2) /トラックバック (0) /wrote by しおちゃんマン